2020年 の投稿一覧

1週間に1度のお楽しみ!

今日は、1週間に1回の買い物の日
前回、1人で重い買い物を持って帰って肩や腰が痛くなったし
今日は強い雨が降っていたので、車で行きました
午前中早めで、そこまで人は多くありませんでした

今日の夕食は鰯のお刺身!
買い物に行った日にしか食べられません〜
魚好きなMが頑張ってくれました

3週間前に「自分の時間ができた!」と喜んだ私ですが
やっぱり人に会わない、曜日もはっきりしない日々は気分が晴れません
都知事の「自粛はまだ始まったところ」という言葉も
納得しつつ、憂鬱になってしまいます〜

時間も環境もあるのに、織る気にならない、、、
このブログの読者の方々の中に、そんな方はいませんか?
ということで、元気になれるかもしれないことを3つ考えました
織りはちょっとお休みして、準備をしていました
明日にはお知らせできると思います

1日家族以外と話していなくて、何だかつまらないなぁ〜と感じている方
しばらく連絡していない、親戚のおばさん、友人、同じ楽しみを持つ人に
電話してみましょう! メールじゃなくて声を聞くことが大事です!
「今日は何をしていた?」「 何食べたの?」なんていう何気ない会話が元気をくれますよ
そういう私も、今日は織り仲間のSTさんとひとしきりおしゃべりしました

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経糸をつなげて織っています

手織り教室をお休みにしているので誰も工房へ来ませんが
私はこの時とばかり、チェックのサンプルをたくさん織っています

平織りのチェック
1回に織るのは、経糸の本数が同じチェックデザイン5つ
今回はこの色   

サンプルなので経糸は1枚分80cm、同じ色の本数を計算して、まとめて整経します
それを、1回に5パターン経糸をつなげて織り機にかけます
織り機には綿糸が通してあり、それにデザイン通りに機結びします

こうすると、毎回綜絖通しや筬通しをせず、無駄にする糸も少なくて済みます
思った効果にならずに、他の色を試したり、織り直すデザインもあります
久しぶりにチェックにハマっています


先日ネットなどを使ったミニ講習のことを書きましたが
色々な状況から、枠にはめて提供することが難しいようです
個別に対応しますので、質問などありましたら、メールでお問い合わせ下さい
家にこもって手仕事を楽しみたい方の手助けができれば嬉しいです

日に日に厳しくなるコロナウィルス感染は、まだ長くかかるでしょう
どうやって自分を見失わずに過ごすか
小さな何かが、ちょっと助けてくれたりしますね
そう思って、まだ寒い英国の友人達へ春の花の写真を送りました

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生徒さん 自宅で編んでいます

生徒さんのKKさん
東京の反対側から電車で通われている為に
リスクを避けて、3月からお休みして、家で編み物をされています

先日出来上がった写真を送って下さいました
苺をイメージしたお茶帽子です
自分であれこれ考えながら編むのも楽しいですね


先日のモチーフ編みのKMさんから完成したと写真を送ってくれました
実物はもっといい ‼︎   

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縮絨とは?

タータンの記事の校正を頼まれた時に
「タータンは縮絨しないんですか?」と聞かれたことがあります

縮絨はしないけど、洗いはします!
それほど、「縮絨=洗い」が定着しています
でも、縮絨は洗う事ではありません

これに関した話を整理して少しずつ書きたいと思います

縮 絨 字の意味を考えてみましょう
は文字通り、縮むこと
は主に厚地の毛織物を指すと辞書にあります

では、どんな布でも織った後に洗うことで、縮んで地厚になる?
答えは No!
洗っても風合いが変わらなかったことがあるでしょう

44年前、英国へ語学留学中に参加した手織り講習で織った物です

先生に言われるまま、織った一部を熱い少量のお湯と石けんぶくぶくで洗うこと20分
出て来たのが、毛布のようにフェルト化した布でした
(画像では見えにくいですが、実物は風合いの違いが良くわかります)
使った糸が手編み用じゃないけど、何が違う?
そこから、私の糸へのこだわりが始まりました

英語の本には、仕上げのところに
score(洗い)とmilling(縮める)と別々な工程として書いてあります
*score 糸に付いた汚れや糸油を落とすための洗い
*milling 更に縮めて厚みがある布にするための工程が縮絨

score と wash は同じく洗うことを意味しますが、
scoreの方が汚れをゴシゴシ擦って洗うような時に使う言葉だそうです。

そして一番大事な「縮絨する布」は紡毛糸であること!

羊毛を紡いで織るホースパンは紡毛糸に近い糸を使っているので
仕上げで、石鹸液をかけて踏んだり、ローリングしたり、洗濯機で回して縮絨します
でも、日本の紡績糸は圧倒的に梳毛糸が多いですね
手編み用の糸はほとんどが、梳毛糸です

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元生徒さんの手仕事

外出自粛要請が出て、家にこもった元生徒さんのKMさん
家で織って残ったタリフの糸でモチーフを編み始めました
いつか、編んでみたいと思っていたそうです
外へ出られないのはチャンス!

330枚のモチーフを編み上げて、つなぎ始めたそうです

色の組み合わせは難しそうですが、タリフの糸は
どんな組み合わせでも、それなりに馴染んでくれるので
チグハグにはなりません〜

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自宅で織っている生徒さん

タリフの教室の男性の生徒さん
時々机上講習を受けられて、ご自宅で織っています
出来上がった時には、間違いが無いか点検も兼ねて
工房に来られて見せて下さいます

今回は前にも織った事がある網代柄
本数を変えたり、苦労された後で
ちゃんと柄が出たと写真を送って下さいました
ヤクの2/16の糸です  洗うとフワフワになるでしょう〜
下の写真は1枚目、機から下ろしてテンションが緩むと柄がよりはっきりと見えます。 
2色を綾織りなら2本ずつ、平織りなら1本ずつの組み合わせです

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春の日差しを受けて

今朝のウォーキングは、寒くなく、風も冷たすぎず、、、
気持ちの良い日差しでした
なんだか「起きたくない〜」から、頑張って良かったなぁ〜

歩きながらスコットランドの街で外出禁止の暮らしをしている友人に送るために花を探すのが、ちょっとした楽しみになっています
今朝は朝日を浴びる新芽を出し始めた木々です

緊急事態宣言が出て、朝の歩く人が少し増えました
それにしても、
いつもと同じ犬の散歩に固まってのんびり歩く数人のおばちゃん達
外へ出たくても我慢している子供が見たらどう思う?
2mずつ離れて歩いたら、良いお手本になるんだけどなぁ〜
遭遇したくないので、ぐるっと遠回りして帰宅しました

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鳥の仕業?


フェンスの脇に並んで生えている小さなアオキ
ここは自然保護観察のためになるべく人の手を入れていないので
誰かが植えた訳ではないでしょう


きっとアオキの実を食べた鳥が運んだ種から育った実生でしょう
我が家のアオキは、地味〜な花を付けています

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新芽の季節

予想通り、コロナウィルス感染の状況は毎日厳しくなるばかり
物質的にも精神的にも 全世界の人々が試されているように感じているのは、私だけでしょうか
これまでと同じ暮らしが出来ない中でも 季節は着実に移り変わり、工房窓から見える木々も新芽が出てきました

葉が出る前に花が咲くハナミズキも枝の先に小さなピンクが見えてきました
庭の新芽
不安要素で落ち込んでいる方々もいらっしゃることでしょう
人との繋がりは、それほどに大きな力になっていることを再確認しました
固まってしまった方が、少しでも動ける手助けができないかと、電話やネットでミニ講習が出来ないか、検討中です 少しお待ち下さい 

しばらく前から、タリフのスタッフによるインスタグラムを始めています
投稿は少ないですが、こちらもご覧下さい

https://www.instagram.com/weavingturriff/

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手織り教室を休止しています

日に日にコロナウィルス感染の状況が厳しくなる中
教室は、4月からお休みにしました

一歩家から出ると街中には普通に人が多く
テレビで伝えている専門家の危機感とチグハグな感じがしますが
世界の様子に、日本だけ特別では無い‼︎ と思います

「人の動きが感染を広げる」という原点に立ち返り
小さな自分一人でできることから努力しようと思いました
人に会うことがほぼなくなり、電話やメールのやり取りが増えました
スコットランドの地方都市にいる1人暮らしの友人は
12週間アパートから出られない!と知らせて来ました

不安要素ばかりの現状ですが、手仕事が好きな皆さん!
今こそ、手を動かしましょう〜

写真は、朝のウォーキングで見かけた木
新芽が花のよう

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