メロディーを響かせる

昨日の朝、母に教えてもらってこのNHKテレビ番組を見た

生活ほっとモーニング「この人にトキメキっ! フジコ・ヘミング」

リッタが来てから音楽に接する事が多くなり、
お供をしてフジ子へミングのコンサートにも連れて行ってもらった。
ピアノの演奏なのに、まるでオーケストラの演奏のように
メロディーがひときわ際立って、聞こえてくる

番組の中で、彼女は
『機械が演奏する様にではなく、メロディーを聞かせる様に演奏すればいいのに・・・』と
話したのが、とても印象的だった
メロディー以外の音は目立たず、それを引き立たせるように弾かれている

私達の人生もそんなものかもしれない
幾つも欲張らず、一つを大事に、でもそれを助ける事柄をそれなりに大事にする
私は織りを通して、一つの事を人々と共有したい
それは、夫々その人らしく生きる事 背伸びしすぎず、かがみすぎず
人と比べず、でも自分らしく生きられた時、他の人の生き方も認め共有できる
それを思って、まず自分らしく・・・・無理せずに・・・・ 自分に素直に・・・・
それしか自己評価を維持する方法はないだろう

苦労をたくさんして、それをそのまま生きてきた、フジ子へミングに
人々は魅かれるのかもしれない
人がどう思うかではなく、自分がどう思っているかを言える人は多くは無い
演奏にもそれがあるれ出ていると感じる

前回紹介した、手紡ぎにした黒に近いこげ茶の糸
白とあわせることで、黒に見えるかもしれないと思いながら構想を膨らませている

連休中に見つけた4つ葉 5つ葉 6つ葉のクローバー リッタと2人分 全部で60以上
これだけ幸運を運んでくれるだろうか

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自然のめぐみの中で

工房を始めてから、海外に出かける以外こんなに長いお休みは初めてでした
前半は両親と、後半はこども達と過ごした10日間でした

とりあえずこの間の成果のお知らせ
3種類の原毛を用意していきましたが、頑張ってやっと2つが糸になりました


とても気持ちのいい気候、外で木を眺めながら糸紡ぎをしました

こんな時間をすごしながら、色々なことを考えました
とても、幸せな、恵まれた時間、これから大変な事があっても
又1年頑張れるような気がします

こども達の成長がまぶしく感じられました
追って、少しずつ様子を文字にして見たいと思います

先日注文頂いた服地用の糸、工場に発注し、6月中旬に届く予定です
定番にも新色追加する予定です

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初めての紡ぎ 初めての織り

2月から小学3年生4人としてきた手芸クラブ
最近はロムニーのスライバーを使ってスピンドルで糸を作っていました
と言っても、駒をくるくる回しながら、毛を送り出していくのが難しく
もっぱら、こどもがスピンドルをまわし、大人が毛を持って糸を作っていくパターンになりました

その中の1人が3回目で100gの糸が紡ぎ終わり、リジットに糸をかけました
そして今日はそのHちゃんが織りに来ました。

最初は、とても太い糸、手伝ってもらう様になって細くなりました
なので、太い糸葉バラバラに入れましたが、所々太い糸ばかりが溜まったり・・・・

途中ジュース休憩を入れて約2時間
初めて紡いだ糸で初めて織ったマフラーが出来上がりました

折りしも、工房にl来ていた方のお一人は小学校の図工の先生
私とHちゃんの話を聞きながら、何だか教室に居るみたい!!!
最後の方で太い部分の撚りが取れてきて切れてしまい、ちょっと大変でした
次回は、他の2人も織に挑戦します

Hちゃんの嬉しそうな様子を見ながら、自分の体験を思い出そうとしたけれど
初めて紡いだ糸はどうしたか?その糸で織った記憶も無い
初めての手織りは、中2の時いとこの家に行って織った極細毛糸を使ったマフラー
織る作業はとても楽しかったけど、風合いが不満足だった事は覚えている

そう思うと、初めて紡いだ糸がこうやってマフラーになったというのはいい思い出だろう
その手助けが出来たのが、何だかとっても嬉しかった
「お父さんの遅い誕生日プレゼント」と言っていたけれど
「家族みんなで使うの」・・・
袋に「大事に使ってください」と書いてリボンを結んで持って帰った

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水色とベージュ・モスグリーン系

今週は、火曜日から次々と講習が続いています

毎年春先2月末から3月は きみどりいろ が人気が有ります
新芽の時期で、そういう感じになるのでしょう

今週、工房での人気は 水色とベージュ+赤紫系ピンク
ちがう日に講習を受けに来た二人が、同じ組み合わせを選びました
一人はバックと帽子用、もう一人はクッション
とてもさわやかな色の組み合わせです

今日昼間茶系のグラデーションで杉綾を織り上げた方の次ぎの予定は
モスグリーン系のグラデーション
そして夜の講習の方が、グレンチェックに選んだのがモスグリーンの濃淡
オレンジ系ピンクのオーバーチェック入りです
とても落ち着いた優しい色合いです

季節と色の好みが関係あるのでしょうか?
皆さんの色あわせを見ていると、とても楽しいです


誕生日にリッタからもらいました
タータンとエステートツイードのスコットランドチェックの事を少しずつ調べています
娘からムーミンに出てくるミーのメモ用紙をもらいました
ミーは私のお気に入りです
気が付けば50代半ば、あっという間に次の大台でしょう

4月27日から5月6日まで工房お休みします
インターネットも使えません
自然の中で親孝行(I hope)とリフレッシュをしてきます

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みなさ~ん こんに ち は

み な さ ~ ん  こん に ち は
み な さ ~ ん  こん に ち は
どうも ありがとう~
ご ざ い ます
ドゥビ ドゥビー

これは昨日の「リッタと歌おう」でみんなで歌った
リッタが作った日本語の歌
アクセントが普通の日本語の位置とちょっと違うので
最初は違和感があったのに、何度も何度も歌っている内に、それが無くなった

集まったのは、6人
椅子を丸く並べお互いの顔を見ながら歌えるよう座った
細かい説明が無くても、リッタの表情とジェスチャーで
ついつい笑いながら、夢中になってくる

み な さ ~ ん  こん に ち は・・・・・

何度も歌って覚えた所で、もう一つの 
ボンディディアーリ ボンディディアーディ・・・
これも同じ言葉の繰り返しで、メロディーも覚えやすく、楽しい気分になってくる

そうしていたら、次ぎは英語が出てきた

I like flowers,
I like daffodils,
I like mountains,
I like rolling hills,
I like the fire side when the light is low,
Bon di d ia di Bon di d ia di

ワンフレーズずつ、覚えるように繰り返し、繰り返し・・・
それから楽譜と歌詞のコピーをくれてた
「最初から持っていると、それを見て、周りの人たちを見ないからね」

これが歌えるようになると、
次は私達が  み な さ ~ ん  こん に ち は・・・・・
リッタが ピアノを弾きながら、 I like flowers・・・・
同時にちがう歌詞で繰り返し歌った

それが出来ると歌を取り替えて
私達が I like flowers
リッタが み な さ ~ ん  こん に ち は・・・・・
気が付いたら、リッタはちがう節で Blue moon・・・なんて歌っている
でも私達は間違えないように歌うので夢中

何度も何度も同じ歌を歌うので、最後の「出来た!」が何度もあり楽しい
お茶休憩を挟んで1時間半があっという間に過ぎた

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動物好きが良くわかる

亡くなった犬の毛で犬を作りたいという方に
娘がニードルフェルトの講習をしました

動物が好きな人はとっても良く見ていますね
なぜか出来上がった犬の表情がちがいます

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バスケット編みのベスト

3月から、時間を見つけてバスケット編みのベストを編んでいます

色がきれいに出ていませんが、みどりはブタクサで染めたきれいな黄緑
白は、インガーが紡いだ糸です。

前に一度だけ梳毛糸紡ぎを習いに行った時に、
他の方々が習っていたケーブルヤーンを帰ってきて試しました。

ケーブルヤーンと言うのは、細い毛質の羊毛を細い糸に紡ぎ
2本あわせるときに、撚りをたくさんかけ、それを又2本あわせたものですが
撚りが足りずに中々きれいな糸にならない・・・
とやっていたら、4種類違う毛の糸ができました

それを他のものを染めたついでに、みどりに染めてありました。
でも所詮ありあわせの毛を紡いだので毛質がバラバラ、色が微妙に違うので
分量は少ないし、何に出来る? 

工房に手紡ぎ糸でニットをしている方が来てくださったときに、相談に乗ってもらいました
丁度近くにあったインガーの白の糸とあわせるといいだろうと教えていただき
その後、バスケット編みが出ている本に出会いました
やり始めたら不思議と飽きずに楽しんでいます

このみどり染めは、ブタクサです
ブタクサは、ヨモギが少し大きくなった頃に柔らかそうな春菊のような葉が出てきます
上だけとると、わき芽がたくさん出て、花がたくさんつく結果になってしまうので、
根こそぎ撮ります。有害植物ですから。
1回目の染液は捨てて、2回目からの液をためて染めますが
アルカリ性にするとみどりがたくさん出てくるので、少し灰汁を加えます
媒染は、酢酸銅。毎日たくさん染めるわけではないので、使わせてもらいました
これを買った薬局のおじさんは「髪の毛染めの薬品の方が怖いよ」とのこと
セイタカアワダチソウやヨモギよりきれいな緑色になります。

ぜひとも、暑くなるまえに編み上げたいですね

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糸屋の仕事

3月に入ってスコットランドの服地用織糸の注文がそろそろ出揃いまとめています
一緒に在庫がなくなってきている糸の注文もするので、在庫調べをしました。

それに先立ち、定番で販売している45色、
可能な限り各色100gの玉12個ずつを巻いていました
それには何時も糸巻きを手伝ってくれているMさんAさんの働きが不可欠です
一応出来上がったところで、数の点検と棚の整理をしてくださいました

これで、9月のスピニングパーティーの前にあわてて用意しなくても大丈夫です

今回の購入で新色を少し増やそうと思っています
2008年の色見本に前から欲しいと思っていた色が増えたので、
定番に3色、工房用権キット用に5色です
色数をそろえるのが大変な、同色グラデーションのキットを作りたいと思っています

でも注文が確定するまで、もうちょっとかかりそう
色数が多く少量の注文で、思い通りの量にはならないでしょう
まだまだ自転車操業が続いていて、1度にたくさん買えないもので・・・
新しい色がとても楽しみです

今日は、Mさんが月に1回机上講習にいらっしゃいました
70歳を過ぎたMさんは、大家族の中で夫々に心配りをしつつ、
ご自分も織りを楽しんでいらっしゃいます

大変なご事情が色々あおりの中、月1回の机上講習を楽しみにしていてくださるそうです
今日も、出来上がった前回の作品を見せていただき、次ぎの縦糸を作り
他にもう一つやってみたいと虹色キットを使って織ることになりました
勿論その間にたくさんたくさんおしゃべりをしました

「一つ一つを深く考えすぎると、辛くてやっていけないから、
そういう時はあまり考えないように、毎日その日を大事に生きているの」と
明るく話された言葉が心に残ります
そうやって、自分を守れるのも女の力かもしれません

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床屋

早めの夕食の後、子供たちの床屋をした
長男が生まれて以来、ずっと子供たちの髪の毛は私が切ってきた
特別上手だったわけではないけれど
子供たちが小さい内は、少々下手でも文句は無く
ご褒美の飴玉を口に入れて、時間稼ぎしたけれど
勿論納得がいくまではやらせてくれない

引きこもって固まっていた息子は、髪の毛に触られるのも嫌がり、ロン毛にしていたが
サポート高校へ行くようになって、自分から切って欲しいと言ってきた
それがある時から、鏡を前において、ああだ、こうして、と言うようになた
自然、体に触れても平気になってきた

娘もショートなので、男の子よりは長め、でもテクニックは同じ
2人ともすっきり、軽くなった

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元気をもらって、疲れてしまう

今日は、久しぶりに織り友だちのY子さんが工房を訪ねてくれました

今日の目的は、服地用糸の注文をしに来てくれたのだけれど
勿論、お互い他の話がたくさんある
最近の作品も持ってきて見せてくれた
イタリアの工業デザイナーに織を習った彼女は多綜絖の織をしている
2人とも、日本の織事情を殆んど知らず、外国で織を習った共通点があり
話が良く合うのだと思うが、他の事では結構ちがう性格
織が無ければ友達にならなかったかもしれない

糸のこと、キットのこと、手織り講習のこと、全面的にアドバイスしてくれる
私のほうが一回りほどお姉さんなのに、まるで同年代みたい
一つ確実にちがうのは、Y子さんは私の年までまだ10年以上あるということ
体力気力、うらやましいなあ

そして近々出す糸の注文をまとめてみた
Y子さんがたくさん注文してくれて、他の人から頂いた分と合わせて60kgくらい
私が定番として販売している糸の補充を加えると合計120kgくらいになってします
どうやって糸代をひねり出すか、それが問題

とてもエネルギッシュな彼女、楽しいし、元気をもらうのだけれど
やっぱり家に帰るとしばらくぼんやりしたい
良い刺激をもらったのが落ち着くのに時間がかかる?
最近織仲間に会う機会が無かった、やっぱり会わなくちゃね
今度はこちらから出かけていこう

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