糸巻き作業

月曜日で手織りの講習は一区切り、展示会の準備に入りました

まず、この展示会で特別販売品として出そうと思っている約60g10色パック

糸巻きベテランのMさんと講習に来ているOさんが手伝ってくれました

手元にあったきれいな箱につめたギフトパックも作りました
箱のサイズによって、入っている色数がちがいます
ふたをあけるとはじけるほど沢山入れました






1日台風の影響で悪天候だった昨日
予定変更して、自宅で縫いかけだった帽子をしあげました
この帽子は先日仕立てをしてくれているKさんに習いに行きました
(左の2つはまだ仕上がっていないもの)


展示会では息子が作ったハンチングもご覧下さいね


そして、合間に織ってあった物を洗いました

手前はウールと絹を合わせたもの、奥はスウィーディッシュレースのストールです

まだひざ掛けなど大きな物で洗ってないものが有ります
あまりに暑く、涼しくなるのを待っていたので、合間に洗いましょう







最近、息子の帽子作りや、娘のブラウス作りを一緒にして
家のなかが裁縫教室のようでした
気がつかないうちに自分達でかなりのことが出来るようになっていて驚きました
でも、自分で習得すると基本がわからず苦労している事があったり・・・
それを一つ一つ確かめながら、形にしていくのですが、私にとってもいい勉強
私が母から教えてもらったことが沢山ありました

関連記事

大きなチェック

暑い間に織っていた服地が仕上げから戻ってきました

今年始め頃から、この赤の糸を使って大きなチェックを織ってみたいと
心の隅っこで温めていました

コートの着丈の中に大きなチェックが2つ
仕立てる時に融通が利くようにと、織機一杯の幅105cmになりました
(左の服地の下も見てください。織幅にチェックは3つ入っています)

出来上がったら思っていたより良い結果となりました
とっても嬉しい

仕立てを友人に頼んでみましたが、彼女もお母さんの介護があるので
どうなるでしょう
仕立てるサイズが難しいところですが、
売れなければ自分で着られるサイズにという相談をしました
どなたか、欲しい方のお申し出は有りませんか~?
サイズ変更まだ間に合います~~

左側もモスグリーンは、もっと前から織りたいと思っていたもので
これは薄手のコート地
方の部分にチェックが入るように織ってあります
これは仕立てずに服地のままの展示になります

パソコンの仕事が沢山あるのに、
夜な夜なテーブルに糸を広げて先日のモチーフとあれこれ編んでいます

先日ブログを見てくださった生徒さんに
『具合が悪くてこんなのが編めるなんて凄~い』と言われました
好きな手仕事をしていると、エネルギー補給になります
やっぱり毛糸が好きなんですね



関連記事

八ヶ岳でタリフの糸をお買い求めいただけます

先日このブログでも紹介した八ヶ岳のイーゲルコットさんへ
タリフの糸を全色納品いたしました

 
イーゲルコットさんのブログ
(写真は発送前に写真を撮り忘れたのでイーゲルコットさんにお借りしました)

『そろそろ八ヶ岳も秋、寒くなってくると
何か作りたい という方からワークショップの希望が届いています
編み棒も持ったことが無い方々でも楽しめることを考えてワークショップをするのに
この色の数と洗うと変わる風合いがいいですねぇ~』

と話されて、ご検討頂いた結果全色揃えていただく運びとなりました
少量ずつ使いやすいように、特別に100gのコーン巻きに致しました

ワークショップだけでなく、お店でお好みにあわせて少量ずつの販売もされます
『1m 欲しいという希望にも答えます~ でも値段どうしよう!!!』と
弾むようなメールを頂きました
お近くの方、是非お立ち寄りくださいね

ちなみに手織工房タリフへ来ていただければ
お好きな色を好きな分量で巻いて頂き、計量して販売しています
ただ、講習で工房が一杯の場合は場所がありませんので
連絡してからおいで下さい

この糸の魔法が広がりつつあります
~~みなさま お気をつけ下さい~~

関連記事

カラフルなお花

体調を崩してゆっくり暮らしている間にこんな物を編んでいました

子供の頃から鉤針編みは好きになれなくて、たまに編んでも楽しめることは無かったけれど
今回、ちょっとしたことから、こんなモチーフを編み始め、楽しみました

9枚つないでペットボトルカバーにしてみました













編んでから熱いお湯でもんでしっかりフェルト化
へたくそな編み方もみんな隠してくれます

手元に有った半端の糸の組み合わせでしたが
チェックの色あわせとは違う楽しさが有りました

10月の展示会では、こんな小物が編めるような少量多色のセットを用意します~

関連記事

ナバホの作品展のお知らせ

ナバホ織り作品展のお知らせです

織り友だちのお1人上田在住の荻久保さん開催のお教室展です
荻久保さんは、何度もお会いしていない頃から
不思議と本音で話しが出来るとても気さくな方
表裏無く、その人となりが作品に出ていて温かみが伝わってきます~

私は解説できるほどナバホの事を知りませんが、
ネイティブアメリカンが長い間受け継いできた彼らの精神をあらわす織物
素朴な素材と柄、また緻密にデザインされて織られるラグは人の心をひきつけますね

自分の展示会直前で、私は行かれない・・・
お近くお出かけの方、是非見に行ってください~~

以下、荻久保さんのブログから
9月23~25日まで、原村のリングリンクホールというところで、ナバホ織り教室の生徒の作品展、「ナバホの国から」を開催します。

24日の夜にはインディアンフルートの演奏会もあります。

教室で素晴らしいものをたくさん織っているにもかかわらず、タンスにしまい込んでいる人が多いので、それを出して来て、みなさんに見ていただきたいと思うのです。

私が知っている限りでは,ナバホを織っている人は他には聞いた事はありません。

希少なナバホ織りの教室の面々の作品を一同に会してナバホ織りを堪能していただきたいと思います。

まだまだ暑い日が続きます。

9月の原村は多分もう涼しく気持ちのいい場所だと思います。

ぜひ、森の中までいらして、日本のナバホ織りをみてください。

Navajo Weaving  <ナバホの国から>

9月23(金)~25日(日)午前10時~午後5時まで(最終日は午後4時まで)

会場  原村ペンション村2 リングリンクホール(輪の舍) 0266-75-3727 入場無料

9月24日(土)午後7~8時 マーク・アキクサ氏に寄る「インディアンフルートの夕べ」開催

入場料/前売り/1500円 当日券/2000円

予約受付/お問い合わせ先/  ナバホチュロの店 ディベ/0268-27-02941  
               E-mail :gori-dibe-55ezweb.ne.jp


関連記事

手仕事仲間

紹介が遅くなりました

2週間前に、八ヶ岳で新しい出会いがありました
共通の友人から山の家のすぐそばに移り住んだひつじ丸さんの事を聞きました

早速、連絡を取ってみたら、歩いてもいける所にお住まい
雨のBQQの後始末の合間にお邪魔しました

手紡ぎとニットをなさるひつじ丸さん
作品を見せていただきました~
お人柄を伝えてくるような、丁寧で完成度が高い作品に、温かさを感じました

訪問者に興味深々の子猫ちゃんに気が魅かれ写真忘れました 残念
子猫って可愛い!! でも私は猫派ではないので
まめぞう君、面白くなかったでしょう

『タリフの糸に興味が有って…』と聞いていたので
菓子折り代わりのお土産を持参しました

それからひつじ丸さんのお友だちで甲斐大泉でお店をしていらしゃる
イーゲルコットさんを一緒に尋ねました

八ヶ岳にこんなにステキなお店があったの???

ご自分で作るバックを中心に、海外ででお気に入りの作品を見つけて
楽しい小物も沢山並んでいます
イーゲルコットとはスェーデン語でハリネズミのこと
スェーデンの雰囲気でまとまっています~

バックのセンスも完成度もとてもいい
手芸屋さんということで、糸や編み棒も売っていたり・・・
お店にいた1時間ほどの間に二組お客さんが訪れました

寒くなって家の中にこもる頃にワークショップを始めるそうです
『編み棒も持ったことも無い方々と手仕事を楽しむのよ~』という声に
そんな人の輪が楽しくて・・・と楽しさがあふれています
そこでタリフの糸を使ってくださるそうです

とっても嬉しい出会いでした
これからもよろしくお願いいたします~



久しぶりに帰宅した一人暮らしをしている息子
家の中の惨状を見て、私の体調不良を考えて
『たいしたこと手伝えないけど、少し仕事減らしたら・・・』
でもまだやりたいことがいっぱいある!!

それって、私が両親に思っていることと同じ??
93歳と85歳、60年連れ添った夫婦
子供にも分からない関係で支え合っているのですね

手助けが必要な時期に来ていると判断して地域包括センターに行ったけど
介護保険を受けるためには認定されなければ・・・

認定されるわけが無い、二人とも社会と関わりがあり外出も旅行もする
認定調査を受けて介護保険適用の認定が出なかったら
『食事や運動をして老化予防の指導が有ります』

うそでしょ!!!!!!
だって、これまでそれが上手に出来てきたからこの歳まで生きてきたのに
指導します なんて受けるわけ有りません
加齢による援助が必要な状況に対応できない介護保険
社会の縮図のような我が家です


関連記事

回復 織りはじめました

珍しく自分の体調不良で仕事をお休みしてしまいました

今回は額の発疹とそれが崩れて・・・から始まりました
これは皮膚科でヘルペスと診断され、薬が良く効きました
帯状疱疹とは違い単純ヘルペス、痛みはありませんでしたよ~

様子を見ていたら顔が腫れてきて・・・
昨年5月にもひどいのをやりました
要するに体力低下、免疫力低下でアレルギー反応が出た 涙涙

今回は体に出た湿疹が分散しているので痒みは我慢できるくらい
毎日早寝を心がけ、体も楽になりました

織りかけだった服地をほぼ2週間ぶりに再会
予定より1週間遅れて近々終わる予定です

10月6日からに展示会を予定していて、この遅れはちょっと痛い
DMが出来てくるので近いうちに詳細をお知らせします~

関連記事

雨のBQQ

この週末は、八ヶ岳の家に父の関係の山男たちが集まりました
止まない雨をものともせずバーベキューとキャンプを楽しみました

誰も知らない昔の山登りの話しを喜んで聞いてくれる仲間に父も大満足

でも最近休み無しで仕事が続いていたこちらは少々お疲れ気味
雨の後始末は予想外に大変でした
帰って来て湿疹が出て・・・
気持ちはあせるのにペースダウンです
どうも体力が低下しているのにちょっと無理しすぎたかなぁ

小淵沢でお会いしたステキな作家さん達の報告はまた改めて


関連記事

マットが織りあがりました

ずっと眠っていた、服地には太く、マフラーには固く、きれいな色ではない糸
それを、5本引きそろえで約11mの経糸を大きな織機にセットしてから2ヶ月ほど
講習に来ている方とスタッフの12人が1人80cmずつマットを織りました

横糸も、同じように2本から5本引き揃えて太くしています

同じ組織でも、足の踏み方を変えて夫々違う模様が出てきました

経糸が見えないように織るマットと違い短時間で織れますね
まだ綾織りの基本しかしたことが無かった方も、一つ一つ確認しながら織りました


これは、私が週1回指導に行っている障害者福祉センターの方々の作品

今週はお盆休み、時間内に洗うことが出来ず、持ち帰りました
身体障害の方々ですが、この作品を織られた3人は男性
片麻痺の方が多いのですが、本当に根気良く、丁寧に、熱心に織られます
毎週1時間半から2時間で30cmほど織るペースの方もいらっしゃいます

私がチェックをもちかけたわけではないのですが
ある日、お1人が通販カタログから1ページを切り取って持ってこられ
それがグレンチェックのマフラーでした
時間はかかりますが、皆さん意欲的で、楽しんでいます~~
いつも沢山パワーを頂きます

関連記事

日本は職人国家

珍しく新聞の小さな広告を見てBSフジのプライムニュースをみました

曽野綾子さんが、今の日本の事についてたっぷり話しをされた

まず今の世の中の問題は、自分で考えなくなった事だと言われた

『マニュアルの作り過ぎ~』では???
だってマニュアルが出来たら、人は自分で考えずそのマニュアルに責任を負わせる
自分で考えて行動する事はいつもそれに対する責任を自分で負うことが付いてくる

若者に、つい先手を取って自分で考える前に答えを与えすぎていないかな
と、反省しきり
自分で考え無いように仕向けているのは実は私たち大人ではないだろうか

世界を大きく3つに分類するとすると、日本は職人国家だと・・・
今ITで世界の先端を行かれるのは、昔からある職人の精神の結果だと
それは、忍耐して1つの事をやり続け、極めることで培われる精神

聞いていて、『一つの事をやり続けているぞ~』とちょっと嬉しい

主婦不在状態が続いている我が家
そう・・・ 小さなことから少しだけ努力しよう
ちょっとだけなら力を出せ時もある
気がついたら、止めずに少しだけやろう

関連記事