タリフマーケットのお知らせが遅くなりました
今週土曜日 23日 10:30~16:30
オープン工房も兼ねていますから、遊びにお越しください
手仕事やお昼を持ってのんびり~~ も歓迎です
このマーケットの当初の目的として
自分ではもう要らなくなってしまった糸などが
他の方にはお宝かもしれない
そんなお宝交換の場として始めたのですが
今年は、介護片手間の毎日で事前準備が例年のようにはできず
お宝提供者がそろいませんでした
楽しみにしてくださった方、ごめんなさい~
でも、教室に来られた方や近くの方々が少しずつ持ち寄っています
(すでに教室内のマーケットが始まっています!!)
それに合わせて、ちょっとした講習も企画しました
これは他の先生もお誘いして、時々開催したいと思います
講習申し込みも入っています
まだ発信できる形まで至らない現在進行形のこともあり
アイディア、ヒント、織り機、布、仕上げの話など
日頃の疑問の答えが見つかるかも・・・
お待ちしています
工房・講習
タリフマーケットでスポット机上講習
毎年恒例 2月最終土曜日のタリフマーケットのお知らせです
今年は少々準備不足でこれまでのようなマーケットはできないのですが
集まった品々を並べ、希望者にスポットで机上講習をしたいと思います
タリフの工房はどんなとこ?とのぞきに来てくださるのも歓迎です
来てくださった方とのおしゃべりも楽しいでしょう~
出店者については調整中ですが
確定しているのは
sanbongeのタリフの糸を使ったニットと”お直し”なんでも相談
他は追ってお知らせします
スポット机上講習について
1コマ 30分 講習料500円
講習内容 例えば、
1コマ:織りに関するちょっとした疑問
1コマ:毛糸のこと、布の風合いのこと
2コマ:オリジナルチェックデザインを作る講習
3コマ:オーバーショットの組織図を書く
などなど、私が知っていることなら何でもお教えします
(知らないことも多々あるので、そんなときは一緒に考えさせていただきます)
ご希望内容で下記の枠からコマ数の予約を入れてください
1. 10:30-11:00 * *予約済み
2. 11:00-11:30 *
3. 11:30-12:00 *
4. 13:00-13:30
5. 13:30-14:00
6. 14:30-15:00
7. 15:30-16:00
講習内容と時間のご希望をメールでお知らせください
これを思いついたのは、先日の教室でした
しばらくお休みしていたMさんと手持ちのカシミヤで織るチェックのデザインをしました
使いたい色はこれとこれ、こちらを多めにしたい、出来上がりのサイズはこれ・・・と
条件をあれこれ考えあわせて、少しずつ完成デザインへと調整していきます
私も久しぶりでしたが、これがとっても楽しい!
というわけで、オリジナルチェックのデザインをしてみたい方歓迎です
タリフの糸のデザインなら、それが織れるように糸もセットできますし・・・
使いたい糸があればお持ちくださいちょっと落ち込むことがあって、察した娘が母の世話を申し出てくれて
(いつも、手伝ってくれているのですが、この日は私がする日だった)
休みの工房で服地の織りを楽しませてもらいました
ずっとかけっぱなしで進まなかった服地がもうすぐ織りあがります
近況報告
9月のスピニングパーティー以降、毎日のことに追われて
パソコンに向かうエネルギーが無いまま1日が過ぎてしまいました
9月10月は体験講習を希望された方が続き
10月は6名が次々と工房に来られました
手織りを初めてする方、少し織ったことがある方
そして最近増えているのが、手織りのベテランさん方
これから、ウールの服地(ツイード)が織りたいという希望です
初めての方にお教えするのは
この体験がうまくいかず手織りが遠のいてしまうのは残念ですから
とても緊張します
タリフの体験講習は、ただ織るだけの内容ではありませんから
経糸を作ったり、通したり、面倒と思われることも全部体験して
糸がどうやって布になるのか、その楽しみをお伝えしたいと思っています
既に手織りを経験されている方からは
私の知らないことを色々とお聞きできるのも楽しいですね
講習希望された方に合わせてお教えすることを目指しています
特に手織りを既にしている方はそれまでのやり方があるので
可能な限りそれを変えずに筋が通るように考えま
最後に「楽しかった~」と言っていただけると嬉しいですね
気温が下がって皆さんウールの創作意欲が上がっているらしく
リジット織り機などで教えていらっしゃる先生方から
綾織りデザインを平織りにリメイクするリクエストがいくつか届きました
改めて平織りで楽しむ方々の底辺の広さを思います
これまでにも増してチェックが流行っているようですね
スピニングパーティーに続き、平織りチェックに力を入れて準備を進めています
お楽しみに介護生活も長くなりましたが
最近母の状況が少しずつ変わり、一緒に過ごす時間が多くなりました
食事を食べさせてあげたり、オムツ交換も上手になりました
意志疎通がうまくいかないときは、ベッドの隣に座って讃美歌を歌っています
母が良く知っている讃美歌は時々声を出したり・・・
今までにないくらい母と見つめ合っています
仕事と、ヘルパーさん方に良くしていただいて、助けられています
やりたいこと、諦めたことはいっぱいあるけど
焦らずにできることを自分の力に合わせてしたいと思います
猛暑は侮れない
西日本の豪雨災害の被害にあわれた方々に
心よりお見舞い申し上げます
加えてこの猛暑
テレビニュースで「命にかかわる暑さ」というのを何度も聞きました
夏だから・・・と思っていましたが
それだけでは済みませんでした
工房は南西向きに窓があり、そこにエアコンを設置していますが
この暑さで、エアコンをフルに使っても、室温が32度から下がりません
工房が入っているのは4階建ての2階部分、わりに涼しく暖かい環境です
入居時にエアコンの設備をしようとしたら
なんと部屋の近くに室外機を置くスペースがない!!
仕方無く、窓枠に設置する小さなタイプのエアコン2台を設置して
これまでは何とか夏もしのいできました
でも今年はやっぱり「命にかかわる暑さ」!!
昨日の教室では来られていた2人と私、ぼ~としてきたり
いつもと違う頭痛やだるさ・・・
熱中症のサインでしょうか????
という状況で、やむなく教室を暫くお休みにすることにしました
自宅でする仕事もあるのですが、
発送や他の仕事のために私と息子は日を減らして行きますので
用事がある方は、留守電にメッセージを入れていただくか、メールでお願いいたします
「数十年に一度の豪雨」の予想が当たって甚大な災害となりました
暑さの忠告も、聞いておきましょう~
体験講習の様子
朝から暑い1日、今日の教室は賑やかでした
先日オープン工房の織り体験に来られたYさんが
2日間の千鳥格子の体験講習に来られました
講習日を予約された後で「千鳥格子のマフラーを織りましょう」の冊子を購入され
事前に良く読まれたようで、赤線があちこちに・・・
体験講習を受ける方には説明することが色々あるのですが
既に読まれているので、私の話はさら~と確認程度、とてもスムーズでした
別にノートを書かず、必要なことを冊子に書き込まれて、良く活用されていますね
通し間違いが1か所、筬通しで交差しているところ1か所ありましたが
それはよくあること
直し方があることも体験してくださいました
この前体験講習に来られた男性の方は機械の設計のお仕事だったとか
デザインとか、経糸の長さの計算とか、説明を解り易く図形のように書かれていた
それぞれに得意なこと、苦手なこと、を全部使って
糸を布にする作業をすることが楽しいですね「色々な綾織り」の中からFinnish Twillでブランケットを織った模様に挑戦しているSさんは
細めの麻糸なので丁寧に綜絖通しをされていましたが、終わり近くなってハプニング!!
Finnish Twillは4枚の綜絖の使い方が均等ではないため
綜絖通しを始める前に綜絖の本数を確かめたはずなのに、綜絖2の本数が足りない!!
その織り機の綜絖枠は両脇がガイドのレールにきっちり挟まれているため
綜絖通しの途中で綜絖を足すことができません
足りない分をレース糸を使って20本くらい糸綜絖をつくりました
足りなくなった原因が最後にわかりました
綜絖の3,2,3、と通すところを 2,3,2と通してしまったためでした
ここは色を変えたボーダーなので、多分このままでの大丈夫でしょう~
単糸での地模様入りの縦縞の細めのマフラーを織るTさんも
昨日から2日目 織り方のリピートが頭に入って間違えなくなったと黙々と織られました
ご主人が入院されているKさんは、服地タイプの布を20cmくらい織れたでしょうか・・・
短時間でしたが、「気分転換にとてもいいのよ~」と来てくださいました
このところ工房の仕事を手伝ってくれているMHさんは
仕事が一区切りで、自分の織りで8枚綜絖の2重織りに取り掛かりました
4枚の2重織りが二つ組み合わせるだけですが、
上の面、下の面を交互に織っていくため、組織図がとても複雑に見えます
参考にしている本の書き方が、いつも見ている書き方と違うので
慣れ親しんだ書き方に変えて自分のノートを書くことになりました
そんなこんなの忙しい1日
私は途切れ途切れでしたが、新しいキットのマフラーを織りました
ある日の教室風景
タリフの手織教室の講習は全て予約制です
織り機が出せないほど多いと困るのですが、
多くても5人~6人くらい
この日は人数が多い日、実はカメラの手前にも,お一人いらっしゃいます
整経も重なって大忙しの1日でした
人数が少なくて、ゆっくり静かに・・・もいいけれど
沢山いて、情報交換がたくさんできるのもいいですね
男性の生徒さんが入られて1年余り、すっかり馴染んでおられます~
女性とは楽しみ方が少し違いますが、私たちにとっても良い刺激です
最近体験講習にもお一人来られました
男性の余暇を楽しむ手仕事一つになってきたのでしょうか
体験講習 報告
先日お知らしたオーバーショットの体験講習にお二人来られました
午前中は今年になって4枚綜絖の織りを始められたOさん
カード織りを自分で挑戦して織っていただけあって
一つ一つを確かめて、理解をして、自分の書き方でノートに書き留めて。。。
今すぐ解らなくても、続けていくと、いつか “これ”と “あれ” がつながって、
「あ~ そうか」と わかる時がくるでしょう~
午後から来られたのは以前工房に来られて冊子を買って下さったMさん
冊子を見ながら織ったものをご持参くださいました
初めてオーバーショットを織ったとは思えないでき栄えですお手持ちの色々な毛糸を使って試されていて
次の作品へつながると思うのですが
模様が織れたことが嬉しくて、織りあがって終わりになっていたようです
使った糸の太さ、性質、密度、段数などと織れた模様を注意して見て
次のために、これで満足?何かを変えるともっと良い作品にならない?と
ちょっと考えてみてください~
「質問にお答えします」では
色々と違う糸をどのように使ったら良いのかが解らないというご質問でした
そこで、梳毛糸と紡毛糸のお話をしました
手編み用の糸は梳毛糸が多く、手編みにすると編地もきれいだし良い風合いなのですが、
織るとどうしても固い風合いで重くなりやすいですね
それに対して紡毛糸(タリフの糸はこれ)は膨らみが出て、縮絨しやすい
糸を見た時にそれはどっちのタイプ?と見ると少しわかってくるでしょう
織るのが楽しくて、でも出来上がったものが何にもならず溜まっているというお話でした
私だってそうでした・・・ (昔のものは見せたくないものがたくさんあります)
いつまでもそれでは楽しさ半減ですから、少しずつ完成度を上げることを考えてはいかかでしょう?
織りは織り方が書いてある表を一つ一つ確かめながらすすめ
時間内に織りあげられました (写真忘れました!)
今回の体験、春から工房のお仕事を手伝ってくれているMHさんが教えています
4枚綜絖の織り経験はそれほど長くありませんが
「色々な綾織り」を自分で勉強してから工房に来られただけあって
自分のものになっているし、初めて織る方のことが良くわかり、説明も上手です
他の日はまだ空きがありますから、ご連絡くださいね
通常の体験講習の申し込みも入っていて
工房の中にまた新しい風が吹いてくれそうです
教え始めた頃の初心に戻って、私も楽しみたい!
オーバーショット体験講習
工房での手織体験講習のお知らせです
4月にオーバーショットの冊子ができたので
今年の東京スピニングパーティーでオーバーショットの手織体験をします
その先取りとして、工房で体験講習をしたいと計画しました
ご都合に合わせて下記のいずれかをご予約ください (各1名)
日程 6月12日 (火) 14日 (木) 17日 (日) 20日 (水) 23日 (土)
時間 10:30〜11:30 13:30 〜 14:30
費用 ¥1000 手織体験の他 質問にお答えします
※ 手織りが初めての方向け 千鳥格子の織り体験もお受けいたします(1名×2回 限定)
※ 突然のキャンセルが無いように注意ください
お申し込みはメールでお願いいたします weaving★jcom.home.ne.jp
★を@に変えてください
希望日時、フルネーム、連絡先をお知らせください
又、返信メールが受け取れるように設定をご注意ください
工房へのアクセスはこちらをご覧ください
一度織ってみたいと思っていらっしゃる方、
冊子を購入してくださって、見たけどまだわからない~と思われる方
ぜひ一度織ってみてください
オープン工房にぎやかでした
どなたでも気軽にいらしてください~と
2か月に一度開催しているオープン工房
合わせて手仕事を楽しむ会で、12人が集まる一日賑やかな工房でした
編んだり、紡いだり
私は他の2人と一緒にアヌ&アヌのパペット編み
娘はフェルト
雪印こどもの国の羊飼いさんが原毛をもって来られ
それを広げてあれこれ話が広がり
糸を買いに来てくださった方
4枚綜絖の織りを始めたばかりの方が作品を見せてくれたり
と思い思いに楽しいひと時でした
今週末にオーバーショットの冊子が印刷から届きます
来週には冊子と糸セットの販売を始めたいと準備しています
またお知らせしますね
力作です!
すごい織り作品です~
教室に通われているTTさん
造形大学の通信で織りコースを取られ、その途中から教室に来られました
そして、これは卒業制作色々と挑戦されるTTさん、卒業制作にふさわしく他の人がしないことがしたいと
ほぼ1年かけて取り組まれました
相談を受けたり、試したり、工房でも楽しませていただきました
組織織りとタペストリーの組み合わせ
オーバーショットで織る縁取りとタペストリーを両方とも組織的に織れないものか
教室の6枚綜絖の織り機を使って2重織りの考え方で試したこともあります
1枚目はオーバーショットが終わったところで、タペストリーの部分の
経糸を後ろから通し直して、タペストリー部分が終わってから
また綜絖を通し直すということもしてみました
最後はタペストリー部分に糸綜絖を作って・・・・
組織もそうですが、デザインもとてもいいですね 素晴らしい!
いつも、こだわりを持って、あきらめず、根気よく織りに取り組まれています~
卒業式が終わったので、みなさまに見ていただいても良いとお許しをいただきましたそして、もう一つ眼鏡織りです
眼鏡織りをしてみたいというKさんに
綿の滑りの良い糸を経糸にしたら、もう少し打ち込みが楽か、と思って試していただきました
糸の太さと経糸密度はいつも難しいです
織るのにもとても時間がかかります
こちらがYKさん 緯糸も綿糸でバックの生地になります
色が楽しく入って、可愛い布になりました
長めに経糸が残ったので、続きでKKさんが織りました
織っているうちにコツをつかんで、縁取りを手間をかけてしっかりウエーブを付けて織り込みました
そしたら、織り機から外したとたんにみるみる凹凸が出て
これも可愛い布になりました
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