木々が葉を落としていた冬が過ぎ春になって新しい色が沢山出てきた
これは朝のウォーキングの時に楽しんだ春の色
ソメイヨシノは満開を過ぎ、今は枝垂桜がきれい
そして清瀬に多く植えられているケヤキの新芽がとてもきれい
元来運動が好きではない私は、色々試しても長続きしない
体操の先生をしている妹に、硬くなった身体のほぐし方を教えてもらっても
『教えてあげるけど続けてやら無いと効果ないよ~』と言われる
季節も良くなり、早寝早起きを励み朝30分ほどのウォーキングを・・・
今日まだ4日目 確かに身体は少し軽くなる
いつまで続くやら・・・
今日の工房は大入り満員だった
月2回のペース、でも先月と今月は仕事の関係で月1回ずつしかこれなった I さん
織りかけだった明るい藤色のタータンタイプマフラーを仕上げられた
3作目で広幅のグレンチェックに挑戦していた単発講習を続けている M さん
パソコン教室を探して道に迷い込んで工房を見つけ
これもしたかった~と始めて、結構はまっている
大きな織機で息子さんのモノトーンのブランケットを織り始めたのは W さん
前回 単糸を使って織ったスウィーディッシュレースのチェックのショールを仕上げて持ってこられた。 洗うと柄がよく映えて、とっても良い
『こんなのやりたい~』と他の人が刺激された
それにチェックサンプルを次々織っている T さんも織りに来た
基本は同じ、オーバーチェックを変えるだけでこんなに表情を変えるので、驚き
机上講習を受けられて自宅で織っている M さんが足りなくなった糸を買いに見えた
『横糸の打ち込みが入らなくてチェックが縦長になってしまう・・・』
など話しながらお茶を一緒に飲んで楽しまれた
他の人たちが織っているのを見るのもまた勉強になる。
とても、78歳になられたとは思えない
夜メールで届いた写真 早速見聞きした事を試すなんて凄い
今月は体験の方2人の予約も有り、講習がいつも大入り満員・・・
狭い工房がおお賑わいでした~
誰もが大震災の傷を心に抱え、日常を取り戻すべく前に進んでいるようだ
ハートのマフラー
金曜日に講師として行っている福祉センターで
グループの1人Kさんが、お孫さんから手紙でリクエストされた
ハート模様のマフラーが出来上がった
ハートは織れないので、無地のマフラーを織ってから
ハートのクッキー型を使ってニードルフェルトの要領でハートを散らしました
最初はとても静かで聞かれるまで黙っていらっしゃるようなKさんが
今日はとてもうれしそうにお喋りがでて、良かった~
夢中でグレンチェックに挑戦している古株のKさん
春ものの、軽い薄手のショールを織り始めたHさん
終了時間が来ても房撚りを終わらせたくてボランティアさんに無理を言えるようになった若いKさん 最初の頃はむっつり織りに没頭していたけれど、この頃は笑い顔を見せたり一生懸命話しもされる
しばらくのお休みをはさんで4ヶ月かかってタータンタイプのマフラーを織り上げたNさんは
次の色違いを織るために真剣な表情で色選び・・・
他の方々も2時間半を楽しく過ごされている
これが福祉センターの手織り講座の目的だとおもう
中途障害(脳血管障害)が多いのですが、
皆さん残された機能を使って一生懸命生きている
長い間に、沢山のことを教えてくれた方々
一つの体験が小さい宝の一つになって沢山に増えた
糸の価格変更のお知らせ
今日無事に注文販売の単糸を発送いたしました
11名、糸の量は約50kg
とても長くお待たせした上
工場の在庫切れでキャンセルして頂いた色も有りました
申し訳ありませんでした
(単糸の在庫量に関しては整理、確認が出来次第ホームページでお知らせします)
そして次・・・
糸の値段を4月から下げます
双糸の販売の基本を200gコーン巻き¥1800円に致します
100gの玉巻きは手作業のため、時間と手間がかかりますが
機械がスピーディーに巻いてくれるので値段を下げます
また、これまでどおり100g玉巻き100g¥1000もご利用いただけます
昨年からのお客様には今日葉書をお送りしました
お待ちくださいね
詳細はこちらをご覧下さい
今回新たに割引制度を始めました
1度のご注文が1万円を超えた場合3%引き
昨年からのご購入トータルが10万円を超えた方は割引率を5%に引き上げます
ちなみに現在5%の方は個人2名 手織り教室の先生2名
沢山のご利用ありがとうございます~
私が手織りを始めた20代の頃、糸を買うお金が無く
1本マフラーを織って買っていただき、2本分の毛糸を買って
次の2本を織って・・・ということがありました
その頃は自分で染めたりしていましたが、やっぱり糸は大事です
だからなるべく織り手の気持ちに添った仕事がしたいと思っています
まだ全部準備できていませんが、順次体制を整えていきますので
どうぞよろしくお願いいたします
新入り織機
今年にはじめに引越しされた二宮の風あい工房さん
タリフの糸の一番のお得意様です
同じ二宮内に引越された森田先生を訪ねたのが3月はじめ
大きなお家になり、『宿泊つき講習や、プチ家もどうぞ~』とのこと
オリジナルの『レラ・オ・レラ』という折りたたみ出来る織機を販売していらっしゃる
引越しに伴い少し台数を減らして・・・と聞いて
すぐさま、その1台をまわしてください~とお願いしました
現在織機を製作しているきつつき工房さんのメンテナンスを経て
先日その織機がとどき、糸を掛けてみました
織らないときはこのように簡単にたたむことが出来ます
現在の織機は細部で改良されているとのことですが、基本的には同じ構造
いつもフレームががっちりしている織機を使っているので
経糸を掛けている時にスウィングしやすいのはちょっと慣れないけど
所詮織機は手に入れたものをどう使うかの工夫が必要
使い慣れると、問題なく扱えそう
実際織ることはとても具合良く、気分良くサクサクと・・・
ずっと暖めていた色を使ってチェックが出来て、これもうれしい
やっぱりチェックは織っていて楽しいなぁ !!!
昨年注文を頂いた単糸を2日半ほどかけてコーン巻きしました
お陰で、腰が痛い・・・
体のいつも使わない所をつかったのでしょうか
夢中で、痛みや疲れを感じる暇も無く、写真を撮るのも忘れました
今月から仕事時間を増やした息子はこの勢いに乗せられて疲れきった様子
今日宅配で発送予定です
糸をストックしている屋根裏部屋にコーンに巻いた糸を整理するための
中古の棚もはいりました
次のステップに進めます
やっと届いた~
11月末にお客さんからの注文をまとめ、
1月お正月休み明けにスコットランドの工場に注文を出した糸が
今朝やっと届きました
3ヶ月近くかかりました
船便でもないのに何でこんなに日にちがかかる・・・
要するに仕事の仕方の違いでしょうか
届いた約170kgの糸を工房の仕事が終わった5時ごろから
息子と2人、色と重さを点検しながら整理、収納
糸をストックしている屋根裏部屋まで息子が少しずつ運んでくれました
在庫を増やしてきたら、置く場所が無くなってきています
やっぱり広い場所が欲しい~
簡単な夕食をはさんで、10時頃までかかりました
腰が少々痛い
そこいらじゅうに糸が置いてあり
我が家の愛犬は『どこに居たらいいの~』とうろうろ
しばらくは居間が作業場と化します
さあ、コーン巻き機の出番、注文を頂いた分を巻き始めます
もうちょっとお待ちくださいね
女3人旅 3
旅行最終日、まずは朝食前に浴衣を着て外湯へ
目指す一の湯がお休みだったため、地蔵湯に変更
人が少なく、のんびり出来ます でも湯当りしないように短めに・・・
20品目はあると思われる和食の朝食、これももちろん完食
お留守番組にお土産を送ることになりました
紹介し忘れていましたが、今度の旅のお宿は三国屋さん
気配りが温かいおもてなしにお礼を行って、荷物を置かせてもらってチェックアウト
三国屋さんと同じく妹が訪ねたかったつばきの旅館のギャラリー花椿へ
温かいお顔のお地蔵さんと添えられた一言に心温められました
12時少し前に鳥取行きの電車にのりました
途中で最近新しくなった餘部鉄橋を通りましたよ~
鳥取では鳥取砂丘へ
入り口のお土産屋さんに母を残し二人で砂丘を登りました
青空がきれいだったので、海と砂丘のコントラストがとてもいい
自然の力を身体で感じました~
天橋立も、鳥取砂丘も、その他の地形も全て、少しずつ長い時間の後に作られた
その時間と小さなエネルギーの蓄積に不思議を感じる旅になりました
出来れば東北関東大震災のように
膨大なエネルギーで短時間に地球を変えることが無いといいのですが・・・
それも長く広い宇宙スケールでは小さい事なのかもしれません
鳥取空港から羽田へ
少しゆれた機内で妹が『地震のときこれ位揺れた、思い出すなぁ』と言った
きっと被災者の方々はしばらく飛行機に乗れないかも
非日常の時間をもつ事ができて、リフレッシュ
少々のことでは'へこたれない'ぞ ~ ~
昨日糸が成田空港で通関完了、今日届くかな???
糸が届く前の駆け足の旅行報告でした
女3人旅 2
旅行の2日目はレンタカーで移動しました
まずコウノトリ公園へ
施設は休館日でコウノトリの姿も資料も見る事ができませんでした
それから出石(いずし)へ行って皿そばを食べました
1人分5皿ですが、朝ごはんを沢山頂いたので、2人分を3人で分けました
腰があって美味しかったです
お腹が減っていないというのに食べてしまいましたね~
山道をひたすら走って約1時間
京都府にある天橋立へ
ケーブルカーで展望台に上って、上から眺めました
股覗きで見ると天に昇れるように見えるとか・・・
体が硬くてみっともないなぁ・・・
体操の先生をしている妹はかっこよく前屈してました
時間があまりないし、風がとても強かったのですが
ちょっと天橋立の端だけ見ようといってみたら、回転する橋が動き始めていました
『何度来てもみれない人もいるんだよ~』とおじさん
ちょうどニッケルを運んできた大型船から、小型の船に積み替えて
湾の奥にある工場に運ぶ最後の日だったそうで、短い時間に2度もみる事ができました
自然が長い時間を掛けて作った砂浜、日本三景の一つで
もう少し温かく、時間が合ったら砂浜を端まで歩いて
美しさを堪能で来たのになぁ・・・
ちょっと残念
帰りは海岸線をまわり、暗くなって城崎に戻りました
普段カーナビは使っていませんが、この日は沢山お世話になりました~
知らない土地でのドライブではとても助けてくれますね
女3人旅 1
旅行の行き先は兵庫県北部、城崎温泉でした
妹がかつてお世話になった方々を訪ねたいという長年の願いがかないました
そこで、初めての経験が沢山ありました
その1 初めて浴衣を着て外を歩き温泉に入りに行きました
和服には全く縁がなく、浴衣を着ることも無かったのですが、妹の
『浴衣を着て下駄を履いて外湯に行かなきゃ温泉に来た意味が無い』の一言で迷いを払拭
浴衣を着て歩く時の歩幅は普段の半分、
浴衣のサイズがちょうど良かったので着崩れする事もなく助かった~
夕食前の温泉は、少々私には熱く湯あたり気味
その2 2時間掛けて頂いたかに三昧の夕食
お刺身、かにシャブ、焼きがに、ゆでがに、最後のお雑炊・・・
本場で頂くかにの味は格別でした
『そんなに沢山食べられるかしら~』と仲居さんに言いながら、完食しました
~~ 一生分堪能した気分です ~~
感謝、感謝。。。。
今年の計画 その2 工房
前からの計画で21日から23日の2泊3日母と妹の3人で温泉に行ってきました
大地震で被災した方々には申し訳ないような・・・
でもリフレッシュして、元気になることも良い事だと
しばし、日常を離れて楽しい旅をしてきました
その話しに入る前に、今年の計画その2について書きたいと思います
その2の計画は少々手狭になってきた工房のことでした
糸屋として少しずつ仕事を広げて行きたい
その為にも広い所へ移りたい・・・と思っていました
そんなことを考えている矢先、糸の輸入に関してトラブル発生
この計画遂行の為に10枚カードが要るとして、8枚くらい持っていると思っていたのに
次々このカードが消えて行き、それを再度獲得するためにはエネルギーが沢山要る
でも、カードが消えていく度にエネルギーを消耗してしまいました
なので、発表できずにいたわけです
が、今は他に力を使いたい事があり、
今年の計画その2は取りあえず棚上げすることにしました
手織工房タリフを始めた時から自分に言ってきた
『自分の身の丈にあわせた仕事』を再確認しました
その2は棚上げですが、糸の販売に関して状況変化に伴って価格等の見直しをしています
大体形になってきましたので、
新しい割引制度も含め近日中にお知らせしたいと準備を進めています
計画その3のチェックデザインに関することをまとめたいということも
思うようにサンプル織りが進まず、自分の織りも進まず、
計画がどんどん先延ばしになっています
(頭の中で些細なアイデアは次々あるのに、具体的にするのに時間がかかってしまいます)
旅行中に出会った言葉
『なんとかなる』『あるがまま』
なんとも心がほっこりする言葉ですね
UKからお見舞いメール
東北関東大震災の被害にあわれた沢山の方々
そして日本中の心を痛めていらっしゃる方々
心よりお見舞い申し上げます
東京では実害がなかったものの、
周りの人々が不安を感じているのが伝わってきます
手仕事だいすきな私たちの仲間の中からも、時間があるのに何も出来ない・・・
という声も聞こえてきていました
多少の不安要素を抱えていた方々はもっと不安でしょう
そんな方々へ、UKから送られて来たお見舞いメールに書かれていた
日本の皆さんへ向けられた暖かい応援メッセージを伝えたいと思います
スコットランドの片田舎で地学を勉強しているジェインは
常日頃火山や地震の情報がとても早く、その規模の大きさに驚きを隠せません
この言葉がとっても温かい~
Our hearts go out to you and to everyone in Japan
手織りコースの会場だったファームハウスのケイトはお嬢さんが日本に居たため
すぐ大丈夫か?とメールが来た 『連絡が取れないけど・・・』
すぐ様子を知らせたら安心してくれた
ロンドン南西部の田舎に住んでいるSusanからの長いメールの一文
I just wanted you to know that we in England are thinking of Japan
all the time
スコットランドチェックの本輸入元、大手の織物工場ジョンストンズのモエラから
心配しているとメールをくれた
お母さんを亡くしたばかりのナンシーは簡単に大丈夫??
でも、あったかい!
デイビットから来ないなぁ~ と思っていたらどうやらメールの不具合で届いていないだけ
出しても返事が無いので電話して地震の日に送ってくれたことがわかった
話しは地震のことよりメールサーバーの不具合?という話しが殆どだった
どの文面にも、私たちの心はあなたたちと一緒にありますよ~と伝わってくる
先日の天皇陛下の励ましの言葉にも、世界の元首からのお見舞いに
『私たちの心はあなた方と共にある』とあったことで感動されたという内容があった
それ程今度の地震は大きかった
地球規模で心を揺さぶられるほど大きかった
だから実害が無い私たちまで動揺しても仕方が無い
平気な振りをするのはやめよう
不安を感じていいんだと思ったら、ちょっと安心
こんな時こそ自分の心の声をきちんと聞こう
そう思ったら、少しずつ元気になってきた
みなさん~ 世界の人たちがパワーを送ってくれていますよ~
みなさまどうぞお大事に~~
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