工房・講習

生徒さん方の作品

月に3回のレギュラーメンバーは、都合の良い日に予約をして講習に来られます
なので、人数が多い日と少ない日があります
人数が多くて、新しく始める人や初めての物を織り始める人がいると
私はとても忙しい・・・ 
ちゃんと理解して頂くように説明できたのか、
迷子にさせることは無かったのか、など緊張するでもやりがいを感じる時でもあります

基本から応用へと順を追って講習を進めるのですが
それでも、どこか「解らない~」と感じながらの方もいます
そんな感じだったMさん
最近の2,3作で不安なくチェックを楽しんで織れるようになりました
これは先日織り終えたチェックのストール

「Tartan & Tweed」に掲載されているチェックです
 
同じように、少しずつチェックに変化を加えて織っているUさん
最近織りあげたのは細い糸に挑戦してカシミヤのマフラーです
好きな色を差し色に使いました

好きな色の細い梳毛糸を見つけて持って来られたSさんは
2本と3本に引き揃えて織りました
タリフの糸のマフラーに比べて少し重いのですが
梳毛糸特有の手触りの良い作品が織りあがりました

7枚綜絖ワッフルの2枚目を織りあげたのはIさん
タリフの糸の中ではビビットなピンクと白のコントラストがステキ!
好きなピンクを織りたいとカシミヤ2本どりであじろ柄を織ったMさん
いつも、きれいな作品を仕上げたいと努力されています
これも、「Tartan & Tweed」に掲載されているデザイン
同じあじろ柄を洋書から選んで太目の綿糸でバック用の布を織ったIさん
本に間違いがあって模様がきれいに出ないハプニングも
何もなかったように通し治して、きれいに織れました
お仕事の都合で回数も少なめですが、長く続けていらっしゃいます
始められてまだ半年のHさんですが、織りたいというものがはっきりしていて
次々織りたい物に取り組み仕上げています
ニットの帽子の色に合わせて、カシミヤ2色紺とグレーの昼夜織り
若い時にドラムをしていたという足さばきのコントロールの良さで2日で仕上げました

写真を撮り忘れましたが、自宅でツイードを織れるようになることを目標に通い始められた男性のTさん
3作目のストールサイズを織り終えました
今回の挑戦は本数の多さと船杼の使い方でした
踏み間違いが3か所見つかりましたが、直し方をしっかり習ってあとは自分で・・・
少しずつハードルを上げて目標に近づけて行きます~

毎回質問が沢山あり、はっと気づかされることも沢山あります
無意識にしていることを聞かれると改めて考えますから~

教えることは自分が勉強する事
デイビットに教えてもらった、相手に合わせて教えることの楽しさを感じます

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今日の工房で 2

手織工房タリフの講習は全て予約制です
多い日には5人、6人ということもたまにありますが、
2人~3人という日が多いでしょう
織機が出せれば人数制限は有りません
曜日が決まっていないため、一緒になる人もバラバラ、
そのためか、みんながまんべんなく顔見知りになり、仲良しです

今日の予約は2人、でも今朝1人のキャンセルの連絡が入り、Iさん1人になりました
先日ご覧いただいた大きなワッフルを織った方です
次のワッフルに取り組み始めました
あと2枚は織りたいこと、8枚綜絖の織機は最後の織れない部分が長く
幅が広いと無駄になる糸が多いため、今回は綿糸の導き糸を通しました
(後で他の方も使わせてもらえます)
初めての機結びで500本超えは大変なので、半分ほどお手伝い
几帳面なIさんは本数も間違えることなくきれいにつなぎました~

1人だといつも出な話題も・・・
『私の説明がとてもわかり易い』と言って頂きました

私は殆ど習わずに自分であれこれ試してやり易い事を見つけてきたので
正面からの説明で伝わらなければ、側面や後ろからの説明・・・のように
説明が一つではないことがあるかなぁ~と気が付きました

お正月休みに終える予定だった服地をやっと織り終えました
次の織る物はもう決まっているので、楽しみです

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

今年になって、足がむくんでいる父の足湯とマッサージをしています
ヘルパーさんにお湯を運んでもらって、母がマッサージをしていましたが
母の腕や肩が痛くなって、手放してくれました
私が大変だし、自分の役割だと大変なのに頑張っていたのです~

少し足を高くしている時間を増やし安静にしていたのも良かったと思うのですが
素人の私の5分ほどのマッサージの効果もあったのでしょう、随分改善しました
その分母の方の痛みは直らず、食事の世話も辛そう・・・
『ゆっくりやれば大丈夫』と言っても出来てないことが目につき
いよいよ本格的な介護突入の気配です

両親のそばにいると見えてくるのが
99歳と91歳が持っているエネルギーの少なさです
食べられる量も少ないし、強すぎるマッサージは効かないし・・・

近くにいるとやさしい事は言えず、つい本音をぶつけてしまうのですが
父の足をマッサージしながら、してあげられて良かったなぁ~と思います

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次々仕上がっています~

珍しく家族の誕生に私の休みが重なったので
久しぶりにお誕生日ケーキを焼きました~
以前と同じ、卵250g砂糖200g粉150gで21cmの型
覚えているものですね
今晩、生クリームと苺でデコレーションしてお祝いします

~・~・~ ここは夜追加しました ~・~・~
突然何年振りかの風邪を引き、少々体調不良、
結局デコレーションは本人がしてくれました 

~・~・~ ~・~・~ ~・~・~ ~・~・~

さて、工房でも生徒さんの作品が次々出来上がっています
写真を撮ることを忘れてしまったものがたくさんあって残念!

親戚の子供たちにお揃いのマフラーを織っていたKさん
小さい妹たちと、お兄ちゃん それぞれに合わせた長さに出来ました
同じ経糸とは思えないくらい変化があって面白い!

Kさんが上のマフラーの前に織っていた服地でご主人のシャツが仕立て上がりました

そして今はご自分のショートコートとスカートの服地を織り始めました
幅広で長い服地を織るのには体力と集中力が要るので、
大きなものは先延ばしにしないで・・・と 
年齢とともに落ちてくることが身に染みる私の体験からお勧めしました

10月から入られたHさんは2作目で60cm幅のストールを織りあげ
3作目は糸始末がちょっと面倒なガンクラブデザインのマフラーに挑戦中
お子さん方から『Tartan & Tweed』の本を参考に希望を聞いて来られました
織りたい物がはっきりしていると、大変でも楽しく織れるようです~

ゆっくりと時間をかけて丁寧に取り組んでいるUさん
4色のグレンチェックを2枚続けて織ったのので、
少しずつ自分なりの思考回路の構築が出来てきたようです
6作目でかなり大きなタータンタイプのストールを織り始めました

夏に幅広のオーバーショットを織機にかけたり、単発講習をして
生徒さんの間でもオーバーショットが流行っています~

そして若手Iさんは90cm幅の織機で大きなワッフル
7枚綜絖のワッフルのブランケットを丁寧に織りあげました

織機から外した途端にモコモコと凹凸が大きく出てきて、感激です~

油を落す程度の洗いの予定ですがどうなるでしょう~
糸の太さと密度が難しいところです
織り幅が広いのと、10本ペダルを使うため、小柄なIさん全身で織っていました

私はまだ糸屋を始める前から持っていたツイードの糸で服地を織っています
以前は撚り止めをしていない単糸がクルクル絡まって、経糸をかけるのがとても大変だったのですが
今は難なくできるようになり、気が付かない内に経験値をあげていたのですね

そんな教室の合間にこの秋の作品展シーズン、4つの作品展にお出かけしました
それぞれに、思いが溢れているような作品で、
膨大な作業を積み重ねて作りだされる、作者のエネルギーを沢山頂きました

幼い頃に近くで暮らして、その後会うことも無かったAちゃんの作品展では
形が様々、角が目立つ陶器の作品に出合いました
人の歩み途中の答えを探し続けている渦中を感じさせる、とても正直なAちゃんを感じました

あちこちにぶつかるかもしれないけど、そんな生き方の若者を大事にしたいですね~

さて、走って逃げる12月、もう半分近く過ぎてしまいました~

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オーバーショットの講習終わりました

今回は、オーバーショットを織ったことがあるという方向けの講習
リクエストを頂いた方と初めてタリフに講習にいらっしゃる方の2人でした

本の通りに織る一歩先を・・・ということで
オーバーショットの模様をどういう組織で組み立てていくかということ
組織図を書きなおしながら、デザインの構成が解るようになることが目的でした

書き方に法則を加えて分解していく作業を繰り返していくと
ただの通し方と織り方の図から四角のサイズや組み合わせなど
デザインの中の規則性が見えてきます~
規則性がわかったら、そこから変化させることもできます
同じ経糸でも思いもかけない模様が出てくることも・・・

私にも新しい発見があり、これからの講習に活かせそうです

手織りのレベルでいうと上級ですが
人気のある織りですね~

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オーバーショットの講習

リクエストを頂き、オーバーショットの机上講習をします。
が、もう日が近くなので、こんなこともしているのか・・・というお知らせのつもり。

オーバーショットを織ったことがあるという方が対称です
本の通りに織っている方のための1っ歩先の講習

日時 11月22日火曜 13:00~16:00
内容 オーバーショットの組織を理解するための勉強
   自分で織るためのオリジナルデザインの組織図作成
費用 5000円  (タリフの会員 4000円) タリフオリジナルテキスト付
人数 2人 残り1席

もしも、受講ご希望の方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください

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月1回の紡ぎニットのレッスン

もうずいぶん長く続いている月1回第2水曜日にタリフでお願いしているbaru先生のレッスン
最初は私がニットを習いたくて、その内に先生にタリフに来て頂いたら他の人も習える・・・
と始まりました

昨日の紡ぎのレッスン風景~

昨日は先生が持ってきてくださったペレンデールの毛をみんなで分けて
コームした物とハンドカードした物の2つの違う下準備した羊毛を
ロングドローでセミ梳毛糸を紡ぐ・・・ 

言葉ではこう説明できても実際に出来るかどうかは別のこと
理解できるのか、教えて頂いた通りに出来るのかは問題ではなく
知らないことがあることに気が付くこと、何が楽しいのかを知ることが大事と
レッスンの後でbaru先生との話は自分が目指す方向を示唆してくれました~

他のことをしながら耳をダンボにして、紡ぎレッスンでの先生の話を聞いていて
新しく知ったことは、正に目からうろこ!!

羊の毛がチクチクするのは繊維の表面にあるキューティクル(うろこ状)があるから
太い繊維のうろこは大きく、細いと小さくて沢山ある
湿ってくるとそれが開いて、肌にチクチクする

そういえば、子供のころ寒くて毛糸の帽子をかぶるととても暖かいのに
その内汗をかいてチクチクして脱いでしまった
いつも、どうして気持ちよく被っていられないのか?と思った答えが解りました

午前中は紡ぎ、午後はニットのレッスンです
午後の手編みのレッスン参加者を若干名募集しています
ニットといっても、棒針編み、かぎ針編み、アフガン編み など
手持ちの糸で編みたい物、本のこれが編みたい
この模様で自分のサイズにしたい、などなど 
個別に教えて下さいます
詳細はタリフかbaru先生にお問い合わせください
  

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ウールの季節になりました

新しい記事がなくても、見に来て下さる方々有難うございます

気温が下がり、ウールが心地よい季節になりましたね
毎日糸のご注文が届いています 有難うございます
どんな作品が出来るのだろう~と思うと嬉しいです
『色々な綾織り』の冊子も売れています~

秋は色々な作品展があって、それを見に行った話など
長く教室に通われている方も、新人さん方も混ざって
楽しい話がたくさん、創作意欲も湧いてきますね~

教室の生徒さんの有志が作品展を計画しています
『手遊展』 
10月25日~30日ともえ屋さん
作品がもっと欲しい~というリクエストで私は編みで参加します~

先日来られた方は手織り教室を探していて、
『手織のためのスコットランドチェック』の本を見つけて下さり
その後ネット情報をご覧になって、講習を受けに来られました

初めてお会いするのに、なぜか同じ考え方が見え隠れ、
私が意としていることをHPやブログから感じ取られ
『それが良くて・・・』と思われたそうです
類は友を呼ぶでしょうか
嬉しいですね

私がいつも大事にしているのは
『あなたがあなたらしくいること、楽しむこと、手織りに正しい、間違いはない』
自分が望むものが織れるようにお手伝いすることを心掛けています

織機の台数に限りがあるので教室の人数は増やせないのですが
ご希望に合わせた内容で1日や半日の単発机上講習をしたいと思っています

例えば
*オリジナルチェックをデザインする
*本のデザインが織りたいけど解らない
*オーバーショットの組織の勉強
その他、私がお役に立てることであれば、なんでも・・・

通常の教室が無い日にしますので、連絡してみて下さい

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スライドショー楽しかった~

先週の土曜日は工房でのスコットランド関連のスライドショーでした
集まってくださったのは、旧知の友人から
スピニングパーティーのレクチャーに参加されて、この日,初めて工房にく来てくださった方と
これまでと少し違うメンバーがお集まり下さいました
人数も少なく、こじんまりと・・・
自宅のテレビを運んで、パソコンをつなぎ、部屋が明るいまま見てくただけるので
聞いてくださる方々の様子を見ながら話をすることができて良かったです

手織りをしないけどタータンやスコットランドに興味があり・・・と
事前にお話しできたので、それに沿った内容で写真を編集して
本や布もいろいろ見ていただけました

自分ではちょっと不満足だった先日のレクチャーでしたが
初めてのことばかりで、良かったというご意見も頂き、少し安心しました

これまでの写真を沢山見ていたら、やっぱり行きたくなりますねぇ~

まだまだ蒸し暑い日があるのですが、10月に入って次々と糸のご注文が届いています
この2日間取り組んでいたのは、学生さん16人がチェックのマフラーを織る課題に使う糸の準備
分量は定量と一部少量を組み合わせるのですが
色の組み合わせを一応確認してみて下さい~という先生からのリクエストにお応えしました

同じデザインで16人が違う色を選んでいるので、とても面白い!
改めてチェックの色合わせの考え方を一つ一つ確認できたのは
私にもとても良い勉強になりました
さて、織りあがったら、どんな表情を見せてくれるのでしょう
糸を並べた写真を撮っておけばよかった~

取りに来たのは卒業制作にツイード地を織っている4年製E君
16人分は1人で持てないので、送ることになりましたが・・・
タータンの登録の話、糸や色の話、まだまだ彼の知らない情報が一杯~
『もっと早く来たかったなぁ~』 と言ってくれました
それはそうだけど、まだ遅くない

何でもネットで情報が得られると思いがちな若い人たちが
知らないことがまだ沢山あると知ってくれることが大事ですね

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生徒さんの作品 7月前半

7月に入って益々ジメジメムシムシ 
それでも工房では皆さん熱心に織っておられます

リネンを使って8枚綜絖のサマー&ウィンターを織っていたHさん
経糸は白の68texの双糸、生成りは節もなくきれいな糸だったのですが
白は所々節が残り、その為か、度々経糸が切れて苦労されました



5月初旬に始めたものの、その後体調を崩されたMMさんは、
『思い出せないし、「色々な綾織り」の冊子を見ても解らない~』と心配していましたが
19段の足の踏み方を分解して区別、一つずつ織り進むうちに
織り出される柄と織り方が繋がってきて、2日でストールを織りあげました
紫とローズ系を使ったのでバラの花がたくさん広がったみたいで暖かい
この織方はタリフオリジナル冊子、「色々な綾織り」に掲載されています



メガネ織りの糸と打ち込みをあれこれ工夫したのはYHさん
本に出ている写真の太い糸がきれいに波打って縁取りになっているため
どうしたら、そのように織れるだろうと、私も一緒に試行錯誤しています~



経糸も見えるマットが織りたいと挑戦したのはベテランMMさん
お気に入りの柄がとてもきれいに出ました~
経糸を見せないタイプのマットよりかなり早く織れますね
重さのある、がっちりした織機を使いました



9月10日11日開催の『東京スピニングパーティー』に出店します
11日(日)15:30~16:30 レクチャーをさせて頂きます
内容は、スコットランドの織物にまつわるスライドショー
エジンバラ博物館で見せてもらった産業革命以前の布の写真など、
スコットランドの文化と毛織物産業の一端をご紹介いたします
再生を果たした小さな織物工場の紹介動画には日本語の字幕を付けました~

糸や織りについての疑問や色の組み合わせなど、
お役に立てそうなことが有ったら、お声をかけてください~
(講習でお教えしていることはお答えできないことも有ります)

新しい提案の準備も進んでいます~
イベント会場だけの商品もありますので、皆さんご予定くださいね先日タスマニアの友人から面白い動画の情報が届きました
ヴィジュアルアーティストが中国の絹織物に魅せられて
劇場を大きな織機に仕立てたという、驚きのパフォーマンス

Ann Hamilton:I made a theater into a giant loom in Wuzhen

 

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1日服地の直し作業しました

前記でご覧いただいた服地ですが
機から外して良く見ると、緯糸がくるりとループになって織りこんでしまった所や
経糸の通し間違い1カ所、1色6段だったために、
綾織りがきれいに織れていなかったところが数カ所
綾織りの1.2.3.4.1.2が1色 次が3.4.1.2.3.4に織るところ
色が変わって1から始めてしまったために1・2・3・4・1・2 の次にまた1・2・3・・・
経糸が少し長く出ているため、手にも触るし、洗うと絶対キズにみえる

ということで、昨日はKKさんと2人1日かけて直しました~
経糸の間違いは1本抜いて、1本をチクチク正しいところに縫い込みます

綾織りに織れていないところは、2本(間違いの両脇を2色1本ずつ)抜いて
隙間を針の先でごしごし、両脇から糸を寄せます

スケールを当てて確認しながら織っていたものの
打ち込みにバラつきがあったことや、4段や8段のところがあったり・・・
打ち込みがきつかったところは1色5段でも、他と同じように見えます

ということで時間切れで終わらなかったところは持って帰って仕上げることになりました

このことから、教えられたことがいくつか・・・

私もですが、やっぱり60歳過ぎると集中できる時間が短くなり
見ているつもりが見えていないことも多いですね
無理せず楽しめる織りを心かげましょう
私にも良い経験になりました~

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