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ネス湖畔のアーカート城

スコットランドの旅の前半は、アバディーンからスコットランド北東部、クランピアンを回りました
山も無く気候がそれ程厳しくないので、畑や放牧地が多く見られます

それに対し、山が多くある北西部は、ハイランドと呼ばれ
冬は天候が変りやすく厳しいと聞いています
そこにあるのは、ネッシーで有名なネス湖 この北端の町がインバネスです

Johnstons of Elginを訪ねた後、インバネス、ネス湖を回って、
エジンバラの南、スコットランドボーダーまで、一気に移動しました
その途中で、どうしても寄りたかったのが、アーカート城があるアーカート渓谷

白黒のチェックとして世界中で有名な、グレンチェックの発祥の地だからです
このチェック、正式にはGlenurquart グレンエアーカート アーカート渓谷という意で
この地域の領地のエステートチェックとして作られました

この日はたまたま土曜日でテーマパーク化したアーカート城跡ではイペントが模様されていました
知らずには行っていったら、昔の服装をした人たちが戦いを・・・・・・
気が付いたら引き寄せられるように、その人たちのそばへ急いでいました
そして、デモンストレーションが終わった人たちとの話に夢中でした









この人たちは、17世紀の格好をしてその暮らしぶりの再現を楽しみために集まってきたボランティア
話した人たちは、スコットランドの人ではなく、イングランドからやってきたとのこと
この日は1644年の再現だとか・・・
パンフレットを見てみると、この年が、この城の最後だったとか

歴史に初めて登場したのが紀元580年、その後幾度となく戦いの場となり
1692年に去った最後の兵士が、その後城として使用できないように破壊したそうです

と、城のことはいいのですが、このパンフレットの最後に
グレンチェックを領地のツイードとして採用したとされる
領主婦人のキャロライン・シーフィールドの名前が出てきました












タータンも昔はこのように長い布を体に巻きベルトで止めていたそうですから
タータンを持たない庶民もこのような衣服をまとっていたのでしょう
エステートツイードとして画一される以前はこのようにツイードを着ていたのですね
シングル巾(75cm)で7mの布だそうです
重そうですね、でも防寒には必要だったのでしょう
昔の人はたくましかった!!!!

一番興味があるのが、この時代なので、嬉しかった~

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ジョンストンズにて

スコットランド手織コースの時に必ず訪れたのが
インバネスの東約50kmの所にあるElginという町になるジョンストンズという織物工場です
カシミヤの紡績と織り、ニット、をしている大きな会社です

工場内のツアーはいつ見ても、楽しいものですね
今回はカシミヤの布を洗ってからブラッシングする工程を見ることが出来ました

回り始めたら、綿埃が舞い上がりました

大きなドラムにびっしり付いているのは、ティーズル

この写真のものは、もう随分使っているのでしょう、毛が沢山付いています
少し離れた所に、次のものが用意されていました



手織のカシミヤの布はこんな引っかかりやすいティーズルは使えません
私はワイヤーブラシを使って起毛します

今回のジョンストンズの訪問で事前に特別お願いしていたことがありました
それは、1874年から工場に残る生産記録アーカイブを見せていただくこと

その中にある布を着ていた人たちのことをちょっと考えました
私が織りたいと思っているのがこの頃のチェックなので、感激!

ず~っと昔と思ったけど、1874年から2009年、たった135年なんですね
タータンを含むスコットランドチェックが発達したのは産業革命の後、
1700年代の終わり頃からです

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手芸クラブ

今日は、月1回の手芸クラブの日でした
集まったのは小学校5年生の女の子たち3人

前回はかぎ針編みの練習で鎖編みを沢山しました
さて今日は・・・
10目の細編みに挑戦 なぜか1段8目の細編みになり
正方形に近くなってなぜか横方向に編み進み・・・・
計画変更して、そのままぐるぐる進めることに・・・・
やっていたら、ボール状にしたいというので、減目をして原毛を入れて
お湯と石鹸でゴシゴシ洗ったら、不ぞろいな編み目が見えなくなりました

私は型にはまって、本の通りにと思っていたけれど
様子を見ながら、手伝いながら、その時々の発想でつくっても
編みぐるみが出来ると教えてもらった、体験でした

上手にきれいに作るが目的ではなく
飽きずに、作る楽しさが心に残るを、目標に楽しみたいですね

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食べ物

前より、英国人の食べ物が美味しくなったような気がします
安い白いパンのサンドイッチばかりだったのが
全粒粉のパンにはさんだものや、バケットのものなど、選択肢が増えていました


スコットランド独特の食材、朝食に付くブラックプディング
穀物や動物の内臓を使って作られたもので
昔 食材が乏しかったスコットランドでは貴重な栄養素だったことでしょう
フライパンで焼いたトマトとマッシュルームがとても美味しい朝ごはんでした

スコットランド製スモークサーモン
小さな漁村のパブで食べた、スターターの1品 厚切りで美味しかったです

田舎のパブの食事やレストランでも
メインに茹ですぎた野菜類の付け合せという英国風料理から
歯ごたえの残る付け合せ野菜になったり、生サラダが沢山ついていました

スコーンとお食後2種類 甘かった~

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編み物

今日の話題は編み物

タリフの町にある手芸屋さん、前に行った時はたいした毛糸も無かったのに
今回、インチとセンチも両方着いたテープメジャーを買いに行ったら
毛糸が沢山有って驚きました
田舎の町の手芸屋さんにこれだけの糸があるのを見たことがありませんでした














一番左にある250gもある大玉の毛糸が右にある写真
中細くらいの太さで、やっぱり、アクリル100%だったり、ミックスだったり
ゆっくり見る時間が無かったので、詳しく見たわけでは有りませんが
中々純毛の毛糸を見ることはありませんね
お洗濯の関係で、化繊の方が手軽でいいのでしょう

旅行中に編んでいた、アラン模様のセーターです

帰るまでに後ろ身頃が殆んど出来ましたが・・・・つつきは何時になることやら
ちなみにこの糸は20年近く前に手に入れていたPatons(supun in scotland)のダブルニッティングです

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糸のこと

今朝、スコットランドから糸を発送したというメールが届きました
最後には、問題なく届く事はわかっているのですが、
待っている時はいろいろ、考えてしまったりしますねぇ

糸が届くと仕事が沢山あるので、忙しくなるけど、楽しみです

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糸を待っていま~す

3月にまとめた注文の糸ですが
いない間に届いて通関や搬入など子供たちには大変なので
ロンドンを発つ日に合わせて18日に発送してもらう手配をしてきました

『Handweaver workshop Turriff』とかいてあるでしょ? 
と、殆んど用意が出来た箱の山を見せてもらいました

かえってすぐ問い合わせのメールを入れましたが
未だにどうなったか連絡がありません
最近、工場を移転して何かと整わない中での仕事の様子だったので
予定通り準備できない糸があるとは聞きましたが
何とか、現状の連絡くらい欲しいものですねぇ

でも、英国人相手はいつもこんなものです
忍耐!忍耐!!
注文して下さった方々、もう少しお待ちくださいね

今日の写真は、工房名にもなっている Turriff の町です

屋根の上に煙突が沢山あるのは、かなり古い家です

今回の旅はこんな家に暮らしていた人々に思いを馳せる時がありました

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スコットランドの羊1

スコットランド北東部、アバディーンの北 
FraserbughからMacduffへ向かう幹線道路A90から
海岸線近くを通る細い道を走っている時に見た羊たちです

毛刈りはまだされていませんね 風がとっても冷たかったです

羊の種類は主にチェビオット、沢山子羊がいます 
この放牧地には牛が一緒にいました 肉牛です (ラム肉と牛肉?)

珍しく、黒い頭と足のサフォックの写真撮影成功
その後ろに見えるのは北海(North sea)です

木も生えず、少し溜まった土に草がへばりつくように生えています
いずれも撮影は午後6時頃 まだまだ明るい

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スコットランドの写真1

写真が沢山有って、整理が追いつきません
今日はフォルダーの中の整理をしましたが・・・・

毎日少しずつアップしたいと思います

アバディーン空港に着いた翌日に行ったお城 フレイザー城

最近ナショナルトラストに属しているお城は週2日休む取り決めになり
あいにく、この日はこのお城がお休み
中は見れませんでしたが、外から眺め、お庭を見て回りました


これは3日目に車で走っている時に出会ったアルパカ
しばらくあっち、こっちと動きやっと前からの写真が取れました
広い所で嬉しそうですねぇ
黄色の花は、野生に沢山生えている Butter cups
色々な所で、まっ黄色になるほど咲いていました

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無事旅行から帰えりました

19日間の英国旅行を終えて、昨日無事帰宅しました

と~っても恵まれた旅でした
英国人のホスピタリティーはとっても暖かかった

スコットランドとウェールズの2箇所でレンタカーを借りて
走り回りましたが、総走行距離は1800km 
雄大な自然がすばらしかった!!!

行く先々での人との出会いがうれしかった~

予想以上の情報が与えられ、予想以上の物が見られ

3人の旅が楽しかった~

長い留守を守ってくれた子供たち、両親
一緒に行ってくれたYさん リッタ ありがとう

みんなに感謝です


写真もまだ見ていませんが、これは最後に訪れた南イングランド サセックスの風景です

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