リクエストを頂き、オーバーショットの机上講習をします。
が、もう日が近くなので、こんなこともしているのか・・・というお知らせのつもり。
オーバーショットを織ったことがあるという方が対称です
本の通りに織っている方のための1っ歩先の講習
日時 11月22日火曜 13:00~16:00
内容 オーバーショットの組織を理解するための勉強
自分で織るためのオリジナルデザインの組織図作成
費用 5000円 (タリフの会員 4000円) タリフオリジナルテキスト付
人数 2人 残り1席
もしも、受講ご希望の方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください
工房・講習
月1回の紡ぎニットのレッスン
もうずいぶん長く続いている月1回第2水曜日にタリフでお願いしているbaru先生のレッスン
最初は私がニットを習いたくて、その内に先生にタリフに来て頂いたら他の人も習える・・・
と始まりました
昨日の紡ぎのレッスン風景~
昨日は先生が持ってきてくださったペレンデールの毛をみんなで分けて
コームした物とハンドカードした物の2つの違う下準備した羊毛を
ロングドローでセミ梳毛糸を紡ぐ・・・
言葉ではこう説明できても実際に出来るかどうかは別のこと
理解できるのか、教えて頂いた通りに出来るのかは問題ではなく
知らないことがあることに気が付くこと、何が楽しいのかを知ることが大事と
レッスンの後でbaru先生との話は自分が目指す方向を示唆してくれました~
他のことをしながら耳をダンボにして、紡ぎレッスンでの先生の話を聞いていて
新しく知ったことは、正に目からうろこ!!
羊の毛がチクチクするのは繊維の表面にあるキューティクル(うろこ状)があるから
太い繊維のうろこは大きく、細いと小さくて沢山ある
湿ってくるとそれが開いて、肌にチクチクする
そういえば、子供のころ寒くて毛糸の帽子をかぶるととても暖かいのに
その内汗をかいてチクチクして脱いでしまった
いつも、どうして気持ちよく被っていられないのか?と思った答えが解りました
午前中は紡ぎ、午後はニットのレッスンです
午後の手編みのレッスン参加者を若干名募集しています
ニットといっても、棒針編み、かぎ針編み、アフガン編み など
手持ちの糸で編みたい物、本のこれが編みたい
この模様で自分のサイズにしたい、などなど
個別に教えて下さいます
詳細はタリフかbaru先生にお問い合わせください
ウールの季節になりました
新しい記事がなくても、見に来て下さる方々有難うございます
気温が下がり、ウールが心地よい季節になりましたね
毎日糸のご注文が届いています 有難うございます
どんな作品が出来るのだろう~と思うと嬉しいです
『色々な綾織り』の冊子も売れています~
秋は色々な作品展があって、それを見に行った話など
長く教室に通われている方も、新人さん方も混ざって
楽しい話がたくさん、創作意欲も湧いてきますね~
教室の生徒さんの有志が作品展を計画しています
『手遊展』
10月25日~30日ともえ屋さん
作品がもっと欲しい~というリクエストで私は編みで参加します~
先日来られた方は手織り教室を探していて、
『手織のためのスコットランドチェック』の本を見つけて下さり
その後ネット情報をご覧になって、講習を受けに来られました
初めてお会いするのに、なぜか同じ考え方が見え隠れ、
私が意としていることをHPやブログから感じ取られ
『それが良くて・・・』と思われたそうです
類は友を呼ぶでしょうか
嬉しいですね
私がいつも大事にしているのは
『あなたがあなたらしくいること、楽しむこと、手織りに正しい、間違いはない』
自分が望むものが織れるようにお手伝いすることを心掛けています
織機の台数に限りがあるので教室の人数は増やせないのですが
ご希望に合わせた内容で1日や半日の単発机上講習をしたいと思っています
例えば
*オリジナルチェックをデザインする
*本のデザインが織りたいけど解らない
*オーバーショットの組織の勉強
その他、私がお役に立てることであれば、なんでも・・・
通常の教室が無い日にしますので、連絡してみて下さい
スライドショー楽しかった~
先週の土曜日は工房でのスコットランド関連のスライドショーでした
集まってくださったのは、旧知の友人から
スピニングパーティーのレクチャーに参加されて、この日,初めて工房にく来てくださった方と
これまでと少し違うメンバーがお集まり下さいました
人数も少なく、こじんまりと・・・
自宅のテレビを運んで、パソコンをつなぎ、部屋が明るいまま見てくただけるので
聞いてくださる方々の様子を見ながら話をすることができて良かったです
手織りをしないけどタータンやスコットランドに興味があり・・・と
事前にお話しできたので、それに沿った内容で写真を編集して
本や布もいろいろ見ていただけました
自分ではちょっと不満足だった先日のレクチャーでしたが
初めてのことばかりで、良かったというご意見も頂き、少し安心しました
これまでの写真を沢山見ていたら、やっぱり行きたくなりますねぇ~
まだまだ蒸し暑い日があるのですが、10月に入って次々と糸のご注文が届いています
この2日間取り組んでいたのは、学生さん16人がチェックのマフラーを織る課題に使う糸の準備
分量は定量と一部少量を組み合わせるのですが
色の組み合わせを一応確認してみて下さい~という先生からのリクエストにお応えしました
同じデザインで16人が違う色を選んでいるので、とても面白い!
改めてチェックの色合わせの考え方を一つ一つ確認できたのは
私にもとても良い勉強になりました
さて、織りあがったら、どんな表情を見せてくれるのでしょう
糸を並べた写真を撮っておけばよかった~
取りに来たのは卒業制作にツイード地を織っている4年製E君
16人分は1人で持てないので、送ることになりましたが・・・
タータンの登録の話、糸や色の話、まだまだ彼の知らない情報が一杯~
『もっと早く来たかったなぁ~』 と言ってくれました
それはそうだけど、まだ遅くない
何でもネットで情報が得られると思いがちな若い人たちが
知らないことがまだ沢山あると知ってくれることが大事ですね
生徒さんの作品 7月前半
7月に入って益々ジメジメムシムシ
それでも工房では皆さん熱心に織っておられます
リネンを使って8枚綜絖のサマー&ウィンターを織っていたHさん
経糸は白の68texの双糸、生成りは節もなくきれいな糸だったのですが
白は所々節が残り、その為か、度々経糸が切れて苦労されました
5月初旬に始めたものの、その後体調を崩されたMMさんは、
『思い出せないし、「色々な綾織り」の冊子を見ても解らない~』と心配していましたが
19段の足の踏み方を分解して区別、一つずつ織り進むうちに
織り出される柄と織り方が繋がってきて、2日でストールを織りあげました
紫とローズ系を使ったのでバラの花がたくさん広がったみたいで暖かい
この織方はタリフオリジナル冊子、「色々な綾織り」に掲載されています
メガネ織りの糸と打ち込みをあれこれ工夫したのはYHさん
本に出ている写真の太い糸がきれいに波打って縁取りになっているため
どうしたら、そのように織れるだろうと、私も一緒に試行錯誤しています~
経糸も見えるマットが織りたいと挑戦したのはベテランMMさん
お気に入りの柄がとてもきれいに出ました~
経糸を見せないタイプのマットよりかなり早く織れますね
重さのある、がっちりした織機を使いました
9月10日11日開催の『東京スピニングパーティー』に出店します
11日(日)15:30~16:30 レクチャーをさせて頂きます
内容は、スコットランドの織物にまつわるスライドショー
エジンバラ博物館で見せてもらった産業革命以前の布の写真など、
スコットランドの文化と毛織物産業の一端をご紹介いたします
再生を果たした小さな織物工場の紹介動画には日本語の字幕を付けました~
糸や織りについての疑問や色の組み合わせなど、
お役に立てそうなことが有ったら、お声をかけてください~
(講習でお教えしていることはお答えできないことも有ります)
新しい提案の準備も進んでいます~
イベント会場だけの商品もありますので、皆さんご予定くださいね先日タスマニアの友人から面白い動画の情報が届きました
ヴィジュアルアーティストが中国の絹織物に魅せられて
劇場を大きな織機に仕立てたという、驚きのパフォーマンス
Ann Hamilton:I made a theater into a giant loom in Wuzhen
1日服地の直し作業しました
前記でご覧いただいた服地ですが
機から外して良く見ると、緯糸がくるりとループになって織りこんでしまった所や
経糸の通し間違い1カ所、1色6段だったために、
綾織りがきれいに織れていなかったところが数カ所
綾織りの1.2.3.4.1.2が1色 次が3.4.1.2.3.4に織るところ
色が変わって1から始めてしまったために1・2・3・4・1・2 の次にまた1・2・3・・・
経糸が少し長く出ているため、手にも触るし、洗うと絶対キズにみえる
ということで、昨日はKKさんと2人1日かけて直しました~
経糸の間違いは1本抜いて、1本をチクチク正しいところに縫い込みます
綾織りに織れていないところは、2本(間違いの両脇を2色1本ずつ)抜いて
隙間を針の先でごしごし、両脇から糸を寄せます
スケールを当てて確認しながら織っていたものの
打ち込みにバラつきがあったことや、4段や8段のところがあったり・・・
打ち込みがきつかったところは1色5段でも、他と同じように見えます
ということで時間切れで終わらなかったところは持って帰って仕上げることになりました
このことから、教えられたことがいくつか・・・
私もですが、やっぱり60歳過ぎると集中できる時間が短くなり
見ているつもりが見えていないことも多いですね
無理せず楽しめる織りを心かげましょう
私にも良い経験になりました~
生徒さんの大作織りあがりました
2月から取り組んでいたKKさんの服地が昨日織りあがりました
ご主人にウールのシャツを・・・とラムウールの単糸で挑戦しました
チェックの柄は大好きなオレンジ系をいれた6X6のガンクラブ
ジャケットは背中心にハギ(縫い目)が入るのですが
シャツは1枚なので、織機目いっぱいの幅85cmで織りました
経糸密度は11羽/cm(インチの筬を使いました)なので、打ち込みも同じです
月3回では、どうしてもとぎれとぎれになるため、同じ調子で織り続けるのはかなり大変
1日に集中できる時間も限られてきますが、頑張りました~
KKさんと同じ位長く通われているTWさんは
ピーターコリンウッドの本に出ている綾織りのマットに挑戦しました
経糸の密度と緯糸の太さの関係が難しく、試織りのあと経糸密度を下げました
そして、今までで一番幅広に挑戦はKMさん
布を横に使ってロングの巻きスカートを作りたいと縮も考えて110cm幅に挑戦です
幅は広いけど、それほど長くないので、時間をかけてゆっくり丁寧に・・・・
☆手織り教室に空きが出ました
生徒さん方の作品
最近完成した生徒さん方の作品を紹介いたします~
しばらく前のMMさんのオーバーショット
経糸と模様の糸が双糸、緯糸の平織が単糸です
さすが数学の先生、織り経験は長くないのですが、組織を書くところから、バッチリでした
ウールの単糸と細いモヘア2本どりで、軽いストールを織っているのはKMさん
長く通っていらっしゃるし、オーバーショットなどもきれいに織っていたのですが
タータンタイプのチェックは初めてだったそうです
次に巻きロングスカートの生地を織る練習もかねています
ベテランTWさんのモヘアのストール
以前私が植物染色したモヘアの残りを組み合わせたチェック、大きな織機で織りました
2本どりで2.5本/cm(5/cmの筬に1羽おき)平織りです
密度はこんな感じ でもモヘアが程よくからんで布は膨らみがあり崩れません~
TTさんが 『色々な綾織り』 で紹介している組織サンプルを織りあげました
自分で選んだ色を組み合わせて、とても素敵な色合わせになりました
『組織に興味あるけど、いまいち理解できないんです~』というTTさん
解らない部分を確かめつつ織り進んで、最後にちょっと解ったかな~?という感想でした
組織を理解する思考回路を少しずつ組み立て方はそれぞれ違います
お手伝いが出来るように、その方に合わせた説明を心掛けますが
沢山織ることが一番のようです~
6枚綜絖、スプリング式下開口の織機を駆使してサマー&ウィンターはSHさん
私はほんの少しお手伝いしただけ、ほとんどご自分でタイアップまでされました
模様と色の組み合わせがとてもかわいい!
今年のGWは少しのんびり織りたいと思います~
最近の生徒さんの作品
時間がかかる織りを丁寧に織り続けた作品が次々出来上がりました
クラッチバックを作りたいとオーバーショットの布を織っていたKMさん
1枚目はシンプルな色でしが、2枚目はグラデーションで色を楽しみました
オレンジから赤→赤紫→薄紫と続いています~
同じ経糸で、2種類の模様が織れました
食卓の椅子が木製で冷たかったから、クッションにもあるカバーの布を織っていた
Kさんが、4客分織り終わりました 一続きの長~い布です
(写真は折りたたんであります)
メインは緑、背もたれ部分にそれぞれ違う色を使いました
Tさんのマット
ピーターコリンウッドの本から参考にしているのですが
中央部分は以前織ったことがあるつづれ織りの要領でなめらからなラインが入りました
前後で対称にするために、あれこれ試み新しい発見がありました~
今日終わったのがWさんの2重織ピックアップ、カシミヤのマフラーです
英語の本からポイントを日本語にして、それを見ながら・・・
最初はとても時間がかかっていましたが、慣れてきて早くなったしきれいに織れています
ちりばめた小さな模様がかわいいですねオーバーショットに取り組む方が続き、先日作ったテキストを元に講習しています
同じことを続けている間に学ぶことが多々あり、何度も経験をさせて下さることで、よりわかり易い説明に近づけます
有難い!
冊子にするにはもう少し練る必要がありますね
私が、新しく増える家族のためにガラ紡の糸で織ったおくるみ
makikoが布のパイピングをして仕上げてくれました
写真を撮り忘れてしまった作品や、ブログが書けなかったり
紹介していない作品も、色々あります~ ゴメンなさい~
講習している空き時間を使って、マーケットに並べる糸たちを準備しています~
オーバーショットの1日講習
昨日オーバーショットの特別講習を行いました
私が初めてオーバーショットを織ったのは35年以上前にデイビットに習った時
本に出ている480本のデザインを織機一杯120cm幅経糸1200本のデザインに作り変えました
どういう仕組みでオーバーショットの模様を織りだしているのかを理解すると
自分でデザインを作ったり、このモチーフと別のモチーフを組み合わせたり
モチーフのサイズを変えたり、オリジナルを織ることが出来ます
教室でも、オーバーショットは人気で、何度も講習する機会を頂きました
そしてそのノウハウをまとめて冊子にしたいと準備しています
綾織りが織れる方への1日特別講習を考えているときに
八ヶ岳へ行ったときに訪ねたイーゲルコットさんで、
『オーバーショットを習いたい』というご希望を聞いて、今回の講習になりました
お仕事柄、説明を整理して頭に納めて行くのがお上手
その後の実際の織りも比較的スムース
準備しておいた経糸を使って、教材に準備したオリジナルデザインを織られました
イーゲルコットさんのブログでも紹介してくださいました
月に1回程度講習をしたいと思っています~
日程 教室が休みの月曜か金曜に1日講習、もし次の日に来れるようなら2日間の講習も可能です
費用 1日め10000円(材料費込み)2日間の場合+3000円
条件 綾織りが自分で織れる方
2月は休みに予定があるため3月になると思います
興味がある方はお問い合わせください~今日は父の98歳の誕生日
手作りケーキでお祝いしました
晩御飯を少し控えたというものの、ケーキの一切れを食べました~
嬉しかったようです
この年まで両親が元気でいるのはありがたい~
毎日、命と向き合う暮しです
最近のコメント▼