タリフの教室の男性の生徒さん
時々机上講習を受けられて、ご自宅で織っています
出来上がった時には、間違いが無いか点検も兼ねて
工房に来られて見せて下さいます
今回は前にも織った事がある網代柄
本数を変えたり、苦労された後で
ちゃんと柄が出たと写真を送って下さいました
ヤクの2/16の糸です 洗うとフワフワになるでしょう〜
下の写真は1枚目、機から下ろしてテンションが緩むと柄がよりはっきりと見えます。
2色を綾織りなら2本ずつ、平織りなら1本ずつの組み合わせです
春の日差しを受けて
今朝のウォーキングは、寒くなく、風も冷たすぎず、、、
気持ちの良い日差しでした
なんだか「起きたくない〜」から、頑張って良かったなぁ〜
歩きながらスコットランドの街で外出禁止の暮らしをしている友人に送るために花を探すのが、ちょっとした楽しみになっています
今朝は朝日を浴びる新芽を出し始めた木々です
緊急事態宣言が出て、朝の歩く人が少し増えました
それにしても、
いつもと同じ犬の散歩に固まってのんびり歩く数人のおばちゃん達
外へ出たくても我慢している子供が見たらどう思う?
2mずつ離れて歩いたら、良いお手本になるんだけどなぁ〜
遭遇したくないので、ぐるっと遠回りして帰宅しました
鳥の仕業?
フェンスの脇に並んで生えている小さなアオキ
ここは自然保護観察のためになるべく人の手を入れていないので
誰かが植えた訳ではないでしょう
きっとアオキの実を食べた鳥が運んだ種から育った実生でしょう
我が家のアオキは、地味〜な花を付けています
新芽の季節
予想通り、コロナウィルス感染の状況は毎日厳しくなるばかり
物質的にも精神的にも 全世界の人々が試されているように感じているのは、私だけでしょうか
これまでと同じ暮らしが出来ない中でも 季節は着実に移り変わり、工房窓から見える木々も新芽が出てきました
葉が出る前に花が咲くハナミズキも枝の先に小さなピンクが見えてきました
不安要素で落ち込んでいる方々もいらっしゃることでしょう
人との繋がりは、それほどに大きな力になっていることを再確認しました
固まってしまった方が、少しでも動ける手助けができないかと、電話やネットでミニ講習が出来ないか、検討中です 少しお待ち下さい
しばらく前から、タリフのスタッフによるインスタグラムを始めています
投稿は少ないですが、こちらもご覧下さい
https://www.instagram.com/weavingturriff/
手織り教室を休止しています
日に日にコロナウィルス感染の状況が厳しくなる中
教室は、4月からお休みにしました
一歩家から出ると街中には普通に人が多く
テレビで伝えている専門家の危機感とチグハグな感じがしますが
世界の様子に、日本だけ特別では無い‼︎ と思います
「人の動きが感染を広げる」という原点に立ち返り
小さな自分一人でできることから努力しようと思いました
人に会うことがほぼなくなり、電話やメールのやり取りが増えました
スコットランドの地方都市にいる1人暮らしの友人は
12週間アパートから出られない!と知らせて来ました
不安要素ばかりの現状ですが、手仕事が好きな皆さん!
今こそ、手を動かしましょう〜
写真は、朝のウォーキングで見かけた木
ブログが新しくなりました
2006年から続けてきたTurriffのブログがこちらに引っ越しました
この間、パソコンが普及、やがてスマホが主流になり
ずっとガラ携帯だった私もスマホに変えました
このタイミングで、タリフのホームページの中に、ブログを自分で作れると、息子が頑張ってくれました
少し時間を要しますが、過去の記事も追って移動してくれます
これからも自分らしく、こだわりを発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ブログを引っ越します
新しく、手織工房タリフのホームページの中にブログを開設しました
4月からそちらへ引っ越します
https://handweaver-turriff.com/blog/
登録して、見てくださっている方々は、変更をお願いいたします
これからも応援よろしくお願いいたします
ウールと絹の組み合わせ
7、8年前から楽しんでいるのが、タリフの糸と絹糸を使った織りです
タリフの糸は揉んで洗うと、どんどん縮みます
そこへ洗っても縮まない絹糸を使って市松に織って
思い切り洗うと、絹の部分がシボに、、、
1月の展示会に出したのがきっかけで、
織ってみたいという生徒さんが増えました
写真は、単発講習で来られていたMKさんの洗う前(左)と洗った後(右)
使う絹糸も色々なので、その時々に密度など調整しますが
一番難しいのは、経糸の巻き取り
整経台から外した途端、縮むウールとふわふわに広がる絹糸を
だましだまし巻き取ります
左、私の生糸を使った物、
右、MMさんの絹紡糸を使って、洗濯機で洗ったとか、、、
見事なシボですね
手編み用毛糸で織る 4
平織りに続いて、綾織りです
平織りより、密度を少し上げないと同じような風合いにはなりません
理由は、経糸、緯糸共に2本単位(2本上、2本下)で織られているからです
平織りは1本ずつ、(1本上、1本下)
1本おきに緯糸が上に行ったり下に行ったりするので、スペース要りますね
平織りに比べて、厚みが出て柔らかい風合いになります
この糸、この密度で綾織りを織るのは結構難しかったです
前にも書いた様に、経糸を開いたまま緯糸を打ち込んでも逃げていってしまいます
隙間がたくさんあるので、いくらでも緯糸が入ってしまいますが
これは実験なので経糸の密度に合わせました
これは、縦方向、横方向共に糸が戻る隙間があるからか
若干横長になったくらいでした
今回試した、3/cmと4/cm 平織りと綾織りの中で
元の玉に巻かれた手編み用毛糸の風合いに一番近かったのは
3/cmの綾織りでした
編み地も編んでみたので、工房に来られたら、触って比べてみることができます
この糸は、洗っても変わらりませんから、マフラーにするなら
織りやすさも考えると、平織りは3/cm 綾織りは4/cmの密度が良いようです
手編み用毛糸で織る 3
もうちょっと、手編み用毛糸で織った結果報告です
平織り
経糸が引っ張れて細くなっていますが
それを無視して、織り機の上で経糸の密度と同じ密度に打ち込んでみました
4/cmの密度では、機から外しても糸が膨らむ隙間があまりないので
縦方向に少し縮み、四角が若干横長な感じになりました(左側下辺り)
そのあと、経糸が縮むことを考えて、縦長になる様にしたら
機から外して経糸が元に戻り、四角が正方形になりました
3/cmの密度は、織り機の上で経糸がかなり空いています
それと同じように緯糸を入れて、やはり横長になりました
この糸、織ったものを使う時の柔らかさを考えると3/cmですが
織る時にかなり気をつけないと打ち込みが入ってしまいます
面白いのは、打ち込みがきついと幅の縮みが多いことでした
緯糸を同じ様に入れているのに、どうしてでしょう?
多分、織る時に引っ張られている経糸が曲がる
(緯糸に合わせて縦方向に波打てない)ことが出来ず
その分緯糸がピンと張った経糸で横方向に曲がる(波打つ)ので
長さを取られて、幅が縮むのではないでしょうか
これは編み物用毛糸に限ったことではありません
糸は嘘をつかないので、心地よい布織ってあげたいものです
今日は季節外れの雪でした
清瀬はこんな感じ、、、せっかくきれいに咲いた桜はどうなったでしょう
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