2017年 の投稿一覧

初めて織ったタータン柄

写真の探し物があって、スコットランドへ行った時の写真のファイルを色々開いてみました
パソコンが新しくなる度に、フォルダーごと移動させるだけで
これ、と思うファイルを最初から最後まで見ることに・・・

そしたら、2005年9月の最後のスコットランド手織りコースの写真の中にこれを見つけました
これが、今の私のタータンタイプのチェックのデザインする基礎になった
初めてタータンを意識したチェックです
ここが出発点となり、沢山チェックを織った積み重ねが今の私につながっています
デイビットと日本人のための講習をした最後だったこの年は
参加人数が少なかったので、私も受講者の一人として一緒に織りました
87歳だった父が、ダンディーに繋留されているディスカバリーという船を
もう一度見たいというので一緒に行きました
手織り講習をしている間に一人でバス電車を乗り継いで1泊旅行に行き、
コースが終わったあと、ハイランドの山を見にレンタカーで小旅行をしました
思えば良い親孝行をさせてもらったなぁ~と思います日曜日にオーバーショットの講習をしました
冊子に掲載する作品をずらりと並べ、度々話がそれながら、
お二人の様子を見ながら進めましたが、解っていただけたでしょうか・・・
回を重ねるたびに、よりわかりやすい道筋を探し、説明が練れてきて
直したいところが出てきてしまいます
試して、掲載したいことも出てくるので、どこで区切りをつけるか・・・

楽しみに待っていてくださる方々の声も届いていて、後押しをしていただいています
ありがとうございます~

1月にはチェックデザイン講習会のリクエストが届いています
「手織りのためのスコットランドチェック」の内容での講習になりますが
詳細はまだ決めていません
興味がある方はご連絡ください

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手袋のレシピの重要なお知らせと イベントのご案内 by makiko

9月にありました新・東京スピニングパーティーで
新しく販売させていただいた「三角柄のミトン」ですが、
レシピ内容が一部間違っていることがわかりました。

始めの増やし目と、親指の上部減らし目の部分で間違いが見つかりました。
お買い上げいただいたお客様には、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
訂正したレシピをご用意しましたので、レシピやキットをお買上げくださいました方は、大変お手数おかけしますが、どうぞご連絡ください。新しいものを送らせていただきます。

Web shopのお問い合せのフォームやその他電話Faxでのご連絡、お待ちしております。

色々な綾織りの本でも訂正ヶ所があります。
毎回間違いのないように制作させていただいていますが、
どうぞご不明な点やお気づきの点がありましたら、お気軽にご連絡ください。

イベントのご案内

明日となってしまいましたが「ヒトハコ毛糸店」に今回もまた
私、スタッフmakikoが手織工房タリフとして出展させていただきます。

浅草橋にある夢のような毛糸屋さんKeito。世界各地から取り揃えた毛糸が並ぶお店です。
そこに1日限定のショップ「ヒトハコ毛糸店」がオープンします。
つむぎや織り、編み物などなど…
手仕事をする人たちが長年おうちでアトリエで大事にあっためてきた毛糸や道具、本、作品等々。。
ヒトハコに詰めこんで集まり、マーケットをひらきます。
ヒトハコ毛糸店 出展社紹介第1弾
        出展社紹介第2弾

前回と同じく手織工房タリフでは、5gの少量パックをメインに
50g巻きやマフラーの今季新作キット、オリジナルの冊子などを持っていきます。

織りの詳しいお話への対応は難しいですが、タリフを知っていただくきっかけになればと思います。
他の出店者さんの掘出し物の毛糸や、糸にまつわるお話などを聞くのも楽しい時間です。

台風接近と芳しくない天気予報ですが、ぜひ一緒に手仕事の話を楽しみましょう。
上記でご案内した「三角柄のミトン」の訂正したレシピも持参いたします。
ぜひお声をかけてください。

makiko

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オーバーショットの冊子遅れています

構想を温めて2年、この秋には冊子を完成させたいと
夏から少しずつ具体的な準備を進めているのですが・・・

秋風が吹くころになって、糸の注文も沢山いただくし
教室も、皆さん熱心に取り組まれ、私も忙しい・・・

母が一人になって、遅くまでほっておくこともできず
残業ができなくて、思うように準備が進められません~

先週急に体調を落とした母は、1度試した点滴で見事回復
いつも誰かに食事の世話をしてもらって、良く食べられるようになった母
どうやら食事がちゃんと取れていなかったのが原因のようです

いつも家にいて世話をしてあげれれば、
きっと母は気分よく過ごすことができるのでしょうね
でもそれは自分を犠牲にしなくてはできないし、したくない
母もそれを望んでいない

介護の仕方と仕事に、ジレンマですね

冊子は丁寧に作りたいので、お待ちくださいね

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オーバーショットの講習

土曜日に教室とは別のオーバーショットの講習をしました
受けてくださったのは、ご自分でもオーバーショットを織ったことがある方3人
この秋には仕上げたいタリフオリジナル冊子のテキストを使いました
説明に時間はかからないのですが、同じことを繰り返して理解していくので
実例を使って、ノートを書きました
本の通りに織るときも、自分のノートを書くことがとても大事です

説明を聞く方々も集中して考えてお疲れだったと思いますが
説明する私の頭もフル回転でした~

リクエストをいただき、今月末に再度講習を予定しています

オーバーショットの講習 残席1名
10月29日(日曜)10:00-16:00
講習料 6000円 
お申込みはWebshopのお問合のメールでお願いします

今週は学生さんがチェックを織るための糸の注文をいただき
一人ずつ配色のチェックをして、アドバイスなどさせていただいています

スピニングパーティーでもたくさんの方にお話しした
チェックを織るときの色の組み合わせのヒントがありますので、
ご紹介しましょう

主役の色を選び、
その主役を引き立てる脇役の色を選ぶ
主役は2色いらないし、両方が同じくらいだと、メリハリがない
少しくすんだ色を主役にしたければそれよりきれいな色は組み合わせない


タータンタイプのデザインは、
主になる2色のアンダーチェックに他の色を乗せていくので
アンダーチェックの2つの色や分量に強弱があると
表情がつけやすく変化があるチェックのデザインになります
例えば、片方のアンダーチェックはシンプルに
(オーバーチェックを加えても目立たない色を使う)
もう一つは賑やかな色合いや複雑なものにするなど

1本の糸に色が混ざっているタリフで販売している糸は
隣に来る色で見え方が違います

例えば、きれいな青と一緒では青味のグレーに見えるのに
赤っぽい色の隣だと、しっかり青に見えるW-020は不思議です
この組み合わせがとても良くでたのが、
スコットランドチェックの本の表紙に使った赤の大きなチェックです
(webshopでキットを販売しています)

彩度が低い色が多いので、名脇役の色がたくさんあります
目立たずに入っているけど
その色があることで、他の色をきれいに見せているというような今日は高校生から、タータン登録したタータンを織りたいということで
お問合せをいただきました
どのようにお手伝いできるか検討中ですが
若い人たちの意欲にわくわくします~

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新しく作った50g玉巻棚

8月から始めた100gのコーン巻きと50g玉巻きの販売
コーンは7月に棚に少し手を加えて全色をが並ぶようにしてあったのですが
50gの収納はこんな感じ


これでは欲しいものが見つからないし、取りずらい
どうしたら良いか、しばらく前からあれこれ考えていました
玉が小さいことと色数が多いので、横向きに収納できたらいいかなと思いつつ
先日、自分で1色探し出す必要があったとき、これは何とかせねば・・・


昨日ホームセンターに寄ったついでにアイディアを探しました
そして思いついたのがこれ!
適当に柔らかいプラ板を丸めてテープで止めて筒をたくさん作って
それを横に並べて色ごとに糸を入れる!
ちょうどよかったのがクリアファイルA3サイズ
少なくなったものも手を入れて引っ張り出せるし、こんなに並んでいると可愛い!!
段ボールを間に入れて3段重ねたため下が少し潰れ気味
これから少しずつ手を加える予定です

なかなかブログで紹介することができずにいるのですが
工房では毎日楽しく、忙しく、過ごしています
パソコンが新しくなり、これから慣れるようにブログも書きたいと思います
これで、書いたものがアッと消えたなんていうことはないでしょう

・・・て自分でセットアップしたわけではなく、すべて息子頼みです

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スピニングパーティー 大盛況

これまでに撒いた種の実りの収穫と、そして次につながるたくさんの種撒き
いつもはメールや電話でつながるお客さんや
30年以上会っていない古い友人と思いがけない再会
初対面の方と海外の共通の友人を見つけたり と様々な出会いを頂きました
これが、スピニングパーティーの凄いところ

今年のテーマは「藍染」 多くの人が興味を持つテーマに
これまでで最高の来場者を記録したそうです
タリフのブースにも沢山の方が足を止めてくださいました
私達の今年のテーマは玉巻きからコーン巻きに変更した定番全色(54色)を見て頂くこと
手作りの棚に並べました
もう一つはスコットランドの紹介
今年のツアーの写真を見て頂きました
「日本の人たちに見せて欲しい」とお世話になった方に託されたHawick Tartanのブランケットを背景に盛りだくさんだった旅の写真を並べました
右に見えるのはKnockando Woolmilが再現した1775年のタータン

そして、沢山の方に手に取って頂いたのがタリフのオリジナル冊子です


熱心に見て下さる方が多く、たくさん話もさせて頂きました
綾織りと柄が織りだせるということに興味をお持ちの方が多いと感じました
当ブログでも綾織りや4枚綜絖に関する記事のアクセスが続いています

2枚綜絖から4枚綜絖へ進むのは、確かにハードルはあります
そこで立ち止まって迷われる方々へお薦めしたのは
1.千鳥格子を同じ糸(色は違っても)で間違わず、迷わず出来るようになるまで沢山織る
2.色々な行程(ノートの書き方から機掛けの仕方、通し方、綜絖の動かし方など)自分の基本を持つ
洋書も含め、色々な書き方や綜絖の番号の付け方、ペダルのつなぎ方など、実に様々な情報があります
それをこれはこの本を見てその通り、次は違う本の通り・・・としているだけだと
同じことをしていても、それが見えてきません
自分の基本を持つと、それと比較してどうなっているかが見えてきます
1、の同じ設定で何度も繰り返すと、どこが間違ったのか、やり難いのか、など気が付くのですが
糸を変えただけで、扱いが変わり、糸の扱いの違いに迷子になってしまいます

迷子にならずに4枚綜絖を覚えられるのが千鳥格子
なぜって、4枚綜絖は4の数の繰り返し 
経糸は4本ずつ色を変える(綜絖通しで迷子になり難い)
緯糸も4段(綜絖1と2,2と3、3と4、4と1の4通り)の繰り返し
自分がどこにいるのか解れば、迷ってもすぐ戻れます

迷子にならずに織れるようになると、何か違うものが見えてくると思います
同じことを繰り返す内に頭の中にこの思考回路が構築されて
「あ~そうか」と思えるときがあるでしょう~

最後になりましたが、このイベントのために心を尽くしてくださった青島さん
リーダーを助けて細かい心配りで働いてくださったスタッフの方々に感謝いたします

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スピニングパーティーの搬入しました

明日から始まる東京スピニングパーティーの会場に搬入してきました
自宅からは東京の中心を抜けて反対側へ・・・

決められた15分間に合わせてマルイの搬入口からの運び込みも
2回目となれば、我がスタッフ(息子と娘)も慣れたもの
とてもスムーズでした

1年ぶりに会いする方々と話も尽きず
新しい出会いがとても新鮮でとてもうれしい

今年のお店はこんな感じ
受付を通ったらまっすぐ進んで右手です

みな様のお越しをお待ちいたします

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ミトン手袋のレシピが出来上がりました

スピニングパーティー直前になりましたが
持っていくミトン手袋のレシピが出来上がりました
作ったのはmakikoです
イベントで販売している約5gの10色セット1袋で編むためのレシピ
かぎ針編みの5本指手袋に続く第2段
タリフの糸と組み合わせのみの販売になります

タリフの糸を使った小物の作品をお見せできるように、私も色々試しましたが
どれも、自分が楽しくないし完成せず・・・断念したのですが
makikoは自分が欲しい物を楽しんで編みました

例年より少しパワーダウンを感じてはいるのですが
やはり、介護をしたり、父を見送ったりでエネルギーが減っているようです
そんな時は無理せず、でも丁寧に準備をして、皆さんに楽しんで頂きたいと思います

9月30日(土)オーバーショットの講習をします(残り1席)満席になりました
色々な模様を織りだすことが出来るオーバーショットは人気がありますが
その仕組みを知らずに織られていませんか?
10時~16時 テキスト付 ¥6000
基本的な仕組みを理解して、自分で織るためのオリジナルデザインを作ります

タリフオリジナル冊子の3冊目としてオーバーショットを準備中です

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夏の終わりに恒例BBQ

パソコンの調子も悪く、ここぞというときに不具合をおこすので
なんとなく遠ざかっていました~
「古くなってきたからもう買換え時期だ」という息子のアドバイス
人の頭脳の進化より、ITの進化が早すぎて、ついて行けません~

今年も父の願いを叶えるように、八ヶ岳に山の仲間たち47人が集まりました
雨を心配しましたが、皆さんが集まる前に少し降っただけ
小さかった子供たちも小学校高学年、それに高校生大学生の方々も来てくれて
平均年齢がぐっと下がりました~
いつもは残る食材が、夜には何も残ってない!!!
毎年私が残った食材で朝ごはんのスープを作っていたのですが、
材料が無いので、大鍋一杯ジャガイモを蒸かしました

若者が親以外の大人と話をする良い機会になり、
たき火の周りに座って夜中まで・・・・

今年は、糸紡ぎやニードルフェルトを持参して子供たちと楽しみました
教えるのが上手になったmakikoは頼もしいお姉さん
1人がスピンドルを回し、もう一人が糸を伸ばす・・・
子供たちに混ざりお母さんも興味津々
これから、もっとやりたい人が出るかもしれませんね
歩けるようになった孫はみんなを楽しませてくれました
この姿、この子のお父さんが幼いころテレビで見たような・・・
涼しく、のんびりした夏休みを過ごしてリフレッシュしました

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苫小牧の手織り作品展のお知らせ

いつも、楽しそうに手織りを楽しむゆのみの会のみなさん

作品展のお知らせを頂きました

手織りサークル ゆのみ 第9回作品展
9月1日~10日
会場 苫小牧勇払 勇武津資料館
詳しくはこちらをご覧ください

お近くのかたはぜひ

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