長〜い間待っていた糸が、来週スコットランドから入荷します
在庫が無くてご迷惑をおかけしていた
W-019 ターコイズブルー
W-033 赤紫 が届きます
今回届く色の中には昨年6月に注文したものも有ります
生産過程にあるという工場からの情報に基づいた発注でしたが
工場の手違いで、こんな時期に・・・・
日本の工場ならこんなこと無いよ〜 なんていうことも
スコットランドの工場だと想定内
そう思っていないと、ストレスがたまるだけ
糸の輸入を始めて8年目、6年過ぎた頃から学習しました
今回の仕入れは円安で、仕入れ値が跳ね上がりました
少しずつ仕入れたのでは輸送料など経費がかさむし、難しいところです
現在の価格でどこまで頑張れるか??
今日工場から集荷され、週末に飛行機に乗って来る予定だそうです
輸送は日本の会社なので大丈夫でしょう
最近の私の織り
大変遅れましたが、羊パレットに出展した赤のコートをご覧ください2012年10月、札幌での作品展の時に、布で見て頂きました。
この、大きなチェックを友人が仕立ててくれました
後ろにも、大きなちぇえくがバイヤスに出ています~
これはサイズ対応がとてもよく、楽に着られるデザインです
ボディーが着ているより、実際にどなたかに着て頂く方が、見栄えするので、不思議
まだ戻って来ません~
そして、11月の展示会以来お待たせしていたご注文の物、
先日来話ばかりだったストール 気に入って頂きました 良かった!!!
グラデーションはきれいになったけど、経糸のデザインちょっと懲りすぎました
大判のストールです
こちらは、お好みのオレンジやサーモンピンクを使ったチェック
余力があれば、もっといろいろ試したいと思うのですが、あまり長くお待たせできないので
思い切って3点送って選んで頂きました。
自分からは組み合わせないようなものでも、
リクエストを頂くと色々考えるので、新しいデザインへつながることもあります
まだ、後数点残っています
あたたかくなる前にお届けしたいのですが・・・
生徒さん方のステキな作品もたくさんできています~
『色々な綾織り』第2版
昨年11月に出版した2冊目の小冊子『色々な綾織り』
1版で200冊作りました
2か月で180冊ほどが旅立っていき、そのあと少しずつご注文を頂き完売しました
本日から第2版の発送となります
個人が作った物が、このように買っていただけるとは思っていませんでした
有難うございます~
1版は印刷が出来上がる前に間違いを発見、届いてから訂正のシールを貼っていましたが
第2版ではそれも全て訂正しました
少しずつ口コミで広がっているのでしょうか?
買ってくださる方々の期待を裏切っていないといいのですが・・・・
カード織り
マリア・オリバさんに来て頂いてカード織りの講習をして頂きました
共有する友人たちがいたり、スピニングパーティーでお会いするうちに親しくなった仲間です~
本を見て、その通りにはどうにかできるのですが、人に説明は出来ないし
もう少し詳しく知りたいと思っていたこともあって、タリフでの体験講習をお願いしました
結果、生徒さんのほとんどの方が都合をつけて集まりました~
6人と、7人の2回で13人です~
独学で研究して、一つ一つ丁寧に理屈もわかるように説明して下さるのが、とても良かった!
『人によって理解の仕方が違うので、何度も同じことを言いますよ~』の言葉がとっても嬉しい!
オリジナルで造られたボードやカードへの工夫も、一つ一つがとても生きている
太い色の違うロープを使っての説明はとてもわかり易かったです~
夢中になって過ぎる時間はあっという間
先生が提案してくださった3種類の中から選んで織った作品です
体験をしてみないと、その先を習うかどうかわからない~ と言っていたみなさんですが
上手なご指導と応用で織れる様になる見本をたくさん見せて頂いて、
すっかりやる気満々
早速2月後半に2回目、その後月1回の応用編の講習をすることになりました
やりたいけれど今は仕事の都合で・・・という方もあるので、
しばらくこの講習が続きそうです
羊パレットに出展しました
昨日から京都で開催が始まった羊パレット2015
羊の毛を使った作品の公募展にツイードの赤のコートを出展しました。
以前織った布を、デザイナーの友人が苦労してステキなコートと帽子を作ってくれました
とても大きなチェックだったので、布の幅の制限と柄合わせが大変だったそうです
でも、私は思いつかないようなコートになりました
会場にお出かけになった方は是非ぐる~と後ろからも見てください
後ろのチェック柄が素敵です
ボディーが来ているより、実際来たほうがもっと素敵です~
(展示会がおわったら写真だしますね)
もし気に入って頂ける方がいらっしゃったら、販売致します
私は行かれないので、いらっしゃった方 感想をコメントでお知らせいただけると嬉しいです!
最近の作品1月
次々と作品が織りあがっているのですが、つい見とれて写真撮るのを忘れています~
もうすぐ息子さんの所に赤ちゃんが生まれるWさんのベビーブランケット
ガラ紡綿糸をSeedの模様で織りました
ガラ紡は太いところと細いところの差が大きく、
織っているときはSeedのかわいい♥が余り目立ちませんでしたが、仕上げたら見えてきました
赤ちゃんにはちょっと地味かな~と話していましたが
バイヤステープで回りを仕上げたら、かわいい!
(私のカメラは紫系が苦手で、実物の色はちょっと違います~)太い糸でストールに取り組んでいるのはIさん
丁寧に織られています~先日仕上がったオーバーショットのバックは職場で絶賛されたとか
そうでしょう~ お渡しするまで工房でピカピカ光ってました~
ミシンの腕を振るうのは私の娘、M
皆さんが頼んでくださるので、いつの間にか腕を上げています
有難い!
私が織っていた単糸のストールは織りあがりました
先日のブログにも書きましたが、
織り始めた後で、色を変えたり間違いを見つけて変更したりする場合のやり方
新しい経糸を長めに棒などに巻き、後ろで下げます
テンションが同じ位になるような重しをします
巻き取って短くなったら、経糸をほどいて伸ばします
手間はかかりますが、満足できる作品に仕上げるための一手間ですね
640本の経糸を4本×2の房に撚ったので、
後は洗うだけです~
片側を撚るのに2時間近くかかりました~
気にっていただけるでしょうか・・・・
単糸は丁寧に
ずっと前から待って頂いているご注文のストールを織り始めました
久しぶりのスーパーソフトの単糸、幅広、希望に合わせたチェックデザインは複雑
(複雑にしたのは自分です~)
整経は1本ずつ
複数本同時に整経すると対応できないチェックデザインも多く、
単糸の場合、糸のからみや切れ、不均一につながってしまうことが多いですね
千鳥格子等の場合、それを承知ですることもありますが・・・
今回は1本ずつ丁寧に整経しました
経糸を作りながらデザインを頭に覚えさせていきます
色を変えるときも、切った糸とこれから使う糸がからまないような工夫も必要ですね
兎に角、急がず丁寧を心がけて640本ほど整経 結構楽しい!
巻き取りも丁寧に。 切りたくないし絡みもトラブルの元
丁寧に通すのは、ひたすらトラブルなく スイスイ 織りたいから・・・
試織りをしたら、緯糸のデザインを変えたくなって、
ついでに経糸の赤いオーバーチェックが邪魔だと気が付き、色取り合え
それも丁寧に、丁寧に・・・
というわけで、やっと織り始めました
丁寧にすると必ず良い答えが出てくる
でも、これを気に入ってもらえるかは渡すまでわかりません
だから丁寧にできる余裕が無い時は単糸に手を出せません~
10色セットの販売を始めます
イベントの時に販売して好評だった少量(約5g)の10色セットを
ウェブショップで取扱いを始めます
織りと言うより、編みフェルトなど、小物を編む方にご愛用頂いています
ウェブショップのその他のカテゴリーに入っています
先日工房を訪ねてくれたお客さんが
前にお買い上げくださった1袋で編んだ作品を見せて下さいました
下のは林ことみさんの本に出ているもの、
上は鎖編みと長編みだけで編めるミニマフラー (中にこの編み図が入っています)
残った糸を適当な長さに切って色を混ぜてつなぎ、このマフラーを編むと楽しいです
洗うとつなぎ目もわからなくなります
この10色セットはこちらでもお買い上げいただけます
クラフトショップ&ギャラリー ともえ屋所沢
~*~ 色をお楽しみ下さい ~*~
チェックデザインは色遊び
今年初めての3連休、後半の11日12日は工房でチェックデザインの講習会でした
関西から2人参加され、工房の生徒さんも加わって6人でした
定員8人だけど、このくらいが丁度いいかな・・・
この講習会は、手織りのためという限定がついているので
織り易いデザイン、作品にするときにスッキリ見えるなど、計算が大事になります
今回は、チェックデザインの構築というより、
色をどのように組み合わせるかの話が多くなりました
工房にある糸を全て出して、色相環のようにならべました
例えば、緑でも青の色味が強い色と黄色の色味が強いもの・・・と
少し色を分析してみることが出来ると、組み合わせの参考になります
一度で素晴らしい色の組み合わせと言うのは難しいので
色々試してみることが大事ですね
工房にあるチェックをほぼ全部引っ張り出して、見て頂きましたが、
あっという間にテーブルに山が出来ました
他の教室で、ラムウールの単糸を使ってストールを織った方が、
経糸が切れて大変な思いをされたとか
クルクル絡まるのが難しかったという話を伺いました
そこから見えてきた事です
経糸を整経するときは、
慣れない方は1本、また2本程度にして、均一にきれいに作ること
やり直しをすると、糸を必要以上に障ることになりますから、
撚りが取れる原因にもなります
撚り止めは一応してあるのですが、
双糸に比べ絡みますから整経台から経糸を外すときに
要所をしっかり紐で縛り、巻き取りの時は束のままテンションをかけます
1本は弱くても、束にすると切れませんからピント引っ張って巻いてください
筬を通してから、織機の後ろに座って綜絖通しをするやり方も有りますが
この糸には向いていないかもしれません
慣れた方は余り糸を触らずに作業ができるのですが、
特に初めての時などは、経糸の切れや絡みにつながります
絹や綿の糸のように大管に巻いて、複数の経糸を同時に整経するのも
慣れている方は大丈夫でも、慣れないとトラブルの元
チェックのデザインによっては、1本ずつ整経することもありますから
簡単な方法から初めて、大丈夫だと思ってから試されると良いと思います
この糸は工業用の糸ですから、機械にかけて織ります
合った扱い方をしてあげれば、切れることは有りません
織る時も経糸に程々テンションをかけて下さい
やり方、考え方、色々ありますが
どれが絶対だということは有りません
人の好みや慣れも違いますから、大事なことは自分で考えること
理にかなった事は、いつも答えをくれると思います
それを自分で確かめると、自分のやり方が出来上がってくるでしょう
また、会いたいですねぇ~ と終った講習会
2日間で仲良くなりました
チェックの魔法がつなげる仲間でしょうか
織り作品
もうお正月の気分ではありませんが、
例年より遅れた両親の年賀状(寒中見舞い?)の印刷作業が続いています
教室の傍ら、明日からのチェック講習会の準備を進めました
糸や布のサンプリングと、チェックデザインのテキスト、合わせて38ページ
以前は夜中までかかって自分でしていましたが、
この頃では、息子がきれいに整ったページを作ることも、印刷もしてくれて、大助かり
やっぱり冊子つくりで腕を上げたようです
内容を読み直しながら、講習のシュミレーションをして、確認しました
同じことを何度も教えるチャンスが多くあるので
その都度、説明の方法や入口や通り道を変えるなど、
理解してもらえるように工夫します
その積み重ねが役に立っています12月からの作品紹介です
Yさんの少し太い糸でSeedの組織を入れたチェックのストール
このパターンは3の倍数なので、3本単位のデザインです
自分でエクセルを駆使してデザインしたのはHさん
少し硬い糸でバック用の布です
チェックの所とストライプの所は、緯糸の色が違うので、他の色も違って見えます
Mさんのグレンチェックと無地のマフラー
織る時に暗い色は左端まで、左のグレンチェックに明るい色が入るところは
中央で折り返して織ります
グレンチェックは暗い色と明るい色が半分ずつなので、
真ん中のつなぎ目も気になりません~
とても丁寧に織られました
これは糸見本に付ける布見本のために私が織ったラムウールの単糸の布
サンプルなので、半端になっている色をつかったのですが
左と右と、赤の色が違って見えます
左は青みがかったグレーに影響されてワインレッドのように
右は黄色っぽいベージュに影響されて朱っぽい赤にみえますね
チェックを織っていると、こんなことが良くあります
最近、手仕事を模索中の若い方と話すことが続き
自分の道のりを思い出す機会をもらいました
今のような仕事を目標にしていたわけではないけれど
一つ一つやりたいということを続けてきただけ
夢は回りの人に話しましょう
『織機が欲しいけど・・・』なんて、関係ない人に話していたら
思いがけないところで、『親戚の叔母さんが出来なくなって手放したい』なんていう話が
転がり込むかもしれません~
色々な扉をノックしていたら、予想外の道へ進む扉が開くこともありますね
若い人と話しているとワクワクします
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