Kぷらんにんぐの行松啓子さんとの出会いはスコットランド
キハダ染の体験に合わせて(こちらに合わせてくれた?)訪ねました
最近少しさわり始めた絹のことで色々聞きたいことも有りました
いつも電話で話しても、時間に追われる訪問では
何か聞き忘れを残してしまう
何度か話しを伺って、少し絹が見えたような・・・
キハダの幹です
樹皮の一枚中に有る、黄色いコルク状の所を使って煮出します
これが幹からはがされた染に使う所
何だか沖縄地方で使われる福木に似ている
染液は全て用意しておいてくださった
実はこれがとても手間がかかって大変だろう
布をぬらしてから染液に浸すとすぐ色が染まり始める
そして持って行った絹糸も染めさせてもらった
少し熱いですよ~ 行松さんのお手本のように手を入れると
あちっちっ・・・・
とてもきれいな黄色に染まりました
(出来上がったものの写真を撮り忘れました~)
地元産のお野菜も美味しく頂きました
六合の道の駅はとても充実した穴場?
黄色いトマトが4つ入ったものが一袋だけ
居合わせた観光にいらした方と、半分分けしました
そんな出会いも楽しいですね
次の日用事が有って長野県上田に寄り
以前工房に通っていたRさんとナバホ織りのディベさんに会って
駆け足の上田市訪問もお城なども行かず・・
インドカレーのレストランで美味いお昼を頂き
それから諏訪に寄って、最後は高速で小淵沢へ
運転手が2人になり、長距離運転も楽になりました~
駆け足の小旅行
金曜日から5日間で駆け足の小旅行をして来ました
でも実際は賞味3日間
まず両親と八ヶ岳の家まで一緒に行き、
そこから娘と2泊3日、車で回る小旅行 (走行距離333kmでした)
小海線沿いに軽井沢まで
娘の希望で軽井沢散策 雨が降ったり止んだり・・・
久しぶりに学生時代の友人と会えて嬉しかった~~
旧軽銀座の賑わいにびっくり
一番奥に近い所にある小さい店舗が並ぶ一角にあるともえ屋さん
工房に来ているMWさんから
『お友だちが出展している関係でお店番に行くんですよ~』
と聞いていたので、訪ねてみました
そこでお会いした保坂さん
着物の友禅から入って今は型染めでバックなどを作っているそうで
ステキな作品が沢山、お話しが楽しかった~
次の日は群馬県の旧六合(くに)村へ
7月16日にこのブログでご紹介したキハダ染めの行松さんを訪ねました
これは写真の整理が出来ていないので、明日にします
帰って来たら、糸の注文が来ていて、発送担当と打ち合わせ色々
ちょっと涼しい夏の影響でしょうか・・・
さあ、リフレッシュしたのでまたこつこつやりましょう
楽しいお客様
講習も終わり、生徒さんが帰られるのと入れ違いに
にぎやかに3人のお客さんが糸を買いに来られた
母が病院でお世話になっている看護師さんたち
母が待ち時間の為に編み物を持って行くので
編み物大好きなひとりが母から聞いたと工房に寄ってくださったその時の糸で編んだと見せていただきました
なんともかわいい
どこかで見た雰囲気・・・と思って
確かめてみたら
やっぱり、岩切エミさんが大好きとか
岩切さんも工房に来てくださったんですよ
きれいな色をあれこれ並べ、自分たちで好きなだけ巻いて
重さでお買い上げ
お子さんを保育園に迎えに迎えに行かなくちゃぁ~ と
のんびり色選びは出来なかったけれど
仕事と子育てと好きな事、エネルギッシュにこなす若いお母さんたち
とても嬉しい一時でした
下がっているテンション少し上がったな・・・
頑張りすぎるものじゃない
日曜日には本当に楽しく織ったのですが
今頃になって、体が『疲れたよ~』と訴えています
気がつかない内に熱中症というニュースも良くききますね
気をつけなくっちゃ
加えてエネルギーを消耗する出来事が・・・
当然、仕事をしていたらこういうことも有る
でも、概して手仕事を愛する人たちは不条理なことはしない
強力な助っ人を得ました
最速記録 6分8cm
昨日は、久しぶりに講習が無く、ひとりの時間
前から楽しみにしていました
先週火曜日に夜遅くまでかかって経糸を整経、巻き取りした服地
その後、講習の合間に1040本の経糸の綜絖通しと筬通しをしました
土曜日までに織れたのは、最初の30cmくらい
日曜日、10時前からから織りました
今回の服地はいつもより少し短めで5m40cmの整経
実際織るのは5m弱 その内殆どが横糸1色の杉綾で
その間に30cmほどのチェックの部分が3ヵ所
4月に同じ糸で織った後だったからか、とても楽に織れる
そこで、ちょっと時計とものさしでスピードを確かめてみました
このボビン1本織るのに約6分、織れるのは8cm 段数にすると80段余り
来客とお昼の休憩を挟んで・・・
午後8時前に終わった~
私の最速記録 楽しかった~~
10月の展示会にコートになってお見せできるかもしれません
*先日お知らせした奥田実紀さんから
「教室の方やブログを見て~と来て下さった方が何人もありました
お礼をお伝え下さい~」とメールを頂きました
輪が広がってうれしいです
有難うございました~~
色の不思議
最近体験講習にいらした2人が夫々に選んだ色がとても面白い効果を見せてくれました
このピンクは同じ糸ですが、相手によって違う色に見えますねぇ
明るさが違うように見えますが、
同じ1枚の写真なのでそこまで違わないと思います
他の1点は経糸が緑の濃淡
横に紺と黄色を入れたので、緑らしくない・・・
でもステキな深みが出た緑系
10月に展示会を予定しています
こんな色の不思議を沢山見ていただきたいと準備を進めています~
昨年から手伝ってくれているTさんが
『オーバーチェックの色でチェックがどう変化するか』も準備中です
手織りをする方が見たら、すぐ役に立つ展示を目指しています
これから、構想をまとめ、DMを作り、もちろん販売品も準備して・・・
先日仕立てを依頼したデザイナーさんのアドバイスで
コート用の服地を織り始めました
紳士ツイードジャケット
息子が自分で織った服地がジャケットになりました
仕立てをお願いしたのは京橋のテーラー・アスコット
タリフの糸で織った布をこちらのテーラーで仕立てた方が有ったそうで
1年くらい前に、「案内を送らせて下さい」と連絡が有りました
仕立てを頼みに行ったときに、ツイードの布見本を沢山見せてもらったというので
今日は一緒に行きました
手織りのツイード、気になるのはそのクオリティーですが
良い評価をしていただきました
量産品に対して、テーラーに依頼する方々は、布の質のみならず、
その布が持つストーリーに価値を評価されるとか・・・
***そのストーリーは任せてください***
現在の店長さんのお父様はツイードが大好きで
1990年には英国のBritish Wool Marketing Boardを訪ねられ
日本がバブルの頃、沢山のお客さんに英国のツイードの良さを紹介され
独自に研究され、資料を作られました
実際に布が貼られた資料の向こうに見えるのは
私も見慣れれている羊飼いのチェックや、グレンチェックの資料
今度、店長さんのお父様にお会いすることになりました
とっても楽しみ~~
またまたツイードが織りたくなりました!!!
その後、先日ご紹介した奥田実紀さんの
「赤毛のアンの世界 ~奥田実紀&水田彩生展~」を見てきました
プリンスエドワード島の写真はすぐ『アンの世界』を思わせる景色を捉え
また、スコットランドにも少し似ている
ハイランドの悲しい歴史の一端で、スコットランドの人々が数多くカナダに移り住んでいる
その人たちが、バグパイプやタータンをもち続け、そこから奥田実紀さんがタータンに出会い
スコットランドへと繋がって行った・・・
スコットランドや、タータンに興味が有る方にこの本はお勧めです
奥田実紀著
産業編集センター発行
スコットランド タータンチェック紀行
手織工房タリフにも置いてあります~
ちなみにこの展示会今日が初日、24日までです
収穫が沢山ある1日でした
感謝です~
キハダ染めのご案内
5月にさくら染めをした群馬県に住む行松さんから
今度はキハダ染めの案内が届きました
絹、木綿、麻の染めサンプルも作れるというのも、たのしそう
涼しい所のようなので、夏休みのお楽しみにお出かけになりませんか?
キハダ染めのご案内
中之条町六合地区のキハダで絹を染めてみませんか?
キハダ(黄檗、黄膚、黄柏。学名 Phellodendron amurense)は、古くから生薬の黄檗として知られている植物です。薬用として、また染料として用いられてきました。
既に、六合で採取し、その樹皮をご用意しています。黄色に染まります。
場所:Kぷらんにんぐ(群馬県吾妻郡中之条町大字入山)
日時:7月21日(木)~7月31日(日)【27日(水)お休み】
25日(月)26日(火)は個人でのお申し込みの方のみ
他の日は、3名~5名さまのグループでお申し込み下さい。
時間は、午前10時~2時間程度
申し込み方法:お電話でお願いします。0279-95-5571 行松まで
お問い合わせもどうぞ。
参加費用:絹スカーフ代(実費)+1000円
絹スカーフ
28cm×130cm 1100円
58cm×58cm 1100円
絹ハンカチ 650円
ご自分で染めたい絹スカーフ(白)などがありましたら、お持ち頂いても結構です。
絹、木綿、麻の色見本を、別途500円で作れます。媒染剤としてミョウバン、酸化鉄、酸化銅の3種類を使用します。素材3種×(媒染剤3種+無媒染1種)=12枚の色見本ができます。(事前にお申し込み下さい。)
先日ろくろ式織機で綜絖3枚を下げて1枚上げるという記事をみて
『タイで見た織りにも、似た物がありました~』と知らせてくれました
いつか東京でも、彼女の話しを聞く会をしたいです
何度も言っていると、ほんとになるぞ~~
さびた筬
きのうUPした写真、よく見たら筬がさびていますね~
使わなくなって長い間放置されていた物を、ずいぶん前に頂きました
私が使っている糸は油がついているので
織っている間に、段々きれいになってきます~
スウィーディッシュ・レースと織機
中学2年で初めて手織りをしたのはろくろ式の織機でした
ろくろ式は踏んだペダルにつながれた綜絖が下がり、その反対が上がります
何もしないと経糸は織機の前後をつなぐ位置にあり
ペダルを踏むと経糸が上下に開くことから、両開口
それに対し、ジャッキ式、天秤式といわれるものは
ペダルを踏んでいない時、経糸は下にあり
踏んだペダルに繋がっている綜絖が上がる上開口
バランスを取りながら綜絖が動く ろくろ式の織機では
綜絖1枚下、3枚上の開きがあるスウィーディッシュ・レースは織れないと思っていました
それが、2.3年前にろくろ式でも1:3と開くものも織れることを聞き、試してみました
今回が2回目、新発見が有りました
綜絖4枚の内1枚だけを下げた開き
開きが少なく、3段になるので経糸をすくいそう・・・
それに対し、綜絖3枚を下げた開き
大きく開いてとても織りやすい
私は綾織りの時も綜絖1枚を1本のペダルにつなげているので
3枚を下げる時は2本の足で3本のペダルを踏む事になる
でも、とっても織りやすい
お試し下さい~
工房が狭く、手織り講習が出来るのは1度に2人まで
その範囲で講習の予約を受けていますが
7月は体験希望者が3人、
織機のやりくりをして、毎日にぎやかな工房です~
最近のコメント▼