お出かけ

なんじゃもんじゃの木

週の後半、両親の付添で岐阜に来ています
父のこれまでの集大成の最後の学会発表が一番の目的
母にも思い出がある地たったとか、一緒に行きたいということで
私が同行することになりました

地方で出かけると出先でいろいろな人に会いたい父
今回は3人とお会いしました~

木に詳しい方が『ぜひ見せたいものがあるから』と連れて行ってくださったのが
なんじゃもんじゃの木

日が沈む直前だったので、今日昼間もう一度行ってみました

本当の名前は『ヒトツバタゴ』
頂いた資料によると「一つ葉のタゴ(トネリコ)」という意味で
案内してくださった方曰く、この花を見ると、『何だこりゃ!』と言いたくなるからこの名前???

西洋種もあるそうで、そちらはこれほど沢山花が付かないそうです
ちょっと満開を過ぎたということですが、とってもきれいでした

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工房のお出かけはナバホ織りの講習へ

3連休の初日、工房の生徒さんの希望者と上田市まで行きディベさんでナバホの講習を受けてきました
講習といっても、ネイティブアメリカンの人たちが守り続けている織について知る程度
入口を見つけた、ということでしょうか

関越の事故渋滞に巻き込まれて、予定より1時間遅く到着
直ぐ、工房の壁に飾ってあるナバホの方々の作品やディベさんの作品を見ながら話しが始まりました。
夫々の柄が意味するもの、山や岩、虫、等、それがどのようにナバホの人たちに意味があるのか・・・

アメリカの歴史として、コロンブスが大陸を発見してからのことがほとんどだけれど
その前からそこに暮らしていたインデアン、何もない砂漠に追いやられた暮らしの中で
言葉で語り継がれてきた独自の文化、それが織りを通して形になった物なのでしょう

形や技法ではなく、ナバホスピリットを理解して情熱を持っているディベさん
なんとなくスコットランド魂に引っ張られている私と重なるところがあるみたい

いつも見るだけだったナバホスピンドルもやらせて頂きました

やって見せてくれたディベさん、次々話しが出てきて気が付けば自分で楽しくなって紡ぎ続けている
本当に好きなんですね~

ドロップスピンドルの様に腕が疲れないという感想も聞かれました
スピンドルは大きいけれど細い糸も紡げるそうです

ナバホ織を試せるように3つ経糸をかけて用意していてくださいました
ちょうど6人、2人ずつ交代で織ってみました
(織れたものの写真を撮るの忘れた!)

三角の模様はちょっとしたコツできれいに織れることがわかりました

解るととってもロジカル
そこまでわかるのにディベさんはとても長い道のりだったそうです~
それなのに、そんなに簡単に教えてもらっていいのかしら???

『マウンテンにして~』 しないと 『ウエストになる』
緯糸を山形にして打ち込まないとウエストみたいにくびれてしまう~
と言うより簡単でとってもわかり易い
マットを織る時の私の口癖になったりして・・・

出来るようになるまで2人で確認しながら織るのも、また楽しい~

まだ最初の所で時間切れになったので、続きはディベさんが東京に来られる日に合わせて、タリフで教えて下さることになりました
最近はマット織りも人気なので、参考になることが沢山ありました

私たちのために作品や糸、織機など沢山用意してくださってありがとうございました
往復340kmのドライブも楽しかったです~
(軽井沢あたりの紅葉がきれいでした)前回の記事に書いたクマクラさんのX機ですが、
今日、クマクラさんの前社長さん?のHさんが様子を見に寄って下さいました
機を持ち帰った時にたたみ方がはっきりわからず、電話で伺うということが有ったので
心配してくださったんですね

折しもマットのための経糸を巻き取り始めるところ
私のやり方でよかったのですが、女巻きを外せるとのこと
そうすれば織機の中に椅子を入れて綜絖通しが出来ると言われて納得!
狭いところにはまって綜絖通しをした前回の写真は違っていたのですね~

Hさんのご自宅がご近所だったので、以前からお話しすることがありましたが
気にかけて頂いて、嬉しかった
有難うございました~~

プレビューを残して投稿ページを閉じる失態のため、すっかり日付が変わってしまいました
もう少しで終わりというところだったのに・・・

明日(もう今日ですが)は週末の代わりに講習があります
また新しい1週間が始まりますね~

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作品展 3つ

今週、休みの月曜日と講習予約が無かった今日、作品展を3つ見てきました

まず月曜日は、手織教室はたおとを主催されている丹治好一氏の作品展
この教室の生徒さんが2年前の私の作品展に来てくださったことから、教室のことを知り
ちょっと興味を持っていました
ウールも織られるということですが、今回の作品は絹の着物
経糸に色を入れ、畝織にすることで、格子にみえるとてもきれいな作品でした
ちょうどお客様が途切れていて、、いろいろとお話しを伺うことが出来ました

少しずつ解ってきた絹のこと
経糸は群馬200という糸、緯糸は座繰りの糸を使って織られているということ
手で、引いた糸の方がふくらみがあって良いものが織れるそうです
男性らしく、緻密に積み重ねられ洗練さが光っていました

さすが140人もの生徒さんを持つ先生だけあって、お話し上手で楽しかったです
今日が最終日でした

金曜日に予定していたお出かけでしたが、台風の影響で天気が悪くなりそう
それなら、と今日は講習予約が入っていなかったので、作品展をはしごしてきました

出不精の私にしては珍しい・・・

紡ぎやニットでお世話になっているBaru先生が始められたスプラングの作品展
2013スプラング展+ユパンキ工房展
詳細はbaru先生のブログ
ユパンキ工房のHP
スプラングについてはこちら 

ずっと前にデンマークのインが―に紡ぎを習いに行った時に話を聞き、写真を見せてもらったことが有ったので、スプラングの事は少し知っていました

でも、様々な技法を使うと、いろいろな模様を織りだすことがわかって面白い
違う種類の糸や太さを組み合わせると同じ技法でも全く違うものになります

昔々、機織りや編み棒を使って編むことが発達する前に工夫されたものだと聞いたことがあります
簡単な道具で糸から布を作る知恵だったのでしょうね

面白さに魅了されて続けてこられた作家さんの気持ちが伝わってきました~
こちらは26日までです

午後は、陶×布×フェルト展 こちらも今日最終日でした
松島しづさんと志織さん母娘と陶器作家さんの作品展

小さなマットを連れて帰りました

お目にかかったことは無いのですが、この方がきっかけでマットを織ることの楽しみを知りました
ピーター・コリンウッドの技法で織られたマット
それに、細い糸を手紡ぎされ、絹と合わせて織られた作品はとてもとても繊細
糸を愛おしむように布に織られた優しさがあふれていました

会場にいらした志織さんと沢山お話しさせていただいたら、
共通の知り合いの名前が何人もつながり、初めてお会いした気がしない・・・

志織さんが作られるフェルトの犬もまたとても繊細でやさしい

作品展のご案内を頂いても出かけられないことが多いのですが
出かけて良かったです~

気が付けば、5か月ぶりに電車に乗りました
なぜ解る? 
スコットランドへ発つ直前二出かけた後入金したsuicaにそのまま残っていました

気分も一新、沢山刺激を頂きました~

先日やってきた織機に経糸をかけたので、織り始めます~

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研修に行ってきます~

いつも手織を教えていますが、時に習う立場になりたいと
今日明日で風あい工房へ行ってきます
森田先生はスコットランドから糸を輸入して販売してすぐからのお得意様でもあります
何かにつけてわからないことをお聞きしたり、お客様を紹介して頂いたり
お世話になっています
2年ほど前には、反幅帯が織りたいという生徒さん方と講習を受けました
5月末から一緒にスコットランド旅行へ行くことになりました
念願のハリスツイードを見に行きます~
講習もですが、こちらの話にも話が咲きそうです

久しぶりのお出かけ、楽しみです
最近開通した西武池袋線⇒副都心線⇒東急東横線で乗り換えなしで横浜まで行きます
前は2時間近くかかったのに、なんと最短1時間9分

天気が悪くてちょっと残念です~

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無事帰宅しました

5日間の京都への遠出から、今日帰宅いたしました
この間の走行距離は1029㎞
良く走りました~ って車が走ったのですが・・・

走りなれている中央高速を通って行き、帰りに八ヶ岳の家に寄る予定でした
でも、この笹子トンネルの事故、 
このトンネルができた頃から、何度も通っています
他人ごとではない感じがしています

予定変更して、東名高速を使って帰ってきました

講習会に参加してくださった方々、
会場を整えて細かい心配りをして下さったノイエブリーゼさん
糸の販売日にご主人と来てくださったスコットランドへ一緒に行ったAさん
お嬢さんと開店と同時に来てくださったかた
夕方寒く暗くなってきて、これからお客様があったら奇跡だね・・・
なんて話しているときに来てくださった方、
通りかかりにのぞいてくれたご近所のおばあちゃま
たくさん楽しい思い出をありがとうございました

これから少しずつ関西にもご縁ができるとうれしいです

明日、片付けと休養を取り、水曜日からまた活動開始です

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76色持って行きます‼



今週末の京都での手織りのためのチェックデザイン講習会のために準備をしています。
前回から今までに織ってたまった色々なチェックデザインや色の組み合わせをテキストに入れ始めたら
息子が次々とページの体裁を整えてくれてプリントに時間がかかっています。

今回工房から持って行くのは、全色76色‼
通常通販でのお取り扱いは51色
12月2日、日曜日は糸の販売をしますのでお近くの方は是非お出かけ下さい

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岩立フォークテキスタイルミュージアム

昨日雨が降る中、自由ヶ丘の岩立フォークテキスタイルミュージアム
ウールの衣装展を見に行ってきました

先日ニットのbaru先生から「アジアにも黒と白に赤を加えたチェックがあったんですね」と聞いたから、自分の目で確かめに行きました

インド山岳部の寒い地方で織ったり編んだりされていた衣装はどれもアジアのものらしい
その中に1点だけ鮮やかなチェック
写真は撮れないので私がかつて織った物の中で似たものの写真です

これは、スコットランドのハイランド地方Aberchalderという領地のチェックで、エステートツイードの起原の一つと言われているチェックです会場で一つだけ際立っていたこのチェック、何とも不思議な感じでした

丁寧に解説をしていただき、人々の努力と工夫、そして喜びが伝わってきました
これらの貴重な品々を集められた岩立広子さんの
これらの品への愛情と出会いの喜びが会場にあふれていました

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