タータン展について一つ書き忘れました
この展示で私が一番興味深かったのはデザインとしてのタータンのことでした
これについては、定義が有るようで無いようで・・・と先日書きましたが
Brian Wilton が上手に説明しています
本に出ているので、ここでの引用はしませんが
もう少し自分の中でかみ砕いてから書いてみたいと思います
会場で放映されているビデオがあり
彼がどうやってタータンをデザインするかを解説しています
これは2017年7月に彼のアトリエを訪ねた時の写真
機械で織ることが前提のデザインですから
私の「手織りのためのスコットランドチェック」の本で紹介した発想とは違いますが
とても参考になります
この展示でストレートに「これを見て!」のメッセージは届きませんでしたが
その分、何を拾えるか、受け取るかは見る人次第
更にタータン好きが増えると嬉しいです
もう少し余裕ができたら「オリジナルタータンマフラー」を受注することもやってみたいなぁ~と
小さな火種をしばらく守ります
スコットランド
タータン展in神戸
神戸で開催されているタータン展を見に大急ぎで行ってきました
長く留守にできない介護生活で、諦めていましたが
仕事がキャンセルになったと妹が来てくれたのでトンボ帰りで行ってきました
久しぶりに遠くへお出かけも嬉しい~
秋晴れのとても気持ちの良い朝、開館時間に合わせて到着
写真OKのスポットで撮ってきました
展示の内容は事前に手に入れた図録を兼ねた詳しく書かれた本と同じですが
でも本物を見るのは違います~
これまでスコットランドで色々見てきている者には少し物足りない感じはしますが
日本でタータンの展示はめったに見れません
12月から三鷹市美術ギャラリーに来ますので東京近郊の方はぜひお出かけくださいね
神戸六甲アイランドセンターの駅前のスペースでは
ハロウィーンの催しがあって、仮装した子供たちがたくさんいました
とても良い気分転換ができたので、これからも気持ちよく母と過ごせそうです
タータン登録証明書
The Scottish Register of Tartansから登録証明書が届きました
タータンのデザインについては、話が色々あります
これまで何度か、タータンの第1人者、Brian Wiltonとやり取りをして
タータンの「定義」をさがしてきましたが・・・・
(日本人は定義づけが好きですから)
でも、どうやら彼の話もその時に変わってくるような・・・
昨年ツアーで訪ねてみんなで聞いた話は
現在はタータンのデザインに意味があり
新しいタータンを作る意味がなければ・・・
現在登録されているタータンのほとんどがただのチェック柄・・・とも言っていました
でもこの登録についてのメールのやり取りでは
意味を込めるデザインにこだわることもない・・・
えっ‼ 昨年の話は違ったの???
再度この点を確かめるためのやり取りで彼が教えてくれたのは
一見とてもシンプルに見えるタータンだけれど、調べれば調べるほど
知れば知るほど、奥深く複雑になってくるということ
Tartansという分厚い本を書いた彼がそう言うのです
タータンとチェック柄の違いは
昼と夜の境目がはっきりしていないのと同じ
昼と夜が違うように、確かな違いはあるけれど
境目ははっきりしない・・・
何が違いを感じさせるのでしょうか???
まだまだ先がありそうですそして、銀座の教文館ナルニア国(教文館の子どもの本部門)で
たくさんのふしぎ400号記念展示が開催されています
そこに「たくさんのふしぎタータン」のオリジナルマフラーが展示されています
お近くにお越しの方はぜひ本物をご覧くださいね
この企画に合わせて、オリジナルマフラーの限定5本の販売があります
ナルニア国のレジで申し込みを承ります
もちろんタリフで織らせていただきます
タータンが登録されました
福音館書店から出版された「たくさんのふしぎ9月号」のオリジナルタータンが
スコットランドのタータン登記所(The Scotland register of tartans)に登録が受理されて
正真正銘、タータンになりました
Takusan no Fushigi
見本に送った切れ端も永久保存されるそうです
タータンの定義は、有って無いような・・・
昨年、スコットランドツアーの折り、タータンの第1人者Brian Wilton に聞いた
デザインに意味が無ければ・・・というのも、絶対ではないと・・・
この話は、知れば知るほど奥が深くて、まだ全体像が見えてきませんスピニングパーティーの間ショートステイに行った母が
帰宅して体調を落としてきていて
母の締めくくりの時に寄り添っています
色々な思い出話をたくさんして、自分の人生を確かめているようです
植物の持つ色
久しぶりに寸胴鍋を引っ張りだして、
山から持って帰ったゲンノショウコを煮始めました
持って帰ったのは、集めてから他の葉っぱや土を除いてあり2.3㎏ほど
一度水でジャブジャブ洗い、土を落としました
なるべく濃い色にしたいので、寸胴鍋目一杯入れて煮ようとおもいましたが、
火が通ってもあまり減らず、小さい方の寸胴鍋に入ったのは2/3位でした
水から沸騰直前まで熱くなったら、色が出ています
それから約1時間煮ました
本にもタンニンが多く、それで染まると書いてありますが
1回目の液は濃い紅茶ほどの色になりました
2回目を煮ているところです
3回分くらいを合わせて、毛糸を染めたいと思います
スコットランドツアー1
暑さと日常のことに追われて旅行をゆっくり振り返る余裕がなくあっという間に2週間
最後まで続けられる自信が無いのですが、始めてみましょう
「手織りのためのスコットランドチェック」の本に掲載している
スコットランドチェックの話が良く理解できるようになったとか
参加された方から話を聞いて、興味深く読んでくださった友人がいる
という感想が参加された方々から届いています
私のスコットランド旅行はいつも良い天気なのですが
今回は殆ど雨で寒く、私より強い雨女がいたのでしょうか???
ロンドンでは暑かったというので、やっぱり蛇行したジェット気流の停滞せいで
冷たい空気が動かなかったのでしょう~
初日は冷たい雨の中タリフを訪ねました
まずは、農場見学 みんな雨でも大丈夫な服装ですね
雨の中、この地域の農家の仕事を説明してくれました
2年前に亡くなったお父さんの後を継いで息子さんが頼もしい農場主になった姿が嬉しい
広い畑で使い機械は大きい!大麦の収穫時にはこの広い場所が一杯になるそうです
息子さんの結婚式のパーティーをここでしたとか
農場の跡取りらしい・・・
(私の本に出ている結婚式の写真をご覧ください)
今はこれらの機械を使い、収穫時期以外は、通常1人で農場の仕事を1人でするという
ケイトのおもてなしはいつも素晴らしい
スコットランドの手作りの味を楽しませて頂きました
その後Deligatie Castleでバグパイプとハイランドダンスを見せて頂きました
この日は平日でしたが、学校の先生が良い経験になるのでと来させてくださいました
短いけれどジャンプが続きピタッと決めるフォームにいつも感動します
幼い少女たちの誇らしげな表情がとてもいいですね
動きが早くて中々良い写真が撮れません
訪問先の地理的条件があって、かなり欲張った1日目でした
スコットランドから帰ってきました
かなり忙しい日程を予定通りに回って、昨日帰国しました
移動距離も長いし、1日最低2ヶ所、多い日は3か所と、本当に欲張った旅でした
でも訪れた先で拾った小さいけれど貴重なかけらをつなぎ合わせると
相当な成果になると思わせてくれる旅になりました
これから少しずつお知らせしたいとおもいますが、まずは暑さになれなければ・・・
教室は11日火曜日から平常に戻ります
8月から糸の価格改定をしますので、
もし欲しい物が決まっていましたらお早目にお願いいたします
写真は出来上がったテディ―ベアたち
どうして作り手に似たものが出来るのでしょう?
タータンの話
昨日は長距離移動の1日でした
テディベアが出来ました
妹のグループが思い出をたくさん持って帰国し、
タータン生地で作るテディベアの講習をうけました
チェックの柄合わせと手抜き無しの伝統的な作り方にこだわる先生に
タリフの友人たちに歓迎して頂きました
デンマーク体操クラブ・アンセルのグループがデンマークから
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