中学2年で初めて手織りをしたのはろくろ式の織機でした
ろくろ式は踏んだペダルにつながれた綜絖が下がり、その反対が上がります
何もしないと経糸は織機の前後をつなぐ位置にあり
ペダルを踏むと経糸が上下に開くことから、両開口
それに対し、ジャッキ式、天秤式といわれるものは
ペダルを踏んでいない時、経糸は下にあり
踏んだペダルに繋がっている綜絖が上がる上開口
バランスを取りながら綜絖が動く ろくろ式の織機では
綜絖1枚下、3枚上の開きがあるスウィーディッシュ・レースは織れないと思っていました
それが、2.3年前にろくろ式でも1:3と開くものも織れることを聞き、試してみました
今回が2回目、新発見が有りました
綜絖4枚の内1枚だけを下げた開き
開きが少なく、3段になるので経糸をすくいそう・・・
それに対し、綜絖3枚を下げた開き
大きく開いてとても織りやすい
私は綾織りの時も綜絖1枚を1本のペダルにつなげているので
3枚を下げる時は2本の足で3本のペダルを踏む事になる
でも、とっても織りやすい
お試し下さい~
工房が狭く、手織り講習が出来るのは1度に2人まで
その範囲で講習の予約を受けていますが
7月は体験希望者が3人、
織機のやりくりをして、毎日にぎやかな工房です~
模紗織りストール
工房で初めて綿糸で織ったWさんの作品が出来上がりました
レースの部分をアップで
手織りの本の中にこれを見つけて、
工房には綿糸がありませんから、その為に綿糸を購入して・・・
張りが有る、シルキーコットンの糸なので
打ち込みが結構大変でした
先日受けた半幅帯の講習をきっかけに、
少しずつみんなの興味が他の素材に向き始めました
今日は着付けグループの仲間に入れてもらって
目黒区にある民芸館にいきました
着付けの先生Kさんとグループの若手Tさんが着物で参加
暑さに頭が働かず2人の写真を撮り忘れてしまいました
残念!
Tさんはとても可愛かったし、
Kさんはとっても自然に着ている~
民芸館の特別展は 芹沢銈介と柳悦孝-染と織のしごと-
民芸の草分けとして良くお目にかかるお名前、
でもまだちゃんと作品を見たことがなく・・・
どれも、身に着けてみたくなる様な温かみが有ります
花織 浮織、吉野格子・・・
絹が主でも、ウールでも出来そうな組織を見つけては
『これできるかしら~』とみんなでわいわい楽しんできました
皆さんに『先生これ織れますか~?』と聞かれますが
自分でもしたことが無い
これから一緒に勉強です!!
工房の日よけ
今年の夏は日本中が節電です
工房は奥に窓が無いので、風が全く通りません
道に面した大きな窓は午後から陽が沢山差し込んで暑くなります~
前から日焼け防止の為にスクリーンを使っていました
でも、窓に陽がじかに当たると部屋の中の気温が上がるので
今年は、日よけに外の幌から布を下げる事にしました
娘の言葉がきっかけでした~
『昔の店先に屋号が入った大きな布が張ってあるでしょう・・・
あんなの作ったら?』
私が縫った布に、今日娘が屋号を書いてくれました
パソコンで打ち出した文字を下書きにして
耐水性があるポスターカラーで・・・ 上手にするものですね
曇りの予報だったのに陽が差してきて
出来上がった日よけを早速かけました
これで工房の中が見えなくても
外から見て、分かりますねぇ
度々中断したり、眠くなって思ったほど織れない日が続いています
(これっていつもの事!!!)
今日一つ終わり、明日から次にかかります~
昼夜織りサンプル
先週末にみんなで伺った風あい工房で教えて頂いた
昼夜織り半幅帯のサンプル織りを始めました
糸はウールの梳毛糸 毛質の固いもので太さは2/20
大管に巻くことと6本引き揃えで整経するやり方を体験させて頂き
経糸を工房に持ち帰って参加された方々が
少しずつ織れるように考えてくださいました
といっても、問題が・・・
一つの経糸を複数の人がしたこと
複数の糸を引き揃えて整経すること、その綾の取り方が始めてで
糸をいじりすぎてしまったこと
おまけにとても暑くて手に汗をかいている・・・
当然、糸が先生の予想以上に毛羽立ってしまいました
帯が目的ですから当然のことなんですが・・・
経糸密度がとても高い
というわけで、結構大変な思いをして経糸を巻き取りました
このタイプの糸から始まった私の手織り経験
どう扱ったら良いのか多少の知恵が・・・
ウールで良かった~~
(木綿や絹じゃどうしたら良いのかわからない!)
木曜日に机上講習に来たKさんが一番に織りました
1段ごとにきちんと開くようにしながらでは有りますが
こんなステキな柄になって満足でした~
赤毛のアンはお好きですか?
以前このブログでの紹介したタータンについて書かれた本
スコットランドタータンチェック紀行
タータンの専門書は読む量も多くちょっと大変
でもこの本は自分が旅行をしているように
スコットランドの歴史・文化に触れながら
タータンについての知識が得られる
読みやすい本です
(手織工房タリフにも置いてあります)
この本を書かれたのが奥田実紀さん
実は大の”赤毛のアン”好き
アンの世界からカナダへ、そこでカナダのタータンに出会われたのが
上記の本を書かれるに至った経緯だそうです
18世紀末スコットランド(ハイランド)から多くの人たちが世界中に移住
これにはとても悲しい歴史があるのですが
カナダにも沢山の人が移住、本土で禁止されたスコットランドの文化を持ち続けた人たちがいるのです
前置きが長くなりましたが
奥田実紀さんが7月に銀座で「赤毛のアン展」をされます
「赤毛のアンの世界 ~奥田実紀&水田彩生展~」
2011年7月18日(月)~24日(日) 11:00~19:00(最終日は16時まで)
月光荘画材店・地下ギャラリー(中央区銀座8-7-2)
入場無料。
プリンスエドワード島に暮らして撮った写真と、赤毛のアン関係の著書、
そして水田彩生さんの繊細な絵画でつづる、愛すべきアンの世界。
読書が好きではない私も10代の頃、アンシリーズは読みました
今もあの世界をあこがれる人たちも多いでしょう
ぜひ出かけくださいね~
ブレ無いだけ・・・
最近、ブログを見てくださった方や、久しぶりにお会いした方から
『パワフルですね』とか『バイタリティーが有って・・・』といわれることが続きました
私はといえば、体力は無く、すぐ疲れるし、疲れると思考は停止するし
美味しいものを前にしても、気が利く一言も出てこない・・・
思うように出来ない~~と本人は思っているのだけれど
周りの人には、何かがむしゃらに突き進むように見えるのだろうか???
多分、そのように見えるのは、
自分で何がしたい、何を他の人たちに伝えたい
何が好きで、人との関わりで何を大事にしたいか・・・などが
はっきりしているからではないでしょうか
何の為に手織りをし、手織りを教え、糸を輸入販売しているのか
答えはとても単純
この糸が好き、この糸で織る事が好き、人との関わりが好き
でも、これらを本当に楽しむためには
自分をしっかり持つことが不可欠だと感じる
自信を無くす時も少なくない
そんな時は、つい他人と比べたくなる・・・・
でも堂々巡りをして帰る着くのはいつも同じ自分
自分以上でもなく、自分以下でもない (当たり前!)
だからブレ無いのか・・・
就職活動中の息子にも、
『ブレ無いものを持っている母さんがうらやましいよ~』と言われた
これから最終の面接に行くという彼に
会社勤めの経験が無い母は
『面接する人も、その道のプロ、表面取り繕っても見抜かれるから、ありのままの自分を見せておいで~』
くらいしか言ってやれない
自分を知っていること、なりたい自分を持っていることが
他の人にパワーが有ると感じてもらえるのかもしれない
この下地は学生時代、馬鹿らしいと思いつつも続けた小さい事から来ていると気がついた
半幅帯のグループ講習
工房の8人で風あい工房の森田先生に半幅帯の講習を受けました
事の始めは
今年初めからKさんを先生に4人で続いている着付教室
色々な物を織っているKさんに刺激されて
ウールやチェック以外の手織りに興味をもつようになった方たち
『半幅帯が織りたい~』という声になりました
私は、和装も絹・木綿の事はあまり知らないので
森田先生にお願いしました
始めは4人だったのに、段々増えて昨日は8人で
神奈川県二宮まで行って来ました
先生や生徒さんが織った半幅帯を見せて頂き、オリエンテーション
森田先生がこの日の為に用意してくださったのは
4種類(風あい工房のブログで紹介)の綿絹と違う糸違うデザインの縦糸
それを一つずつみんなが織って体験させて頂きました
その一つを織って見せてくださる森田先生
裂き織りですが、端をきれいに、また帯の固さに織る為にちょっとしたテクニックが・・・
服地タイプの織りをしている私たちにとっては
経糸の密度がとても高く、経糸の織である帯は初めての体験
踏み木を踏んでも簡単に経糸は開かない
横糸の太さ固さによっては、縦糸がうねってしまう
梳毛のウールで大管を使った整経も教えて頂きました
6本一度の整経で綾を取る方法・・・全員が試しました
(この経糸は工房に持ち帰り順番に試し織りをします)
みんなが楽しみにしていたもう一つは
森田先生手作りのマクロビオティックのランチ
『美味しい』とこっちから、あっちから
いつものお教室でもこの人数でしていらっしゃるとか
しゃべりながら、食べるのが遅い私は美味しいパンを最後まで”もぐもぐ”
数年前に橋本でのワークショップイベントに参加した時に頂いた手作りお弁当も美味しかったし、うれしかった事を思い出すなぁ
さりげなくおもてなしをなさる森田先生のお人柄が暖かい
実際に織るための講習を希望していた5人は夫々に使いたい糸を分けていただいたり
染めをお願いしたり、織り計画を持って帰ることが出来ました
既に用意された糸を使って織ってきた皆さんには
染め、カセの糸を巻くことなども初めて見る道具も多く
得るものも多かったでしょう
これからは、工房を始める前に私がしてきた事も経験してもらいましょう
『糸紡ぎや染めもやってみたくなってきましたねぇ~』とT.Wさん
・・・やりましょう・・・
曇り/雨の予報だったのに、天気がよく暑かった1日
大きく開け放った窓から海が近い心地よい風が吹く中
大汗をかいて、夢中になって、みんなでわいわい、楽しい時間でした
工房に通われている方々これだけ一同に集まるのは初めてのこと
沢山、沢山、宝を頂きました
暑いけど・・・
この2・3日暑くなり
少々思考能力が低下・・・しております
でも、工房では毎日講習をして
自分でも織って、活動は低下しておりません~
我慢しすぎず、でも節電するというのは難しいですね
今週月曜日のテレビで
新潟県小千谷市に非難した方々の様子をレポートした番組
『小千谷市の人たちが本当に浴してくださって・・・』と涙する避難所の人たち
それを聞いた小千谷の方も涙声
『自分たちが被災した時に沢山の人に助けてもらったお礼をしただけ、
お礼なんて言わんでいいんですよ』と
テレビを見ているこちらまで、何だか心がほわぁ・・とした
受けた恩は忘れない、それを謙虚に繋げていく被災を体験した方々
人の上に建つ人たちは底辺の人たちの心に学べ!と大きな声で言いたいなぁ・・・
新緑の中で
週末に八ヶ岳へ行き、新緑がきれいになった自然の中で過ごしてきました
この梅雨の時期に行く事が少ないのか
これまで気が付かなかった植物を色々見ました
その中でも、とても不思議な植物がこれ
八ヶ岳に行くようになって33年、初めて見ました

全体が透き通るような白
妖精が森の枯葉の上で踊っているかのようにあるところに群生していました
これが何かご存知の方いらっしゃいませんか?
銀竜草(ギンリョウソウ)だそうです
お2人が教えてくださいました
有難うございます
もう一つ新発見はこのお弁当¥150
小淵沢インターのそばにあるスーパーで売ってみました
ご飯は柔らかめ、お茶碗に軽く1杯くらい、おかず少々
この量、お年寄りの1回の分量にちょうどいい
高齢化社会、こんな物がもっと有ってもいいのになぁ
大きなお弁当もあって、これも割りに安い
なるべく地元で食料調達を心がけています
休み明けの火曜日はいつも大忙し
今日は講習に2人、お得意様から注文1件
午後からお得意様が2人別々に来訪
その合間を縫ってOさんの組織サンプル織りを進め
カシミヤでグレンチェックを織り終えたWさんが次の網代織りをはじめ・・・
おまけ1
午前中両親宅のエアコン掃除の業者さんが入り、始めと終わりに立ち会う
おまけ2
愛犬の薬が切れるため、仕事が終わって獣医さんへ
(すいていて短時間で終わり、助かった・・・)
重なる時はいろいろある
織りたいと思いながらその時間が殆ど取れなかったけれど
お会いする方々との話しはいつも楽しい!
次々織りあがります
工房に来られる方たち、みんなとっても熱心
次々と様々な思いが詰まった作品が出来上がります
綾織りの次に挑戦する杉綾、その応用編
タータンタイプのデザインは、実際のタータンの布をヒントにして・・・
この頃、工房の様子を外から見ていく人
興味をもって話していかれる方が増えています~
体験講習の申し込みも2件入っている
震災後不安要素が多くて、なんとなく空いてしまった心の隙間を感じる
実害は無いけれど、毎日ニュースを見ていると、気が遠くなる程の状況に
不安を感じ無い人はいないだろう
何か心を満たしてくれるものを求めているような気がする
そういう自分も『これだ~』と思える物が織りたい







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