年を越した作品が出来上がって来ています~
前回の記事はこちら
寒い日が続いて早く使いたいとKさんが頑張って織られました
3枚目と4枚目は同じ経糸で緯糸の色を替えて
また違う雰囲気のお花が並びました
続いて5枚目を始めています
ひし形がきれいに出てWさんのとてもお気に入りの作品になりました
この織り方で次はバックを作ってみたいと、緒戦してみたいものが次々出てきます~
紡ぎも始めたWさん、練習の半端糸を使って靴下を編んでいました
足りなくて左右ちょっと違う柄だけど、それも自分で作ったからご愛嬌
とてもかわいい~
写真を撮り忘れて残念!
私は・・・ 珍しくスコットランドの糸ではないもので織っています
糸屋さんに行く度に黒の色々な糸(太、細やモヘア、ループ、スラブ、スパンコール付など)を集めていましたが、それらを合わせて、ストールに・・・
それと、新入りの古い織機の試しをしました
織りたいと思ってずっと持っていた織関係の物を処分したいという方のお手伝いをしたときに、一緒にあった古い型のアッシュフォード卓上機
両脇のレバー操作をペダルで織れるように改造しました・・・って、したのは息子です
今の物とは違うけれど、慣れるとそれなりにきちんと織れますね
木がとてもしっかりしていますひざ掛けを織られたKさんの郷里のお友達が上京されて一緒に工房に来てくださいました
「手仕事が好きだから~」と展示会の時に販売し糸の多色少量セットをKさんがプレゼント
その糸で編んだお孫さんのベストを見せてくださいました
少ない分量を工夫されて、とても可愛くできていますね
洗って、ふわふわになって・・・とこの糸を気に入って頂きました~やっぱり休み無しに近い状況、頭を使う事柄が多く、少々down状態ですが、
一つずつ済ませていきましょう
久しぶりに目覚まし無しで寝坊したらもう12時ですね
年賀状をいただいて皆様から少しずつ力をいただきました
ありがとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします
仕事始め
本日ウェブショップの営業を始めます 講習会のお知らせ
年末年始にかけてご注文下さった方々、大変お待たせいたしました
これまでのお休みは、度々工房へ出向きましたので、その都度発送ということができたのですが
今回は発送担当息子1が年末から風を引いて体調不良が続き
私はといえば、家のことで時間を取られついに工房に仕事に行かれず・・・
それでも、前日遅くまで400枚近い父の寒中お見舞いはがき印刷を頑張って
昨日は1日糸に触ってきました 楽しかった~
息子1も発送準備を少し・・・まだ本調子ではありませんね
そんなスタートですが、今年も皆様のご希望にスピーディーに対応すべく頑張ります~
どうぞよろしくお願いいたします
明日から講習が始まります
1日でマフラーを織る講習
4枚綜絖の綾織でチェックを織るをメインにしている私の講習ですが
良く耳にするのは
*手編みの残りなど手持ちの半端糸を使うために織りをしたい
*手織りをしたくて、卓上の簡単な織り機を買ったものの、使いこなせずにしまってある
*本格的な織り機は難しそうで手が出せない
など・・・
この様な方々に手織りを楽しんで頂く講習を始めます
毎月 第2土曜日 9:30~16:30 1月12日 2月9日・・・
・この日は生徒さん向け講習なしの開放日 糸を見たいという方もご自由にどうぞ
費用 講習料 ¥3000+糸代¥800(糸をご持参いただいた場合安くなります)
目的 1日で平織りマフラーを織りあげる
このため、経験や糸を考慮して内容を対応します
募集人数 毎回3人まで (リジット機2人+織機持参の方1人)
前日までに予約してください
手織りを楽しみたいと思われた方がまず手にされるのは手編み用の糸だと思います
でも、玉に巻いてあるその糸の風合いを手織りに生かすことは、とても難しいことです
なぜって、手編み用の毛糸は手編みにしてよい風合いが出るように糸が作られているから
知らずに使って思うような結果が出なかった経験はありませんか?
私も手織りを始めた頃はそうでした
その経験から糸の性質を知って、工夫することでその糸が生きてくることを知りました
糸によっては平らな感じになる平織りですが、それも糸を組み合わせると
ふっくらした良い風合いに織ることができます~
14年間身体障害者の方々とこのタイプの織りをたくさんしてきました
2枚綜絖の織り機、片麻痺などの障害をお持ちの方々がなるべく自分で出来ること、
完成度を上げること、そして一番に作業を楽しみながら出来ることを
一生懸命考えて続けてきてたくさんのことを教えていただきました
持って帰ってご家族から「これちょうだい!」と言われて次の作品へ意欲になります
ご家族のみならず、奥様のお友達から頼まれたり
お友達のお孫さんへとリクエストが絶えない方もいらっしゃいます
話が横道にそれましたが、気軽に手織りを楽しんで頂くための講習です
4枚綜絖の体験講習も随時受付ております
2月には工房でチェックデザインの講習会をしたいと思っています
~日程確定まで少し時間を下さい~
87歳にして現役主婦を頑張る母、社会との関わりを持ち続けるもうすぐ95歳の父
確実に手助けが必要なのに、公的援助を受けられる可能性は無く
でも、現状維持のために手助けし始めるとキリがなく・・・
体力低下の自分もジレンマを抱えつつ、その1日を暮らしていきましょう
そんな Up & Downにも おつきあいくださいね
新年おめでとうございます
毎日 日が暮れて、また新しい朝が来ます
この繰り返しの連続、そしてまた新しい年が明けました
当たり前のようでいて、感謝ですね
今度のお正月は、加齢と体調が万全でなかった母の代わりに
おせち料理(といっても煮物やなますなど)を作りました
かなりの時間を台所で過ごしました
いつも空っぽに近い冷蔵庫がいっぱいになりました
「何もしないで・・・」と言っていた母も、少しずつ準備して
この写真位できました
お料理は嫌いじゃないけど、他にもやりたいことが・・・
このお休みに少しまとまったものを織りたいと思っていましたが
結局、それをあきらめることで、バランスを取り戻しました
やっぱり、いつまで両親とこのお正月ができるだろうと思いますね
どんな1年になるでしょう
人の心に添える1年になる様な生き方をしたいです
宮古市の小学校からの手紙
まだ暑くなる前の6月に震災被災地の子供たちへ送ったスコットランドから届いたの手紙に、宮古市の小学校から返事が届きました
少し前に届いた分は以前スコットランド手織りコースに参加されたKNさんに英訳をお願いしました。 高校の英語の先生をしていらっしゃった方です
そして右は今日届いたもの
送った手紙などを持って記念撮影してくださいました
小学生が書いてくれたロンドンの小学生に向けて書いてくれた手紙
1枚1枚読んでいくと、子供たちの気持ちが伝わってきます
その子供たちを取り巻く先生や大人たちのとっても暖かい心遣いも
たくさん伝わり、愛が溢れています~
今回のこの橋渡しのためにご尽力くださった宮古市の I さん
手織をされている方のお父様です
子供たちの手紙と一緒に送って下さった I さんのお手紙をご紹介します
岩手の宮古の子どもたちの冬休みも間もなく始まります。子供たちはこの1年、震災の傷跡の残る地域の中で、仮説住宅が立ち並ぶ工程を目の当たりにし、教育環境の不十分な入相校舎の中でも、世界各地の方々からの温かい心に支えられ、精いっぱい頑張ってきました。県内外から素晴らしい評価をいただきました
今年の世相、漢字一文字で表したのは「金」でした。清水寺の貫主様の筆の運びを追いながら、子どもたち一人一人にも金メダルを、そのような思いに駆られました。保護者にも、教職員にも、そして被災者、地域の方、ボランティアの方々、それぞれにこの一年頑張ってくださいました。子どもたちより一回りもふた回りも大きな金メダルを贈呈したいと思いました。もちろんのこと、ケイト・ファーガソン様、お嬢さんのリサ様、ロンドンの子どもたちと先生、明石様をはじめご家族様にも金メダルを・・・・。子どもたちや教職員の心を明るく、前向きにしてくださいました。学校のすべてを温かい心で包んでくださいました。ありがとうございました。
宮古の冬は県都地区に比べ雪の量もしばれも比較的きつくないとはいえ、やはり東北の冬はこれからです。乗り越えます。頑張ります。
小さなことで思い煩っている自分がなんだか恥ずかしい
自分がいる場所で、自分にできる小さなことを、心を込めて努力しましょう
出来ないときは立ち止まる、それも必要ですね
たくさん笑って・・・
今日の工房はとても賑やかでした たくさん笑いました~
時には、講習に一人というときもあるので、今日の5人はとても賑やかでした
しかも、大きな織機を含め、全部で13台の織り機に経糸がかかっている!
工房始まって以来かも・・・
マットを織り始めたWさん、カシミヤで吉野織りを始めたHさん
バック用の布をFinish Twillで織っているKさん
カシミヤでワッフルを織るMさん、それに今週体験講習に来ているTさん
8枚綜絖で組織を色々楽しんでいるYさんは急なお仕事でお休みになってしまい残念
それぞれ織っているものが違うので、あちこちで織りの話が広がります
ほかの方のを見て「次これが織りたいわ~」の声も・・・
お昼も大勢だと、あれこれ話が面白い
共通点は手織を楽しんでいるということだけなので、
生活環境の違いなど、体験や情報の交換もとても面白い
天ぷら粉のことから、ひとしきり大笑い!
なんで笑ったのか、あまり覚えていないのに
なんだか久しぶりに声を出して笑ったのはよく覚えている
笑うっていいですね
念願がかなって手織り体験ができたというTさん 織りながら「楽しい~」を連発
織りあがったマフラーを早速かけてみました
洗って、その変化に喜び倍増
お子さんとお仕事の調整をしながら続けられることになりました
前回からマットを織り始めたWさん
思った通り斜めの線がきれいに出ました
先日Kさんが織りあげたひざ掛けを洗って持ってきてくださいました
ふわふわでとっても暖かそう
寒い職場で活躍するでしょう~
初めて大きな織機で幅広のストールを織り始めたTさん
鮮やかな黄色が入って少し緑が鮮やか過ぎ・・・と心配していましたが
織り始めたらとてもいい色合いになりました~
彦根愛さんに糸を提供させていただきました
11月末にルックナウ社から彦根愛さんが新しい本を出版させれました
以前出版された2冊の本を1冊にまとめ、基本構成は変更ありませんが、応用作品をすべて新しい作品に入れ替えて新しくなりました。
この準備段階で、糸提供のお声をかけていただき、今回3点タリフの糸を使ってくださいました
織経験が豊富な彦根さん、さすがチェックの色合わせもとても良く、スコットランドの雰囲気を出してくださいました。
チェックのひざ掛けはプリントが実物と色が少し違うのですが、この色もあります
本の色で織りたい方はNo17ではなく、No20の青をお使いください~
今週はWebshopなどへご注文をたくさんいただき、発送担当の息子は大忙しでした
しばらくなかった手織り体験への申し込みも2件いただきました
京都での講習会の後、人数が集まればやりたいという出張講習のお話も頂き
少しずつチェックの魔法(手織りも)が広がりつつあります~
昨年夏に与那国島に移り住んだKさんが上京されてみんなが集まりました~
短時間で島の人たちに受け入れられていった様子を伺うと、以前言われた「失敗は何も怖くないの~」という言葉を地で生きてこられたたくましさを感じます
ちょうど娘の誕生日、自作のケーキでお祝いしていただきました
1年前の誕生日を考えると、大きく成長した彼女です~
みなさん、ありがとう
急ぎ足でやってきた冬に体がついて行きませんが
縮こまっていないで、動かさなくちゃね
チェックの魔法は強力ですね
京都での講習会から1週間、受講された方から課題のマフラー2点の写真が届きました
チェックを織りたくなる不思議な魔力があるようです~
ブログに出すのなら…と
別の写真を送ってくださいました(11日)
こちらのほうが実物に近いようです~
チェックデザインの講習は、単純なものから複雑なパターンへと順を追って進めます
機械で織るなら、最初にパンチカードを作るときに気を付ければどんな複雑なパターンも可能なのでしょうけれど、手織りにするときは緯糸の順番や本数を間違えないようにするために、一工夫がいります
そんなことを考えてキットのデザインを作っています~
秋から販売を始めたNo18青のマフラーが人気です
リジット織機で講習体験
今日は、女子高生相手にリジット織機で講習の体験をさせてもらいました
通常は4枚綜絖織機の講習がメインですが
時に簡単な平織で短時間で出来上がる単発講習をしたいと思っています
でも、リジットで初めて織るという方相手の講習は経験があまりありません
なので、娘の友達が工房を見に来たいという話を聞いて、それなら織り体験をしてもらうことに・・・
女子高生4人と一人の小2の妹さんが熱心に織りました~
ちょっと遅くなりましたが、みんな織り上げ、洗って持って帰りました
これからいろいろなことをして、自分が好きなことに出会ってほしいです
もし、これが毛糸好き、羊毛好き、手仕事好きにつながっていくと嬉しいです
来年になりますが、手持ちの毛糸でマフラーを織りたいという方のために
1日リジットでの講習をしたいと思います~あと、最近の生徒さんの作品です~
一番長く来ているWさんのオーバーショット
本からそのままのデザインをカシミヤで着物用のストールに織りました
時間はかかりましたが、とても丁寧に織りあげました
Aさんのラムウール単糸のストール
整経の本数トラブルはありましたが、とてもスムーズに織られました
みんなが好きなFinish Twillですが、今回Kさんはお花がきれいに見えるように色を変えて
これまでと違う雰囲気になりました
今年の間にどのくらい織れるかしら・・・
チェックサンプルが終わったら、何か少し大きなものを織りたい~
京都の講習風景
この秋に続いた遠くへのお出かけ最後の京都がおわったら
なんだか、少し気が緩み、お仕事山積みなのに・・・
夜はテレビを見ながら編み物ばかりしています~
大きなものじゃなくて、なぜかまだペットボトルカバーで
編みこみを楽しんでいます 手を動かしながら充電しているみたいです
割に早く結果が出て、編みやすいサイズ
織った残り糸をお持ちの方是非お試しください~さて京都の講習風景
住宅街にあるノイエブリーゼさんはとてもきれいで明るいギャラリー
近くに出町柳や百万遍があり、大きな通りへ出るととても賑やかでした
たくさん持って行ったチェックのサンプルが実際にデザインする時のヒントになりました
たくさんある色から、色を選ぶのも大変
自然に手が出るのは、慣れ親しんだ好きな色が多いですね
でも講習会では、そうではない色に挑戦というケースもあります
頭の中でチェックに組み立てていく道筋はそれぞれ違います
字や数字だけでなく、目で見てすぐデザインがわかるように図にしたり、色を塗ったり・・・
少しずつの積み重ねが有効ですね
神戸在住でちょっと講習会に通うことは出来ないけれど・・・と
様子を見に来てくださった方から、いつか神戸で講習会が出来ないかとご相談がありました
会場と最低人数の参加者の確保などお世話いただければ可能です~とお返事しました
まだ先になると思いますが、関西方面に縁が広がりそうで嬉しい!
「タリフの糸大好き」と言ってくださる風合い工房の森田先生から
チェビオットで織って素敵なジャケットができて、とてもよかったとお知らせいただきました
ブログに出されているので、こちらをご覧ください~
帰りの新東名からの富士山です
ふもとは曇っているのに、遠くから上だけきれいに見えました
いつも見ている富士山の反対側、少し違う形に見えるような気がします
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