2013年 の投稿一覧

秋の自然を満喫

来年1月のチェックデザイン講習会に申込み有難うございます
残り2席になりました

この週末、山の家の冬じまいのために八ヶ岳へ行ってきました

今年は紅葉が少し遅いようで、木々がとてもきれいでした

帰り道でも秋色パッチワークの様な山を満喫しました
運転していたので写真はありません~


この滞在に合わせて、家のそばで大きくなってしまった木を切る作業もありました

手伝ってくださったのは地元のSさん

退職後、奥さんの両親の世話をしながら野菜作りをしているSさん

奥さんも手伝いに来てくださいました
お二人の息の合ったチームワークとやり取りがとても楽しそう~

小枝を切ったり、短く切ってもらった薪をつんだり、私たちも良く働きました~

屋根にたまったカラマツの枯葉も落して、帰りには水を抜いて冬したくをしました木を切る本番は来年3月頃
この家が建った35年前は背丈ほどだったカラマツが今では30mにもなり
幹の太さは両手を回しても届かない位になり
これを切るのは専門家がしてくれます~

これほど大きな木、何か役に立たないかといろいろ調べましたが
結局材木として使ってもらえることは無く、薪としてもらってくれるだけ助かるようです
カラマツは油が多いので、通常の薪としては不向きだとか
それでも、細めの物は暖炉用に残ります

自然の中で体を動かす機会が増えそうです~

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チェックデザイン講習会のお知らせ

ここ数年冬ものが出てくる頃になると、白黒の千鳥格子やグレンチェックを多く目にします

このグレンチェックの背景をご存知ですか?

世界中のアパレルにこれほど貢献したチェックは無いと言われているグレンチェック
正式には Glenurquart(スコットランドの言葉でアーカート渓谷の意)いう名前があり、1840年代スコットランドのハイランド、ネス湖のほとりに広がるアーカート渓谷の領主さんが自分の領地のチェックが欲しいとデザインしたものです。 当時 氏族だけがタータンを持つことを許されていたため、氏族ではない領主は自分のタータンが持てなかったという事情がありました。

そんなスコットランドチェックの発達の裏には悲しい歴史もたくさん
先日、アメリカ原住民のナバホの歴史を伺った折りにも、権力の下には、人知れず悲しい人々の暮らしがあったと聞きました。レ・ミゼラブルの話の民主主義獲得の道筋にも、多くの命の犠牲がありましたね
国は違えど、どこも同じ様な道をたどって、現在に至っているのですね近代では、だれでもがオリジナルタータンを持てるようになり、その数は6000とも7000とも言われています

このようなスコットランドチェックを基本とした、手織のためのチェックデザイン講習会を致します
千鳥格子・グレンチェック・タータンタイプと3つの課題に分け、夫々の基本と応用
手織りという枠の中でオリジナルチェックのデザインが出来るようになるための講習です
実例もたくさん用意しています

日 時  2014年1月18日(土)19日(日) 10:00 ~16:00
場 所  手織工房タリフ
講習料  23000円(含 糸600g)
定 員  8名詳細はこちらをご覧ください

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耳糸、横曲り 縦曲り 両曲り

先日、手織教室はたおとの丹治先生が工房を訪れて下さいました

ツイードを織るために織った布を実際に見て、糸を選びをされるためでした

手織りの経歴も長く、いろいろな事をご存知で、私たちも色々教えて頂きました

組織織りをするときに、経糸の端の糸が織りこまれないことがありますが
このトラブルを避けるために、
英語ではCatch Thread とか Floating selvage と呼ばれ
両端の経糸を綜絖に通さないでおく糸をつくります

これは組織織が多い洋のものだと思っていたら、
日本でも『耳糸』と言われ同じことをするそうです

横曲り(よこまがり) 縦曲り(たてまがり) 両曲り(りょうまがり)
マットの様に経糸をきつく張って緯糸で経糸を隠していくような織は 『横曲り』
縦吉野の様に経糸が強く出るのは『縦曲り』

平織りや綾織りの縦横同じ様に糸が組み合わされるのが『両曲り』
英語で言うBalanced setですね

日本語を知りませんでした!

ちょうどX機でマットを織り始めたWさん
試行錯誤をしていましたが、ヒントを教えて頂きました~

お買い上げ頂いたチェビオットでツイードを織られたら、ぜひ見せて頂きたいです~

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アフガン編み講習

毎月第2水曜日の午後、手織工房タリフでbaru先生が来てくださって編み物教室をしています

今月13日水曜日はアフガン編みミニマフラーの講習をしてくださいます


11月 13日 13時から
講習料 3000円
 使う糸は 並み太程度の太さ 40g 
 アフガン針 8号
 持っていない方は先生が用意してくださいます

ご希望の方は左のアドレスにメールしてください

 
先生は手紡ぎの糸で編むことをメインに教えていらっしゃいますが
このニットクラスでは、市販の糸で編み物の本の作品の編み方等も教えて下さいます

みんな違うことをあれこれ楽しんでいます~

実はこのクラス、私が教えてもらいたくて始まりました
中々作品が出来上がらないのですが、それでも先生がついていて下さるので
最後まで続けられる・・・ もうすぐセーターが出来る予定

メンバー募集しています  一緒に楽しみませんか?

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工房のお出かけはナバホ織りの講習へ

3連休の初日、工房の生徒さんの希望者と上田市まで行きディベさんでナバホの講習を受けてきました
講習といっても、ネイティブアメリカンの人たちが守り続けている織について知る程度
入口を見つけた、ということでしょうか

関越の事故渋滞に巻き込まれて、予定より1時間遅く到着
直ぐ、工房の壁に飾ってあるナバホの方々の作品やディベさんの作品を見ながら話しが始まりました。
夫々の柄が意味するもの、山や岩、虫、等、それがどのようにナバホの人たちに意味があるのか・・・

アメリカの歴史として、コロンブスが大陸を発見してからのことがほとんどだけれど
その前からそこに暮らしていたインデアン、何もない砂漠に追いやられた暮らしの中で
言葉で語り継がれてきた独自の文化、それが織りを通して形になった物なのでしょう

形や技法ではなく、ナバホスピリットを理解して情熱を持っているディベさん
なんとなくスコットランド魂に引っ張られている私と重なるところがあるみたい

いつも見るだけだったナバホスピンドルもやらせて頂きました

やって見せてくれたディベさん、次々話しが出てきて気が付けば自分で楽しくなって紡ぎ続けている
本当に好きなんですね~

ドロップスピンドルの様に腕が疲れないという感想も聞かれました
スピンドルは大きいけれど細い糸も紡げるそうです

ナバホ織を試せるように3つ経糸をかけて用意していてくださいました
ちょうど6人、2人ずつ交代で織ってみました
(織れたものの写真を撮るの忘れた!)

三角の模様はちょっとしたコツできれいに織れることがわかりました

解るととってもロジカル
そこまでわかるのにディベさんはとても長い道のりだったそうです~
それなのに、そんなに簡単に教えてもらっていいのかしら???

『マウンテンにして~』 しないと 『ウエストになる』
緯糸を山形にして打ち込まないとウエストみたいにくびれてしまう~
と言うより簡単でとってもわかり易い
マットを織る時の私の口癖になったりして・・・

出来るようになるまで2人で確認しながら織るのも、また楽しい~

まだ最初の所で時間切れになったので、続きはディベさんが東京に来られる日に合わせて、タリフで教えて下さることになりました
最近はマット織りも人気なので、参考になることが沢山ありました

私たちのために作品や糸、織機など沢山用意してくださってありがとうございました
往復340kmのドライブも楽しかったです~
(軽井沢あたりの紅葉がきれいでした)前回の記事に書いたクマクラさんのX機ですが、
今日、クマクラさんの前社長さん?のHさんが様子を見に寄って下さいました
機を持ち帰った時にたたみ方がはっきりわからず、電話で伺うということが有ったので
心配してくださったんですね

折しもマットのための経糸を巻き取り始めるところ
私のやり方でよかったのですが、女巻きを外せるとのこと
そうすれば織機の中に椅子を入れて綜絖通しが出来ると言われて納得!
狭いところにはまって綜絖通しをした前回の写真は違っていたのですね~

Hさんのご自宅がご近所だったので、以前からお話しすることがありましたが
気にかけて頂いて、嬉しかった
有難うございました~~

プレビューを残して投稿ページを閉じる失態のため、すっかり日付が変わってしまいました
もう少しで終わりというところだったのに・・・

明日(もう今日ですが)は週末の代わりに講習があります
また新しい1週間が始まりますね~

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とても良い織機です

先日静岡まで受け取りに行った織機を使ってみました

織機はクマクラ織機製作所のX機85型

織った物は組織織のサンプル
幅79cm組織は9種類、このタイプのサンプルは度々講習しているのに、自分で織るのは初めてでした

織機の中に座って綜絖通し ここへ座る前に必要なものは揃えておかないと・・・

一度ばらして再度組み立てただけですが、特別な調整もほとんどなし
筬かまちの高さの調整をするのは初めてでしたが、コツがわかるととても織り易いし
とてもきれいに織れ、体も楽です~

巻き取りレバーがとても力強く、今までの様に巻き上げると
ウールにしては経糸のテンションが高過ぎます
歯車を一つゆるめて織りました~

時々間違えたので思いのほか時間がかかりました
自分で思っているより集中が続かなかったようです 悲しいなぁ~

これはリクエストを頂いたので、キットにしたいと思っています
もう少し試行錯誤したいので、お待ちくださいネ

そして、『私は織らない』と言い続けていた娘がいつしか織りはじめ、
空き時間と織機があいている時を見計らって好きな物を織っています
蛙の子はやっぱり蛙!

友人の出産祝いにあげたいとガラ紡の綿糸でバスタオルを
ちょうど空いたX機で2日間で織りあげました

折しも、友人宅でなんと1974,12の文字がある同じX機に出会いました

亡くなられたお母様の織機を組み立てを見てほしいと前から頼まれていました

何度かのお引越しを経て、大きなものは全部揃っているようですが
ネジが無かったり、金属がさびていたり・・・

私達の手に負えず、クマクラさんに連絡してメンテナンスをお願いすることになりました
先代が作られた織機のようですが、きっと丁寧に見てくださるでしょう

一通りの道具が揃っていて、手織りを楽しまれた友人のお母様がしのばれました

どちらも、うれしい織機との出会いでした

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寒くなってチェックが人気です

涼しくなって、お友達からのリクエストなどが多くなったのでしょう
生徒さん方の作品にも熱が入ります
他の方に差し上げるものというのは、より良い物をという向上心が働いてとてもいいですね

最近、またチェックが人気
手織りを始めて間もないお二人がェックを織っているので、それを見て刺激されたのでしょうか・・・

千鳥格子をベースに応用デザインを織りながら、織機の使い方に慣れて行きます



次がグレンチェックです

Kさんのウールと絹のストール
とても苦労してきれいに織られました

一度8枚綜絖に挑戦してみたいと大きな千鳥格子
目の前のレバーの操作なので難しくないです~

Yさんのブランケット
Kさんと同じ組織なのですが、色が違うと、とても和の雰囲気、


Wさんはカシミヤでお友達のリクエストに合わせた色で織りました


Iさんの布がバックになりました

ご自宅で織られたマフラーに合わせてバックも一緒に妹さんにあげたいと、しばらく前に織った布がバックになりました。

きちんと織れているので柄合わせもきれいですね

仕立てはミシンの腕前を上げている私の娘M
皆さんが頼んでくださるり経験値を上げています~
お陰様です~~
**予告**

リクエストを頂いているので
来年1月に手織りのためのチェックデザイン講習会をする予定です
日程は決まり次第お知らせいたします

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作品展 3つ

今週、休みの月曜日と講習予約が無かった今日、作品展を3つ見てきました

まず月曜日は、手織教室はたおとを主催されている丹治好一氏の作品展
この教室の生徒さんが2年前の私の作品展に来てくださったことから、教室のことを知り
ちょっと興味を持っていました
ウールも織られるということですが、今回の作品は絹の着物
経糸に色を入れ、畝織にすることで、格子にみえるとてもきれいな作品でした
ちょうどお客様が途切れていて、、いろいろとお話しを伺うことが出来ました

少しずつ解ってきた絹のこと
経糸は群馬200という糸、緯糸は座繰りの糸を使って織られているということ
手で、引いた糸の方がふくらみがあって良いものが織れるそうです
男性らしく、緻密に積み重ねられ洗練さが光っていました

さすが140人もの生徒さんを持つ先生だけあって、お話し上手で楽しかったです
今日が最終日でした

金曜日に予定していたお出かけでしたが、台風の影響で天気が悪くなりそう
それなら、と今日は講習予約が入っていなかったので、作品展をはしごしてきました

出不精の私にしては珍しい・・・

紡ぎやニットでお世話になっているBaru先生が始められたスプラングの作品展
2013スプラング展+ユパンキ工房展
詳細はbaru先生のブログ
ユパンキ工房のHP
スプラングについてはこちら 

ずっと前にデンマークのインが―に紡ぎを習いに行った時に話を聞き、写真を見せてもらったことが有ったので、スプラングの事は少し知っていました

でも、様々な技法を使うと、いろいろな模様を織りだすことがわかって面白い
違う種類の糸や太さを組み合わせると同じ技法でも全く違うものになります

昔々、機織りや編み棒を使って編むことが発達する前に工夫されたものだと聞いたことがあります
簡単な道具で糸から布を作る知恵だったのでしょうね

面白さに魅了されて続けてこられた作家さんの気持ちが伝わってきました~
こちらは26日までです

午後は、陶×布×フェルト展 こちらも今日最終日でした
松島しづさんと志織さん母娘と陶器作家さんの作品展

小さなマットを連れて帰りました

お目にかかったことは無いのですが、この方がきっかけでマットを織ることの楽しみを知りました
ピーター・コリンウッドの技法で織られたマット
それに、細い糸を手紡ぎされ、絹と合わせて織られた作品はとてもとても繊細
糸を愛おしむように布に織られた優しさがあふれていました

会場にいらした志織さんと沢山お話しさせていただいたら、
共通の知り合いの名前が何人もつながり、初めてお会いした気がしない・・・

志織さんが作られるフェルトの犬もまたとても繊細でやさしい

作品展のご案内を頂いても出かけられないことが多いのですが
出かけて良かったです~

気が付けば、5か月ぶりに電車に乗りました
なぜ解る? 
スコットランドへ発つ直前二出かけた後入金したsuicaにそのまま残っていました

気分も一新、沢山刺激を頂きました~

先日やってきた織機に経糸をかけたので、織り始めます~

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紹介して頂きました

10月10日発行のフリータウン情報紙『ほのぼのマイタウン』で私の手織りを紹介して頂きました

自分では余り手にして読むことが無く、お恥ずかしい限りですが、
住んでいる地域のことが良くわかります

Mさんが1人で取材(もちろん写真も)編集していらっしゃるそうです
しかも、長い間続けている・・・ 発行人の熱意は凄い

私と同じように、一つのことを続けている方にお会いできて嬉しかった

短時間にお話しできることは少ないのですが、
ホームページ等をとてもよく読んでくださって
上手にまとめて下さいましたそれに比べ、思っていることを上手に言葉に出来ない自分がとってももどかしい~
実は、このブログもとっても時間がかかっています
ネットに出す言葉の責任も思うと、とっても難しい、でも情報は出さないと伝わらない・・・

おっと、そろそろ切り上げないと。。。
今日も講習です~
ちょっとお出かけの折りに捜してみて下さい

置いてあるのは
小平、東久留米、東村山、清瀬、西東京市の金融機関(銀行、信用金庫)・
郵便局・スーパー(西友、ダイエー、いなげや、オザムなど)・
公共施設(市役所、公民館、地域センター・図書館、ホールなど)・
病院、喫茶店、ギャラリー、スポンサー店等

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糸が入荷しました

台風の雨風がひどくなる前に糸が届きました

在庫の箱から大きなコーン巻きが無くなり
商品棚から100g巻きを使って2カラーマフラーを準備していた色もあり
これでしばらく安心です

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