2017年 の投稿一覧

タリフの友人たちに歓迎して頂きました

デンマーク体操クラブ・アンセルのグループがデンマークから

19人のグループの4日間のツアーが始まりました

初日は私の第2の故郷、タリフに皆さんをお連れしました
まず、手織り講習会でお世話になった、農場のファーガソン家
ケイトと息子さんが出迎えてくれました
農場を案内して頂いてから、ケイトお手製のお菓子色々でモーニングコーヒー
デイビット夫妻も加わってくれました
家庭の味はやっぱり違います
お家の中も見せてくださったので
スコットランドの暮らしをちょっと実感して頂けたでしょうか

その後は近くのデリガティ城で、スコッティシュエンターテイメント
タイフのバグパイプバンドのリーダー、ヘップバーン氏が
お城の入口で演奏して出迎えてくれました
ハイランドダンスはとても動きが早く飛んで踊るのでとてもハード
一番小さい子は4歳だそうです
踊る時の誇らしげな表情がとても良いなぁ〜と思います
幼いときにこんな体験をみんなにさせたいですね

最後は体操をしている人たち
一緒にダンスをして、忘れられない思い出を作りました










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2年ぶりのスコットランド

ずっと先だと思っていたスコットランドツアーのために

昨日、2年ぶりにスコットランドに来ました
時間とお金があれば、こんなに簡単にこんなに違う世界に居られることが
何だか不思議です
同じことが当たり前の様に思っていた英国ですが
この2年色に々と変わったことを目にします

いつも使っている航空会社ですが、約12時間のフライトで出される食事が2回
その間、かつてはサンドイッチなどを配っていたのに、今回はチョコレートもスナック菓子も無し、有るのはカップ麺だけ、飲み物は度々配っているけれど・・・
2回目の食事は着陸1時間半前・・・
それもペンネにトマトソースをかけたものとカップケーキだけ
何だかとっても詫びしいなぁ〜
国内線は格安チケットでもないのに、飲み物も全て有料
乗る前の待ち時間に日本だとトールサイズのラテを飲んだので
必要無かったですけど・・・

暑かった日本から来ると15度は寒いですが、こちらの人は半袖やTシャツです

ホテルの庭に子ウサギが遊んでいました
今日はデイビットたちに会いに行きます




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作品が出来ています

あっという間に6月に入り、もう半ば・・・
工房では、毎日集まった方々がそれぞれの課題に取り組み作品が仕上がっています
写真を撮るのを忘れて、お見せできなくて残念です

2回目に掛けた経糸12mのブランケットが仕上がりました


今回は経糸にグラデーションをつかったので、それが見えるようにと明るい緯糸の方と
好きな色を緯糸にしたり、趣きの違うブランケット、7枚が仕上がりました
その後、3回目の経糸をセットして、順番を待っていた方々が織っています
12㎝近い幅と高くて大きな織機は体力が要るのですが、
糸が太いので、「楽しかった~」と思っている間に終わるくらいです

7枚綜絖のワッフルを3枚織ったIさん、最後の1枚は色を楽しみました~
厚みがたっぷり、大きなベルギーワッフルみたい

歪みがひどくなってきた私の織機をメンテナンスしてもらうために
月曜日にきつつき工房さんまで運びました
この他にもありますが、バラバラにすると余り多くは有りません 
筬かまちの太い部分は真ん中部分が上がるように歪んでいることも知っていたのですが
横方向にもねじれがあり、その結果、筬かまちを吊り下げる棒を曲げていたかもしれないそうです
中古で私の所に来た織機ですが、手入れをしてもらって、また服地を織りたいと楽しみです

きつつき工房では織機のための木材が準備されていました
小口に用途に沿ってきちんと書き込みがあり、丁寧なお仕事ぶりがわかりますその後、八ヶ岳の家へ行って、同行した息子とひたすら草刈
5月に行かれなかったので、かなり伸びていました
久しぶりの肉体労働に足腰に加え腕も痛くなりましたが、きれいになって満足!
自然の中でほっとする時間でした今日はbaru先生のレッスンの日
紡ぎのグループは1頭分のフリースを広げての部位の違いについてのレッスン
袋から出したときには、獣のにおいに「触れない~」と言っていたのに
気が付けばみんな一緒にあれこれ触って分けて・・・
洗い方を習い、自宅へ持ち帰られました~

やっぱり羊が好きなbaru先生、今日はいつもより生き生き見えました

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手織りの布には耳がある!

随分間が空いてしまいました

この頃工房で話題になったことに、織ったものの耳の糸の始末のことがあります
私は4段~6段くらいの色替えは切らずに続けます
縦に渡っているところを織りながらからげていくと目立たなく出来るのですが
この糸が見えるのは手織りならではと思っています

というのは近代の工場の織機で織られたものは手織りのような耳がありません19世紀後半から活躍したドブクロスという織機はシャトルが使われています

この写真は改築前のKnockando Woolmillで撮りました
今でもこの織機がうごいていて、この織機で織った布は耳がきれいに織り込まれています

シャトルを使う織機はボビンの糸が無くなったら織機を止めなくてはなりません
この織機は1分間に100段織れるそうです

スピードアップのために新しく作られた織機はシャトルを使いません
織機の脇にコーンに巻いたままの糸をセットして、毎段通していきます
どうやって??? 
左から糸をつかんだ腕が進んでいきます
同時に右から腕が伸びてきて、真ん中で糸先を右の腕に渡します
そして右端まで緯糸を引っ張って行きます
これで1分間に400段にスピードアップしたそうです
目にも止めぬ速さの機械をゆっくり動かして写真を撮らせてもらいました

既製品のマフラーは幅広の織機で間を空けて何枚も同時に織って、
仕上がってから切り離します
だから、耳があるマフラーは手織りだけです
そんな証拠に色変えの時の緯糸はほどほど残しておきたいなぁ~と思いますが、
みなさんはいかがでしょう?父が亡くなって1ヶ月余り、昨日関係者の方々にお越し頂いて偲ぶ会をしました
お話し頂いた父の思い出から、これまで知らなかった一面も教えて頂きました
99歳まで意欲を無さず、回りの人を巻き込んで爆走・・・
おせっかいと思ことが多々ありましたが、
それで命を助けられたという方の話もあり、
聞かせて頂けて良かったです

一番近くにいた孫娘の感想「自己中だった」 
家族には、そうだったね~



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夫々に楽しむ教室~

今日からまた賑やかな教室が始まっています~
連休の間にいろいろな色を組み合わせて5本もマフラーを織って楽しんだ男性生徒さんのTさん
次々と質問が出てきて、どう説明したら良いかを考える私の頭はフル回転
女性の興味とはちょっと違うのが、とても新鮮
理屈っぽい私だから答えもちゃんとある!さてどう説明するか・・・ 

今日から新しい作品に取り組むKさんは迷ったけど、タリフでキットを販売しているリバーシブルのマフラー(2カラー)に挑戦
自分の欲しいサイズなどを割り出したあと、1人で丁寧なノートを書きました~

アパレル関係の仕事をしている青年Iさんは、2作目の長いマフラーを黙々と織り続けました
何にでも興味があって、織りながらも耳はダンボ! 
そうそう~ 沢山のことを拾い集めて役に立てて下さい~ 

カシミヤで一部杉綾の組織が入ったチェックを織り始めたSさんは
ペダルの踏み方が一度では呑み込めず、何度か書いたノートとにらめっこ
でも、最後に『あぁ~そうか』と自分で道筋を見つけられました

何処でそう思えるか、どの道筋に落ち着くのか、みんな違うのでそんな過程が楽しい~

ツイードを織り始めたHさんは、デザインも自分で考え、計算したり、機掛けもほとんど1人でしました
間違いも自分で見つけ、どうしたら良いかを説明すると自分で出来る~
そんな手間のかかる直しを終えて、試織り、色や打ち込み具合を確認して、本番を織はじめました

沢山の刺激をもらって、私も楽しかった
さあ、明日は休みだけど土曜日は7人の予定~ 賑やかになりそうです

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ちょっとお出かけ

ゴールデンウィークにイギリスから友人夫婦が来日しました
前半は香港で働いている息子とガールフレンドと一緒に観光し
最後の4日間を私達家族と一緒に過ごしました

来日してすぐの1日、一緒に行ったのは スカイツリー
私も初めてでした 当日券でも待つことなく、スムーズ

高いところも感動だったけど、浅草までの移動中に見つけたこのスポットも良かった
浅草寺はとても混んでいました

連休が終わって、息子さん達が帰ってからは、一緒に八ヶ岳の家へ行きました
6か月ぶりの家も、窓を開けて外の温かい風を通して気持ちがいい~


近くにありながら行ったことがなかったゴルフ場へご案内
ひょっと標高1000mでのプレーに興味あるかなぁ~と

プレーはしなかったけど一番眺めの良いところにレストランがあり、ランチを楽しみました

めったに食事の写真は撮らないのですが
たっぷりのローストビーフがとても豪華、リーズナブルなお値段でした
とても元気になったような気がしました~

帰りは清里方面へまわって、いつも見ない東側から見た八ヶ岳両親のことがあってずっと遠くへ行けなかったから、とてもいい気分転換になりました
ちゃんとこの予定をキャンセルしないで済むようにタイミングを見てくれた父の配慮があったかもしれませんね

久しぶりの英会話で、また日本語には無い雰囲気を楽しみました
1975年英国滞在中に参加した2週間の手織り講習会で出会い、その後沢山のことを教えてもらった友人J
J亡きあと、Jの姉Nと親しくさせてもらい、Nも亡くなり、今度来日したのはその娘N夫婦 
渡英するといつも受け入れてくれた彼女たちに感謝! 少しお返しができたかな~

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みんな笑顔でした

ちょうど1週間前に父を見送りました
ベットに座って夕食をいつものように食べ、
昼間に頼まれて買ってきた雑誌を読んで、そしてそのまま・・・
母がトイレに立った間のちょっとした間に1人で旅立っていきました

心不全が進んで息苦しくなってきて、あとは安静に努めて・・・と主治医に説明をうけ
あと1週間かなとつぶやいた父
最後まで自分が望むように過ごし、介護の手を沢山煩わさせることも無く
でも程々は世話になり、誰もが羨むような幕引きでした
本人の希望で自宅で家族葬、終始和やかでした
その時の集合写真を見ると、父の近くにいた人ほど笑顔です~

不思議と喪失感がありません
これからでしょうか・・・・
母の世話と次々と必要な手続き、外向けの偲ぶ会の準備などやることは沢山
来週から教室も通常に戻ります
講習日の急な休みなどご迷惑をおかけいたしました~

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糸販売変更のお知らせ

随分久しぶりの更新になってしまいました
まずお知らせです

糸の販売に関して、諸事情のためいくつかの変更の検討を続けてきました
価格、100gを玉巻きからコーン巻きへ、数色の変更です
詳細はこちらをご覧ください
既に糸見本をお持ちの方には、リクエストをして頂ければ新しく加える色の見本をお送りします
メールはウェブショップからお願いいたします

やっぱり介護に体力と時間を費やすことになってしまいました
母の寒い日のお出かけの後、風邪を引いて熱を出し、その後急速に体調を崩して緊急入院となりました。
でもどこにいるかがわからず混乱する母に一晩付き添い、家に連れて帰ることを希望して3泊で退院しました
幸い回復が早く、混乱も収まり落ち着いてベットで過ごしています~

随分前から家事や父の世話が大変だったのに、自分では止められなかった母
そのために必要だったのかもしれません
母が落ち着けば今度は父の番 同時じゃないのでちょっと助かる!
出来るだけヘルパーさんに入って頂き、仕事を続けています~

この間少しずつすすめているのが、ブランケットです
115cm幅12mの経糸を私がセットして、生徒さんや友人たちが次々に織りました
経糸は思いつくままにストライプにしたもの
緯糸は好きな色で好きな様に織ります
この方は沢山ある色を次々と・・・ 好きな色2~3色を繰り返した方も
7枚分が織りあがって、工場で洗ってもらいました 
多分4㎏位 工房の秤は2㎏までなので、計れません

次の経糸は超カラフル 
この織機は部分整経が出来るように大きなドラムを付けてあり、
巻き取りの時に両脇に端が崩れないようにドーナツ状の輪をセット
お陰様で12mの巻き取りも20分くらいで出来ました

水曜日もお休みにさせて頂いているので、他の日の教室は毎回賑やかです~

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やっぱり 思った通りになった

月初めから教室をする日を取っていくので、月末にまとめてお休みの日があります
今週は、そんな日が続きます
前からあれをしようか、これをしようか、と楽しみにしていたのですが
私にそんな時間が取れるときは、必ずと言っていいほど、介護が入ります
そんな気がしていました~

土曜日の夕方、寒い風が吹く中1人で近くの八百屋さんまで行った母
私でも重くて・・・と思うほどの買い物をしてきました
久しぶりだったから、嬉しかったんでしょうね

でも、大きく体調を崩すことが無いようにあれこれ気を使ってきた私にとっては
やる気が失せてしまいます~
それから手を出さずやりたいようにやらせてあげました
意地悪で手伝ってあげなかったというより
勝手を許したと思うことにしています

月曜日頃から咳をしていると思ったら、
昨日から発熱 やっぱりね!
インフルエンザを疑い訪問診療の看護師さんや先生が駆けつて下さいました
結局風邪でしたが、治るまで時間がかかりそう~

「黙って買い物に行って後悔している?」と聞いたら
「していない」と即答したのは、ちょっとびっくり
お陰で、織っている途中でやめて帰宅したり、
朝から病院と薬局を回って薬を持って帰ったり、
私のせっかくのフリーの時間が随分とられてしまいました~
そんなこと考えないのかなぁ~

自分で出来ないことが多くなった年寄りは、意せずしてみんな我がままですね
さて、自分はどうなるか・・・
どうしたらそうならずに済むか
それを考えるチャンスをもらったと思いましょうか・・・

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私の織機を診てもらいました

先日発覚した、私の織機の不具合
糊付けしてあったらしいところが抜けて来ていました

全体も診てもらようにお願いしたのは北杜市のきつつき工房さん
イベントでご一緒したり、八ヶ岳の家に行った時にお邪魔したり
本にイラストを描いていただいたり、というお友達です抜けてきたところだけでなく、下から上まで、
あちこちの対角線の長さを計ってゆがみを確かめて下さいました~
片方を抑えて引っ張ってゆがみを直したり、でも逆さをするとすぐ戻る・・・

診断結果は、分解して各箇所ゆがみを直してねじ止めにして、
可能な限りゆがみを無くすこと
色々相談の結果、後日きつつき工房に運んで手直しをして頂くことにしました

ツイードを織るのに使いやすい織機なので、手入れをして大事にしたいと思います~

その後、今度スコットランドツアーに参加される方々との顔合わせと説明をしました
地方の2人はスカイプで参加
毎日のプランを順番に説明して、「益々楽しみになってきた~」という感想が嬉しいですね
初めて会った人たちも、あっという間に楽しい仲間になりました

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