工房・講習

リジッド織り機

例年より早く季節が移り変わるようですね
他の紫陽花より早く色づく我が家の紫陽花がきれいに咲いています
増えなくても良いドクダミがどんどん増えて、可愛い白い花がいっぱい❣️
でもこの写真を撮った後、庭仕事に精を出していた娘に抜かれてしまいました
ドクダミが増えすぎると他の植物が見えなくなってしまいます

緊急事態宣言が延長されて、教室のお休みも延長ですね
そんな工房でリジッド織り機でチェックを織る工程の写真撮影をしています
作品の写真はプロのカメラマンが撮影して下さいましたが
工程は複雑な内容なので、息子が撮影してくれます

いつもは糸の棚と大きな織り機が置いてあるコーナーです
1日では終わらず、明日に持ち越しそうです
実際見てもらえれば簡単なことが写真と言葉で伝えるのはとても大変です

リジッド織り機で数点織ってみて、整経や、通し間違いが起こり難いこと
デザインや織る時の最低限の規則性が大切なことなどを実感しました
織り機がシンプルなので工夫して自分仕様を見つけると、楽しみも倍増します❣️

関連記事

新年おめでとうございます

誰もが思いもしなかったコロナに苦しめられた2020年が明け
今年9月頃の出版を目指して、厳し現状で迎えた2021年お正月
世界中で多くの人々を巻き込んだ辛い日々は
それぞれが持つ本質的な事柄に目を向ける機会でもあると感じます
気がつかずに過ごしていた、でも確かにある違和感や不本意なこと
でも小さな楽しみ、喜び、有り難さに気がつくことも、、、
小さな楽しみを周りの人たちと分かち合う(シェア)すると
なぜか、小さなものがだんだん増えていきますね

「手織りのためのスコットランドチェック」の本が売り切れて2年余り
再三出版社に再版のリクエストをしてきましたが
新しい内容を加えて、新版としての刊行が決まりました
今年9月頃の出版を目指して、これから編集作業が始まります


この1年ほど、平織りで織るチェックデザインの提案向けて
かなりの数のサンプル織りが出来ています
目指すは、全てのデザインに綾織りと平織りのデザイン掲載!!
同じ糸を使っても平織りの方が経糸、緯糸の密度をさげるために
同じサイズを織るためには本数を変える必要があるためです

再版の予定がないかとお問い合わせを下さった方々、ありがとうございます😊
とても勇気づけられました❣️

体力や作業効率の低下を感じてきているのに、やりたいことが反比例して増えています
何を選択するか、迷走が続きそうです
でも目指すは、楽しむ❣️ これを大事にしてコロナ渦を過ごしましょう

皆さまも気をつけて💕
今年もタリフの応援よろしくお願いいたします

関連記事

オンライン講習しました

11月に卓上機を持参して講習を受けられたMさんとご高齢のお母さま
初めての手織り、千鳥格子の経糸をセットして
お母さまはこちらで用意したミニマフラーを1日で織り上げられました
その後自宅でおられた千鳥格子格子マフラーです

初めて1人でする「織るまでの経糸のセット」は、誰がやっても大変です
綾棒を抜くのが早すぎて綾が取れず苦労されたそうですが
こうやって自分で苦労すると、後でとても助けられます

私に鼻風邪の症状が出たために、念のため教室をキャンセルさせていただいた代わりに
ラインのビデオ通話を使って、2回目の講習をしました
予め講習内容と使う糸の色などを相談してお送りしました
「手織りのためのスコットランドチェック」の本を双方で見ながら
千鳥格子にオーバーチェックが入ったデザインの説明をしました


それぞれの方に合わせて対応させていただくので、
オンライン講習のご希望があったら、ご連絡下さい

ご高齢のお母さまと2人で手織りを始められたばかり
長年の夢が叶って、嬉しくて、楽しくて、、、と
コロナ渦の沈みがちな心を明るく過ごしていただけて、嬉しいですね
最近、こんな想いで教室に来られた方がお二人
定期的な講習の人数枠は空きがありませんが、単発講習ならどうにかなるでしょう
大事なのは想いを行動に移すこと、アクションを起こしましょう😃

小さな  “楽しい❣️“ をシェアして元気に過ごしましょう
シェアすると元が増える‼️つて知っていました?

関連記事

卓上機エリカの講習しました

毎月第2水曜日は、baru先生の紡ぎと編みのレッスンがあります

今日は、午後の編み物クラスが無くなったので
Baru先生に卓上機 エリカの機ごしらえの講習をしました
少し手織り経験があるので、ご希望で2重織りに挑戦です

幅30cmなので、全てがコンパクトで良いような、やり難いような、、、

綜絖枠の上に付いている巻き取り時の幅出しのための
ラドル(私が仮筬と呼んでいる物)はプラスチックの部品で
5/インチなのでcmに換算すると一つが0.5cmになります
今回は2重織りで経糸密度が高いので、本数が多くちょっと窮屈
せめて1cm間隔だともっと使いやすいと思うので、作ってもいいですね

筬通しは、ネットで紹介されている位置だと、なんだかやり難い
そんな様子を見ていたMの提案で、綜絖を上げて筬を平らに固定
とってもやり易くなりました

筬の両端に紐を通して、綜絖枠のところに結び
筬が平らになる位置で固定します
綜絖に通った経糸も、筬の目も見やすくて、作業がスムーズでした
エリカをお持ちのかたは、お試しください〜

少しだけ織って、2重織りの仕組みを確かめてみました

baru先生と、たくさん色があるタリフの糸を楽しむ企画を準備中です
お楽しみに❣️

そんな中、前から気になっていた苫小牧の織り友達と久しぶりに電話でおしゃべりしました
北海道はコロナ感染状況が厳しくなって、仲間で集まれないでいる話とか
大変だった介護が、ロングステイにお願いできるようになって少しずつ織りを始めたとか
不用になった糸や着物を引き取って欲しい依頼が増えてきているとか、、、

夏に皆さんで楽しんだフリースマットの写真を送ってくれました
地元のテクセルの毛を使ったそうです
羊毛がムッチリ、可愛いですね💕

関連記事

ミニ講習をしました

19日から、つくば市の息子宅へ出産の手伝いのために滞在しています
出産が早くなるかもしれないと言われつつも
お母さんのお腹の中が居心地が良いとみえてまだ生まれてきません

つくば市ゆかりの森手りサークルの方々がタリフの冊子を買ってくださったのが縁で
今回の滞在中にミニ講習をさせていただきました
午前中に、スコットランドのスライドショー
午後から、糸についての話と基本的なチェック2種類に
自分で色を選んで組み合わせを考えるという内容でした

良くできる方が他の方に教えてあげながら
手織りを楽しまれている様子を見せていただけて
とても嬉しかったです

しばらく手織りから離れていましたが、
とっぷりチェックの話に盛り上がって、私も楽しかった〜

少しずつ秋の気配が見えるつくばです

関連記事

第2水曜日はbaru先生のレッスン

毎月第2水曜日はbaru先生の紡ぎと手編みのレッスンです
私が手編みを教えていただきたくて、通う代わりに来ていただいて始まったレッスンです
編み物から、紡ぎが始まり、仲間も増えて、いつもワイワイ楽しそうです

昨日は、カーダーの使い方のレッスン
 違う色の原毛をミックスしたり、縦縞にしたり、厚みで重ねたり、、、
紡ぐ時の使い方で色の出方が変わるという、、、
側で耳をダンボにしていると、やってみたいと誘われてますね
でも、今はそこまで手を出すな!と自分に言いつつ、楽しみました

午後は手編みの方々がお休みで、続きでおしゃべり
ファンシーヤーンのオドラデクさんが加わって下さいました
知らないことがたくさんあって、楽しかった❣️
見せてくださったファンシーヤーンの完成度が高く
技術の高い糸の素晴らしさに感動でした(写真右下)
仲間の広がりが嬉しい日でした

関連記事

7色合わせました

残った手編み用の毛糸を使ってマットを織り始めたK I さん
明るい方が1玉分だったために、1リピート終わったところで無くなってしまいました
足りない分を、私の母が残した半端毛糸の箱から宝探し!
一度編んで解いたよれよれの糸や、よく捨てられなかったなぁと
思うようなものもありますが、役に立ちます !
手持ちのループヤーンも加えて似た色合いになりました
織りは、ピーターコリンウッドの2色の折り返しの位置を移動するもの

三角が2つ目に入って「分かってきたから楽しい!! 」と
早く織れるようになりました



最近「タリフさんはチェックの織りだけ教えていると思っていたけど
色々な織りを教えてもらって、とっても柔軟な講習で、嬉しい!」
と言っていただきました

私が1番大事にしているのは、皆さんが楽しむために教室に通われているという事
何を楽しい!と感じるかは、皆さん違います
織りを理解する道筋も違います

色の組み合わせをあれこれ考えて選ぶのが楽しい方
Aブロックはこれ、Bブロックは、これ、これを何回繰り返して、、、
という理屈が分かって、嬉しそうな顔をされる方
自分で計算して答えを見つけていくのが楽しい方
ちょっと分からない、、、と私に完成デザインを示して欲しいという方
理解した通りに進めるのが、楽しい方
手間を惜しまず、きれいな作品に織りたい方
細かいところは手が回らずも、早く織りたい方
などなど、、、

どれも有り!ですね                

楽しむ!は ブレずに、方法はいろいろ変わります
そんな工房はいつも楽しそうな方々に私も楽しい❗️をいただいています❣️



関連記事

手紡ぎ糸を織るお手伝い< 続き>

お手伝いのための具体的なお知らせです

手紡ぎの糸といっても、ホームスパンの服地に適した紡ぎや
手編みに良い紡ぎなど、奥がとても深い世界ですね

でも 羊毛に撚りをかけて糸にするのが楽しくて
あまり考えずに、糸を作る方も多いのではないでしょうか?
私も始めた頃は、解らないままたくさん糸を作りました
まだたくさんどこかに眠っているはず。。。

解っていても技術が付いてこない、、、ということもあるでしょう
そんな糸も、それなりではありますが、織ることができます
しまいこんである糸を引っ張りだしてみませんか?

お手伝いできるのは
S 撚り の双糸   又はSに撚り合せた糸

糸の太さ、毛質、撚り具合 によって織れる物が違うので
デザインなどご希望に沿って決めさせていただきます

経糸のセットは任せていただき、ご自分で織っていただきます
初めての方でも織れるように考えます!

費用
経糸のセット   60cm幅   10000円〜   
                              大きな織り機が空いていれば、1m幅ブランケットも可
織る費用           5500円/日  ×  かかった日数
 
また、工房に来て織ることができない方もご相談下さい

新型コロナウィルス感染によって、大きく変わった私たちの日々の暮らし
行動が制限される中で、気が付かないうちに気持ちが萎縮気味のようです
少しでもそんな方々の支援につながる何かができないかと、考え続けています
私もその中の1人、、、、  
他の人をサポートすることで、また自分も支えらると気がつきました
できることで、小さな一歩を始めましょう

9月から始めている、送料サービスやワンポイントレッスンも同じ考えです

小さな一歩、待ってます〜

  写真の糸は、コリデールをニット用に紡いだ糸
毛質と色が気にって買いましたが、
“それなりの紡ぎ”で織ったら、とてもフェルト化してしまい
baru先生のアドヴァイスで梳毛糸のニット用に紡ぎしました
いつ編めるかなぁ〜

                            

関連記事

ワンポイントレッスン券のこと

9月から始めるワンポイントレッスン券についてお伝えします

スピニングパーティーの会場や、他の折にお会いする方々、
またタリフの商品を買って下さった方々から、質問を受けることがあります
商品に関係している事や、大まかなヒントとなるようなことは答えしています

でも、講習料をいただいて教えている同じことは、お教えすることはできません
時に「ここから先は講習を受けに来て下さい」とお話しすることもあります
講習料は習うことへの対価ですから、その方々を大切にすることにもつながると思っています

今回のワンポイントレッスン券は、それぞれのご希望に応じて
講習料をいただいている生徒さん方と同じことをお教えできるものです

*経糸を織り機にかけるのがとても大変
*本に書いてある図が解らない、
*本と織り機が違うので解らない
*織る物のサイズを変えたいけどどうしたらいい?
*オーバーショットの柄が出来てこない、、、などなど

タリフの商品関連はもちろんのこと、何でも知りたいことをダメ元で聞いてみて下さい
ネットで画像を見ながらも対応できるでしょう
私にもお答え出来ないこともありますから、そんな時は券の使用を見送ります

ご質問は、事前に内容と希望時間等お知らせください
休みの日や教室が忙しい時もありますから、調整させていただきます
昨日のご注文発送から、発行を始めました

コロナや猛暑豪雨と先の見えない暮らしの中で
ほんの少し力を出してみんなで元気になりましょう
大事なのは「自分からアクションを起こすこと」
それを応援します!

*〜*〜*〜*〜*〜*
「手織りのためのスコットランドチェック」の本について度々お問い合わせをいただきます
1年半ほど前に一部改定して再版する話が出版社からあったものの
はっきり決まらずに、コロナの影響が出て、一度は「諦める!」と思ったのですが
中古本が高値で出ている事や、再三いただくお問い合わせに
再度出版社に交渉しています
もし再版が決まれば、平織り チェックデザインを入れたいと準備も進めています

引き続き応援よろしくお願いいたします


関連記事

自分仕様に変換しましょう

色々なことがあるのに、言葉にしてお伝えするのが、ちょっと苦手です
なので、気がつけばもう20日も経ってしまいました

昨日タリフの糸をご愛用いただいているお客さまから電話がありました
「ちょっと教えていただけますか?」と、、、

タリフの糸でヤノフ織りをしているけれど
本と織り機が違うからか、模様が出てこないというお話しでした
以前私が書いた記事を見てくださったのでしょう

ロクロの織り機だったので、その話をしましたが、
参加にしている解説のタイアップは、右に1が来ているのに、その方は左が1にしている
それなら、まず左が1になるようにノートを書くことをお勧めしました

本は世界中の色々な書き方で表現されていますから
それを、自分が見慣れた自分仕様に書き直すと良く分かるようになりますから
「何だかんだ良く解らないなぁ」と思ったら
自分仕様に変換してみてください

私も初めてヤノフ織りをした時は、何だかんだ解らなかったけれど
何度も同じことをする内に仕組みが見えてきました
何度もお試しくださいね

関連記事