昨年、スピニングパーティーで販売を始めた鉤針編み5本指手袋について
キットをお買い上げくださった方々へmakikoよりお知らせです
昨日この冬の手袋講習が終わりました。
毎回 皆さん好きな色を組み合わせて自分の手袋を編まれます。
そのうちの何人かは余った糸や、手持ちの糸を使い、2足目3足目と編んでくだ
さっています。
うれしい!
講習中に発見したことがありました。
もし、手袋を編んでみて手袋の幅が狭く、写真の赤い矢印部分の細編みの目が伸
びて穴が目立つような場合
↓のように2段編足してみてください。
手のひらの親指の最後の段、親指の付け根まで細編みをします。
つぎに鎖の作り目を手首までの距離を作り、細編みで拾って親指の付け根まで
戻ってきます。
そして人差し指の付け根まで編地を拾いながら細編みをして、中指を編み始めます。
そうすると、手のひらの段数が2段増えますので、手袋をはめた時に少し余裕が
生まれると思います。
もし、次編まれるときはやってみてください。手袋に使っている10色パックはウェブショップには出していませんが
問い合わせていただければ販売いたします
また、工房に来ていただければ好きな色を好きな分量で巻いていただけます
タリフマーケットでも、キットを用意してお待ちしていますずっといじっていなかった奥に押し込んでいた箱を引っ張り出して
マーケットに出す糸など準備しています~
織りが出来なかった時期に楽しんだ植物染色の糸もいろいろ出てきました
まだまだあります~
8枚綜絖のサマー&ウィンター
これは教室に通われているHさんが織っている8枚綜絖のサマー&ウィンターです
本に出ているデザインですが、ご自分で詳細を決めて織られています
私は理屈は解るのですが、自分で織ったことは有りません
落ち着いてじっくり考え、自分でやってみないと本当に理解したことにはなりませんね
そんな折、机上講習に来られているKTさんが念願だった8枚綜絖の織機を入手
それで早速織ってみたいと三角形の模様の資料持参で机上講習に来られました
日本語の解説がついているものの、
組織図が付いていなかったために、私は教えてあげられず・・・
この時は初めてなので、4枚綜絖を二つ組み合わせた様な組織を選びました
自宅で新しい織機で初めて織った8枚綜絖
いつも丁寧に楽しんで織っている様子が伝わってきます~
デザイン、組織、色と、どんどん自分で進めていけるKTさんです
後で良く考えたら、このサマー&ウィンターで三角形が出来ると思いつきました
その話を聞いたHさん、自宅で早速試してくださいました
次回の机上講習のアシストをお願いしました~
師を超える弟子! 嬉しいですね
私が全部わかっている訳ではないので、知らない事に挑戦してくれる生徒さん
逆に教えて頂いています~
オーバーショットの1日講習
昨日オーバーショットの特別講習を行いました
私が初めてオーバーショットを織ったのは35年以上前にデイビットに習った時
本に出ている480本のデザインを織機一杯120cm幅経糸1200本のデザインに作り変えました
どういう仕組みでオーバーショットの模様を織りだしているのかを理解すると
自分でデザインを作ったり、このモチーフと別のモチーフを組み合わせたり
モチーフのサイズを変えたり、オリジナルを織ることが出来ます教室でも、オーバーショットは人気で、何度も講習する機会を頂きました
そしてそのノウハウをまとめて冊子にしたいと準備しています
綾織りが織れる方への1日特別講習を考えているときに
八ヶ岳へ行ったときに訪ねたイーゲルコットさんで、
『オーバーショットを習いたい』というご希望を聞いて、今回の講習になりました
お仕事柄、説明を整理して頭に納めて行くのがお上手
その後の実際の織りも比較的スムース
準備しておいた経糸を使って、教材に準備したオリジナルデザインを織られました
イーゲルコットさんのブログでも紹介してくださいました
月に1回程度講習をしたいと思っています~
日程 教室が休みの月曜か金曜に1日講習、もし次の日に来れるようなら2日間の講習も可能です
費用 1日め10000円(材料費込み)2日間の場合+3000円
条件 綾織りが自分で織れる方
2月は休みに予定があるため3月になると思います
興味がある方はお問い合わせください~今日は父の98歳の誕生日
手作りケーキでお祝いしました
晩御飯を少し控えたというものの、ケーキの一切れを食べました~
嬉しかったようです
この年まで両親が元気でいるのはありがたい~
毎日、命と向き合う暮しです
金筬が新品のように
最近、長年使い込んだ織機や道具が工房にやってくることが続き
傷んでしまった金筬には少々心を痛めていました
そこで、加藤金筬製作所さんに問い合わせをしてみました
『送ってみて下さい~』と快く修理を引き受けて下さいました
Before
After
箱を空けた時には、間違えて新品を送ってくれたのではないかと思うほど
さびもきれいになって戻って来ました
採算に合わない程手間をかけて下さって感激!
自信と誇りを持った職人さんの仕事で、とても嬉しいです
これで、また沢山の布を織る手助けをしてくれるでしょう
新しい筬も作って頂きましたが、ホームページもとてもわかり易く
対応がとても丁寧
錆びてしまったとか、筬が欲しいと思っている方にお勧めします~かぎ針で編む5本指手袋
先日からご要望に応えて、時々行っているの講習お知らせです
2月10日(水)
2月16日(火)
午前10:30~12:30
午後13:30~15:30
講習料 ¥2000 午前と午後通しの場合¥3600
別途、糸とレシピ代 ¥2400
タリフの糸をお持ちの場合はご持参下さい 糸代を引かせて頂きます
お問い合わせ申し込みはブログのメールにお願いいたします
カード織り講習
タリフでは、月に2回 外からの先生に来て頂いて、手織以外の講習をしています
どちらも、私が習いたくて、生徒さん方を巻き込んで始めたクラスです~
第2水曜日はBaru先生の紡ぎと手編みの講習
工房で用意できる紡ぎ車が2台、持参される方もいて
手が動くより口が沢山動いて、とっても楽しそう
スピンドルで紡ぎをされる人もいます~
編みのもに来られる方も紡ぐ人だったり・・・
思い思いに自分の編みたい物を教えて頂いています
第3木曜日はOliva先生のカード織り講習
昨年始めたクラスは一連のコースが終わり、2月から新しいグループでのスタートです
参加者を募集しています
1回目 2月28日 13:00から
詳しくはこちらをご覧ください
申込み、お問い合わせはOliva先生にブログからお願いいたします
メールは苦手という方は手織工房タリフにお電話下さい
今日の講習は、都合で他の方々と一緒に受けられなかった上級編3の補講でした
Kさんはアルファベットの文字が途中で出来なくなり、持参されました
他に日が取れなかった織りの生徒さんも二人来ていたので
奥の方では織り講習
カード織りの方々のお話しが楽しく、一緒に作品を見せていただいたり
『またやりたいことが増えた~』と少しずつ楽しみが広がっています~2か月近く予定より遅れて、やっと服地が織りあがりました
2枚分、経糸をつないだので、織りあがったのは全部で11m
仕上げのために大恵さんに送りました
帰ってくるのが楽しみです~
11月末に、『年内に織ります~』と約束した大きなサイズのストール
服地が終わって、やっと経糸をかけるところまで来ました
とっても寒くなったので、早く織りあげて納品しなければ・・・
賑やかな工房です
あっという間にもう半月が過ぎてしまいました。
昨年末から遅れが取り戻せない、注文を頂いた作品の織り
そして頂いたお年賀状の返事・・・
まだ手が付けられていません~
お年賀状を下さった方、有難うございました
お返事したいと思っていますので、少しお待ちくださいね
いつもながらスコットランドへクリスマスカードは間に合わず
季節の挨拶(Season’s Greeting)を送ったのは新年数日過ぎた頃
でも、工房の活動は待った無しで、次々続いています~
新しく織り機を買われた方が3名と中古を手に入れた方1名
道具製作担当の息子Yは忙しい年末年始でした
講習もみなさん違うもの織っていて、集中力が必要・・・
時々お客さまも来られます~
今日は以前チェック講習を受けられた方が大阪から上京されたとお立ち寄りくださいました
教室がある日は熱気ムンムンの工房です~
来週に迫ったオーバーショットの講習に向けて、
テキスト作りや見本織りを頑張っています
疲れない体か、時間が欲しいですね
新年おめでとうございます
旧年中は近くで、また遠くから沢山の応援ご支援有難うございました
皆さまに支えられて1年無事歩みを進めることが出来ました
1人なら、すぐ投げ出しそうな時もなかった訳では無く・・・
立ち止まって振り向けば、1人じゃなかった・・・
有難うございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします~
心身ともに、エネルギー不足状態の年の瀬
1日過ぎただけで、何が変わるのか・・・と毎年思いながら年を越し、
やっぱり新年ならではのことが続き、目の前の暮らしがまた始まっていきます
97才と90才の両親の元に家族が集まりました
みんなが集まるので、久しぶりに作ったキッシュ!
一番大きなボールに作ったサラダも好評、
いつもの自己流炒り鳥も大鍋一杯作りました~
お雑煮と黒豆はおばあちゃん、妹も色々持ってきてくれて
テーブルは賑やかに・・・
ケーキもしっかり食べられた年寄り2人
今年も手仕事を楽しむ仲間といろいろなことをしていきたいと思います
今決まっていることは
1、タリフの糸をかぎ針で編む5本指手袋の講習by makiko (於 手織工房タリフ)
昨年スピニングパーティーで好評を頂いたキットのフォローアップ講習です
日時 1月9日(土) 10:30 ~ 12:30 2000円
10:30 ~ 15:30 3600円
別途 糸とレシピ 2900円
(スピニングパーティーなどで購入された方はご持参ください)2、スコットランドのスライドショー (於 清瀬けやきホール)
これまでに撮りためたスコットランドの写真をとおして、ツイードやタータンの文化をご紹介します
日時 1月30日(土)
15:30~ 18:30~ の2回目
会場の都合で申込み制とさせていただきます
費用1500円(会場費とスコットランドの関係機関への寄付)いずれも、申し込みは
お名前、連絡先、希望の時間 をブログ左にあるメールアドレスにお知らせください
2月27日(土) お宝交換会 (於 手織工房タリフ)
いつか使いたいと思って買ったけど眠っているという糸など
持ち寄ってみたいと思っています
詳細は検討中、後日お知らせいたします~
2枚綜絖の織機を4枚に
使わなくなった織り機が流れてきました
随分前のさをり65cm幅の織機で、ろくろが1本2枚綜絖です
基本は平織をされているさをりさんですが、
最近は需要が出てきたからでしょう、4枚綜絖にするためのキットを作っています
高さがないので、4枚にするためにもう一段のろくろを吊るっても、バランスが崩れやすい
(これは実験済みです)
最近スプリング式の織機を作っているらしい~と聞いて、キットを購入
購入でお世話になったのはさをりの森所沢
息子が古い織機を全て解体、きれいにして、オイルを塗って、
私達が使いやすいタリフ仕様に手を加えました
スプリング式の下開口(ろくろ式と同じシステム)で6本踏み木
まず、私が使い勝手などを確かめるために織ってみます
この時はしばらく前からやりたいと思っていたマフラーの試作
タイアップの替えられるので、織り易く具合がいいですね~
この織機についていたのが3羽/cmの筬だったので
5/cmの綾織りをこの筬で試してみました
筬に経糸を2本・2本・1本の順で通します(1cmの3羽に5本)
織っているときはこんな感じ。均一ではありませんが・・・
巻き取るくらいの位置に来ると、均一に広がっています
洗うと、もっと解らなくなります~
これは綾織りだから出来ることで、
4羽/cmの筬を使って2本・1本・2本・1本に通して6羽/cmの物は良く使います
(糸の種類と密度によっては出来ないこともあるでしょう)
タリフの教室で多く使っているアッシュフォードのテーブルルーム
綜絖が上に動く(上開口)のタイプなので、通常板杼が織り易いのですが
幅が広くなると長い板杼は使いにくい・・・
でも上開口の織機は下の経糸が緩みがちなので、
小さな船杼では途中で経糸の間から落ちてしまったり
経糸をすくってしまって、織りにくい というのは経験された方がも多いでしょう~
こんな使い方はいかがでしょう
これもさをりさんの小さな軽い船杼
車がついてなく、軽いので立てて飛ばします~
タリフにいろいろな船杼がありますが、これが使いやすく人気です
ちなみにろくろ式、下開口の場合は経糸がピンと張られ、
筬の下に経糸が当たって平になるので船杼が使い易いです
船杼のために管に糸を巻くときはなるべく固く巻きましょう
糸の出方が織りのスピードに関係していますよ~
先日販売を始めた赤のチェックのキットもご注文頂き有難うございます
27日までにご注文頂いたものは年内に発送致します~
赤の大きなチェックを織って下さい~
『手織のためのスコットランドチェック』の本の表紙に使った
赤の大きなチェック、綾織りと平織、それぞれにマフラーとストールのキットを作り
ウェブショップで販売を始めました
綾織り 平織り
サイズをお選びいただけます
チェックの本136ページに掲載している、このチェックは
1リピートのサイズがとても大きい(Aブロック88本+Bブロック104本)ので
そのままマフラーサイズにしました
見本を織っていて気が付いたのは、中に入っている10本という青の部分
織る時に4の倍数になっていなくて織り難かったので
このキットでは10本を12本にしてBブロックは108本です
リピートを半端にならないように織るため
2重に撒いても足りるたっぷり長いマフラーになりました
ストールサイズはAブロックを加えて幅を広くしました (A+B+A)
これまで本の内容でお問い合わせ頂いた折りに
この赤のチェックのお話が何度か出てきました
初めてチェックを織る方にはちょっと難しいかもしれませんが
それでも、このチェックが織ってみたいという意欲が助けてくれるでしょう
是非お試しください~
本を通じて新しい方々との交流が始まり、嬉しいです~
チェックの魔法はやっぱり強い! 広がっています!~*~ スライドショーのお知らせ ~*~
スコットランドのツイード文化をこれまで撮りためた写真で紹介します
本の中には入れられなかったことや、産業革命前の布の写真など
織物に焦点を当てた内容です
日時 1月30日(土)
15:30~ 18:30~ の2回目
場所 清瀬市けやきホール会議室
会場の都合で申込み制とさせていただきます
申し込みは
お名前、連絡先、希望の時間 をブログ左にあるメールアドレスにお知らせください
費用1500円(会場費とスコットランドの関係機関への寄付)
赤のチェックのキットを作ります
9月に出版されたスコットランドチェックの本の表紙に使った
赤い大きなチェックが人気です~
まだ準備中なのですが、このチェックをキットにします
見本を織り終わったところで、これから洗います~
左が平織り 右が綾織り
あの本がきっかけで手織りを始めた方、チェックを織り始めた方
新しくお客さまになって下さった方や、問い合わせてくださった方
その方々が聞かせて下さった色々なことから、わかったことは
*表紙の赤のチェックが織りたいと思っている
*卓上機など平織りを織る織機で楽しんでいる方が多い
そんなことを考えているときに、これまで考えたこともなかったことを思いつきました
(これが先日のブログに書いたように殻が一つ取れたということです)
左右対称と言い続けてきたのに、これはチェックが大きいので1リピートです
でも半分に折って使うと、2通りの色で楽しめますね~
慣れない平織りも頑張って織りました
お正月休みにお試し頂ける様に、今週末には完成させ、販売できるようにします~
写真やテキスト担当の息子と頑張ります
今織っている服地とその後年内に仕上げる予定のストール・・・
ただでさえ用事が増える年末なのに、どうしましょう???
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