手織りに使っている、スコットランド製の毛糸は、洗うととてもふくらみフェルト化します
工房には色がたくさんあり、織り講習などで半端な短い切れ端がたくさん出ます
それをためておいて、適当に短くして、色を混ぜて、つなぎ合わせて
こんなものを編みました
かぎ針編みがあまり好きではない私でも、色が次々変わるので、楽しめました
スピニングパーティーで、糸をお買い上げいただき、この編み方に興味が有る方に
編み図を差し上げます
初めてかぎ針編みの編み図を書いたので、羊つながりの友人Tさんに見ていただきました
2・3アドバイスを頂き、スピニングパーティーに間に合うでしょう
きりきりになって、アイデアが浮かび、
やっと、シッポに火がついたみたいです
今日の工房も、講習3人、午前中には糸巻きを手伝ってくれる友人たちも加わり
とてもにぎやかでした (狭くて移動も大変ですが・・・・)
生徒さん同士意見交換したり、楽しそうです
一緒にスピニングパーティーに来てくださる約束が成立したようです
一人で静かに織るのも良いけど、にぎやかなのも、また楽しいですね
夕方になって織り友達のYさんも糸を取りがてら来てくれて、お互いの情報交換・・・
英国旅行から帰って、ウエールズで見てきた16枚綜絖の2重織りを夢中になって勉強しています
スピニングパーティーのワークショップで16枚綜絖の2重織りをするそうです。
興味が有る方はぜひお試しを!
(しまった!写真撮りわすれた!とってもかわいいパターンもありますよ~)
スピニングパーティー
9月13日(日)14日(月)に晴海客船ターミナルで開催される
第9回東京スピニングパーティーに出展します
スコットランド製の糸の販売を始めて参加するようになり、今回5回目です
毎年、少しずつこの糸の良さが知られてきて
目指してきてくださる方が増えていて、うれしい限り
今年は新しくタータンタイプのチェックマフラーのキットを2点加えます
左のチェックは、6月のスコットランド旅行記念にデザインしたチェック
これまで見ていただいた方々からも、評判が良く、服地にしてみたいと思っています
このほか、定番で販売している48色の100gと15gのものや
キットなどもって行く予定です
詳しくはこちらをご覧ください
100g巻きを用意する時に出る半端のものを組み合わせた
100g以下の色を組み合わせたパックのいくつか用意したいと思っています
100g巻きは、毎年たくさん持っていって、たくさん持って帰るのは大変なので
今年は少し減らして持っていこうかと思います
もしも、欲しい物が決まっている方がいらっしゃいましたら事前にお知らせください
用意してまいります
このスピニングパーティーでは、いつもは電話やメールのやり取りだけの方々と
お会いできるのもとても楽しみです
糸に関すること、何でも聞いてください
ブログを見ていてくださる方もぜひ一言お伝えください
実際にお会いすることは、とって意味があることですから・・・
工房に来ている方々、友人たちで、行く予定をしてくださっている方が多く
それも、とってもうれしいです
織り仲間、羊つながりの仲間などワークショップもたくさんありますから
1日楽しんでいただけるでしょう
レクチャーも、出展していなかったら、聞きたい講師がめじろ押し
準備は、あと6日 頑張るぞ~~
全て貴重な体験
講習の合間をぬって先日紹介したタータンタイプの服地を織っています
8段、16段と度々チェックのサイズを確かめながら織っていたのに
木曜日に、1ヶ所8段も多く入れた間違いに気がつきました
1ヶ所間違えると、次々影響もで~る~ と思い切って解くことにしましたが・・・・・・・
良く良く見ると、戻ること3パターンも1リピートの中の1ヶ所に4段ずつ多いところがあります
長さにして50cmくらいあるので、しばらく、自分のミスに唖然、どうしたら良いのか決められないほどでした
手がつけられないまま、木曜の仕事は終わり
金曜は1日他での仕事と家での用事
今日、思い切って、縦糸が持てば全部解くことにしました
解くと言っても、1段ずつ戻るわけではありません
横糸を両脇と真ん中で切って、抜いていきます
縦糸を切らないように、少しずつ縦糸を広げ、はさみを注意深く入れて切ります
解いたのは50cmほど、取った糸は90gもありました
織るより長い時間をかけて解き、ロスは1日以上
解いてよかったのか???
それはどちらとも言えないでしょう
これだけ解いて、切ってしまった縦糸は2本だけ、縦糸もひどく毛羽立つことも無かった と思いました
でも、織り始めてみたら、両脇の縦糸が伸びているので、打ち込みが均等に入らず
その部分が目立たなくても傷になるでしょう
今回は糸が多めにあるので、良いのですが
糸のロス、時間のロス、おまけ糸を広げるために親指の爪が痛くなったことを考えると
解かずに仕立ての時に程ほど柄あわせをしてもらったほうが良かったかもしれません
細い糸でタータンタイプの大きなチェックを初めて織りました
思ったより気楽に織れると思ったのが、思いがけない落とし穴でした
いつまでも落ち込んでいないで、残りを楽しんで織り、次の教訓に生かしたいですね
この話を母にしたら、『ちょっと疲れすぎているんじゃなあい?』
いくつになっても、母に見抜かれています
秋に向けて活動開始
東京に涼しい風が吹き、秋に向けてウールを織る方々が活動を始められたようです
今週に入って、糸の注文が2件、工房に糸を買いに来た方が一人、
9月13日14日の東京スピニングパーティーの準備もすすめていますが
糸巻きをたくさんしておかないと、この秋は大変かな???という予感がします
そして昨日、初めて講習のためにセクショナルウォーピングをしました
30年前、スコットランドで、デイビットから教えてもらったセクショナルウォーピング
織り機に円周1mの大きなビームもセットして、前には自分でもしていました
でも、チェックのサイズが大きくなり、1リピートの本数が多くなって
最近は整経台で2本ずつ縦糸を作り、他の織機で織っています
今回は、諸事情から、杉綾のジャケット地を織りたい方の縦糸をかけることになりました
電動の巻き機で20g巻き40本を用意してきてくださいました
最初私が適当にセッティングしてしまった為に、糸が絡み失敗
見極めと決断が早いこの生徒さんに助けられ、お昼休憩を挟んで仕切りなおし
ちょっと力仕事を頼んだ次男も巻き込んで、3人のチームプレーで
2回目はご覧のとおり、すべてスムーズ
問題は、状況が違うデイビットのやり方の通りしようとしたこと
状況によって、システムを変えた方が良さそうです
この間、工房を訪ねてくださった方々次々と・・・
ファックスで糸の注文を頂いた方が糸を取りに、
先日の山のバーベキューでご一緒したTさんが仕事の帰りに、
通りがかりにシャッターがしまった工房を見つけて改めて見にいらした方、
それにちょっと用事で寄った長男、
チェック展のDMを作ってくれている娘が写真を撮りに来たり、
と、狭い工房がとってもにぎやかでした
そんな観客がたくさんの中で、私は黙々縦糸を巻き続けました
1セクション40本×21回 合計840本 5.5mの縦糸が出来ました
(この画像はカメラが手元に無く撮れませんでした)
皆さんに助けられました
秋の空
この週末、前からの予定で両親を連れて出かけてきました
すっかり秋の空になった海抜1000m
八ヶ岳がとてもきれいでした
目的は、昨年に続き父の山の会のバーベキューパーティー
父より20年も若い方々(と言っても60代70代)が、20人程テントなどを持って集まりました
工房では、次の服地を織り始めました
初めて細い糸でタータンタイプのチェックを織っています
1リピート14cmと言うサイズで、打ち込みを気をつけてチェックが同じサイズになるようにすることに
かなり神経を使いますが、それもまた楽しく、少しずつ丁寧に織りたいと思います
軽くなりました
私の体重が減ったわけではありません
最近緩んできた体に息子から、最近太った?と言われてしまって・・・
年齢のせいで望まないところの肉付きが良くなった???
軽くなったのは、私のパソコンの中身
リカバリーの折に、使わないプログラムを削除してくれました
あまり高度なこともできないのに、バイオを買ってしまい
画像関係のプログラムが多く、それが重かったんですねぇ
これで、ものを広げるテーブルが大きくなり
ブログを書くときに写真をたくさん広げたり、メールを書きながら音楽を聞いたり
ワードとエクセルと、写真と・・・なんて次々に開くこともできるようになりました
1日休み返上で取り組んでくれた息子に感謝
通常のサポートはもう一人の息子がしてくれるし
気を使ってくれる一方だった娘はこのごろ手こずらせてくれるようにもなり
手助けするはずの年老いた母に夕食の差し入れをしてもらったり
機能している家族に感謝です
能力以上のことを負っているようで、辛いときもありますが
一つ一つが次のステップのため、
『絶えられない苦しみにあわせることはない』という神様の約束を信じましょう
めったに手に入らない人参の葉っぱで染めてみたいと思いながら1週間
どうしよう~
いろいろあるのだけれど・・・・
皆さんに紹介したい出来事は次から次へとあるのだけれど
頭の中の整理が追いつかず、時が過ぎています
どんどん複雑に進歩していくパソコンの機能に頭が付いていかない
プログラムファイルのデーター量が、多くなり、Cドライブの容量が殆んど残っていません
息子いわく、色々なものを広げるテーブルが小さくなり一度に広げる事ができない状態だそうです
作業のスピードが遅くなって来ています
デジカメで撮った写真の数も膨大になり、それもパソコンの動きを遅くしているみたい
と言うわけで、2人の息子が、私のパソコンのリカバリーをしてくれる事になりました
全て初期化されてしまうので、バックアップと、後から入れたものの設定のし直しが
大変な作業、時間が無いだけでなく、私には理解できない事も多いし
説明してもらってもすぐ忘れてしいます
キット理解できていないからなんでしょうね
9月の東京スピニングパーティーの出店用意
その後10月初めて都内のギャラリーで開催予定のツイード展の準備を進めなければ・・・
ここに書いて自分に自覚させています~
この週末は、手織講習しながら、紳士ジャケット向けの服地を織ります
ハルちゃんステップ
夏休みの手芸クラブは、1人ずつ来て、マフラーを織ります
一番は昨日と今日のハルちゃん
昨年はリジットで、毛糸2本取りの平織りマフラーでした
今年は、4枚綜絖で千鳥格子のマフラーに挑戦です
ハルちゃんが選んだのは黒とピンク
ピンクがとてもかわいらしい色に見える、はっきりしたいい色の組み合わせですね
124本の綜絖通しはかなり忍耐の要る作業だったようですが
織り始めたら、どんどん進め、とうとう1日で織り上げてしまいました
それを可能にした要因が2つ
一つは途中から船杼が使いたいと言うので、板杼から船杼にかえたこと
糸が出すぎたり、引っ張れたりしなくなりました
(船杼の方が便利では有りますが、講習ではまず板杼を使ってもらうようにしています)
2つ目は、ハルちゃんが偶然見つけた新しいステップ
左から、2本ずつ、それを一つずつ右にずらして、べダルを踏みます
通常2本の足で、1と2 一つ右にずらして左足が2右足が3・・・とずらして行くのですが
時々、何処を踏んでいたのかわからなくなったり、右だけずらして左を忘れ、平織りになったり・・・
春ちゃんが見つけたステップです
2つ目のステップで足を交差させるのがポイント
踏み木を間違える事がずっと少なくなるでしょう
大人がこれでずっと織るとチョット足が痛くなるかもしれませんが
ハルちゃんは迷うことなく、このステップを踏み、リズミカルに織り上げました
これからこの、『ハルちゃんステップ』は工房で教える一つになるでしょう
近々私自身試してみるつもりです~
紡績機ミュール
しばらくお休みしてしまったスコットランド旅行記の続きです
スコットランドボーダーにある、ニューラナークを訪れました
この小さな谷間に嘗て2500人もの人が住み、子供まで工場で働いていたそうです
後にロバート・オーエンという人が、劣悪環境で働く労働者、子供たちの生活に問題を見
子供たちに教育をし、労働者の生活の改善を行ったという所です
現在は嘗ての状況を知る為のテーマパークのようになり
中に、ホテルなどの観光の為の施設が出来ています
偶然結婚式をしている人たちも・・・
バグパイプ演奏を外で聞くことも出来ました
ここで、150年もの間活躍した紡績機ミュールが動いていると知って
今回の旅行の目的にひとつにはいっていました
古いカード機
このようなカード機(現在のはもっと大きい)で作られたロービングに撚りをかけるのが
ミュールです
動画もyou tubeにアップしました
この旅行で訪ねた小さい工場では、まだミュールを使って糸を生産している工場がありました
糸を半分発送しました
7月3日にスコットランドから糸が届いて以来、
続けていた単糸の糸巻きの作業が終わり
昨日、注文して下さっていた半分の方に発送しました
一部間に合わなかったものや、欠品不足の為、1・2点が揃わずに
まだお送りできないでいる方々のものが残っています
問い合わせをしているのですが、まだ少し時間がかかりそう・・・・
日曜日にした手芸クラブの作品
引き続き細編みの練習
合間に、子供たちが興味を示した、糸のきれっぱしを重ねてフェルトにする事も試しました
織ったときの結び目など、短い糸も残してあり、
それを根気良く石鹸水でこすると布になります
今回は糸が足りずに穴が開いてしまったので、
次回芯に羊毛を入れてすることになりました
夏休みは、4人のメンバーが一人ずつ来て、手織体験です
忙しい合間ですが、子供たちとの関わりは楽しいですね
沖縄から祖父母を訪ねてきた甥がおばあちゃんに出したリクエストは
ナスのはさみ揚げ
今回は、自分で出来る様になりたいと、自分で挑戦しました
勿論私たちもお相伴に預かりましたよ~
なすの間にハンバーグの種をはさみ、衣をつけてあげます
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