2007年 の投稿一覧

工房を訪れた方々

今日の講習予約は1名 でもご事情で、机上講習に切り替えて
千鳥格子の織り方などを講習して、糸を選んで買って帰られました
ご自分で長く平織りを織っていらっしゃるので、
織機に縦糸をかけるやり方が少しやり方は私と違うようですが
それは自分の方法で出来るし、要するに、きちんと縦糸がセットできれば良い事ですから。
お忙しい中でも自分で楽しむことを意欲的になさっているご様子
こちらが励まされました

そして、重なって、前にリジットを使って『平織りで織るチェック』の講習にいらした母のお友たちが、次に織る糸を買いにいらっしゃいました
講習のときに買って帰られた紫系の糸で、素敵なマフラーが出来、残りでミニマフラーまで・・・
今度は6色を選んで、必要なだけ玉に巻いて持って帰られました

共に高年齢の中に入る方々、やっぱりお元気です

夕方には、知り合いに手織工房がある事を聞いて、覗きにきたという方が見えました
ご自分で、リジット織機を使って織っていらっしゃるとの事
スコットランドチェックの事からグレンチェックと言う名前が出たら
上着のしたから、ローズピンクの濃淡の平織りで織った
グレンチェックのマフラーが出てきました。 
青森で子供の頃、家に羊がいて、春には毛刈りをしに来てくれる人が家々を回ったそうです
取れた羊毛に応じて毛糸を支給されたとか
いつもは綿を織っていらっしゃるようですが、子供の頃の経験があって羊に魅かれると話してくださったその表情に、若いお嬢さんのかわいらしさがあって、嬉しくなりました
この方が選んだのはオレンジの50g4色パックでした
とっても暖かいものが出来上がるような気がします


そんな、年上の方々から、心温まるものを沢山頂いた1日でした
昨日作った縦糸を織機にかけて織り始めましたが、グリーン系のとってもいい色合いです
そして、タイミングよく、ポストに手紙を集めに来た郵便車の写真が取れました

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織りがはかどりました

今日は、1日久しぶりに工房で殆んど1人でした
昨日の夕方、織る準備が出来ていたので
横糸を用意して、ひたすら織りました
昨日プールに行って歩いてストレッチしてきたので、
腰、足もそんなに痛くなく、どんどん織れて楽しかったです

約3mのものが織りあがり、次の縦糸の用意まで出来ました

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工房の前に郵便ポスト

工房の前、道の反対側に郵便ポストがあり
1日に2回赤い郵便車が、中身を取りにきます
私が出すほとんどの郵便物はこのポストへ入れるので
いつも、手紙が旅立って行くのを見送っています

今日は、糸を300g送ることになりました。
500g以下は郵便の定形外の方が安いので
用意をして、切手を390円分貼っておきました
もちろんポストには入らないのですが
そこは、目の前にあるから便利です
赤い車が止まれって、郵便やさんがポストを開けている間に
急いで外へ出て行って、手渡ししました
郵便局まで行かなくても、出す事ができます

それにしても、織りながら色々な人がポストに手紙を入れに来るのを見たり
それを集めに来る郵便車を見たり、毎日の街の営みが感じられます


今織っている少し硬い糸で織っている布です
まだまだこのチェックが織りた~い!
でもやりすぎると、腰から左足が痛くなるのです

早速ニードルフェルト講習会の申し込みがありました
うれしいですね 

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清瀬でニードルフェルトの講習会をします

昨年に続き、3月31日に
ニードルフェルトの講習会を企画しました
講師は、羊の工房 パオ の関谷さんです
(私達は、パオさん、メェーさんなどとニックネームで呼び、めったに関谷さんと呼ばないです)

前回は、クリクリの毛をつけたひつじでしたが
今度は、手のひら乗るサイズのクマさん

ご希望により、羊もできます
詳しくはこちらをご覧ください

工房のウィンドーに北海道の酒井さんが送ってくださった羊や
娘が作った羊などを並べたら
覗きに来てくれる人が増えました
窓際の織機で織っていると、じっと手元を見入って行かれる人もあります

言葉は交わさなくても、会釈しあって・・・ 
そんな事がうれしいですね

久しぶりに家で過ごす休み、ホームページをいじっていたらあっという間に午前中が過ぎ
後、確定申告と、糸の注文と、歯医者と・・・ 
夕食つくりもあります。 時にはあわてずに作りたいものです

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準備中

スコットランドの糸、45色全色を15gずつ巻いて販売準備を進めています

この中から好きな色を5~6個を縦糸に、100g巻きを1個を横糸にして
ストライプのマフラーというのはいかがでしょう?

一つずつ袋に入れて色番号をつけたら、販売開始する予定です
全部1個ずつ欲しいという希望が出るかもしれないと話しています
これも、いつも糸巻きを手伝ってくれるA さん、Mさんのお陰です

先日ツイードの服地を買ってくださった方から電話を頂きました
仕立てを頼んでいたのが出来上がったとの事
近い内に着て見せに来てくれるそうで、とても楽しみです
一昨年の12月に清瀬の郷土博物館ギャラリーでのスコットランドチェック展をみて
私の服地に興味を持ち、形にしてくださいました
”ありがとう”

余り需要がないと服地はほとんど織ってきませんでしたが
確実に落ちてくる体力、出来る時に好きなものを織ろうと思うようになりました
自分の織ったものを身に着けたいという人も多く
工房で服地の講習してもいいかなあ・・・・なんて思ったり。

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スコットランド製の糸

この所、スコットランド製の糸が少なくなってきていたので
注文をするため、糸の事を手伝ってくれているAさんと
エクセルで作っていた在庫表の集計をしてみました

色別に昨年輸入した2回分の合計から、今あるものを引きました
結果はどれだけ使ったり売ったかですが・・・
人気の色はグレー系、この色を使ってチェックキットを作ったからかもしれません








他に、オリーブグリーンの濃淡 グリーンの濃淡 紺と水色






他に赤、エンジ、オレンジ、ピンクなども好まれました





これから人気が出そうな予感は赤紫系 
2回目の注文から定番に入れたものです







購入が約200kg 現在の自宅の在庫が約77kg
そのほかに工房に置いてあるもの、キットなどに組んであるものなどを引いて
結果売り上げは約90kg!
委託販売品などがあって正確には出せませんが、こんなに売っていたなんてビックリです
これから、色と分量をを検討して、近日中に注文を出そうと思っています

少しづつ、でも確実にこの糸のファンは増えています

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工房自慢のおばあちゃま

工房にみえる一番の年長さんのKさんが今日から織りに来られました
後で聞けば、今日82歳になられたとの事、 
”おめでとうございます!”
織りの合間に話してくださるお若い頃の話には、ご苦労が見え隠れしています

先生に付くお金がなかったから、ずっとなんでも自分でやってみたという
その行動力は、想像もつきません

『あと10年早く始めたかった!
もう少し若かったら・・・
やりたい事がたくさんあるのに・・・』
口癖のように、いつもこうおっしゃいます
でも遅い事はありませんよ

何でも自分で縫って着たので、先日私が織っていた茶色の布をみて
『こんなコートいいでしょうねえ』
私が大きい織機で幅広を織り始めたのを見て
『私も服地を自分で織って仕立てて着てみたかった、早く始めていればねえ・・・』

かつて同じ夢を持っていた私
何とかこの願いを叶えさせてあげたいと強く思います
さて、どうするか!

夕方は隣の音楽教室からリッタが弾く『オペラ座の怪人』の曲が聞こえていました

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アイルランドのツイード

今日は、青山に『ヨーロッパのたくみ』という作品展を見に行きました
ある方のブログで紹介されていたのですが
アイルランドの手紡ぎのツイードを見ることが出来るというので、興味津々

スコットランドでは、紡績機が出来て手紡ぎで製品を作ることは無くなったと聞きました
事実、30年ほど前に沢山あったツイードを生産していた工場でさえ次々と閉鎖になっています

良い悪いは関係なく
スコットランドのツイードとは雰囲気が違いました
スコットランドのツイードは杉綾かチェック、綾織りですが
今日見たものは、チェックは少し、平織りのものが多く、糸が太めでした

案内状に『手仕事は土の匂いがしなくっちゃ』とかかれていました
なるほど、アイルランドは行ったことがありませんが、
彼らの生活感が伝わって来るような気がしました。

身近に羊が居る、毛が取れるから糸にして織って布にして、
寒い気候から身を守る・・・
こんな事が当たり前だった頃の風が吹いてくるような素朴な感じがしました
やっぱり作業をしている人たちに会って、生活の場所を見てみたいですね

一緒に行ったリッタは、お昼を食べた アンデルセンというパン屋さんの
デンマーク風オープンサンドの付け合せに、デンマークの味を思い出したとか
しばし故郷に帰った気分だったようです
リッタのミュージックルームのブログも合わせてご覧ください

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今年初の作品

前からカシミヤでチェックの服地を織ってみたいと思っていたので
1月からサンプルを織ったりしていました
でも、決定的なものが出来ず、何となく頓挫

それならと、もう一つ考えていた物に手をつけました
家では食卓の椅子に座っている事が長いのに、
座面が合成皮革で冬は冷たく夏は蒸れる、それにクッションが悪い
手持ちの硬めの糸で硬く織ってその布を織ってみたいと常々考えていました
そこで、昨年末評判が良かったチェックを茶系で織ってみました



続きで織りたいので、その前に縮絨の様子を見たいと
私にしてみれば珍しく織り終えた日の夜洗ってみました
糸が随分硬そうだったのに、洗ったら結構柔らかくなりました
次の朝アイロンをかけてみて、母に見せたら、スカートによさそう!という感想
服地には厚すぎると思っていたのですが、
81歳の母は『薄いスカートは寒い!いい色ね!』
『裏地用意して待っていてね、寒い内に作らなくちゃね』
というわけで、母のスカートになりそうです

先日縮絨についての問い合わせのメールを頂きました
残念ながら、挨拶も名前もありません
あわてて、書き忘れたのかもしれませんが
メールだからこそ、最低の礼儀は必要だと思っているので
返信をしていません。 次は気をつけてくださいね
ちなみに、一度縮んでしまったものは元には戻りません
縮絨は気をつけてなさってくださいね
(私にも数々の失敗がありました)

先日久しぶりの遠出で見た富士山はきれいだった!

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糸と色とたわむれて・・・

手織工房タリフで輸入販売しているスコットランド製工業糸を
前橋の羊の工房パオさんでも販売していただいていますが
先日からそちらへの補充の糸を用意していました
今回試しに同系色4色を50gずつ巻いてセットにしてみました (¥2300)

同系色のグラデーションはチェックや縞模様にしやすいので、好きな色を選んでもらえるでしょうか
また、少量パック(15gくらい)を用意したいと考えています。好きな色を5色くらいと、100gの玉一つで、好きな縞模様のマフラーが織れるでしょう。

どの色が好きですか?



自宅の屋根裏部屋が糸屋さんになりました

この週末で、糸が入ってきた大きな箱を細工して、100gの玉に巻いた糸を整理する棚を作りました。 今日は糸巻きなどを手伝ってくれるAさんと一緒に棚に糸を入れました。


ずっと前から、ダンボールで棚などを作るのが好きで
大きな箱が有った時にストックしておいて、カッターと木工ボンドを駆使して
使いやすいものを考えて作ります
一つ計って切ったら、それを当てて他のものを切ったりするので
大きさが多少違ったりするのですが、それも相手がダンボールなのでどうにかピッタリになったりします。足りなければボンドをたっぷりつけて重しをしてくっつけてしまったり・・・
ちょっとぐらぐらしますが、当座の役には立つでしょう

前なら箱の中をかき回して糸を捜していましたが、
早速入った糸の注文も、今日はあっという間にそろえることが出来ました。

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