父の念願だった郷里のお墓参りの旅に付き添って行ってきました
長く暮らしてはいないけれど、幼いころの思い出や
郷里に寄せる思いは年を追う毎に強くなっているようです
車を降りてから山道を登らなければできないお墓参りも、
10歩歩いて休み、途中で座り、やっとたどり着きました
道の脇には土佐文旦の木
大きな実が沢山ついていて重そうでした
人に合う両親をホテルに残して、高知在住の叔母の案内でドライブへ
高速なら早く行けるのですが、海沿いのクネクネ道を行きました
出かけることが少なくなった叔母も久しぶり海を見たと喜んでくれました
目的地はここ 中土佐大正町市場 めし屋浜ちゃん
迷子になって尋ねた地元の人は『市場じゃないよ~』と言ったけれど
ここに上がった魚を売ったり食べさせたりしている
朝上がった鰹を食べさせてくれる
高知で食べる鰹とも味が違うと叔母も大満足
大根の煮物も素朴で美味しかった~
注文でたたきを作っているところ
子供のころおばあちゃんがたたきを作る手伝いをしたことを思い出しました
藁がないので、むしろを解して燃やし、表面を焼いたらすぐ氷水に入れる
今は氷水に入れるとエキスが出てしまうので、焼いた後くるんですぐ氷で冷やすのだそうです
冷やさずに暖かいまま食べるのも美味しいとか
氷が無かった時代に日持ちさせるために表面を焼くようになったのではないかと
親類の一人が話してくれました
届くといつもおばあちゃんが喜んでいた”うるめ”
まだおばあちゃんが土佐にいた頃、送ってくれた中菓子を見つけました
届くと割れていることが多かったなぁ~
私が買ったのも、荷物を倒してしまったため、細かくなってしまいました
私にしては珍しく食べるものもう一つ
土佐のベーカリーカフェの人気だそうです
固めのフランスパンとあんこ組み合わせ
アンパンより食べるのに時間がかかるので長く楽しみました
こんなべーカリーが地元にあったらいいなぁ~
叔母も一緒に泊まった宿で、94才の叔母が大きなお風呂から出るのがとても大変で
やっと上がったものの、しばらく動けなかったり
ちょっと病院のお世話になった父
空港では車いすのお世話になり、年寄りとの旅行の大変さを体験しました
体験しなければ解らないこともいろいろ、
またそれを説明しても理解されないことが多々あることを知りました
どこまで年寄りの希望に寄り添うのか、ここが難しいですねさて、展示会で販売を始めた『いろいろな綾織り』
予想外の反響でご注文が続いています 有難うございます
糸のご注文件数も多く、毎日発送担当は頑張っています~
昨日は夏から待っていた糸がスコットランドから届きました
展示会で頂いた織りのご注文もあるので、仕事モードに戻しましょう
2014年 の投稿一覧
展示会の写真
木曜日の夕方ウェブショップで『色々な綾織り』の販売を始めましたが
次のお昼までに11冊のご注文を頂きました
待っていてくださったんですね
有難うございます
その後もご注文を頂いています
と~ても、うれしい
頑張った甲斐がありました
まだ不十分なところがあるとおもうので、もっとわかり易い説明を心掛けたいと思っています
先日の報告では写真がまだカメラの中でしたので紹介いたします~
この展示会のメイン
この組織サンプルは、生徒さんの一人が織るために準備していましたが
仕事の都合とご家族のことで来れない日が続いたので、私が織らせてもらったもの
Aさんとの合作です
冊子の中の写真と同じようによろけて見える杉綾をかけました
隣りは小さな♥がかわいいSeedのマフラー とFinnish twill
奥にみえるのは冊子の中に掲載している組織サンプルです
チェックと出していませんが、必ずあるのが
スコットランドチェックのコーナーです
チェックキットの見本もずら~と並びました
Fさんが、昨年ご注文頂いて織ったジャケットを着てきてくださいました
いつも夏の終わりの八ヶ岳でのBBQの立役者
山男は体ががっちり、とてもお似合いでした
ちょっとほっとしたところで、今度は家族の用事が続いています~
近々スコットランドから糸が入荷する予定
円安で益々仕入れ値があがり、どうしようかなぁ~ とは思いますが
この糸を楽しむ方がふえているので、 とりあえず現状で頑張ってみましょう~
展示会終わりました
展示会にご来場いただい方々、ありがとうございました
展示会の片づけと会期中に頂いたご注文の発送、それに家族の用事も重なり
報告が遅くなてしまいました
この展示会に間に合わせた2冊目の冊子『色々な綾織りを
沢山の方にお買い上げいただき有難うございました
今日ウェブショップでの販売を始めました
冊子の内容の実物をご覧いただきましたが
片隅に作ったスコットランドチェックのコーナーも、人気でした
今はスコットランドが人気のようですね
チェックやその背景にあるスコットランドの文化や歴史の話もたくさんしました
色やデザインが抜群で婦人服を仕立てをしている友人姉妹は、
『凡人だから規則性で勝負している・・・』と言う私に
『規則性を作ることに特化しているから凡人じゃないでしょ』と・・・
そうですね、
何か新しいことを考えるときは、すぐ何かの規則性を付けたくなります
私には、規則性が無い手織りはとても理解が難しく、織り難い
スコットランド文学の先生も興味を持って話をしてくださいました
ちゃんと理解していなかったスコットランドの歴史認識を知ったり
彼らのアイデンティティーの違いを教えて頂いたり、
先生がご存じなかった現地の人々の暮らしをお話ししたり、楽しかった~
この先生を紹介してくれた若い英文学を勉強している娘の友人との話も楽しかった~
これからの交流がとても楽しみです
最終日の終わり近くに来てくださった青年とは、
布の完成度や規則性のある織りについて
また手織りを教えることの楽しみなど、手ごたえのある話をしました
若いパワーはいいなぁ~
興味を持って下さる方がいると、私の話は止まりません~
会場のガレリアMのオーナーも、とても興味を持ってみて下さいました
このギャラリー
とても場所が良く、借りるのに細かい制限などなく
空いていれば前日搬入もさせてもらえてとても良心的
私のような、『田舎のネズミ!』にとっては、とても気さくなオーナーで助かります
表通りから少し路地に入った所で、お勧めです!
秋は来年も既に予約で空いていないそうです
もし興味がある方は、パソコンが不調で使えないそうですから
電話でお問い合わせくださいね
夕方以降、次々とウェブショップに冊子の注文を頂いています
有難うございます
早速に送ったスコットランドの先生デイビットからメールが届き
とても良い冊子が出来た、パターンもアレンジも良いと誉めてもらいました
彼のオリジナルアイディアの物も入っています~
ご意見をお聞かせいただけると嬉しいです~
展示会後半にはいりました
毎日、興味を持って訪れて下さる方々がギャラりーを訪れてくださっています
手織りをしていて興味を持って見て下さる方々、
ネットで見ていて下さる方々、糸をお買い上げいただいているお客様
久しぶりに会う友人や、子供のころから知っている父や母の友人たち
色々なお話しをして、楽しい時を過ごしています~
写真のパソコンへの取り込みが上手くいかないので、ちょっとお待ちください
あと2日、会場でお待ちしています
追記
ウェブショップに頂いているご注文の発送は11日~12日になります
毎日、販売担当の息子もギャラリーにおりますので、
ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承ください
きょうから展示会
『色々な綾織り』 展示会が始まります
昨日搬入しました
準備が遅れ気味で、最後はかなり大変でしたが
準備も、搬入も家族の力を合わせて・・・というより子供たちに助けられました
内容は冊子の詳細をご覧に頂くもの(下に冊子の記事あり)
スコットランドチェックのコーナーも作りました
今回は娘が腕を上げて、こだわって作ったがま口のバックが並びます
お待ちしています
色々な綾織り
展示会に向けて頑張っていたタリフ オリジナルテキスト2冊目
『色々な綾織り』が出来上がりました
理屈は簡単な綾織りでも図の書き方は色々
それを理解するための説明に苦労しました
教室で何度となく説明してきた事をわかり易く書いてみました
その他にも綾織りベースの作品紹介がいろいろ
杉綾のバリエーション紹介
集大成は経糸に9パターン、織り方に24パターンの
綾織りベースの組織サンプル
作品としても、完成度の高い自信作!
最終チェックを手伝ってくださった編集をされる生徒さんによると
このページ数にすると他の本の1.5倍位の内容だそうです
展示会場で発売開始、準備が出来次第ウェブショップでも始めますので
ちょっとお待ちくださいね
少し息抜き~
最後の数日、遅くまで頑張って、土曜日に2冊目の『色々な綾織り』を入稿
展示会までに間に合うことになりました
続いて展示会の準備にとりかからなければならないのですが
ずっと休み無しだったので、
思い切ってちょっと長く電車に乗って秋を見てきました
海抜1000mはきれいに紅葉していました
昼間は暖かかったけれど、やっぱり帰る頃は風が冷たい・・・・
良い気分転換になりました
さて、今回の冊子をまとめながら思ったこと
それは、これくらいなら、している人はたくさんいるだろうという事
提案や作品例はは全てオリジナルですが
それほど、綾織りの基本を扱った内容なのです
でもなぜか、私はそれを冊子にまとめて提案したかった
それは、人真似でなく自分で考えて手織りを楽しんでもらいたい
そのために役に立つテキストを作りたかったのだと思います~
『手織りに正しいも間違いも無い』というデイビットの考えを受け継ぎつつ
彼がしていたように、相手に合わせた教え方を心掛けています~
でも、時々独りよがり???
追記
2冊目の冊子にオーバーショットを入れる予定で原稿も書いたのですが
ページ数の都合で入れられませんでした
この課題だけでも1冊になるということで、次に回しました
チェックデザインもしたいので、少しずつ進めます
展示会のおしらせ
手織りのためのチェックデザインのステップ1として、色の組み合わせの展示をご覧いただいてから3年
今回はチェックから離れ、手織りの基本の一つともいえる『綾織り』をステップ2としてまとめました
2冊目のオリジナルテキストとして作っている冊子の内容でもあります
今、その冊子の最終段階に入っています
構想は長く温めたものの、形にする作業が遅れて、今頑張っています(汗・・・)
11月6日(木)~10日(月) 11:00-19:00
最終日は17:00まで
場所 Galeria M
渋谷区神宮前5-1-14
杉綾のバリエーションや、Finnish Twillなど作品にする場合のヒントや
作品のレシピ―もいろいろ収録しています
綾織りの集大成、9パターンを縦糸に綾織りバリエーションを24種類を
サンプル織りの作品としてまとめました
綾織りをマスターすれば織れるオーバーショットの解説も致します
内容の多くはデイビットに教えてもらったことがヒントになっていることに気が付きました
種をまいてくれたものが、芽が出て大きく育ってきたということでしょうか・・・
私も沢山種を撒いていると嬉しいですね話はそれますが、英語と日本語は発想が逆だということをご存知ですか?
例えば住所の書き方
日本は 国、県、町 地域、番地 全体から詳細へ発想が進みます
英吾では 番地、地域、町、県、国 詳細から全体への発想
時代背景の説明なども、英語では現在から過去へ話が進みます
だから、ただでさえ英語は難しいのに、読んでも全体像がつかめないのは
日本的な思考回路で、逆を理解しにくいという事ではないでしょうか?
デイビットの英語のテキストにオーバーショットの解説があるので
それの日本語訳を紹介したいと、温めていました
今回再検討してみて、この逆の発想がわかりにくいことを実感
何度となく生徒さん方に説明してきたことを思い出して、書き直してみました
本の通りにすれば織れるのですが
仕組みがわかると、もっと面白くなります~展示会では、他の作品も持って行きます
会場で手織りの事、糸の事、チェックの事、スコットランドの事、沢山お話ししたいです~
お待ちしています
バーズアイ
今日は綾織りの資料としてBird’s EyeとRose Pathのサンプルを4種類織りました
まだ洗ってありません~
違う名前がついているけれど、ひし形の大きさが違うだけ
左からGoose Eye, Finish Bird’s Eye, Rose Path, Traditional Bird’s Eye
余り気に止めていなかったけれど、こうやって並べてみると
鳥の目にみえたり、サイズによってバラの花が咲き誇っているように見えたり・・・
同じものでも違う場所で違う名前で呼ばれているかもしれませんね
このサンプル、長めの経糸を織機にかけて
一つ終わる度に平織りに踏みながら経糸に綾棒を通して綾を確保
その都度、綜絖と筬を通し直しました
不思議なことに6本リピートは間違えて計3回もやり直し
14本リピートというのは間違えずに通せるし織れる!!!
不思議です
綾織りが出来ればいろいろな模様が織れるとことがわかる冊子を目指しています~
ファンシーヤーンを使った平織り
スピニングパーティーの時、隅っこに下げてあったのがこちら
タリフの双糸とクラフトひつじ座さんのファンシーヤーンを合わせて平織にしたものです
組織で変化が出せない平織りですが
緯糸にファンシーヤーンを合わせたり、細い糸を何本か合わせることで
布に表情をつけると良いですよ~という提案でした
当日は混雑していてお買い上げくださった方々に、説明ができませんでしたので
ここで詳細をお知らせします
タリフの双糸の標準的な経糸密度(筬目)は平織 4本/cm
緯糸ですが、この見本の場合ファンシーヤーンが細いので、双糸を合わせて織ります
複数の糸を合わせて太くなった場合は打ち込みを少なくします
織りあがって洗うと糸が膨らむので、膨らめる隙間を空けておきましょう
手持ちの手編み用の糸を使いたいというような場合も
経糸にタリフの双糸、緯糸に手編み用の糸とファンシーヤーンのようなものを
合わせて織ると、ふんわりした表情のあるマフラーが織れるでしょう
ちなみに手編み用の毛糸は手編みにすると良い風合いになるように
毛糸が作られているため
手織りでその糸の風合いを出すことはとても難しいのです
それにとても伸びるので、扱いが難しいですね
この件について問い合わせをしてくださったTさん 有難うございましたこの会場でも沢山の方に
『千鳥格子のマフラーを織りましょう』をお買い上げいただき有難うございました
最近自分で織りをするようになった娘が色々解ってきて
よくよく読んでみたら、何カ所かなんだか変な文章じゃない?と言われています~
なるほど、ちょっと発想が英語的?やわかりにくい?
間違いもいろいろ見つけているし
一度で完璧は無いそうですが、それでもね・・・
国語力の無さに自分でも呆れています~
申し訳ありません
11月向けて次の『綾織り』を編集中
気を付けます~~
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