2019年 4月 の投稿一覧

自然の中で~

週末に八ヶ岳の家に行ってきました
車の渋滞を避けて、少し早めの日程でしたが
見事寒い巡りに重なり、標高1000mはかなり冷えました

今回の目的は傷んできたベランダの板の交換作業
地元の方に板の調達をお願いして
作業は離れて暮らす次男家族も来てくれて
頼もしい息子たちの力量発揮でした


板に雨水が溜まっているところがあり
ついでに板のそりを変えるために裏返してきれいになりました
次はここで朝ごはんをいただきましょう~
(昼間は暑すぎますから)陽が差して暖かくなった庭で早いお昼を食べ終わった頃に
南東の空に不思議な虹が見えました



後で調べたら環水平アークと言うそうです
実際は写真で見るより少し濃い色でした
アーチ形ではない虹を見たのは初めて
自然の不思議な現象ですねそして、今日渋滞予想より早く帰宅しました
今は、木々の新芽が色とりどりでとてもきれいです



こんな景色を見ながら、これがあるから
日本の人は私も含めてグラデーションが好きなのかなぁ~と思いました

高速を降りてからは、街路樹のハナミズキとツツジがとてもきれいでした工房からのお知らせです
やっとスコットランドの工場で糸の準備ができたのですが、この大型連休を避けて
連休明けの週、後半に入荷になりそうです
在庫切れになっていたものから準備いたします

5月17日に予定している『機かけの講習会』
お申し込みが届いています
4種類のやり方をというので、経験者が多いようですが
次は初心者向けの講習会を考えたいと思います~

企画が出るのを待つのではなく、習いたいことリクエストしてくださいね
その人に合わせた講習を目指しています

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ロクロ式織り機でヤノフ織り

しばらく前に『ヤノフ村の絵織物』の本を見て、自分で織ってみました
教室でも、何人か挑戦しました

本に書いてある通り、図を見てその通り織れる人はすんなり織れたのですが
『どうしてこうなるのかなぁ~』と考えてしまうタイプの人は
間違えては戻り、なんで???と随分時間がかかりました

私は、本と同じ上開口で3枚織りましたが
何となくわかるという感じでもピンときませんでした

本に出ているヤノフ村の織りの写真を見るとろくろ式織り機でした!
自宅のろくろ式織り機で織るための講習の希望があって
織り機が空くのを待って、試してみました
参考にしたのは志乃さんのブログ、とても良く書いてあります

左は本と同じておりやさんの糸で上開口の織り機でおったもの
右はタリフの糸で、密度を5/cmにして織ったもの
途中とても眠かったので、やっぱり間違えてますね~



ろくろ式でのピックアップは上に経糸があるので拾いにくいですが
やってみたら、どうしてこうなるのかがすんなりわかりました
Yukiさんのコメントにとても分かりやすい言葉がありました
 色糸のピックアップは模様の邪魔になる糸を抑えておく感じ、
 白糸のピックアップは出したい模様を拾う感じ
Yukiさんはお正月のお里帰りの時に講習を受けタリフにも来られました

やってみたら思ったより簡単!
ちょっと気分転換したいときに、いいですね

それと、先日Mさんが織ったバック用の布
機から外して、間違いに気が付きました
2本足りなかったか、多すぎたか、緯糸が渡って模様の脇の組織が崩れてしまいました
そこで、針を使ってチクチク・・・
上の方と 直したところ解りますか?



ちょっと楽しい、お直しの時間です~

機かけ講習にも申し込みが届いています
織り機を4台つかうので、連休中から少し準備しましょう~

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機かけの講習会をします

経糸の巻き取りに苦労されている方はいらっしゃいませんか?

タリフオリジナル冊子『千鳥格子のマフラーを織りましょう』で
洋の機かけ(経糸をセットする)を紹介していますが
『読んでも良くわからない』という声が時々届いていました



先日那須から講習に来られたMさんからも
経糸を巻き取るときにとても苦労されていることを聞きました
教室でも、巻き取りが均一になっていなかったために
織りながら左右が斜めになってとても苦労された生徒さんがありました

それで機かけの講習会を計画しました

冊子で紹介しているやり方を基本として
他に条件に合わせて3通りお見せします 

経糸の巻取りについての講習会
日時 5月17日(金曜) 13:00~16:30
参加費 4000円

内容 
1.冊子のやり方 仮筬(ラドル)を使い綾棒を移動しての巻き取り
2.モヘアなど絡みやすい経糸の扱い、巻き取り
3.手紡ぎ糸を使う時や、同じ設定で続けて織る場合など
  綿糸などを補助糸として織り機にセットしておいて、経糸をつないで巻き取る
4.服地の経糸(単糸の850本6m)を巻き取る

お持ちの織り機のやり方などのご相談をお受けします

参加申し込みはメールでお願いいたします 
weaving★jcom.home.ne.jp ★を@に変えてください
お申し込みの際はフルネールと連絡先をお知らせください

SNSをしていらっしゃる方は、もし良かったら 他の方々へのお知らせお願いいたします糸の入荷について
毎年1月から2月に1年分の糸をスコットランドから輸入するのですが
今年は特注した色もあり、工場の予定が大幅に遅れています
今年のGW前の入荷が難しくなり、10連休のため送金もままならず
入荷が5月半ばになりそうです
お待ちいただいているお客さまには、大変申し訳けありませんが
もう少しお待ちください
日本のように勤勉に約束を守る国ははなかなか無いそうです
注文に関しての問い合わせは早いのに
予定より遅れても何にも連絡がありません
日本ではありえない状況です・・・

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手芸店にタリフの冊子が並びます

タリフのオリジナル冊子の『オーバーショット』の販売を始めて1年
これまで400冊が色々な方の手に渡り、先日第3班の冊子が届きました

同じころ、札幌のマリヤ手芸店から販売のリクエストをいただきました
私もお店を訪ねたことがありますが
ここの手芸関連本はとても充実しています
ネットやカタログで名前と表紙しか見れない本も
ここへ行くと実物があり、内容を確かめて買えるので
時間が限られていたのが残念でした

千鳥格子のマフラーを織りましょう
色々な綾織り
オーバーショット



の3冊を納品させていただきました

お近くの方は手に取ってみてくださいね

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介護の話は今日でお終い

3月で終わりにしようと思っていたら、今朝は4月になってしまいました
昨日は、気になりながらずっと訪ねることが出来なかった
母と同い年の叔母に会ってきました
またここでも違う形の介護が継続中
施設にいて、良いスタッフに恵まれているものの
週に1回は会いにいく一人娘の従妹の苦労は少なくありません

介護のことを話始めたら切りなくあるのですが
お伝えしたいことは、あと3つ・・・

日本の文化の中には人の死について触れることを避けたいものがあると思うのですが
誰にでも同じように必ずやってくる、人生を終えるということ
この時をどう迎えるかは、それまでどう生きてきたかにつながっています
だから、どう生きるかを今から考えましょう~

それと、気になるのは、若い家庭で子供が一人ということ
今はそれで良いかもしれないけど、できれば2人以上育ててください
なぜって、親を看取る時、一人だけだと全てがその人の肩にかかってくるから
自分で判断できなくなった時、どうするかを決めるのは子ども
一人っ子の知り合いが、自分だけで決めなければならない辛さを話してくれました
仲が良くなかったとしても、兄弟がいるのがうらやましい・・・ と

最後に在宅診療の役に立つ取り組みについて
兄が長く在宅診療に関わる仕事をしていますが
母が寝付いたころから、本人と家族に頼んだことがありました
それは、亡くなった後に病理解剖をしたいということ
在宅で亡くなる方の医療的な情報を集めることで
これからの在宅診療に役に立てたいという医師の活動が始まっています

生前、母は兄からのこの希望を受け入れていました
息子を医者にしてもらったお礼に役に立ちたいという母の想いです
結果、肝硬変と老衰で少しずつ弱っていたのですが
それでもよくここまで頑張れたという所見があったそうです

もしこの取り組みについて詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください介護が終わるのを待っていたかのように入ってきた次の仕事
新しいチェックのデザインに苦戦しています
しばらくチェックを織っていなかったために
蓄えが減ってしまっていました
昨日はこんな景色を見て、色を補充してきました


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