先日のスピニングパーティーでブースに寄ってくださった方のなかで
平織りしか出来ないけど・・・ とか リジット織機しか持っていないけど・・・
チェックが織りたいという話を多く耳にしました
リジットの平織りだとグレンタイプのチェックは出てきませんが
スコットランドの糸の風合いを生かすために2本取りで荒く平織りにする提案をしました
なので、自分でもリジットに糸をかけてやってみています
なるべく2本の糸がねじれないように、1本ずつ縦糸を作り綾棒を通したまま、
巻き取りました
この糸は毛羽立ちが油で抑えられているので、綾棒をつけたまま巻き取る事が出来ます
いつも綾織を織っているので、ちょっと勝手が違いますが
板杼に巻き取る時に2本の糸の間に指を入れて別々に巻き取るようにしたら、
織る時にそんなに気を遣わなくてもひどいねじれがなく織れるようです
洗った結果が楽しみです
先日のレクチャーを聴いてくださり、講習の予約をしてくださった方から
『あのレクチャーが聞きたくて行きました。知りたいと思っていたことでした。』
というメールをいただきました。
又工房を訪ねてくださったかたが、居心地が良くて・・・と言っていただき
とてもうれしかったです 大きな励ましです ありがとう
これから、10月はじめの連休に予定している2泊3日のチェックの講習会の準備です
まだ人数に余裕があります 詳しくはこちらをご覧ください
http://blog.goo.ne.jp/paohituji0111/e/90cff45f44dd339817a6396157d84d83
会場は赤城青少年交流の家 宿泊費が殆んどかかりません
お近くの方是非覗きに来てください
(リジット持参の講習もいいかもしれませんね 企画者のパオさんと相談してみます)
PS1 リンクがちゃんと出来ていませんでした。やり直しました。ごめんなさい
2 チェックの講習会でリジットでの講習受け入れが決まりました
詳しくはパオさんか、タリフまでお問い合わせください
2006年 9月 の投稿一覧
スピニングパーティーでのレクチャー
どんどん時間だけが過ぎていく、そんな感じがしています
先日の東京スピニングパーティーで初めてやらせていただいた
『私が体験した英国の織り』というレクチャーですが
会期の一番最初、それも会場とほぼ同時にレクチャー開始とあって
始めは少し少なめ??と思いましたが、その内に50人くらいの方が集まってくださいました
自分ではその方たちを見る余裕が無かったのですが
周りで見ていた手伝ってくれた人たち、そして司会をしてくださった方が
皆さんとても熱心に聴いていらしたと教えてくれました
ここでの最初のハプニングは、マイクが無かった事
前日の確認では、無くても大丈夫だと判断されての事だったそうですが
やっぱり会場や周りに人が入ると、わさわさ・・・ざわざわ・・・
私の声では聞こえないと、メガホンを持たされる事になりました
口に近づけないと聞こえない、近づけると原稿が見えない
正面を向けばピーという音がするし、それに初めての経験
最初は聞いている方の反応を見ながら色々付け加えてと思っていたのに
結局原稿をほぼまる読み状態でした
マイクについては、次のレクチャーから、急遽借りに行って揃えたので
主催者側から何度も謝っていただきました
予想外な事だったけど、でも、ここまで用意されたご苦労を知っているので・・・・
来年もう一度やらせてもらうかもしれません
今度はもっと内容を練って、準備をして!
肝心なレクチャーの内容ですが
まず、恥ずかしながら持ち出してきた、織を始めて間もない頃に織った
国産の甘撚り梳毛糸を染めて織ったひざ掛けと、
デンマーク製の紡毛糸で織ったひざ掛けの風合いを触って比べてみてもらいました
毛質はもちろん違うのですが、布のふくらみ感がはっきり違います
なにが・・・とわからなくても違いは判ったでしょう
そして、私が英国の織りに、工業用紡績糸(紡毛糸)にのめりこむきっかけの布を見て頂き
これまでの経緯をお話ししてから、スコットランドチェックにまつわる事をお話しました。
白黒のグレンチェックと、この模様の元になっている、2by2 4by4(千鳥格子)のマフラーです
日本でも長い間変らない人気のグレンチェック
正式名は、Glenurquart(グレンエアーカート)
グレンというのはスコットランドの言葉で渓谷の意味、色々なチェックについています
Glen Moriston、Glenfinna など・・・・
これらのチェックを紹介しているのが、『Scottish Estate Tweed』という本です
http://members.jcom.home.ne.jp/weaving/workshop/checkbook.htm
最後に、マフラーと同じように織ったものを皆さんの前で洗ってその変化の様子を見てもらいました
この辺で、時間切れ・・・ 後日続きを書きましょう
ちなみに一番人気は、手織工房タリフの人たちがかけていた、この12色のポーチでした
東京スピニングパーティーが終わりました
金曜日と土曜日に東京スピニングパーティーが終わりました
レクチャーも、少し難しい状況があったものの、興味を持って聞いてもらえたし
ブースでも、チェックに興味を持ってみてくださる方が多く、大盛況でした
見に来てくださった方々 ありがとうございました
ホームページを見ていますと言ってくださった方々、とってもうれしかったで~す
見に来れなかった方のために、詳しく書きたいと思いますが、
まずは手抜きが続いていた家の仕事をして、買い物に行って
我が家の体制建て直しに時間がかかっています
それに、立ちっぱなしで足腰が痛く、寝不足解消やら・・・
今日は気持ちのいい秋晴れで、充分休息ができましたので
明日から行動開始です
知りながら後回しになっていた庭の毛虫退治もしましたが
椿や山茶花の葉を殆んど食べられてしまいました
大好きなトケイソウもこの夏は殆んど見ていません
とっても大きなものを頂いた、スピニングパーティー参加でした
(参加記念特別お一人様限定販売は希望者がありませんでした。残念!)
3ヶ月の働きの結果は???
いよいよ、スピニングパーティーが明日になった
この3ヶ月寝てもさめても、糸のことばかり
そして、レクチャーをどうまとめるか?
こんなに車に詰めるかと言うほどの荷物も
借りる父の車にどうにか収まった
レクチャーの内容の最終点検も終わり
後は、その場の度胸?あるのみ・・・
こまごました事を片付けて後1時間で寝られるかな
地方の方々から、様子を知りたい、楽しみにしていると言うメールを頂いた
うれしい限り
会場にいらしたら是非声をかけてくださいね
準備リストに★印2つ
5日後に迫ったスピニングパーティーのための準備することのリストを作り
出来た事に★印をつけているが、昨日は2つ付いて
考えていた販売関係の準備は殆んど出来上がり、
今日から本格的にレクチャーの段取り整理にかかるつもり
この所、工房で同じような内容の説明をする事が多く、いい練習をさせてもらった
でも、もっとわかり易く、的確な表現を目指して、練り直そう
出来上がったものは、44色の糸を見せるための棚をダンボールで作る事
前日の夜なべ仕事で作り、昨日糸を入れてみた
糸に色番号をつけておけば、好きな色を取り出し組み合わせを手にとって楽しんでもらえる
自分ならどのように糸を見たいかを考えた結果このようになった
会場の狭いテーブルののスペースでも効率よく見ていただけるだろう
体裁はあまりスマートではないけれど、ダンボールを使うと
目的に合った棚が好きなように出来る
疲れてきて上手に切れない母を見かねて、娘も手伝ってくれた
そう、彼女 紙を切って貼っての細工は、いつの間にか母を超えていた
脇で見ていたR 何でも作ってしまうとびっくり
そして、当日手伝ってもらう工房スタッフのための虹色ポシェット完成
大急ぎで作ったため仕立てはちょっと雑になってしまって残念
娘の分はニードルでつけた彼女がつけたトレードマーク付き
少しずつ回復してきたウサギ、ラビットフードを催促するまでになった
嫌がる薬を少しずつ飲ませ、どろどろにしたラビットフードを注射器で少しずつ口に入れ
水分が足りないと、少しずつフルーツジュースを飲ませ・・・
獣医さんに言われたわけでもないのに、愛情が方法を教えてくれたのだろう
彼女にまだウサギは必要なのだろう
お一人様限りの特別販売品
第6回東京スピニングパーティー参加記念
お一人様限りの特別販売品のお知らせを致します
このイベント参加のためにスコットランドの紡績工場から取り寄せた糸
販売用の色44色、その他試しに工房用として取り寄せた11色を加えた全色
100gの玉に巻いたもの 55色をセットで 1セットのみ販売いたします
価格 ¥50,000
スピニングパーティーの手織工房タリフのブース(会場中央)にて
22日の私のレクチャー終了後から販売いたします
希望者多数の場合、その時点で抽選したいと思います
(くじは娘が用意してくれる予定。でも使うことあるかな???)
定番品でも、もうすでにキットなどで使い切ってしまった色もありますし
当面、注文では販売しない色がはいっていますので、色で遊びたい方には最適かと・・・・
写真よりきれいな色です ショッキングピンク、ターコイズブルーや鮮やかなネイビーブルー、朱赤、赤紫系の濃淡3色など・・・
この中に使いやすい色もあり、スピニングパーティーが終わったら追加注文するつもり
昨晩は、スコットランドから届いたチェックの本をエアーマットでくるみ、販売準備完了
私の仕事リストにもう一つ★印がつきました
後いくつ残っているかなあ・・・
先日ホームページで見て、チェックの本を購入してくださった方が
友人と2人でパオさん企画のチェック講習会に来てくださることになった
http://blog.goo.ne.jp/paohituji0111/e/90cff45f44dd339817a6396157d84d83
お会いするのが今から楽しみ!
体調を崩していた我が家のウサギ、奇跡的に少しずつ元気になってきています
それにしても何度目の命拾い?
まめに薬を飲ませたり柔らかくしたラビットフードを食べさせたりする娘の看護のお陰でしょう
本人曰く、老人介護体験をしているみたいだと・・・
急に亡くなった同級生、先日元気に工房を訪ねてくれた福祉センターの利用者さんが倒れて具合が悪いとか、命を思いながら今を大切に生きたい
チェックサンプル
今週工房に来てグレンチェックタイプのサンプルを織られたTさんが
ご自分のブログで画像つきで書かれています
http://sheepworkshop.livedoor.biz/
この所、ブログを通じて、輪が広がり
スコットランドチェックの本も知られ始めているようです
地方の方から注文をいただきます
スピニングパーティーまであと1週間、最後の追い込みに入ります
出来るかなあ?
糸の整理 そして 出会い
急に涼しくなり、なんだか急いでウールの季節がやってきたみたいです
そんな中、工房が休みの月曜日、これまで用意してきた糸をスットックしている我が家の屋根裏部屋で、エアコンをかけ(この日はまだ暑かった)100gに巻いた糸を色別に分ける作業と、スピニングパーティーに持っていくものの用意をしました。
約500個の玉 糸巻きを手伝ってくれたAさんも手伝いに来てくれて思ったより早く出来ました
似た色が合ったり、袋の外からわかりにくいものもあり、番号をチェックしながらの作業
工房向けスターターキットとして用意した400gコーンも袋に入り、用意した手提げ袋にぴったり収まりました
東京スピニングパーティー出店記念に
限定お一人様限りの素敵なお目玉販売品を用意します
詳しくは、もう少し待ってください
昨日は工房で素敵な出会いが・・・
先週初めて講習を受けに来たIさん ホームページからの問い合わせで連絡が入りみえたのですが、それは先日チェックサンプルを織られたTさんのブログを時々のぞきに行っていて
そこのリンクから私のホームページへ・・・
http://sheepworkshop.livedoor.biz/
そのお2人が偶然講習日が重なり、実際に顔を合わせる機会となりました
なんか不思議な気分ではずかしーーいと2人で言っていましたが
ホームスパンの服地を織るベテランと、これから色々な事をやってみたいという初心者
率直な疑問の数々がとても新鮮でした
そして、我が家では、小さな命と向き合う事に・・・
何度も命拾いしている9歳を過ぎたウサギが体調を崩しています
このように命と向き合う経験があれば、昨今のように簡単に命を奪う事件がなくなるのでは?
ずっと、崩れそうな娘の心を支えてきてくれたこのウサギ
彼女に必要な間は神様が守ってくださる、大丈夫になった時にウサギの命は神様の所へと言ってきたわたし
それを信じられる母さんがうらやましいという彼女ですが・・・
私だってそう信じることで耐えられる事がたくさんありました
大入り満員の工房、そして準備作業
昨日の工房は大入り満員だった
1日の間に工房に来たのは、全部で8人
初めて手織講習を受けにいらしたAさん
スピニングパーティーの準備作業を手伝ってもらったデンマークから長期滞在中の友人R
午後から糸巻きを手伝いに来てくれたMさんが、
暇していたからと手伝いにお嬢さんをつれて・・・
そこへ、週1回指導に行っている福祉センターの利用者さんのNさん
前にRがNさんの縦糸を通す手伝いをしてくれて以来すっかり友だちになっている2人が
忙しくしている私抜きで、片言英語と身振り手振りで話が、たのしそう
お茶をしながらみんなで楽しい時をすごした
その間、壊れた木の道具の修理を頼んでいた息子が出来上がったと持ってきてくれ
夫々に出かけた帰りによってしゃべったりコーヒーを飲んでいった息子、娘
合計8人、みんながみんなお喋りを楽しみ、気分転換をしてくれたようでうれしい
それにしても初めて織りにみえたAさんはちょっと気の毒だったかな?
教える方も少々気が散っていたから・・・ 申し訳ない!
そんな中、Rがスピニングパーティーでレクチャーを聴きに来てくださった方にあげる
工業用紡績糸で織った布の洗う前洗った後のサンプル付きの説明書を
100枚準備してくれた
そしてみんなが帰られた後、
入れ違いに寄った息子も手伝って糸見本の袋詰めをしてくれた
30セットのこの糸見本44色あるので、ここまで何日夜なべ仕事をしたかな?
前日は、休みで帰ってきていた息子まで手伝ってくれて、4人でしあげた
見本に織ったものの切れ端を入れて、
娘がデザインしてくれた羊をプリントしたシールで封をした
準備の項目別リストに赤い★印が2つ付いて、少し前に進んだようだ
お陰さまで!!! ありがとう
新しい人たちと若い2人
スピニングパーティーまで後2週間となった
夏の続きで、工房は新しく織りに来る人が続いている
前から来ている若いお嬢さんがつれてきた友だち
前に工房を訪れていつか織りたいと思っていてくれた方
そして週末に、インターネットで見つけて
持っている織機に縦糸をかけられる様になりたいという方
チェックの本を購入してくださり、どうしてもチェックを織りたいと
遠方から来る事になっていた方は、ご不幸があり、延期に・・・
初めての方を迎えるときは、ちょっと緊張する
特に、お会いした事がなく、メールのやり取りで予約が決まった場合は少々不安を感じる
年齢は?織り経験は?自分からどんどんしゃべる?やりたいことがはっきりしてる?
でもお会いすると、その不安は必ず良い方の結果となるし
最初は緊張していても、糸を触っているうちに
お互い緊張は消えていき、前から知っていた友達みたいに思えてくる
糸が助けてくれる人との関わりだろう
今週始め、2週間前にやりかけていた組織サンプルの続きを織りに来た20代のお嬢さん
前回は、細かい指示をしながら織り進んできたものの
今度は、自分でわかってきて、織ること、色選び共にどんどん自分で決めて進めるようになった
最後に出来上がったのは、8種類の縦糸組織に、横糸の組織は17種類
合計136パターンの模様が出来上がった
指導する私自身自信が無かった組織も、結果面白い効果が出てきて、
教える側が沢山勉強し、教えてもらった、組織サンプルの講習だった
初めは口数も少なく、話がつづかなかったこのお嬢さん
あるテキスタイルスクールの体験入学で、友達ができて、今回は2人で織りに来た
織にも自信が出てきたし、若者同士の話がとても楽しそう
やりたい事が一杯ある20代の2人に なんでもがむしゃらにやりなさいと
自分の20代を思い出して大いにハッパをかけた
この年代、やりたいことを夢中になってやったということがこの年になって
支えになり、役に立つ事が一杯ある
ちなみに彼女達に説明した毛糸に関する事は、話すのに10分
でもその中身を獲得するのにかかった時間は10年20年・・・・
知りたいことを教えてもらえる人がいなくて、自分で色々な事をやってみて見つけた答え
絶対に正しいとはいえないかもしれないが、説得力はあるだろう
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