2024年 の投稿一覧

手紡ぎ糸のベスト


自分で紡いで織った布で縫ったベストを取りに来られたYKさん
とっても嬉しそう💕

紡ぎも織りもまだ初心者に近い、でもやりたいことが見えてくると、それに向かって楽しんで努力している。
そんなキラキラした表情に、願いを実現させてあげたくなります。

発端は私が紡いだ糸で織った布で縫ったベスト(写真右下)

紡ぎを教えてもらった spinamos さんのお勧めの毎日スピンドルを5分クルクル、、、、、にはまって、今では譲られた「愛子さんの紡ぎ車」を楽しんでいます〜

羊毛には癒しの力がありますね。

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編み込みグラニースクエアの膝掛け

冬休みに編んだ膝掛け 

いつか織りたいと大事に持っていた毛糸で経糸を作り始めたMAさん
虫食いで、あまりの切れの多さに「もう止めます‼︎  捨ててください」と言われましたが
私は糸を捨てたくないので、引き揃えにして編みました。

そのままでは織りにも手編みにも使えない細い糸を
引き揃えて太くして太いかぎ針でザクザク
糸もたくさん使えるし、早く編める❣️
いつも同じパターンだから編み図を見なくてもわかるし、、、
早くできるので達成感もある❣️

これはMAさんが好きで手元に置かれていた糸なので
着る物にはならなかったけど、ご本人の元に帰りました。

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何が正解⁇

先日の教室での話題をご紹介しましょう。
教室に通い始めた時から、整った物を織りたいという想いがブレないWTさんとの話です。

70代になって始めた手織り、織れるようになるために
「手織りのタータンチェック」掲載のデザインを始めから1点ずつ自宅で織られています。

チェックを織っていて、経糸が長めに残っても、最後は織り始めと同じにしなくてはいけないのか?

例えばAブロックBブロックの繰り返しで、最初がAなら終わりもAという意味ですね。
実際には、この大きな赤いチェック
片方は赤のブロック、反対側は青のブロックで良いのか?ということ。 正解はありません〜 
どちらでも自分が好きな方でOK それを最初から意図しているかどうか、も考えてみたいですね。

最初から計画無しに適当に始め、成り行きで考えながら進めるのが楽しければそれで良いし、
一応計画するもの、後は成り行きに合わせて、経糸の無駄を避けて織れるところまでで良いかも。
何が楽しく、何を目指すか⁇

個人的には、完成度が高い物を織りたいので、左右対象、上下対象が基本です。
だって私は成り行きで崩して織って、「とっても良い」と思えるデザインにできないから。
規則性を入れることで、すっきりまとまったデザインにするのが好きだからです。

ある織り教室では「通し間違えてもそれは柄のうち」と直すことはしないと聞いたことがあります。
それも、それが自分に合っているなら良いこと❗️
でも私的には最初から意図していないことは間違いなんだなぁ〜
大事なのは「あなたはどうしたいか」ということ‼️

今朝付けてすぐのラジオから聞こえてきた
「自分の未来をどうしたいかが大事だ」という言葉
自分で考えることが大事ですね

私の先生Davidの「織りに正解も不正解は無い」という言葉、
ホームスパンの清野新之助先生に言われた
「あなたが良いなら良いんじゃないの」という言葉
いつも自分が納得しているかと向き合って手織りを続けています。

お正月休みに始めたツイード、織り始めました。

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クラックル織り

教室の本の中にあるクラックル織りの洋書
それを見つけた生徒さんのリクエストで
自分では織ったことが無いのにお教えしてきました。
英文を詳しく読まなくてもわかる範囲ですが、、、、

今回、生徒さんがブランケットを織るときに経糸を長くかけていただき、初めて自分で織りました❣️
思っていたより楽しいなぁ〜

クラックル織りは通し方が違うけど、織り方は綾織りベース
模様の糸を太くして、間で入れる色を2色にすることで、模様の色の見え方が変わります。
模様の色は表と裏が反対‼️

これは生徒さん2人が織られたブランケットの表と裏

四角のサイズが違うのは織る段数の違いです。
糸の太さを変えたり、色の組み合わせでいろいろなことができそうです。

これを織りながら工夫したこと。
3種類の緯糸を1段毎に変えながら織るので、糸同士絡むことが多くなります。
シャトルを置く場所を決めて、糸を長く出し過ぎないことを気をつけました。
(1枚目の写真右下)
こんな小さな規則性が作業の効率upときれいな仕上がりにつながります〜

教室ではこれを織ったKさんが、経糸も同じように太さを変えたら?と気がついて
試してみることに、、、結果が楽しみです。

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ヤノフの絵織りの工夫

教室でヤノフの絵織り人気が続いています。
しばらく前に、生徒さんの残りの経糸で私が好きなモチーフを拾い集めたタペストリーを織りました。


それを皆さんも織りたいというリクエストがあって、続いています

大きな作品を織る時は、ピックアップの数を間違えることが多くやり直しが大変です。
そこで、経糸にガイドラインを入れることを思いつきました。

経糸を作る時に10マス分(2色で同時に往復整経なら10往復)作ったら、目立つ色の綿糸を1往復入れておきます。
それを綜絖に通す時に10マス目の色糸と白に分けて1本ずつ加えておきます。
(この糸は織りあげたら抜きます)

そして図案の10マス目の上に赤線を入れます。



このガイドラインを目安にすると、離れているところのピックアップも楽だし
間違っていないかの確認がし易いですね。
これの方法を取り入れてからピックアップの間違いがほとんど無くなりました。

最初は私が拾い集めた手書きの図を繋ぎ合わせた図を作ったのですが
ずれが生じて、見かねたパソコン担当がエクセルで作ってくれました。

教室でまだまだ続きそうです〜

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新年おめでとうございます。


祖母や両親がいた頃は、それなりにお正月らしいことをしていたけれど、
今年は、何故かやりたくない、、、
ちょっと疲れ過ぎてしまったのかも、と引きこもっていました。
縫ってあったぬいぐるみに綿を入れ、洗っていなかった服地を洗い、ずっとできないでいたベストを4着縫い、最後にツイードの服地の経糸を織り機にセット。
そうそう、夜の時間にかぎ針編みで膝掛けを編みました。

これだけできたのに何故かパッとしない。
何が引っ掛かっているのか自分でも解らないけど
楽しいと思うことをしているうちに何か見えてくるでしょう。
幾つか計画は決まっているし、、、
皆さんにお伝えしたいことも色々あるので、ぼちぼち書こうと思います。

地震や航空機事故で大変な思いをされている方々に心よりお見舞い申し上げます。
多くに方の心の痛みを忘れずにいたい。

今年もタリフをどうぞよろしくお願い申し上げます。

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