工房・講習

今の場所での教室が終わりました

7月も終わりに近づき、8月 の工房移転のために
今日が この場所での教室は最後でした


旅行へ行く代わりにと、近くのホテルに泊まり浜松から参加されるHさんは
いつも丁寧な織りで、カシミヤのワッフルを織り終えられました
綿糸でチェックとレースの組み合わせが楽しくなり始めたMさん、
前回紹介したグラデーションでクラックルをおるTさん、は
間が長く空くと苦労が増える…と
片付けの脇で織りに来られることになりました

服地の直しをしていたTさんはちょうど良い時間で終わり
自宅で織るための経糸の準備も出来ました

いつも、楽しそうに織ったり、おしゃべりしたり、
様々な情報交換の場でもありました
新しい工房での夢もあれこれ浮かんでいます

人が集待って下さることを楽しんだ両親が遺してくれた場所を
また多くの人の交わりの場所として使える幸せを思います
気がつかないうちに親から色々もらっているものですね

まだ工事が始まらない不安は少々ありますが
9月の再開目指して引越し準備を始めます
ここにいる間に織り機も増えたし、所帯が大きくなりました

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複雑❗️グラデーションのクラックル

グラデーションの色でクラックルを織り始めているTさんが
続けて織りに来られました


経糸の色、綜絖の通し方、織り方+色の組み合わせ
これらの要素が模様を出すのですが
織る時に変わる組み合わせ、織り方がとっても複雑❗️

糸屋なので糸の色はたくさんあります
これを見て他の生徒さんもやりたくなっています
クラックル流行りは、秋に続きそうです

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最近の流行りはクラックル

地方に越した生徒さんがヤノフ村の絵織物の1日講習に来られた時に
クラックルを織ってみたいと希望され
時間が無かったので、テキストと糸を用意して送りました
経糸をチェビオット、模様の太い糸をラムウールの双糸という組み合わせの
バッグ用の布です

その話を聞いた工房の生徒さんもやってみたいと挑戦!

2人の布が織り上がりました


上の2点は元生徒のWさん
家のロクロ式織り機で織ったヤノフ村の作品も上手に織れていますね
下の黄色いのは、Mさん
ペダルの踏み間違いが無いように随分気をつけていました

クラックルは、4つのブロックの組み合わせだけなのですが
1 ブロックに使う3色の組み合わせで、実に様々な模様を作り出すことができます

今、もう1人グラデーションを入れて大作に挑戦している方がいます

私は自分で織ったことは無いのですが、
皆さんが次々と試して下さるので、とっても楽しいです

まだ新工房のリフォーム工事が始まらず、大丈夫かだいぶ気になってきましたが
8月中にできないとも言われていないので
来週水曜日に教室が終わったら、引っ越し準備を始めます
出来るだけウェブショップのご注文に対応いたしますが
8月にしばらくお休みをいただくことになりそうです
ご迷惑をおかけししますが、よろしくお願いいたします
決まり次第お知らせ致します

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教室の作品

久しぶりに最近の教室の作品紹介です

現在教室に通われている中で一番長いKさん
初めての8枚綜絖に挑戦しました
初めては解り易い組織がやりたいというご希望で
8枚綜絖の本からダマスクをおすすめしました

打ち込みが揃わなかったり、経糸を拾ってしまったり、柄を間違えたり
気が付く度に丁寧にほどいてやり直しながら楽しまれました



途中から、幅出しのために伸子を使い始めて織りやすくなりました
が、織っているところの柄が見えずにリピートの間違いに気が付きませんでした
それでも、機から外した時は居た人たちから歓声が・・・・
時間をかけた大作の完成は、達成感が大きいですね
これから糸飛びなどを直して洗います夏に向かっているのですが、マフラーの体験講習がお二人続きました
他でも手織りを経験しているMさん


手織り経験者は必ずしも体験講習で決まったことをする必要はないのですが
ご本人の希望で、千鳥格子のマフラーを織られました
タリフの糸は初めて
洗った時の変化に感激されました
写真の右は練習に織ったサンプル、洗ってありません

写真を忘れたのですが、もう一人は手織り初めての若い方
同じことの繰り返し作業が楽しいというだけあって
初めて織ったとは思えないきれいに揃った千鳥格子のマフラーが出来上がりました

そして、昨日はオープン工房
アフガン編みを始め、編んだり、チクチク縫ったり
3人の方がタリフの糸で手仕事を楽しんでくださいました

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オープン工房のお知らせ

手織工房タリフのKnitオープン工房

日時 6月23日(日) 10:00~16:30

手織工房タリフ

参加予約不要・飛び入り歓迎


手織工房タリフのお休みをスタッフmakikoが使わせてもらってKnitオープン工房をします。


見学だけもOK、タリフの糸で手仕事をしてみたいという方や
手紡ぎをしたいという方も歓迎です。


また、10:00~アフガン編みをやってみたいというメンバーと
帯刀貴子さんのご本を教本にアフガン編みでコースターやポーチを編みます。

興味のある方は、アフガン10号針(クロバー)もしくは
3号5号の両端にフックのある中心が滑らかなかぎ針をお持ちください。


糸はタリフのブランケット用の糸を別料金で使っていただけます。
お手持ちの糸でも並太、2~2.8番手くらいの手紡ぎ糸でも可能です。


会場費として500円(見学だけは無料)お願いいたします。
お茶のセルフサービス付きです(^^)


もし、アフガン編みをきちんと習いたい方がいらっしゃいましたら、
毎月第2水曜日(6/12)の帯刀先生がタリフでなさっているニットの会にいらしてください。

先生が優しく教えてくださいます。

*そちらは事前にタリフか帯刀先生へご連絡ください*


お問い合わせは手織工房タリフ
又はmakikoの sanbonge.m☆gmail.com までお気軽にご連絡ください。


同時に手織りに関するミニ机上講習(30分500円)も承ります
ご希望時間をお申し込み、講習内容をお知らせください
(内容によっては講習料の変更があります)

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ひつじメジャー講習のお知らせ

手織工房タリフのスタッフmakikoからのご案内です。

Sanbonge.mオリジナルの「ひつじのメジャー」のワークショップ
日時:6/15(土) 10:00〜15:30
場所:手織工房タリフ
講習料 4,500円 (材料費込み)
(持ち物はご連絡いただいた後にお伝えします)

山形県産のサフォークと北海道白糠産のサフォークmixの手紡ぎ糸で編み上げる、ひつじのメジャー。しっぽを引っ張るとメジャーが出てきます。
1日かけてお昼・お茶休憩を挟んで完成まで編んでいきます。

*輪編みが基本の形ですが、平らに編んでもできます。また長時間は無理という方、3時間ほどでの提案もあります*

申し込みはsanbonge.m☆gmail.comにメールを題名を「ひつじのメジャー」でお願いいたします。

~このひつじメジャー、Mのひつじ仲間とタリフの生徒さんの間で大人気ですよ~ by Turriff

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機かけの講習会でした

金曜日はタリフの定休日ですが
今日は、単発で洋の機かけ講習会をしました
参加者は、教える立場の方2人を含め経験も様々な7人

頭の中では『こうして、ああして、こう説明して・・・』などと考えていましたが
聞きに来てくださった方々にちゃんと届いたでしょうか?

経糸をきれいに作るの時の工夫があることなどから始めました
手作りの仮筬(ラドル)の設置場所が織り機と目的によって多少ちがいますが
2cm幅の単位で分けて巻き取ると、随分早く巻き取れるのを見ていただきました
仮筬に入れながら、デザイン通りに経糸ができているかも確認できますね


キットモヘアとラムウールの単糸の2本どりは
綾棒を移動させない巻き方を見ていただきました
モヘアは経糸には使えないと思っていたという感想もありました
綜絖が開けば織れるのですが、通常巻き取りが大変ですね
でも2cm幅に分けるだけなら、大丈夫です

補助糸(導き糸)を使うのは、経糸の無駄を省くためでもありますが
『お仕事で手織りをされている方はこの方が早くて良いですね』と
参加された方が気が付いてくれました
同じ設定で続けて織るときは便利です
でも、これを始めると違う設定のものを織るのが面倒になったりします

いつも、人が居ない時を選んで一人で作業をしていた服地用経糸の巻取りを
初めて皆さんの前でやりました
しかも、今回の経糸は時々色を間違えてほどいたり・・・


巻き取っていると所々緩んでいる糸が見えましたが、少しずつて前に移動させて
綾棒の向こうはほどほど揃ってきました
周りの方々を見る余裕なく、いつものように巻き取りました

皆さんが何を拾って下さったかは、解りませんが
何か小さな工夫を見つけてくださったと思います
これらの小さなヒントからご自分に合ったやり方を見つけてくだされば嬉しいです

大事なのは、自分で考えること!工夫すること!
何か上手にできていないなぁ~と思ったら、
同じ設定(同じ糸、同じ本数、同じ長さ)で繰り返しやってみましょう
そうすると、自分が苦手なことや出来ていないことが見えてきます
そのために何をすれば良いかを考えられれば、必ず上達します

機がけが大変で、終わったら殆ど終わりの気分・・・と言われるのを耳にしますが
慣れるとこの部分の作業はどんどん早くできるようになります
基本がわかれば応用ができる!

手織りを楽しんでくださいね

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機かけの講習会をします

経糸の巻き取りに苦労されている方はいらっしゃいませんか?

タリフオリジナル冊子『千鳥格子のマフラーを織りましょう』で
洋の機かけ(経糸をセットする)を紹介していますが
『読んでも良くわからない』という声が時々届いていました



先日那須から講習に来られたMさんからも
経糸を巻き取るときにとても苦労されていることを聞きました
教室でも、巻き取りが均一になっていなかったために
織りながら左右が斜めになってとても苦労された生徒さんがありました

それで機かけの講習会を計画しました

冊子で紹介しているやり方を基本として
他に条件に合わせて3通りお見せします 

経糸の巻取りについての講習会
日時 5月17日(金曜) 13:00~16:30
参加費 4000円

内容 
1.冊子のやり方 仮筬(ラドル)を使い綾棒を移動しての巻き取り
2.モヘアなど絡みやすい経糸の扱い、巻き取り
3.手紡ぎ糸を使う時や、同じ設定で続けて織る場合など
  綿糸などを補助糸として織り機にセットしておいて、経糸をつないで巻き取る
4.服地の経糸(単糸の850本6m)を巻き取る

お持ちの織り機のやり方などのご相談をお受けします

参加申し込みはメールでお願いいたします 
weaving★jcom.home.ne.jp ★を@に変えてください
お申し込みの際はフルネールと連絡先をお知らせください

SNSをしていらっしゃる方は、もし良かったら 他の方々へのお知らせお願いいたします糸の入荷について
毎年1月から2月に1年分の糸をスコットランドから輸入するのですが
今年は特注した色もあり、工場の予定が大幅に遅れています
今年のGW前の入荷が難しくなり、10連休のため送金もままならず
入荷が5月半ばになりそうです
お待ちいただいているお客さまには、大変申し訳けありませんが
もう少しお待ちください
日本のように勤勉に約束を守る国ははなかなか無いそうです
注文に関しての問い合わせは早いのに
予定より遅れても何にも連絡がありません
日本ではありえない状況です・・・

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織りあがった作品

今日は織りの話

先週から連続で工房に通われていたHさんが
予定の最終日、初めての単糸の大判マフラーを織りあげました



Hさんは旅行に行く代わりに・・・と近くにホテルを取り
2~3か月に一度来られています
怪我をされた後、今回は久しぶりでした

ご自分で綿を育てて紡いで織って・・・と出来るのですが
新しいことを習ったり、工房で他の方々との交流を楽しまれています
と~っても丁寧な作業で、私も真似できません
織りあがった作品も、とてもきれいでした
「この糸はここまで気を使わなくても大丈夫よ~」と言ってみたものの
それがHさんの楽しみ方のようです
楽しいのが一番ですね

そしてもうすぐ卒業されるSさんは大きな織り機で
カシミヤのストールを織りあげました
Sさんも、「いつも何か間違えるから」といいつつ
とても丁寧に織りあげました



母の介護が終わるのを待っていたかのように
次の仕事が入ってきました
講習の企画アイディアもいろいろあるし
これまで制限されていたお出かけもしたいし
忙しい春になりそうです~

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楽しいひと時でした

2月最後の土曜日に開催しているタリフマーケットですが
今年は小規模、でもとっても楽しい時を過ごしました
写真は前日会場の用意ができたところです



糸などの売り物は少し、お客様も少ない会でしたが
それだけにお茶を飲みなが、初めての方も交えてらいろいろな話ができました
ブログを見て初めて工房に来てくださった方もあり
また新しい1歩が踏み出せたような気がします
少々エネルギー不足状態でしたが、娘Mが頑張ってくれました

スポット講習はOさんお一人でしたが
自分で織ったマフラーをを持参されて、質問がいくつか・・・
オーバーショットは、初めての人のための試し織りを持ってこられ
それをコースターサイズに変える組織図書きを講習しました

冊子を見ただけでは解らないと思われた方は
今回のスポット講習のようなことをしますので
遠慮なく、お問合せください

また、こんな機会を作りたいと思います

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