工房での手織体験講習のお知らせです
4月にオーバーショットの冊子ができたので
今年の東京スピニングパーティーでオーバーショットの手織体験をします
その先取りとして、工房で体験講習をしたいと計画しましたご都合に合わせて下記のいずれかをご予約ください (各1名)
日程 6月12日 (火) 14日 (木) 17日 (日) 20日 (水) 23日 (土)
時間 10:30〜11:30 13:30 〜 14:30
費用 ¥1000 手織体験の他 質問にお答えします
※ 手織りが初めての方向け 千鳥格子の織り体験もお受けいたします(1名×2回 限定)
※ 突然のキャンセルが無いように注意ください
お申し込みはメールでお願いいたします weaving★jcom.home.ne.jp
★を@に変えてください
希望日時、フルネーム、連絡先をお知らせください
又、返信メールが受け取れるように設定をご注意ください
工房へのアクセスはこちらをご覧ください
一度織ってみたいと思っていらっしゃる方、
冊子を購入してくださって、見たけどまだわからない~と思われる方
ぜひ一度織ってみてください
東京スピニングパーティーに出店します
今年も東京スピニングパーティーに出店が決まりました
~紡ぐ、染める、織る、編む、組む、縫う。 人から人へ 手から手へ。~
開催日:2018年9月15日(土)&16日(日)10:00~17:00
(WSは14日(金)から開催あり)
会場:すみだ産業会館 (丸井錦糸町店8・9階)
紡ぎの色々な先生のワークショップもあって
出店していなかったら参加したいテーマがたくさんあります
1年に1回同じ楽しみを持つ仲間と会えるのも、
スピニングパーティーの楽しみです
そしてタリフでも準備を始めています
色々な方にタリフの糸を楽しんでいただけるように思考錯誤しています
まずは、毎年好評な糸セットを作りました
今年は若手の助っ人を得て
少しずつ弱っていく母を看つつ、準備を早めに進めていきます
タリフのオリジナル冊子
ずいぶん間が空いてしまいました
書くことが無いわけではありませんが、他のことが先に来ると
「あ~ また先延ばしになってしまった」と1日が終わってしまいます
現在タリフのオリジナル冊子は3冊、
「手織のためのスコットランドチェック」は誠文堂新光社出版です4月に販売を始めたオーバーショットの冊子が売れ続けて
ウェブショップ週に2~3件のご注文をいただいています
他の冊子とチェックの本も合わせてご購入くださる方もあって
少しずつ広がる気配に、ワクワクします
皆さんご覧になっての感想はいかがでしょうか?
残りが少なくなってきて
9月の東京スピニングパーティーまでに3冊とも増刷します
経糸を数えるときは
オープン工房のお知らせはこちらから
手織りには、数をかぞえることがたくさんあります
綜絖が4枚で、綾織りが4の倍数なので、特に4を数えることが多いですね
4本は、1本ずつ数えなくても、見てすぐわかります
2本が2つと見てもいいですね
5本になると、2と3に分けてみると、1、2,3,4,5と数えなくても
パット見てすぐわかります
7本は3と4でしょうか
チェックを織るときは、デザイン通りに色と本数を合わせて経糸を作ります
4~6色使うことが多いので、私は1本ずつ整経します
今日の整経は、服地タイプの経糸で18本というところがありました
18本ということは9往復・・・
それを3本を3つに分けて、確かめながら経糸を作りました普段からそんな習慣をつけておくと、
少し複雑なことも、簡単にできるようになります
オープン工房のお知らせ
2か月に1度 どなたでも工房に来ていただける日です
手織工房タリフはどんなところ?
糸を実際に見てみたい~
手織りの話がしたい~
手仕事を一緒に楽しみたい~
などなど
5月27日(日曜) 10:30~16:00
教室をしている時は、ゆっくりお話しもできませんが
この日は予約も問い合わせもなしで、好きな時間にお越しください~
今回はオーバーショットの織り体験をします
コースターサイズ 500円
事前にご連絡いただければご希望の時間の予約を承ります
編み物など手仕事ができるコーナーも用意します
織ったものをお持ちいただいて見せ合う情報交換もいいですね
お待ちしています
新しく仲間入りした織り機
先月ですが、工房に新しい織り機が仲間入りしました
友人のお母さまが大切にされた織り機を譲り受けましたホームスパンで服地も織られたとのことですが
その頃は友人も私も子育てで忙しかった時期
今だったら色々お話できたのになぁ~と思いながらいただいてきましたこれは八王子の大忠さんの織り機、現在は残念ですがもうありません
和の織り機から少し手を加えて、天秤式のパーツもついています
間丁が長く、いわば和洋折衷で、服地を織るのにとても適しています
そして、体格に合わせて少し低くしてもらったのか、織る位置からペダルまでも近い
何より本体の重さがあり、フレームがしっかりしているので
狂いもないし織りやすい~
移動もしにくいので、工房の一番奥が定位置になりました私が試しを織ってみて、昨日から生徒さんが服地タイプの糸をかけ始めました
工房の織り機はほとんどが使わなくなった織り機を入手して集めているために
色々な種類があり、織るものに合わせて使う機を変えています
全て具合が良いという織り機はなかなかありませんが
少し手を加えて、タリフ仕様にして使っています~今年も9月の東京スピニングパーティーに出店が決まりました
オーバーショットの織り体験をしたいと計画中で、詳細は追ってお知らせします
連休中母の体調が少し落ちて、例年のように八ヶ岳へ行かれないし
自分のことを後回しにする日々に少々疲れがたまっていましたが
久しぶりの服地の織りを楽しみ、エネルギー補充をしました
落ち着いてきたので、また少しずつ発信したいと思います~
みんなで織ったタータンの話
山形の糸の話の続きもあるのですが
今日は高校生が登録してみんなで織ったタータンの話
初めて高校3年のHMさんから相談の電話がかかってきたのは昨年秋でした
「登録したタータンをみんなで織っても、そのタータンと言える?」
昨年、本場スコットランドでタータンを織る工場で
一つのデザインを色合いやチェックサイズを変えても
同じタータンだという話を聞いてきたことをお知らせしました
それから、色々話を聞きました
高校生のグループが学校の25周年を記念してタータンをデザインして登録
それを小学生から高校性までのみんなで織りたいという計画をしていると話す彼女の話に熱意が伝わってきました
それから電話とメールのやり取り数回
登録するタータンというのは、1リピートのサイズが大きいので
実際にその本数で織ることはできないし
手織りにするためには織りやすい本数でのデザインが大事です
糸のこと、本数のこと、タータンは四角が正方形でなくてはならないことなどを話して
タリフの糸で手織のためのサンプルを織って送りました
その後、卒業の時期になり「どうなったかなぁ~」とおもっていたら
先日嬉しいメールと写真が届きました
私が覚悟させた???というのは、織ったことが無いのに
チェックをきれいに織るのは大変だということですが
見事にやりきった彼らに大きな拍手を送ります
この経験を足掛かりに次のステップに飛び立ってください
機械で作る梳毛糸2
細く細く伸ばされたトップに撚りをかけて糸になります
細くなったものが最後はチーズ巻きにされます一定量になると自動的にポロッと前に落ちてきて次の芯に巻き取りが始まります
次に糸に撚りをかけます
この写真はスコットランドの工場で見た紡毛糸の紡績です
撚りをかける前の糸が上にあります
梳毛糸は上から吊り下げられていました
撚りがかけられ、軸に巻き取られていきます
リング紡績は、目にも止めない速さでリングをグルグル回る爪のようなものに
糸を引っかかって撚りをかけ、その位置が上下してきれいに巻き取られていきます
ここまでで、どうやって均一は細い糸が作られるのかが解ったのですが
スラブの糸や、モヘアの糸はどのように機械で作られるのでしょうか???
まずスラブ
撚りをかける前の糸状のものを引っ張り出すスピードを速くしたり遅くしたりするそうです
又は糸を送り出すのを速くしたり遅くしたりかもしれません
(機械のメカニズムまでは理解できませんでした)
引っ張るスピードが速ければ細いなり、遅くすると太いまま撚りがかかり
スラブの太いところになります
モヘアは繊維がツルツルで撚りをかけても抜けてしまうため
芯になる糸を添え、その糸に細いモヘアの毛を止めるためにもう1本細い糸をグルグル回して糸になるそうです
その時に芯を引っ張るスピードより毛を送り出すスピードが速ければ
毛が余るためにループになったり、変わり糸を作ることができるそうです
微妙に糸の送りや引っ張るスピードを変えて色々な糸を作るのですね
手紡ぎでは全て手でしていることを機械が上手にできることが
「なるほど~」ととても面白かったです
続きはもう少し佐藤繊維の正樹氏の話を・・・
機械でつくる梳毛糸 1
手紡ぎをする方なら一度は手にしたことがあるトップと呼ばれる羊毛は
梳毛糸を作るために作られたものであるとご存知でしたか?
羊の毛は細くて長いものや、縮れて短いものなど
体の部位によっても状態は違います
メリノのように細くて長い毛質は梳毛糸向きです
刈り取った羊毛はきれいに洗ってトップになって日本にやってきます
洗うための薬品が日本の環境基準に合わず、日本に工場はできないとか圧縮されて硬い塊になって入荷されます
「止めてある針金を切ると、膨らむんですよ~」という説明に思い出すのは
スピニングパーティーの時、ひつじまるごと研究所の羊毛が
酒井さんの手で小さく圧縮されて届き、あっという間に膨らんだ様子です
トップから丁寧に糸を引き出そうとしても、どうしても節ができてしまいます
羊毛の繊維が平行に並び篠状になったものをどのように均一な細い糸にできるのでしょう?
その答えがこちら7本のトップを合わせて機械に通します
その時、送りだす方のスピードを8、引き出す方のスピードが10だとすると
そこで少し伸ばされて細くなります
7本をあわせることで少々バラつきが残っているトップがより均一化されます7本が細くなって1本になったものをまた合わせて、機械を通して少し細くします
この工程を何度も、何度も、欲しい細さになるまで繰り返します
なので、工場内は同じことをしている機械がたくさんあります撚りがかかっていない糸は容器の上にそっと円を作りながら重ねられていきます
底にバネが入っていて残り少なくなると上に上がってきて
いつも同じ状態で糸を供給しています
この写真はずいぶん細くなりましたね
最終段階までの間に、元のトップにすると1500本が合わされたことになるそうです
だから、節のないきれいな糸になるんですね続きは次回に
梳毛糸の紡績 佐藤繊維見学
子供の頃から作文が苦手です
これまでも、旅行の話など尻切れトンボになっているのがほとんどですね
今度もそうなり兼ねない
パソコンに向かう時間が取れないうちに次々と他のことが入ってきてしまいます
でも今回山形遠足で見て来たことはどうしても伝えたいので頑張りましょう~
スコットランドで沢山見て来た紡毛糸の紡績(機械で糸を作る)
きれいな細い梳毛糸をどうやって機械で作るのかを見てみたいとずっと思っていました
スコットランドでは梳毛糸の工場はないから
ヨークシャーへ行きなさいと言われたのはずいぶん前です
(ヨークシャーはイングランドです)
そして、3年前のスピニングパーティーで
友人に頼んで出店された佐藤繊維の社長さんに紹介してもらい
今回の工場見学を目的に計画した山形遠足となりました
佐藤繊維は山形県寒河江市にあり、
自ら羊を飼い始め紡績業を起こした創業者から現社長正樹氏は4代目
多分唯一又は数少ない 紡績からニットの完成品まで一社で行う会社です
現社長のユニークでモノづくりへの情熱で世界に知られる製品を生み出しています
その情熱はぜひ会社のサイト「紡績部」をご覧ください
紡毛糸の紡績に比べて梳毛糸は面白くないわよ~
と言われたことがありましたが
機械で糸を作ることに興味がある私としては、とっても面白かった
ちょうど本社にいらした正樹氏の話もお聞きできて
糸に寄せるただならぬ情熱に、こちらまで熱くなりました

どうやって細いきれいな糸ができるのか
次回をお楽しみに
最近のコメント▼