床屋

早めの夕食の後、子供たちの床屋をした
長男が生まれて以来、ずっと子供たちの髪の毛は私が切ってきた
特別上手だったわけではないけれど
子供たちが小さい内は、少々下手でも文句は無く
ご褒美の飴玉を口に入れて、時間稼ぎしたけれど
勿論納得がいくまではやらせてくれない

引きこもって固まっていた息子は、髪の毛に触られるのも嫌がり、ロン毛にしていたが
サポート高校へ行くようになって、自分から切って欲しいと言ってきた
それがある時から、鏡を前において、ああだ、こうして、と言うようになた
自然、体に触れても平気になってきた

娘もショートなので、男の子よりは長め、でもテクニックは同じ
2人ともすっきり、軽くなった

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元気をもらって、疲れてしまう

今日は、久しぶりに織り友だちのY子さんが工房を訪ねてくれました

今日の目的は、服地用糸の注文をしに来てくれたのだけれど
勿論、お互い他の話がたくさんある
最近の作品も持ってきて見せてくれた
イタリアの工業デザイナーに織を習った彼女は多綜絖の織をしている
2人とも、日本の織事情を殆んど知らず、外国で織を習った共通点があり
話が良く合うのだと思うが、他の事では結構ちがう性格
織が無ければ友達にならなかったかもしれない

糸のこと、キットのこと、手織り講習のこと、全面的にアドバイスしてくれる
私のほうが一回りほどお姉さんなのに、まるで同年代みたい
一つ確実にちがうのは、Y子さんは私の年までまだ10年以上あるということ
体力気力、うらやましいなあ

そして近々出す糸の注文をまとめてみた
Y子さんがたくさん注文してくれて、他の人から頂いた分と合わせて60kgくらい
私が定番として販売している糸の補充を加えると合計120kgくらいになってします
どうやって糸代をひねり出すか、それが問題

とてもエネルギッシュな彼女、楽しいし、元気をもらうのだけれど
やっぱり家に帰るとしばらくぼんやりしたい
良い刺激をもらったのが落ち着くのに時間がかかる?
最近織仲間に会う機会が無かった、やっぱり会わなくちゃね
今度はこちらから出かけていこう

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フルートのコンサートへ

元N響主席フルート奏者小出信也さんのコンサートに行ってきました
伴奏は、お隣の清瀬の森音楽教室のピアノの先生
前半は、日本の曲で、
春の海(宮城道雄) さくら変奏曲 七つの子変奏曲 秋の月(滝廉太郎)
後半はクラシックの曲、
ごしきひわ(ヴィヴァルディ) メロディー(ノブロ) 間奏曲「カルメン」より 最後にヴェニスの謝肉祭(ジュナン) アンコールは 花(滝廉太郎)

全て前からとても好きな曲ばかりだそうで、ピアノ伴奏ととても良く響きあい
心安らぐ音色を楽しみました
何も音楽の事を知らない私にとっては、間のお話が、楽しむ助けになりました

フルートはピアノなどとちがって一度に一つの音しか出せない楽器だけれど
舌を使うことで、同時に2つか3つの音が出たように聞こえるという説明がありました
ベニスの謝肉祭の最後の部分、本当にフルートの伴奏つきメロディーの演奏に
会場の人たちも引き込まれました

隣のピアノの先生の演奏は何度か聞きに行きましたが、
1人で演奏なさる時と、音がちがいました
フルートとピアノがお互いを高め合うのでしょうね

リッタが我が家に来てから、私も音楽に接する事が多くなり
わからない事もたくさんあるけれど、
演奏する人たちの心が通じ合った時に、聞く方もとても心地よいことがわかってきました

これって、他の事にも通じる???
私が手織りでしたいこともこれかもしれない

コンサートに出かける前の障害者福祉センターの仕事は大忙しだった
身体障害の方々と手織りをしていますが
どうしてか、みんながほぼ同時に織り終わり、新しい作品をやり始める
織り始めると1人でできる方が殆んどだけれど、それまでの工程は手伝いが必要となる
今日は綜絖通し1人、筬通し1人、本数の計算をして整経をはじめた人1人、糸選びからデザインを決める人1人、それに対し、ボランティアさん1人と担当職員1人、それに私。
どうやっても、1人は何も出来ない。
今日はデザインが決まっていなかった方が、待つことになってしまった
織る人と縦糸の準備をする人が適当に混ざってくれると良いのに・・・・
ボランティアさん募集しています

忙しくて隣の母のところに余り話に行っていなかった
ちょっと相談と手仕事のことで来て、長々しゃべり、「早く寝なさいね」と言い残して行った
書きかけのブログ、パソコンも落ちてしまい、結局遅くなった!

こんな毎日の連続 どうやって時間を作ろう

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春休み

天気が良く、暖かいこの週末、意せずして春休みをもらった
土曜日何時も車で行く小淵沢まで、鈍行列車を乗り継いで娘と日帰り旅行をした
朝の御茶ノ水駅でのトラブルの影響で、中央線の電車は遅れていて
予定の高尾行きはギュウギュウ詰め、
20分の乗換え時間が幸いして、次の小淵沢行きの列車に間に合った。

長い笹子トンネルを過ぎて止まった勝沼駅はさくらが満開
それからしばらく、咲き始めた桃の花、菜の花、
そして遠くの雪が残った南アルプスの山々がきれいだった
富士山もきれいに見えた。 富士山が見えると、徳した気持ちになるのはなぜだろう


小淵沢駅からは、山の家の近くまで行くアウトレットの送迎バスに乗った
これはそこで食べた、ソーセージが美味しいホットドック

駐車場を抜けて林の中を抜けて歩いて、家に着く
こんなに近いのに、アウトレットを見て歩いたのは、初めて
どちらかというと、私の世界ではなさそうだ

1月末に10年5ヶ月の命を終えた兎を埋めに来て
その後がどうなっているかが、何となく気になり続けていた娘
動物に掘り起こされた様子も無く、安心した
暖かい春の陽の中、散歩も楽しんだ

1日中 南アルプスと八ヶ岳がきれいに見えた

毎日工房と家の間を行ったり来たり
お店も近いので、余り遠くに行く事もなく過ぎていた毎日だった
そんな生活が続き、何か非日常的な変化が欲しかった
とてもいい気分転換になった

今日は、その勢いで珍しく手作りコロッケの夕食だった

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満開の桜

今日は、工房でも家でも1人だったので
お昼休みを少し長く取り、自転車で届け物に出かけた
桜があちこちで咲き始めていて、満開ちょっと前のとてもきれいな時期
自転車をちょっと止めて眺めてきた

家と工房の間を行ったり来たりの毎日を過ごしていると
季節の花も見ずに過ぎてしまうことが多かったけれど
最近は犬のさんぽに行く事が増えて、春を感じる事がたくさんある
木に新しい芽が伸び始め、鳥がさえずり、次々と花が咲き
それを楽しむことが出来る幸いを嬉しく思う

とっても大変なはずだった今週の工房
2件キャンセルが出て、のんびり楽しんだ
一応月ぎめの方々で実質稼ぎには関係ないが、何だか拍子抜け

頂いた時間でしたいと思っていたことを楽しむことが出来た
前から気になっていたという方が寄ってくださったり・・・
又新しい方が増えてくれるかな??

先日見た「エリザベス、ゴールデンエイジ」という映画がきっかけになり
この頃英国の歴史に興味を持つ様になった
それというのも、スコティッシュ・エステートツイードの本をもう少し読んでみようと思ったら
いきなり、歴史の記述が続き、訳がわからない

インターネットの百科事典ウィキペディアで調べ始めたら
日本語でも結構詳しく、次々にリンクをたどり、又戻り、
すぐには飲み込めないけれど、
何となく自分が見てきた英国の端々とつながるような気がしてきた

それにしてもどうして同じ名前の人がたくさん出てくるのだろう

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ロールスクイーンが付きました

手織工房タリフは北西を向いていて、
冬の日照時間が短い2ヶ月を除いて
日が沈む前のしばらくの間、西日が差し込みます

晴れの日、工房が開いている日を数えると、それほど多くは無いと
日が差し込むたびに大きなチェックの布をカーテンのようにかけていましたが
それがとても面倒だし、見た目もすっきりしない・・・・
とずっと思っていました

工房も5年目に入り、織機が増えて布をかける作業がしにくくなったこともあり
思い切ってロールスクリーンをつけました

布に凝ると高くなるので、一般的なものになりました
勿論の事、これをおろすと外からは何も見えない

工房を始める時に娘が粘着シートを使って
シャッターに名前などを張ってくれましたが
ロールスクリーンにもしてくれるそうです

身の丈に合わせて少しずつの前進です

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嬉しい笑顔

月に1回机上講習を受けにいらっしゃるMさん
ご自分で随分織られていらしたようだけれど、
綾織りのチェックとスコットランドの糸が気に入られて、講習が続いて、
次々と作品ができている

帽子を作りたいと布を織られて、次の時にはもう帽子になっていた
被っていらっしゃる写真を送ってくださったので、了解を得て皆さんにもご披露しましょう


昨日神戸から突然訪ねてくれた姪っ子
この前あったのは、じじばばの88と80歳のお祝いの時で大学生になったばかりの頃
今度4年生になる姪は、すっかりきれいになって、大人っぽくなっていた
何より彼女の笑顔がとてもいい
すっかり板についた関西弁で、ころころ良くしゃべった

『うちでじじばばが楽しみに待っているよ』と私が話せば
すぐ、『お父さんとおんなじことを言うね』とケラケラ笑った
兄が大学入学で家を出て以来時々しか会わないのに、
兄弟は言う事や言い方まで似てくるのだろうか
私は小さい頃から母そっくりだといわれ続けているけれどね

90歳の父が運転をやめないと、我が家も社会現象に漏れず
高齢者問題が押し寄せつつある

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時間に追われている?

リッタが日本語でブログを書き始めて
一緒に日本語の勉強をする事が多くなりました
ブログは気持ちが伝わるのが一番なので、少々言い方が違っていても
発想をそのまま伝えられる文、又リッタがわかる範囲の日本語に気をつけています
知らず知らず使っている日本語も、改めて考えると難しいです

工房では、色々な事があり、楽しく過ごしています
最近新しい方々が織りにみえたり、糸が欲しいと寄られた方とか
夫々の出会いが嬉しいですね

小学3年の子供達と始めた羊手芸クラブも2回目でスピンドルの紡ぎを始めました
どうやら駒をくるくる上手に回せると、割りに細めの糸になるようです
みんな夢中でまわし、撚りがきつくて糸が伸ばせない・・・
楽しそうな様子が、とても嬉しいです
スピンドル1回目の成果です。一番右は一緒に参加したお母さん


最近、娘がスコットランドの糸を使って作った編みぐるみ
油が付いた糸をそのまま2本取りで編み、化繊綿を入れてパーツを作ってから
洗って、揉んで、しっかりフェルト化しました


ビオラがたくさん花をつけてきれいです


したいこと、しなければならないこと、たくさんあるのですが
追いかけられずに、進んで行きたいですね
気をつけないと、全速力で走らなければならないかも・・・
服地用の糸の回覧についても、丁度良い程度の反響をいただきました
ありがとうございます

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又1日が終わる頃

今日も、楽しく工房の仕事を終え
ちょっと手をかけた夕食も、みんなが喜んで食べてくれて良かった
隣の年寄りの話も少し聞き、結構充実した1日だった

そして今日はリッタが日本語でブログに挑戦
私のパソコンで日本語を書いてみた

手伝いながら一緒に正しい日本語を考えた
同じ意味にするため少し分が変わってしまうこともあったけれど
書きたかったことは、そのまま伝わるように気をつけた
知らない漢字は平仮名で、文も理解できないものはない

音を交響曲にしてしまうのはリッタらしい

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音楽は楽しい

今日は1日初めての人に織講習だったのに
終わってからリッタとジャズセッションを聞きに出かけた

いつもなら、初めて会う方に、しかも全く初めて織をする方に講習をするというのは
とても気を遣うし、疲れるのだけれど、今日は、全く違っていた
初めて会ったのに、私が話したい事で何の話題になっても、
私が言いたいと思ったことが、すぐ彼女の口から出てくる
それも、とっても暖かい口調で、上手な表現で・・・

人は自分の思いに共感してくれる人に会うと、沢山エネルギーをもらうもの
又、気づかなかった自分を気がつかせてくれる
そんな心のやり取りがとても楽しかった

そして、大急ぎの夕食作りも苦にならず
運動不足の折、となりの秋津駅近くのカフェギャラリーまで歩いていった
そこはギャラリーにピアノを置き、定期的、不定期に音楽活動をしている
第1と第3土曜日はジャズ好きな人が集まってセッション
これまでのリッタの音楽を度々聴いていたのが良かったのか
初めて聴くジャズ演奏も、演奏者達の息の合った共演がとても心地よかった

明日の講習は、今日の続き。 楽しみだ
明日になる前に早く寝なくては・・・・

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