スコットランド

スコットランド旅行の写真

旅行の報告の続きです

スコットランドへ来ると必ず訪れる織物工場Johnstons of Elginです

工場内のを見て回るMill tourもしたのですが、写真禁止のためありません

この会社はスコットランド製と高い品質にこだわり、
数か月前にプリンス・チャールズから王室御用達として認められたそうです
アパレルのトップブランドの布地の生産なども手がています

ビジターセンターもとても充実してますし、カフェで美味しいお昼を頂きました
お金があったら1日いてあれこれ買いたくなってしまいます~

このElginの街には食事できるところが少なく困っていたら
海辺の方へ行ったルージーマスというところにお魚料理を食べさせてくれるところがあると教えてもらっていきました

お魚は鮭とタラ、
美味しく頂きました
スコットランドでは1人前の量が多くて
たいてい食べきれないのですが
このお魚料理はちょうど良い位

でもスターターもデザートも無しの
1コースの食事です~


次の日に訪れたのはブルーディー城
訪れた人をグループにまとめて、一部屋ずつ解説をしながら案内して頂きました

1代前の所有者が水仙の研究をしていたそうで、水仙の城としても知られているそうです
水仙が咲く頃に来ると見事だそうです

コーダ城
個人が所有していて夏の間公開するために近くの村で暮らし、観光客が来ない冬はこのお城で暮すそうです。
公開しているお部屋を回っていると、現在使われている雰囲気が伝わってきました

お庭もきれいでゆっくり過ごすととても気持ちが良いのですが、私たちは先があるので
ほどほどで切り上げ、一路インバネスをめざしました

途中、スコットランド最後の戦いがあったカルデロンの戦場跡のそばを通りました
表向きイングランド対スコットランドの戦いだったけれど、実際にはイングランドになびいたスコットランド人たちが、ジャコバイトと戦ったという悲しい歴史がありますそしてインバネス ネス湖の河口の町、にぎわっていました

ここでキルトメーカーを見学して、夕食を取り、宿までちょっとしたドライブという忙しさでした

いよいよハイランドに入ってきました~

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スライドショーのお知らせ

ルイス島 カラニッシュ

今回のスコットランド旅行はは足を延ばして、北西部にある島、ルイス島へ渡り
ハリスツイードを見てきました。
時間が少なかったので、多くの織手さんを訪ねることはできませんでしたが
それでも、スコットランド本土とはまた違う風景に感動しました

工房の方々や友達に見せたいと思ってスライドショーを計画しました
他の方でも興味がある方はお出かけください~

日時 7月13日(土) 18:30~20:00
場所 清瀬市生涯学習センター 6F 会議室1
   (清瀬駅北口 りそな銀行の隣に入り口があります)

参加費 無料

会場の都合で事前に人数を知りたいので、参加ご希望の方はお知らせ下さい
申込み メール weaving*jcom.home.ne.jp
       *を@に替えてお送りください

又は鍵付コメントでお願いいたします ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

宅配料値上げのおしらせ

ウェブショップの発送にヤマト宅配便を使っておりますが
内税だった送料が6月から外税となりました
大変申し訳ないのですが、8月1日以降に受け付けたご注文から
消費税分を加えた送料とさせていただきます
どうぞよろしくお願いいたします。

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機械で作る毛糸②糸になる

前回に続き、紡績の工程をご覧いただきましょう

この工場の機械が古い型のため2回カード機にかけられた後、篠状のまま巻き取られ
3回目のカード機にかけられます
左にあるのが巻き取られた羊毛、少しずつ機械に吸い込まれていきます

この機械の最後で、薄い膜になった羊毛が溝にそってリボン状に細く分けられていきます

リボン状ですが、まだ撚りがかけられていないので切れやすいために
ゴムが上下に挟んで左右にこすって毛をまとめ、巻き取られます




この工場は2段分の糸ですが他の工場では4段にわかっれていました
それだけ新しい方が効率がいいのでしょうね



そして撚りをかけるのはミュール (この写真は他の場所で撮影したもの)


錘(つむ)が回転しながら機械が手前に動いて撚りがかかっていない羊毛を引出し
一定の撚りがかかったら、糸の位置を下に下げて巻き取りながら機械が後方へ動く
この動作を繰り返して撚りをかけて毛糸が出来きます
(スピンドルで糸を紡ぐ時の動作と同じ理屈です)

現在は効率の良いリング紡績がほとんどですが、このノッカンドーのように一昔前の工場を保存しているところなどまだ動いているところがあります

これは、紡毛糸を作る工程です
長い繊維が平行に並んで糸なる梳毛糸はまた違う工程で作られるのでしょう
というのも、まだ梳毛糸の紡績を見たことがありません~

スコットランドで初めてこの工程を見たときはとても面白いと思ったのを覚えています
皆さんはいかがですか?

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機械で作る毛糸①カーディング

羊毛の手紡ぎをなさる方なら皆さんご存知ですが
毛刈りされた原毛を洗ってフワフワにきれいにする工程をカーディングと言います

そのカード機の写真を小さな織物工場で撮らせてもらいました
フル稼働向けて準備を進めているこの工場は機械がまだ動いていませんでした
機械が動いていると、こんな近くで写真を撮らせてもらえません

~~お休みなのに来てくれて案内してくれたヒューのお蔭です
                        ありがとうございました~~

他の工場で原毛を洗ってフワフワに解されて届きます

少しずつ上へ運ばれ、決まった量が決まったタイミングで投入されます

投入された毛が少しずつカーディングの機械に吸い取られるようにローラーに絡みついていきます。 このロールの一つ一つに、ハンドカーダーについているような針が沢山ついています。

ぐるぐる回っているローラーを進むうちに少しずつきれいな綿状になってきます

1つ目のカード機の終わりで、ローラーに触れている板状のものが
ローラーから毛をこそげ取り、それを篠状にして次のカード機に進みます(左奥)

毛の向きを変えるために篠状の毛を横に折りたたんで、2回目のカーディングに入ります。
毛の上に見えている木の板は、まるで手でふわふわの毛をパタパタ落ち着かせるような動きをします。



2回目のカーディングが終わると、この機械は篠状のまま巻き取っていました。

現在、主に稼働している機械は2回目が終わったところで糸にする工程に入ります
この機械は古い形だそうで、この後もう一度カーディングをしてから糸になります

カードされて薄い膜になった羊毛が糸になります

続きは次回にさせて下さい~
旅行の後、まだ底力が戻ってきません 

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小さな織り工場を訪ねる

スコットランドの報告 

タリフで懐かしい友人たちと過ごした後、いよいよ織物関係の所を回る旅が始まりました

道順を考えて、まず行くことにしていたのは、
古い小さな織物工場を保存、再稼働に向けて動き始めたKnockandow Wool Mill

4年前に訪れた時はこんなところ

保存のために基金を立ち上げて多くの人の思いを集めて再建された工場は
こんなきれいになっていました

時々送られてくるメールで、カフェやショップも開設されていると聞いていました



とても落ち着いていて、気持ちの良いショップとカフェ
センスの良いツイードの布やブランケットなどが並んでいます

街からかなり離れたところにあるのに、3組がランチに来ていました

若い人たちが気持ちよく働いているのが嬉しかったですね



日曜日でお休みなのに、織担当のヒューが来てくれました
4年前に一度会って、後忘れた頃のメールのやりとりだけなのに覚えていてくれて、もうすぐ作業が始められるところまで来た工場内を案内してくれました
次回は、この工場で糸が出来る工程の写真をお見せしましょう

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本島で見た羊さん~

今回は同行者がいたので、羊の写真が沢山とれました

人の気配で逃げていくのですが、なぜかこの子は見つめてくれました



これはチェビオットみたいな、

そうじゃないような・・・

最近多く見かけるテクセルかな?

この写真はタリフの農場アードミッドルのそばの羊 毛刈りが済んでいるようです牛顔に体は豚のよう・・・
テクセルでしょうお肉はとてもおいしいそうです

なぜかいつもテクセルと一緒に黒い顔のサッフォックがいます


インバネスから北西に車で1時間ほど行った所、泊まった宿のご夫婦が飼っているチェビオット
原種にちかい羊だけが自分で毛を落とすと思っていたら、ここの羊達、かゆくてフェンスにこすり付けるのか、毛が沢山抜け落ちているし、中にはこんな仔も  早く毛刈りしてあげて~
左の羊が笑っている?

ハイランドに来たらスコッティシュブラックフェイスのように見える羊が増えてきました

春は子育ての時期、仔羊がとってもかわいいです
明日から工房のお仕事が始まります
時差ボケなんて言っていられない、でも夜眠れず朝起きられません~

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帰宅しました

昨日、無事に帰宅しました
スコットランドではずっと天気が良かったのですが、帰って来たら雨 ・・・
気温が低めで助かっています〜

限られた日程内に見たい所を回るには、計画を立てて宿も決めて行くのですが
今回のスコットランドは、結構欲ばった内容でした
12日間借りたレンタカーの走行距離は1665km ホント?
ルイス島に渡り、南ハリス島までハリスツイードを見に行ったのと
最後にスコットランド南部まで行ったので、この様な距離になったのでしょう
普通の道では80キロが普通、きついカーブが無くて街の外なら、90~100で走っています
高速道路の様な道は120~130で走っています
でも、私はそれ程出せず、景色も見たいし・・・
気がつけば、いつも後ろにイライラしてついてくる車が連なり・・・
次のパーキングスペースに車を入れて、先に行ってもらいます

夜まで明るいのでずいぶん田舎道のドライブも楽しみました
羊が近くに居ると、静かに車を止めて種類を見定めたり、写真を撮ったり、
チェビオットらしき親の隣になんで顔の黒い仔羊が居るんでしょう?
スコティッシュブラックフェイスを随分見かけました

少しずお知らせしたいと思います〜

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スコットランドの南部に居ます

残すは後3泊4日
驚異的に良い天気に恵まれ、そして全てが予定通りに進んでいます
私達のスコットランド旅行最後の訪問地、スコットランドとイングランドの境目近く、スコットランドボーダーと呼ばれている所へ来ました
この地域は昔から度々イングランドに攻め込まれて、イングランドの影響を多く受けてきた所です
この地に流れるツイード川に沿って毛織物産業が栄えた所でもあります

昨晩泊まったインバネスは11時頃まで明るかったのに
ここは10時過ぎには暗くなりました
ずいぶん南下しました
今朝インバネは曇って霧雨でしたが、ネス湖畔のアーカート城につく頃には陽が差して暑い!

何だか、言葉にならない感銘をひっきりなしに受け続けている様な気分
言葉になるまで時間がかかりそうです〜

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いよいよハリスツイード

おはようございます。

スコットランド北西にあるアウターへブリディーズのルイス島、
ストーノウェイは曇り空の朝です

とっても穏やかな海で、船酔いも無く、ストーノウェイに着き
フェリーの船着場近くの駐車場に車を止めて、思わず3人で拍手!
やっと来たぞ〜〜

訪ねる約束をしていたハリスツイードオーソリティーを探して
結局街を歩くこと3周、でも小さな街です
インフォメーションに戻って尋ねました。

来る前に出版された本を読んで居たので、基本的な事は知って居たのですが
布の約半分が日本に輸出されていると聞いてびっくり
今日は、一番大きなミル(糸を作ったり仕上げをしている工場)をたずねます
織っている人も訪ねるので、実際の織りが見れるので楽しみです。
全てがこの島で行われているこの布の裏にある人々の思いを少しでも感じられたら嬉しいですね

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スコットランドから

雨が降り寒かったロンドンから飛行機でスコットランド北東部のアバディーンに来ました。
そこからレンタカーで、私の第2の故郷タリフへ・・・・
たった3年ぶりでも、何かと回りが変わっています
スコットランドで初めて渋滞にあいました。 5km(マイルかな?)を抜けるのに約20分
その後は快適なドライブ、緑がとてもきれい!羊もいました〜

久しぶりに会ったデイビット夫妻も変わりなく、嬉しい再会でした。
泊めてもらうのは、以前スコットランド手織りコースをした農場です。
ここでも久しぶりの再会と、12年振りの娘の訪問をとても喜んでくれました。

写真は改めて。

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