ラグを織りました

久しぶりに独りで織りを楽しみました
それも、かれこれ40年足らず、好きでは無いから絶対しないと思っていたし
人にもそう話していたラグです

経糸が見えないように織るラグ

学生時代、手織を少し習った時にこのタイプを織って楽しめなかったのは経糸が見えず、緯糸だけで出す表情だからと思っていました

好きなのはのは綾織りで、経糸と緯糸の同じ密度・・・
ず~とウールの服地が好きです~~

でも不思議な成り行きでラグを織ってみたいと思うようになりました

時々机上講習にみえるWさんが、他の先生に習って・・・と
見せてくださったサンプルが始まりのようですが、
それが面白い!と思える下地は出来ていたようです

絶対自分では織らないと思っていたのに
何が変わったのでしょうね

年齢のせいか、それとも沢山チェックや服地を織って満足してきたのか・・・
(まだまだ服地は沢山織りたいですが)



織り上げて機から外しました

楽しかった~~
楽しめた自分が嬉しいですね

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ニットと紡ぎ

昨日は午後から月1回のBaru先生のニットの日でした
手織教室の生徒さんとニットクラスの常連のSさん、合わせて7人集まりました
(写真を撮るのも忘れて、編んでいました~)

工房に置いてあった中古の紡毛機を自宅へ持ち帰る為に紡ぎに集中するWさん
途中から紡いだ糸で挑戦している2足めのソックスを編んでいました
午前中は服地を織られました~

ずっと前にしただけのスピンドルに再挑戦したいと来られたHさん
織る時の集中力と同じでコンスタントにクルクルと・・・
きれいな糸が70gほど紡げました

本を見ながらかぎ針でレースのベストを編むMさん
靴下を編みたいと参加されたAさん
太い糸で編みこみのペットボトルカバーに挑戦したOさん

そして何時も珍しい編み方に挑戦のSさん
私は随分前から編んでいるかのんはぎのベストのVネックの減らしに挑戦
糸が足りない、ゲージが変わった、と何度も解いたり編んだり・・・

昨日の写真は無くて・・・
 (これは先月の写真)熱気ムンムンの工房でした~

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始めて織る服地

3月末から工房に通う生徒さん二人が初めての服地を織っています


最初は6月末に郷里の函館に帰る予定の
Oさん (下に移っているグリーン系)

かなり頑張って5.5mを織りあげました
1日に1m近く織った日も・・・
 ~これは私のスピードです~

工場での洗い・縮絨・プレスが済み、
布の完成度が上がりました

今織機にかかっている黒系はWさん
息子さんの結婚のお祝いのジャケット地です
初めての服地は、打ち込みが安定しにくい為に千鳥格子をお勧めしています
経糸に3色使っているので、服地になると深みのある色になります~今日は友人がとても嬉しいお客様を2人工房に連れてきてくださいました

2009年秋の作品展でこのジャケットを買ってくださったIさん
Iさんを紹介してくれたTさんとIさんの友人もう一人のIさん

3人であれこれ、お喋りが尽きない・・・
これがきれい、これ似合うわよ~と
興味はチェックや、梳毛糸・紡毛糸のことへ
あっという間に2時間過ぎました~
あ~~楽しかった同じ様なジャケットが欲しいと服地の注文を頂きました
丁度服地が織りたいと思っていたので、もっとやりたくなりました

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バックになりました2

1ヶ月前の話しになりますが
八ヶ岳のイーゲルコットさんに仕立てて頂いたバックが手元に届きました

両側は生徒さん2人が自分用に織られました
中央は私が以前残ったの経糸があり織って有りました
これはいろいろな色が混ざっていて、赤い持ち手もとても可愛い

イーゲルコットさんのお店の様子です
このお店ではタリフの糸を5g巻きにして販売しています

手仕事をする人だけでなく、お気に入りの色を取り合わせて飾りたい~とか
何本かを合わせてラッピングのリボン代わりに使ったり
何にするか分からないけど・・・という方々もお買い求めいただいているとか

最近取引復活した羊の工房パオさんでも
5g巻き10色パックが売れ始めているそうです

気温が上がって糸の注文は減りましたが
秋に作品展などのご予定がある作家さんからの注文が時々届きます
夏の間に冬の準備ですね

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バックになりました

先日お見せしたIさんのバックの生地がバックになりました


織る前に出来上がった時のチェックの入り方まで計算しました
大きなチェックは、サイズをそろえるのがとても難しい

最近バックの仕立ては八ヶ岳のイーゲルコットさんにおねがいするのですが
これは私が縫いました~

Iさんが今日工房に講習に来られ、喜んで下さいました
先日織ったマフラーとお揃いで使えるのはまだ先
 冬、早く来~い

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組織サンプル織り

少し前の事になりますが
3月にジャックルームが工房に来てから始めていた
Yさんの組織のサンプル織りが織り終りました

織り幅が取れるようになったので、1つのパターンが約8cmのサイズ
間違いを解きながらも「楽しい~」と言いながら織っていたYさん
とても丁寧に織り、間違いは全てやり直して完璧なサンプルです

綾織りベース組織サンプル
沢山あるパターンから7つ選んで組み合わせます
使う色、パターン等全てその人と決めていくので
同じ課題でも同じ物はありません

今日からKさんが同じ課題を始められました

このごろ工房は大賑わい
他の方々の作品を見たり、使う糸の話しをしたり、皆さん楽しそうです
母は退院して、元気になりました
少し長引いた分、充分回復して、帰宅した日からほぼ通常の暮らしです
1人で頑張った父や病院通いした家族のほうが疲れている~という感じ

慢性的に心拍減少気味だったのでしょう、酸欠だったのかも知れません
それが解消して、ほっとしているようです

やっぱり母は家族の要です~~

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94才父が作ったオムレツ

母が入院して1ヶ月余り、いよいよ明日帰ってきます~

その間、94歳の父は飛行機に乗っての遠出に2回
入院の時も留守、しかも北海道の後、韓国へと全行程1週間の旅行
長年の仕事関係のデーターを整理して学会で発表したり・・・
兎に角、常に何かに向かって爆走?しているスーパーおじいちゃんです

母が留守の間、冷蔵庫の中に有る物を自分で考えて食べていました
冷蔵庫の中に入れるのは私ですが・・・

それでも94歳が組み合わせや分量を自分で考えて食べる
食器を洗う、片付けるを全部自分でしました

木曜の朝早く仕事に行く日前の晩には残っている物でお弁当を作り・・・
時にコンビーフキャベツや挽き肉とキャベツのスープを作り
今日の夕食に父が大好きなオムレツを作ってご馳走してくれました

卵で中身を包むのが上手に出来なかった~と言っていましたが
美味しかったです勿論年相応に頑固にもなり、せっかちにもなっているし
「言われることを聞かない」はしょっちゅうだし
「周りが困る事はしていない」と思い込んでいるから
付き合うのは結構大変
でもこの自分のことは出来るだけ自分でしたいという意地は凄い
だから、ここまで長生きしてきたのでしょうね
少し見習いたいですそしてこれが、ず~と前から織りたいと思っていたもの
毛質が固めの糸を何本か合わせて太くして
硬く織ったチェックのマットです

密度が高いので、思ったより織るのが大変
タータンタイプのチェックのマットも織ってみたいのですが
続けてするには織機の都合と私のエネルギー不足で
これは次の楽しみに残しておきましょう

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レースのストール

スコットランドチェックからも、毛糸からも離れ
夏に向けて工房でちょっと流行りそうなレースのストールをIさんが織りあげました

このレースの始まりは、2年ほど前の障害者福祉センター
(身体障害者の方々の手織の指導をしています)
とても几帳面なKさん(男性)がこんなのが織りたいと
通販のカタログから1ページ切り取って持って来られました
それは同色で、太さや、素材などが異なる経糸を使ってレースの様に織ったストール

その時センターに合った黒の色々な糸を組み合わせて
Kさんは整経から糸通し、細い緯糸での織りも、とても丁寧にされました
ステキなストールが織られていくのを見て
回りの人たちはうらやましそう~
その後、私が白バージョンの経糸を用意してみんなが次々織りました

工房でしていることを福祉センターで応用することはあるのですが
今回はその逆

通常、経糸は巻き取りをしてから綜絖、筬と通しますが
これは、1種類ずつまとめて整経して適当に混ざるように筬に通していきます
太い糸、細い糸、太さに合わせて筬を1羽空けたり、2本通したり
光沢が有るもの、無いもの、ループやスラブなどを混ぜました巻き取りは経糸がかなり絡んでいるので、少しずつ丁寧に。


緯糸は細く目立たない糸を使い隙間を空けて打ち込みます

今回は夏バージョンで綿やシルクを使いましたが、
ウールを主にしたほうが色々な糸がそろいやすい
大きめに織って、くしゃくしゃと巻きつけるのが
おしゃれですね

自分ではまだ織っていないのでその内に・・・今は前からやってみたいと思っていた物に取り組んでいます
少々無理が有り、リベンジ中

最近他の糸屋さんから、ループや綿糸など購入しています
糸屋が糸を買ってる!!!

さあ頑張って布にしましょう

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母を見舞いに行って11階の窓から
東京の空にかかった虹を見ました
写真には取れなかったけど
2重にかかりました

何かいいことあるかな。。。

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8枚綜絖とめがね織りのその後

先日紹介した生徒さんの作品のその後です


8枚綜絖でハートを沢山織られたHさん
後半は木を沢山織られました

この布を使って何が出来るでしょう
楽しみですねそしてめがね織り

色をかえて根気良く・・・
これは糸の太さと経糸の密度がポイントでしょうか
緯糸の入れ方を変えることで又違った模様が出てきます

私自身は織ったことが無く、本を良く見て勉強です
暑さに向かっていますが、
冬が待たれる
温かそうな色合いですね

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