2007年 の投稿一覧

国立ロシア美術館展

久しぶりの絵画鑑賞でした
今回は、時代の流れと、夫々の作品に簡潔な短いコメントがあり、どこをどう見て良いかわからない私には、その絵を理解する手助けになりました

一番の収穫は、本物の迫力を直に感じる体験をしたことでしょうか。
18世紀から時代を追って変っていく様子も何となくわかったし、
作者のこだわりが何となく・・・

特に庶民の生活を描いたものに惹かれましたが
その人々の生き様を長い時間を経て、私達の精神の元にあるものを引き継いでいるような気がしました
今の私達、自分や親だけで築き上げたものではないんですね
良くも、悪くも長い世代で、知らず知らず受け継いでいる
そんな事を、考えさせられる時でした

私がウールの織りにのめり込んでいる、それが楽しいと思えることも、御先祖のどこかで遺伝子に組み込まれていたのかもしれないと思うと、なんだか不思議!
それを今出来ているしあわせを感謝です

全ての事には時がある、
随分前に受け入れない選択をしたあることが、
時を経て再度実現に至る不思議を感じます
心頑なな時も、また必要があっての事だったと思えることがいっぱい有ります。

でも最後は、神様が決められたとおりにしかならない
自分と向き合う必要が特に多かったこの2ヶ月、
結論は、やっぱり、ここですかね

来週のスピニング講習会に向けて、準備を進めましょう

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赤と緑の杉綾マフラー

毎週金曜の午後は障害者福祉センターの身体障害の方々に手織りの指導に行っています
中途障害の方が多く、夫々に好きなものを織られるのですが、やっぱり私の得意分野が良い結果が出るため、ウールのマフラーが多いですね

そんな中、今年度は、介護保険の関係の年齢制限のためにあと1年だけという男性がふたりいらっしゃいます。
お一人は、随分前からしていらして、マフラー専門。 お孫さんまでご家族はもちろんの事、奥様の友だちからも注文が来るのを、織っていきます。 家に持って帰って、ご家族に欲しいといわれるのは、とても嬉しいものですね

もうお一人は、始めるのは遅かったのですが、始める前に随分長い間何度も見学に見えていました。他の人から、散々進められても、なかなか始めなかった彼ですが、1度始めたら、何事もきちっとしたい性格なのでしょう、ご自分でデザインを考えてこられます
この方が、4月に始めた赤と緑の杉綾のマフラーを昨日仕上げられ、最後に洗いました

持ってきた色の希望を書いた紙には、全体えんじ、模様は緑とかいてあります
だから、織用の濃い赤を縦糸にして、横は緑のモヘアとループなどの組み合わせで織っている間中、緑が多いことが気になっておられました。 
毎回、眺めてはどうしたものか考え込んでいらっしゃいました
『洗うと、赤の糸は膨らんでもっと沢山出てくるから』とお話しても、納得できない様子
でも、詰めすぎないようにという私の注意を良く守って、最後まで織られました

先週織り終わり、織機からはずしたのですが、今週房の始末をするためにひろげたら、
なんだか前より赤が出てきている!と何回もお話されました
『織っている時は、縦糸引っ張って細くなっているから、戻って太くなってきたね』と説明すると大きくうなずいて『納得!』
それを熱めのお湯に浸けてみたら、また変った!
話したとおり、縦の赤い糸が膨らんで、モヘアで膨らんでいた緑が落ち着き
はっきりしていなかった赤の杉綾の線がはっきり出てきて、まるでマジックです
その結果にとても満足のご様子。
何度も干してあるマフラーの前に座って、眺めている彼の様子はとてもほほえましい姿でした

うまくいくときばかりではありませんが、許されて続けさせて頂き、ありがたいです
このでの3時間、気になること全て忘れて過ごす、とてもいい時間です
ボランティアさんに恵まれ、リッタの生演奏つきの手織り講座、 
ゆったりした時間を過ごしています

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心の届くピアノの音

前に両面テープで貼り付けていた15gパックを使った色見本
朝工房に行くたびにいくつか落ちていて、その度に付け直していました

しばらく前から考えていたケースを作りました
とりあえず袋に入ったまま入れましたが、先々袋から出した物を用意したいと思います
これで、落ちてくる事も無く、イベントなど糸を売りに行く時に見本に使えます


写真をトケイソウに替えました
東側の窓一面に茂っているトケイソウにつぼみがいっぱいつきました
よく見るととても不思議な花ですね
英国南部に住む友人宅で2・3輪咲いていたのが良くて植えてみたのですが
気温が高い日本では、とてもよく茂ります
これから本当に暑くなるまでの1ヵ月半ほど、少なくても10個位が毎日咲きつづけます

リッタにフジコへミングのソロリサイタルに連れて行ってもらいました
彼女の演奏についていろいろと話してくれたお陰で、そのすばらしさを言葉にして残す事が可能になりました。 何事も言葉にして認識しないと、何も無いに近いですね
フジコへミングの演奏を目をつぶって聴いていると、まるでそこでオーケストラが演奏しているかのように聞こえてきました。初めての体験でした。
リッタの『フジコへミングの心がステージの外へ出てくる』というのが解った様な・・・

超低空飛行だったのですが、とてもいい気分転換になり高度が上がってきました

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やっぱり羊・・・

色々心のエネルギーを使うことが続き、エネルギー切れになって
自分で考えて進める仕事が滞り気味になっています

久しぶりに何も予定の無い日曜日
元気になるためにしたのは、やっぱり羊毛
今度スピニング講習に使いたいと思っている原毛の
ゴミ取りをしながらほぐしました
ふわふわの毛を触っていると、なぜか少しずつ心にエネルギーが増えていきます

まだ充電しきれていませんが、後は毎日少しずつ改善していきたいものです
しばらくは、めずらしく講習の予約が入っていません
こんな時こそ織りたいと思っていたことを次々やれる時
パソコンの仕事と組み合わせて楽しみたいですね

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母の日の花

この頃、工房と自宅の間を行き来する他に体を動かす時間が取れずに
朝早くからだがかたくなって目が覚めたので、思い切って起きて外へ歩きに行きました
最初は少々ギクシャクしていたのが、15分もすると楽になってきました
周りにも歩きに出てきた方がチラホラ・・・

朝6時過ぎに駅前のお花屋さんが沢山お花を並べているのにびっくり
そういえば母の日でしたね
工房から帰ってきたら、お花が届いていました
上京した甥が一緒に暮らしているのですが、それに伴う母親業をねぎらってくれた
兄夫婦が送ってくれたものでした
もう一つは、お母さんを頑張っているからとリッタがくれたもの

この週末も2人織りに来ました。 一人は全く初めて織るという方ですが、編み物をしているということで、何となく人の扱いに慣れているのでしょうか。一つ一つの工程を丁寧にこなし
オレンジと若草色の千鳥格子を織り上げました
もう一人は、前からよく織りに来ているRちゃん 
親子ペアーのマフラーを織りたいと、前から好きなゴッシッククロスという複雑な地模様を入れてまず小さい方から織りました。 自分でも織機を持っているので、殆んど自分でどんどん進めることが出来手、織るのも早く4時ごろには織り上げてしまいました。
でもちょっと待って! 広げてみたら、1箇所真っ直ぐ間違っている???
長時間かけて間違いのわけを見つけ、明日にでも明るい所で通しなおしをする事になりそうです
複雑な模様なので、針でチクチク直すのは大変ですが、やってみましょう
そうすれば間f違いがない、いいものが出来るでしょう

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スピニング講習会申し込み締め切ります

先日ここでお知らせしたスピニング講習会の参加者募集ですが
各日、紡ぎ講習の方が5名、話だけ参加の方2名ずつが決まりましたので
申し込みを締め切らせていただきます

場所を変えて人数を増やす事も考えたのですが
初めての事で、どちらかと言うとこじんまりとした会の方が、
満足度が高くなるような気がして、今回は狭い私の工房ですることにしました
借りた会場より親近感があるようで・・・

私は人を訪ねた時に、客間に通されるより、
家の人が暮らしている居間に入れてもらうほうが好きですね。
その人を近くに感じる事ができるからでしょう
散らかった我が家に人を呼ぶのを母は少々気にしますが、
(散らかっている事ではなく、片付けようとしない私を気にしている)
片付けなければ人を呼べないとなると、何時までたっても呼べませんから・・・
それを気にするより、一緒に過ごす事を楽しみたい
だって、逆の立場だったら、どっちが嬉しいですか?

小さい頃に心に植えつけられた、『人にされたくない事はしない、して欲しい事をしよう』
という考え方が、ずっと続いています。 
そういえば、親も、それを教えてくれた祖父もそう暮らしていましたね
だから、どう人と接しようか迷った時は、『自分がして欲しい』を基準に行動します
悩みは、こちらがすると喜んでくださるのですが、なかなかその逆がないことです

話しは、それましたが、スピニングの講習狭い所でするのでそのつもりでおいでください

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暑くなりましたがマフラーを織っています

10日ほど、自然の中で過ごしてきました
テレビも電話もなく、時々ラジオでニュースを聞く程度、
日常から離れて休息になりましたが、同じメンバーでの移動
一人暮らしの息子もやってきて、5・6人分の食事のしたくは変らず・・・
薪つくり、焚き火、焼き芋、友人達とバーベキューなど、都会で出来ない事を楽しみました
みんなで20km歩くイベントも楽しんだし、毎日散歩にも行きました
知らずに飲ませていたステロイドの副作用で元気がなかった犬も
2年かけて少しずつ減らして肝臓機能も回復、元気に走り回りました
何度目かの命拾いした9歳7ヶ月のウサギも大好物のタンポポの花を喜びました
(タンポポとスミレがたくさん咲いてとてもきれいでした)
みんなリフレッシュしましたが、読む本がなくなったから帰りたいと息子、そろそろテレビが見たいと娘(NHK学園で勉強を始めたので) 大人(Rと私)はあと1週間いたいなあ・・・ 
 

今週は現実に戻って仕事を始めています
早速火曜日から工房に3人来て、織りを楽しみました
連休前に始めていた組織織サンプルの続きを終わらせたMさん
帽子とマフラーのお揃いを作りたいとグリーン系のガンクラブを織っているIさん
そして、手織りに初めて挑戦するご近所に越していらしたSさん
MさんとIさんは織り終えました。

組織サンプルの最後にちょっと違う事をしてみました

今日は、初めて工房に始めて見えた方と、アッシュフォードの卓上機での講習を始めました。同じ織機を自宅でも使っているそうです。お茶休憩をするとすぐ話に花が咲いて長くなってしまいます。マットを織っているAさんも来ました。昨日試し織りを終えたSさんは予定を変更してマフラーではなくテーブルセンターに、アクセントの色を加えて、かわいい色合いになりました。

今日も暑くなりましたね
午後になると日差しが差し込んできて工房は特に暑くなります
戸を開けると近くを通る電車の音がうるさいので、今日はエアコンを使いました
手織工房タリフでは真夏でもエアコンを入れて冬のマフラーを織っています
冬が待ち遠しいねなんて言いながら・・・

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ゴールデンウィーク休業のお知らせ

毎日、色々な事が工房であり、楽しい、有意義な時を過ごしています
先日、ひょんなことから私のところにやってきた大管とそれに巻かれた細い綿糸
何となく、形にしたい衝動に駆られ、7本取りにしてテーブルマットを織りました

初めて綿糸で織りましたが、結果は、マア満足、でももういいかな?とおもいます
やっぱり私はウールが好きですね
久しぶりにまたチェックを織り始めました

先日参加者募集をしたスピニングの講習会も、定員に達しました
講師の住む和歌山では『関心を持ってくれる人もいなくて・・・』とのこと
やはり、人口の多さでしょうか

このゴールデンウィーク、久しぶりに長いお休みを頂きます
自然の中でちょっとのんびりしてこようと思います
5月8日から通常営業を始めます
その週は、週末にかけて、工房に初めてみえる方3人の講習申し込みが入っています
新しい出会いがたのしみです

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スピニング講習会のお知らせ

羊毛の手紡ぎ講習会の参加者を募集します

英国の羊を紹介したヴォーグ出版『羊の博物誌』の著者 故百瀬正香さんに
紡ぎを習った方を講師に迎えて、交流のある手織り仲間向けの講習会を企画しました
まだ少し空きがありますので、参加者を追加募集いたします

日程と募集人数
6月10日(日)1名★決まりました
11日(月)3名 ★2名決まりました
各日参加者定員は5名 4/27 お陰さまで定員になりました
        

場所 手織工房タリフ
講習料 9:30~4:30 ¥6000
(紡ぎ車持込可 その場合¥1000引き)

この企画をしようと思った経緯をお話しすると・・・
2年ほど前に買った北海道白糠のひま研こと、酒井さんのダウン種の毛を、
先日から少し紡いでいます。
紡毛糸向きの毛だと思うのですが、それが成りたい糸になっているのか?
紡ぎ方でもっと良い紡毛糸に成るかもしれないと思うようになりました
そこで、『紡毛に紡ぐのがうまく出来ると、かせにしたときに弾力性がある糸になる』と
前に今回の講師をお願いした友人が話してくれた言葉を思い出しました

そんな糸を作ってみたい!
原則的に紡毛糸はフェルト化(縮絨)する糸、梳毛糸は縮絨しない
という英国の本に書いてあったことが頭を離れずに糸にこだわってもう30年
これが私の紡毛糸にこだわる理由でしょうか
紡毛糸梳毛糸の言葉が意味するものが、国によって多少の違いがあるようです
自分の目で何処まで違いが解るのか、疑問ですが
でも一応やってみたいですね

手紡ぎの技術を習うというより、彼女が百瀬さんから教えてもらった事を伝えてもらう
そんな講習会にしたいと思います。 
百瀬さんも亡くなる前に彼女に、教えたことを他の人にも伝えてほしいというお気持ちを伝えていらしたそうです。 スコットランドの離島 セントギルダまでわたって、幻の羊の毛でホームスパンの服地を織られた百瀬さんの羊への向き合い方、羊毛の扱い方などを知りたいと、思いますが、これらを講師から引き出すのも参加者次第
もしこんな内容の講習会で良かったら、申し込んでください

連絡先 weaving@jcom.home.ne.jp

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生活さまざま

毎日工房で、色々な事があるのに、有りすぎると言葉にする作業が間に合いません

先日来、引き取り手を捜していた竹筬は、偶然ですが、夫々知り合いに引き取られる事になりました。 嬉しいですね。竹筬はもう作れる人がいなくなったと聞いて久しいのですが、どういうわけか、持っていた織機を手放したいという人のところから、竹筬が出てきます
かつては筬といえば全て竹だったということでしょう

今回竹筬のことでは、竹筬復興を目指している下村撚糸さんにご相談しました
せっかくのものだから、絹を織る方に使っていただくのも良いかと思ったのですが
竹の厚さは、その筬目にあわせて作ってあるので、それを組み合わせて目の細かいものには出来ないそうで、結局そのまま竹筬を欲しいという人にそのまま使ってもらのが一番良いのではないかということでした

この2・3年でステンレスの筬も値上がりしてびっくりですが
その裏には織物工業の衰退も関係しているそうで・・・
工場用の筬生産が減ると、材料の生産が減り値上がりするという構図だそうです
そう聞いて、なんだか世の中の問題とつながっていることが不思議な感じでした

家では、家族に甥が加わって、益々賑やか
子供が離れていく友人が多い中、家にいるのが好きな私達、当分料理の手が抜けません
(何時も手抜き料理しかしないけど)

6月に工房でスピニングの講習会を企画しています
技術を習うというより、『羊の博物誌』の著者百瀬正香さんに紡ぎを習ったという友人を招いて、百瀬さんがどのように羊と向き合い、羊毛をどのように扱われたかなどを伝えてもらう会にしたいと思います。彼女から何を引き出せるかは、参加者の腕?
詳細は追ってお知らせします

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