2015年 の投稿一覧

最後はやっぱり大変

八ヶ岳でちょっと気分転換をしたものの
本を仕上げる最後の作業はやっぱり大変でした~

掲載するチェックの数が多いので、校正までの作業は、
かなり長い時間を、間違いや適性な表現、説明であるかの検討に使いました

スコットランドの文化などの紹介のための文章が最後になり・・・
大変でしたが、程よい感じにまとまりました

印刷した、原稿をチェックして訂正をいれること3回

校正は子供たちの方がこだわって良く見てくれるので
私が見落としているところまで見つけてくれました
でも、通しで見直す度に何か見つかる、そんなもののようです
サンプルをたくさん織ってくれたHさんも見てくださり
計算間違いなど、沢山見つけてくれました

というわけで、今日は紙媒体の最終チェック
ほぼ私達が出来る作業は終わりました~

校了は予定どおりなので、期日には出版になります
ご注文頂いた方には、なるべく早くお送りできるように頑張ります~

ちなみにタリフからお買い上げいただいた方には、
小さな布見本のプレゼントを用意しています~このような明確な夢を目指して手織りをしてきたわけではないけれど
長年の経験がこのようにまとめて発表出来るのはとても幸運です

今はエネルギーを出し切った感がありますが
少し休んで、次に動きだしましょう~

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何もしない日

春から、教室が休みの日には本の準備をしていたので、
両親の受診の付添などの予定もあり、殆ど休み無し

本の作業が最終段階で、主に編集者とデザイナーさんの作業になり
昨日久しぶりに、家で残り物のお昼を食べました~

母の歯医者さんに付き合っただけで、
午後からは2度も短いお昼寝をして、何もしないでまっ~たり~
少し体力回復しました週末は両親を連れて八ヶ岳へ行く予定
今年は妹と交代で、両親を長く滞在できるように考えました
短期の滞在や朝早い移動などが難しくなってきている両親に合わせて
私達の夏休みも変わってきました

今年の夏は子供たちと、ベランダのオイルステン塗りをする計画です
そして夏の終わりは恒例になった父の友人たちとのBBQ
さて、今年はどうなるでしょう~

昨年なこんな感じでした

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大作完成

こつこつと実に根気よく織り続けていた大作が今日完成しました
Kさんの16/3の綿糸を使ったオーバーショット 
Miniature Overshot Patternsの本にあるデザインを織るのは2回目

今回は、自分のがまぐちバックとお友達に頼まれたお三味線の袋を作るための布です
余分もみて経糸をつくり、でも練習が要らない位最初から問題なくきれいに織れている
というわけで今日織機から外してみたら、出来上がりが2m以上ありました

いつもKさんの集中力はすごいです~
テンションが上がるオレンジ色だし、柄がとても気にって
間違えると自分で気が付き少し戻る、そんなことは時々あったようですが
終始楽しんで織っていました

そして、先日チェックのストールを織りあげたMさん
洋裁も習っていて、自分で織った服地でスカートを縫いたいという目標をもっています

始めての組織ですが、『色々な綾織り』に出ている組織サンプルに挑戦しています

一つ一つ間違いなく丁寧な仕事が出来るMさん
数学がお得意なだけあって、理解が早い!

『工房にこんな色があったんですね~』と、アースカラーがお好みのもう一人のMさん
同じテキストを使っても、同じものは出来ませんね~

今回、『色々な綾織り』の、このテキストに間違いが3か所見つかりました
小さいミスで、ちょっと考えるとお分かりになると思いますが
改めて訂正のお知らせをさせて頂きます
申し訳ありません

頭の回転がついて行かないし、夏バテぎみですが
こんな皆さんにエネルギーを頂きました

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編集、終盤です~

あっという間に今日で7月も終わり
まだまだ時間があると思っていた、本の編集も終盤に入っています~

チェックデザインのページはほぼ完成、
でも細かいところはあれこれ直しが入りそう

そして、スコットランドの文化やタータン・ツイードについての
紹介ページの写真をページのレイアウトや
意図に沿った写真を選ぶ作業に時間がかかっています

そのために以前に撮った写真を探してファイルをあちこち開き
スコットランドの少旅行をしたみたいです~

何度も同じところに行ったので、その時のベストショットが違ったり
今年5月の息子が撮影した写真以外にも、私の写真が沢山入ります~

本には出ない、きれいな写真を一枚紹介しましょう
2年前にハリスツイードを見に行ったSouth Harrissです
この場所の奥の方でツイードを織っている人を訪ねました

天気が悪くても、とっても美しいところだから・・・と教えてもらったのですが
海だけ見ているとまるで南国のようでした
暑かったら飛び込みたい~


ウェブショップと直接連絡を頂いて、50冊近い本の先行予約を頂いています
有難うございます~

まだ出来上がっていない本にこれほどの反響を頂くとは思っても居ませんでした
内容は知っていても、本になるのがワクワクたのしみです

今は編集者のお仕事の方が大変なのですが、
もう少し頑張りましょう~

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表紙が決まりました

先日から先行予約が始まっている本の表紙が決まりました

サブタイトルが少し変わりました

最初のデザインから、あれこれといろいろ試してくださいました
それを見せて頂いては意見をお伝えするのですが
最後は出版社の意向に沿って写真を撮りデザインしてくださいました

最終決定は、勿論出版社
私の希望がこの赤のタータンを使う事だったのと
タータンチェックでは無く、本来のTartanとの表記だったし
最後に見せて頂いたものの中では気に入ったものだったので
良かったです~

スピニングパーティーでも販売致します
どうぞよろしくお願いいたします~

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撮影後半

昨日は、2回目、最後の撮影でした

数が多いのと、布なので、曲がっていないか、欲しい部分がきちんと入っているかと
みんなとても集中した時でした

先週編集者と撮る順番や番号の準備をしてあったので
順番に出していくのが私、アイロンは手伝いに来てくれたHさん
セッティングは編集者Sさん、撮影済みを移動するのはカメラマン氏の奥さん
撮影した画像をパソコンで確認するのが息子 というような手順です

最後に120枚ほどの作品に使われた色を見せるため、毛糸を付けたカードの撮影
みんなかなりお疲れでしたが、手順よく進みました
間違わないようにカードを作った娘の根気にも、脱帽です~

後は間違いなく組み合わせてページに入れる作業です

先行予約頂いたみなさん~
有難うございます
通常のご注文とは分けてありますので、9月までお待ちくださいね

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ありがとうございます

ここで本の出版をお知らせしてまる1日
早速、友人、織り仲間、お得意さま方から次々と本の予約注文を頂いています

ありがとうございます

備考欄に書いてくださる言葉もとても嬉しい‼

スコットランド紹介のために問い合わせている現地の方々からも
とても協力的なメールが届いています
本場の人たちに認めてもらえるのはとても嬉しいですね〜

頑張ります‼

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手織りのためスコットランドチェックの本

長い間の夢が現実となり、それをお知らせできる時が来ました

タータン&ツイード
  手織りのためのスコットランドチェック
 という本を出版します

この、企画が通って約1年
今年に入って、実際の準備を少しずつ進め、
5月のスコットランド旅行もこのための取材でした~

でも、早くから公開することもできず・・・ 
7月に入ってamazonで先行予約が始まりましたので、
ここでもお知らせすることにしました

タリフのウェブショップでも先行予約を受け付けます
予約頂いた方には送料無料でお送りいたします

内容は、スコットランドチェックをベースに
基本的な考え方から、応用へ、デザイン例を沢山掲載します
作品やサンプルとして準備したチェックは200点くらい

まだ表紙も決まっていないし、編集作業も続いています
追ってお知らせできると思います~もう一つお知らせです

7月から糸の価格変更をさせて頂きました
15g   220円
100g 1200円
200g 2200円
キットなども糸の料金分を改定させて頂いていますので
ご確認ください

昨年秋から少しずつ円安となり、一時からするとレートは20%円安
ということは仕入れ値が20%UPしたということで
加えて価格もじりじり値上げしています

タリフでは色数を多く扱うため、その時々の状況に左右されてしまいます
円高の時に糸を買いたかったのですが、工場に糸がありませんでした

ご希望に添った丁寧は仕事をしていきたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします 

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糸ほどきは心が落ち着く

この週末、両親を連れて八ヶ岳へ行って来ました

歳を重ね、短い日程での移動が負担になってきているので
こちらに少し余裕が無いと実現できません
なので、かなり楽しみにしていたようです~

初日は小雨、あと3日は晴れました
暑くもなく、寒くもなく・・・
自然の中でとても心地よい~
でも年寄りにはうすら寒く、ストーブが心地良いくらい

色々と心騒がしく過ぎた6月
何か、考えずにしたいなぁ~とこんなものを持って行きました
織り終わった時に板杼に残った糸や、デザインを決めるときに一緒に撒いて色を確かめた糸など
くず糸が捨てられずにたまっていました
クッションの中身にでも使おうとおもっていたのですが、
なぜかほどいてみたくなりました
途中はこんな感じ

20cm以下の長さはやめたのですが、色別に分けてつないで巻いて・・・

つなぎ目は沢山あるのですが、
合間の手仕事に楽しんでいるペットボトルカバーの編みこみに使いたいと思います
結び目もフェルト化してしまえば大丈夫

こんがらがった糸をほどいてきれいにしていると
心の中でこんがらがってしまったことが少しずつ整えられる気がします
私の精神安定剤でしょうか?

気が短かった子供のころの母は、怒りそうになると
おばあちゃん(母の母、私のおばあちゃん)にこんがらがった糸をほどかされたと聞いたことがあります
そのおかげか、母は穏やかです~
手仕事好きと糸をほどく楽しみを血で受け継いだのかなぁ

まわりの人たちに不愉快な思いをさせても、自分を振り返ようとしない人、
不愉快な思いをさせられたのに、自分と向き合うことで乗り越えようとする私達
怒る自分が嫌だけど、それが必要な時もあるのかなぁ~と思うこの頃

手仕事に助けられています~

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生徒さんの作品 

この頃、長い時間かかって織っていた生徒さんの作品が次々に完成しました

これはHさんの幅広の組織サンプル

ブロック毎に織り方が異なるため、慎重に、丁寧に織られました

経糸と緯糸の色のコントラストがあるので、それぞれの模様がとてもきれいに見えます
(この内容の全てがタリフのオリジナル冊子『色々な綾織り』に収録されています)こちらは、硬い毛質の糸でバック用の布を織ったIさん

織り方はクラックル 
参考にしたのはこの本です

英語の説明はじっくり読まないとわからないので、図から組織を読み取ります
このデザインは織り方の詳細が出ていなかったので、柄が出るまでちょっと不安でした

地厚になるので、ブランケット等に向いているかもしれません~

写真を撮るのを忘れてしまいましたが
長く平織りをしてきたKさんが4枚綜絖を覚えたいと教室に通われて
2作目の千鳥格子ベースのマフラーを織りあげられました

さすが長く織ってきただけあって、糸の扱いは早い
足の動きを注意して、打ち込みも揃えて・・・と大変かな~と思うのですが
ご本人は『楽しい~』と連発
目標は組織サンプルを織ること
それには綾織りの基本を覚えなくては・・・ 
と一つ一つ納得するまで時間をかけて進まれています~いつも織りあがったら、テーブルに広げて点検して
もし糸が飛んでいたり、経糸の通し間違い、緯糸の織り間違いが見つかれは
毛糸針で、チクチク直せるところは全部直します
ちょっと大変でも、それをすると、洗った後、直した後も見えなくなり
完成度が上がります

私は直すのが好きなのですが、
先日のニットに来られたTさんがとても良い言葉を教えて下さいました
縫い物をさせていたお母様の口癖だったとか

『直すのは一時、見るのは一生』

後で見て、『ここ間違えちゃった』と思うなら、人に言ってしまう様なら
ちょっと忍耐して直した方が気分がいいですね

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