5月6月の予定をお知らせします
下記の間工房をお休みさせて頂きます
5月1日(土)~ 5月10日(月)
家族サービスと、母と妹の初めての3人旅と結構盛りだくさんです
5月26日(水曜)~6月19日(土曜)
スコットランドへ研修旅行です
留守番隊が糸の発送等対応いたしますので
メール、ファックスなどでご注文ください
また発送まで時間を要する時もありますので、ご了承ください
6月20日(日)から通常に戻ります
この間お休みが多いため、月決めの生徒さんの講習や
体験講習申し込みがあって、連日講習予約が入っています
空いている日に机上講習もお受けしていますが、
早めにお問い合わせください~
スコットランド旅行の計画を練りながら、自問自答を繰り返しています
2010年 4月 の投稿一覧
久しぶりの糸紡ぎ
先日の毛刈りピクニックの日
糸に紡いでいない羊毛がたくさんあるので
指をくわえながらも、新しくフリースをかいませんでした
でも、密かに手に入れたのが・・・・
まだら染め?レインボー染め??
多色に染めてある羊毛50g一袋
それを、カードをかけず手でほぐしながら紡ぎました
問題は、このきれいな色の糸をどうやって形にするのか
織る?編む?それとも???
最初はスコットランドの糸を縦糸にこれを横糸にして小さなマフラーでも織りたいとおもったのですが、手でほぐしながらのため、割りに撚りがしっかりかかっています。これをやわらかくするには、双糸にするのがいいかも・・・ でもこれだけしかないのを分ける???
同じような白を紡いで双糸にしてみようか?
しばらくこのまま置いておく事になりそうです
娘の話を聞きながらとうとう終わるまで紡いでしまって
楽しかったけど、台所は片付かないまま夜中になり
翌日のお片づけになりました
時にこんな事もありますが、後回しにしないと出来ませんでしたね
いつの頃からか、片付けを後回しにした罪悪感を捨ててしまいました
子供が小さい時に教えてもらった《まあいいか》の意味がわかってきました
凍えた・・・・
木曜日 冬に逆戻りしたような冷たい雨の1日でした
そんな天気を特別注文したわけでもないのに
せっかくのお出かけがこんな天気で、残念
でも、出かけた先は、羊好きの熱気でむんむん
八王子のほうにある磯沼ミルクワームであった毛刈りピクニック
毛を刈られた羊はミルクファームで飼われている2頭
刈ったのは静岡県あさぎり高原で羊を飼っているフライングシープこと豊岡さん
ご夫妻でとても息のあったお仕事振り、素敵なお2人でした
豊岡奥さんはとてもお話が上手で、羊の事をあれこれ教えて頂きました
羊が本当にお好きなんですねぇ
全てにそのお気持ちがあふれていました~
お天気がよければ、毛刈りピクニックの言葉通り外に作られた石釜の周りでピクニックランチを頂くそうですが、この日はあいにくの雨
それでも、石釜で作られたのでしょう、湯気上がる大きなパエリア皿が運ばれました
後ろに移っているつなぎを着ていらっしゃるのがミルクファームのオーナー
この農場もまたこだわりを持ってよい商品を生産していらっしゃいます
黄金比のミルクがとても美味しかった~
でも、寒い中に立っていたので身体が冷え切ってしまいました
久しぶりに羊好きの仲間に会えたし、楽しかった~
心を鬼にして、フリースは買いませんでした
洗ったものの中にと~ても気になるものはあったのですが・・・
すでに沢山持っていて、糸に出来ないでいるからね
沢山もっているだけで満足していちゃダメだぞ~~
この毛刈りピクニックもう1回5月にあります
詳しくはこちらのブログでご覧下さい
昨日の追加
昨日、本のことで書き忘れたことを思い出しました
本屋さんの旅行関係の売り場で
ヨーロッパ、フランス、イギリス・・・と分けてまとめてありましたが
そこに先日のスコットランドタータン紀行が
平積みになっておいてありました
私の周りでも、読みやすく楽しいと評判です
本屋さんでも、平積みになっているというのはお勧め本だとのこと
タータン柄が沢山出ていて、うれしくなります
スコットランドに関する本
日曜日のお休みに続き、昨日はいくつかの用事のために都内へ出かけました
まず、10年のパスポートが切れているので
先週、新しくパスポートを申請し、昨日受け取りました
ここはすいていて待つこと無くスムーズでした
10年の自分の変わりように、当然ながらちょっとびっくり
途中にある和紙を扱う《たかむら》というお店で
歌舞伎や、花車など日本的な絵が描いてある小さい色紙を
旅行のお土産に数点購入講師をしている障害者福祉センターで使うための糸を買いにSショップへ
ここでは、タリフで扱っていない綿などの糸を購入して直接宅配で送ってもらいました
そして最後に本屋さん
スコットランド旅行のガイドブックを買いに行きました
そこで、スコットランド関係の本を見つけて購入
活字が苦手な私には珍しく、本に興奮しました
昨年の旅行で手に入れた私のスコットランドの歴史を扱った最初の本です
子供のためのスコットランドの歴史の本で
英語も内容も、私の英語力に合っていて、少しずつ読みました
この旅行の直後に見た《ブレーブハート》の映画も手伝って
それまで、まったく無関心だったスコットランドの歴史に興味をもつようになりました
学生時代から歴史は苦手、興味は無いと思い込んでいましたが
スコットランドのツイードとチェックに興味を持ち
少しずつ変わってきたようですね
まだ少しずつですが、読み始めてみて改めて思うことは
いかに自分がスコットランドのことを知らないかということ
これで自称《スコットランド好き》???
最近、時間を作って服地のサンプルを織っています
このチェックはまだ公開できません~
私の先生のデイビットのデザインしたチェックです
織ると違う表情になる色の組み合わせがとても不思議です
スコットランドへ行くまでになるべく沢山織りたいと思っています~
気持ちの良い春の日
今日は暖かく、気持ちの良い1日でしたね
久しぶりにほぼ1日自分の部屋で過ごしました
家にいる時間が減って、毎日寝るだけの部屋
『ほこりでは死なない』とは言っても、これじゃね
という訳で、今日は少し片付け、ほこりを減らす努力
物を片付けるというのは、知らないうちに心の中の片付けもしているようです
少しきれいになった部屋が心地よく
1日が終わりました
頑張って昼と夜の食事を作ってくれた娘に甘やかされ
久しぶりにゆったりした休日でした
気になるのはアイスランドの火山噴火です
5月末からのスコットランド旅行までに落ち着くと思いますが・・・
今、巻き込まれた方々大変でしょう
母の友人がヨーロッパに旅行に行って明日帰国予定だそうです
どうされたでしょう
組織織り
先日、工房の講習で組織のサンプルが織りあがりました
ここに入っている組織は綾織が基本になったもので
Goose eye, Rose path, Finish Twill, Herring bone 等と名前がついていて
昔から親しまれてきたパターンです
もちろん、組織織の本にも出ています
最後にこれだけの模様が出てくると、わくわく、うれしいですね
私も、8枚綜絖の組織を月1回のペースで習いに行っています
3種類の通し方に、次々織り方を変えて織ります
まるで、順列と組み合わせの様に・・・・
これは、平織りが終わった所、この後綾織りを1つして時間になりました
もう1人のHさんはワッフル織りの組織を次々と・・・
ワッフル一つとっても、沢山違う織り方があるんですね
せっせと通って、これを終わらせ、他の組織がしたくなります
工房では、チェックのサンプルを少しずつ織っています
最近、2人と続けて“自分勝手”について話すことがありました
2人とも自分勝手になることを、とても嫌っている
人に迷惑をかけたり、いやな思いをさせると・・・
自分を出すことと自分勝手の違い・・・・
要するに、自己主張と自分勝手
その違いをはっきりするのは難しいけれど
私は自分勝手になりたくないが、自分を出さないことも出来ない
行動して、確かめるずにはいられない
迷惑か迷惑でないかは受けた側の問題で
迷惑かけられるのが嬉しい時だってあるのよ~
ダメ元で行動に移さずにはいられない私は父に似たのかなぁ・・・
幼い頃受けた教え
家の周りをうろうろしている生活から離れ
地方への出張講習は、いろいろな面で良い刺激をもらったようです
参加人数が集まらず、出来なくなるかと思った時に
一度計画して公表したからには、形を変えてでもやりたい
そういう思いで実現させた企画ですが、
そういう行動が周りの人には結構インパクトがあったようです
思い起こせば、私が小学生くらいの時に母方の祖父に言われた言葉が私の原点みたいです
その祖父は、昔の人にしてはとても背が高く、三つ揃えを着て時々上京
幼い私たちには威厳があり、少々怖い存在でもありました
一緒に食事を囲んだ、そのひと時に教えられたのは
『人にしてもらいたいことを、自分からしなさい』という聖書の教え
今日工房でその話をしていたら、まだ若い彼女に
『それって、すごい確かな自己肯定があるから出来るんですね』と言われました
そういう風に考えたことは無かったけれど、
幼い頃から知らないうちに習慣になっていたのかもしれません。
それが自分らしさにつながってきたのかもしれません
時代背景も手伝って、だめもとでやってみる行動力につながったかもしれません
昨日のブログ記事に個人的に寄せてくれた織り友達の言葉です
1つ分かると、3つ疑問が出てくることもあるし、5つ一度に解決することもあったり・・・それ以上だったり。
点の知識がそうやって面になって行くんだよね。
名古屋講習を終えて、新しい人と関って、益々情熱的なタリフさんを想像しています。
ありがとう 頑張るよ
落ち込む材料もあるけれど、
一度しかない人生だもの 自分らしく生きたい
それには、自分と向き合うしかないなぁ
心の隅っこまで・・・
隠れていた幼い自分と出会ったことで今の自分が見えたような気がします
タータンとの関わり
私が長年取り組んでいるのが、スコティッシュ・エステート・ツイードという種類のチェックです
これがグレンチェック 1840年代にネス湖畔に広がるアーカート渓谷を所有する領主さんが自分の領地のチェックとしてデザインしました。世界中のファッション界に大きく貢献したスコットランドチェックの代表ともいえるもの。色を加えた様々なこのタイプのチェックがあり、街で必ず目にします。このチェックは、ガンクラブチェックの元祖とも言えるチェック。このチェックが属する地域の名前が難しく、アメリカの銃のクラブのユニホームに採用されたことから、ガンクラブと呼ばれるようになり、スコットランドにこの名前が戻ってきたという云われがあります
と・・・
ちょっとさわりをご紹介しましたが、このタイプのチェックのことは余り知られていません
この本が私の教科書です
Johnstons社のScottish Estate Tweed
エステートツイードのことをいろいろ調べていくうちに
タータンとの関わりを無視できなくなっていきました
そして出会ったのがこの本
奥田実紀著 タータンチェックの文化史
膨大な情報を判りやすくまとめてあります
この1年ほどスコットランドの歴史に興味を持ち少しずつ本を読んでみましたが
同じような王様の名前の羅列、次から次へと続く戦いの連続
なんとなく歴史の全体が感じられるような気がしますが
まとめられるほどの知識も無く・・・・とおもっていたら
最近この本が出版になりました
上記の本と同じく奥田実紀著 スコットランド タータンチェック紀行
奥田実紀さんのホームページはこちら
スコットランドの歴史、文化が、タータンを通して上手に紹介されていて
読んでいて楽しい本です
昨年のチェック展のご案内を差し上げてから何度かメールのやり取りをさせて頂きましたが
今回の名古屋旅行の帰り道、途中で高速を降りて奥田実紀さんにお会いしました
とても気さくな、楽しい方でした
想像していた通りスコットランド好き同士、限りなく話は続く・・・
取材旅行の様子や私の知らないスコットランドのことを話してくださいました
長い間、私のチェックはタータンとは違うと強く思っていましたが
手仕事の始まりに興味を持ったことで、タータンに親しみをもてるようになって
なんだか、ほんわか嬉しいです
ぜひご一読ください~
講習会の様子
今回お世話してくださったAさんのブログで詳しく紹介してくださいました
こちらもお読みくださいね
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