マーマレードの作り方は色々有りますが
母譲りの作り方は、皮をなるべく薄く切りひたひたの水に3時間つけ
その後、むいた実も加えて皮がやわらかくなるまで煮て、
みかんの7から8割の砂糖を加え、煮詰めます
苦味があり、しっかり甘いマーマレードが好みです
どうしてかはわかりませんが、水俣のきばると言う夏みかんを使って作ると
とても上手にできます
ペクチンと砂糖の割合などがいいのでしょうか?
煮詰める時に強火にすると、良く固まるようです
熱いとさらさらなのにさめるとしっかり固まるからペクチンの具合を見るのが難しいですね
余談ですが、前に地方のジャム屋さんで珍しくジャムを買った母
『厳選した果実を使って作った美味しいジャム』というのはおかしい
ジャムは、そのまま食べられないくず果実を上手に使うもの・・・
それもそうですねえ
甘さを控えたジャムが多くなりましたが、私達はしっかり甘いのが好きです
特に手作りする時は、砂糖をしっかり入れておくと
冷蔵庫に入れなくても、日持ちします
つい最近食べきったマーマレードは2年前のものでした
色は黒っぽくなっていましたが、カビも生えず味も良かったです
もう一つ余談を・・・
英国ではマーマレードはジャムでは無く、朝ごはんに食べるもの
30年ほど前にホームステーしていた友人は
『他の人は夜マーマレードを食べないけど、自分は好きだから食べるのよ』と言っていました
ちなみにデンマーク語でジャムは『マーマレード』と似た発音の言葉です
昨日の午後は、小学3年生3人に大人1人が加わってニードルフェルトでケーキを作りました
子供は発想が自由で、夫々のペースで作り、楽しんでいました
2時間以上飽きずに作り続ける子供達の集中力に驚きました。
次回は3月9日にスピンドルに挑戦です
モザイク編を洗いました
この間から夢中で編んでいたモザイク網を洗いました
少々隙間が気になったので、良くフェルト化させようと揉んだら
しっかりしました が・・・
隙間は埋まらず、裏から修正しなければなりません
でも、思ったほどサイズは縮まらず、
織りとは違うみたいです
フェルト化する事を生かした使い方もあるのではないかと、開眼したのはつい最近のこと
そんな折り、糸を買ってくださった方から、
『購入した糸でレース模様の小さなストールを編みました とても軽く
肌触りもよく気に入りました』というメールをいただきました
思ったほど編みにくくはありませんが油がかなり付いているので
洗うまでは他のものに油染みをつけないように気をつけてください
さて、今日は久しぶりの1日の休み
洗濯をして、マーマレードを作って、りんごケーキを作り
預かり物の手紡ぎ糸を油抜きのために洗い・・・
エネルギーが残っていれば、ちょっと手をかけた夕食を作りましょうか
明日は折り仲間のHさんに手伝っていただいて、
先日ニードルフェルトで羊を一緒に作った小学生3人の子供達と羊手芸クラブ第1回
フェルトでケーキを作ります
子供との時に織をしたいと思って、その望みを持ち続けて今に至るHさんと私
子供達と作る楽しみを共有したいと思っていたささやかな希が形になります
手編み
私がスコットランドから輸入販売している糸は工業用なので
油が付いているし、洗うと風合いが変るので、
手編みには向かないと言い続けてきました
それが最近少し変りました
洗って換わることを利用した使い方もあるのではないか
織りで出せないデザインを編んで、洗ったら面白いかも???
そう思う様になっていました
そして工房でハンパに残った糸を入れた箱にだいぶたまって来たので
2つ、試してみました
まず、1本取り、太い編み棒でガーター編のミニマフラー
手に付く油は程ほど、でも少し埃くさい
洗っても思ったほどは縮まず、柔らかさが出た
2つ目はデンマークのインガーに習ったモザイク編み
短く切った色々な色を組み合わせて編んでいく
習ったものの、試すチャンスが無かったけれど
ミニマフラーに続き、ちょっとした時間の合間に糸を用意して編んでみた
これで、ポーチでも作ってみたい
15gパックを使ってこんなものが編めたら楽しいだろう
工房で織りに来る方も増え、新しい方の予約が2件入り
忙しい2月になってきました
9日夜の雪では、大きな子供達が雪遊びを楽しみました
丁度その夜、帰省中の息子を交えてじじばばと外食の予定
車と自転車ででかけましたが、帰ってきてそのまま遊び始めました
「兄弟で雪遊びは楽しいなあ、3人いてよかった」とは娘の感想
リッタのミュージックルームにも書きました
HPのアクセス
4日前に、久しぶりに自分のホームページを覗いてみた
ブログを初めて、手直ししたり変更する事が少なくなって
時々見てみる程度になっていたのだけれど
この日は19900番丁度でびっくりした
そしてさっきまた見てみたら、なんと2万を越えていた
たった4日間で161のアクセスがあったということだろうか???
このアクセスは、つたないホームページを始めた2001年以来
訪れてくださったみなさま ありがとうございます
今日は長野から、ホームページのチェックを見て
本物が見たいと訪ねてくださった方があった
今は平織りの機械で織っているけれど
やりたいのはやっぱり綾織りのチェックなのだとか
バーバリーのコートにマフラー バーバリーがお好きだという
チェック好きは、納得できるところ
チェックの魔法にかかった人が、もう一人見つかった
手仕事か、パソコンか・・・
しばらく書けないでいたのは、うさぎちゃんが死んでしまって
落ち込んでいたわけではありません
不思議なくらい、いつもと同じ様に毎日が過ぎています
それくらい、充分に生きてくれました
工房では、次から次へと、小さいことが色々有りますが
それを言葉にして書く作業を後回しにしていたら、あっという間に10日も経ってしまいました
工房ではできず、家で夜する用事があったり、家族と何かをすると
夜の時間はあっという間に過ぎて、寝る時間になるし、目が閉じてきます
パソコンに向かい始めると、手仕事をする時間がなくなってしまいます
でも最近は手紡ぎをしています
紡ぎをしている人が工房に遊びに来てくださり、色々話を聞いたこともあり
前から紡毛糸紡ぎを練習していた、北海道の酒井さんのフリースをいじっています。
ダウン種の短め、クリンプがしっかりしていて、弾力がある毛で
少し紡いだ所で、ある人から英国式紡毛糸紡ぎを教えてもらったことから
それを1頭分練習すると決めて紡いできました
それが終わり近くなり、コツがわかってきて楽しくなりました
全部糸にして、ひざ掛けでも織りたいと、目標が見えてきて、やめられない!
地球温暖化の色々なニュースがある中に、気になることが一つありました
灯油高騰で、ピーマンの生産農家の負担が大きくなっているのに
卸売り価格が上がらないというニュースの中に
「ピーマンは18度はないと大きく成長してくれない」という一言がありました
我が家の灯油ストーブの設定温度は、17度か18度、
寝室は暖房もせず13度くらいで、すぐ布団にもぐりこみます
18度もあったらうれしいですね
夏野菜のピーマンを灯油を使って育ててまで冬に食べる必要があるのだろうか?
この時期暖房しなくても育てられる野菜で満足する食生活にする事で
地球温暖化に貢献できるのではないだろうか
卒業しました
10年と5ヶ月余り生きた娘の兎が、今朝生涯を全うしました
何度も命拾いをして、奇跡を起し、私達を驚かせました
2週間ほど前に右後ろ足を骨折して、直ったら、本当に奇跡だと思いましたが
やはりそうはなりませんでした
でも、悔いはありません
具合が悪くなる度に、心配する彼女
何度も、彼女の心がどうにかなってしまうより、と思って獣医さんに連れて行きました
獣医さんがもうダメかもしれないと感じているのが分かるときもありました
でも、何時も細心の介護を成し遂げる彼女
私の口癖は、
「あなたにルルが必要な間は、神様が必ず生かしてくださる。
別れの時が来たら、それはあなたが、ルルがいなくてもやって行ける時」
それを実感した、今日1日でした
何度もシュミレーションしたルルとの別れ、そしてその後山の家の庭に埋めに行く
彼女は淡々とやりました
今日は、彼女はルルをよりどころに生きてきた暮らしを卒業しました
不登校だった彼女は学校の卒業という経験がありません
でも、これは、とっても大きな意味がある卒業だと私は思っています
10歳過ぎた犬がいるし、隣には90歳と83歳の祖父母
これからこんな体験が何度も訪れる事は間違いなく
命のことをたくさん教えてくれた、この小さい命に感謝したい
冬の山々がきれいでした
個性豊かな羊達
今日は、羊を作るニードルフェルトの講習会でした
12月の「手織りと音楽の会」でご案内して、参加者を募りました。
参加者は、子供3人大人3人
講師は、織り友だちのHさん お喋りも楽しく、とても和やかな雰囲気でした
お姉ちゃんがやる脇で小さい弟君がやりたくてたまらない・・・
胴体を作り、頭を作り、耳を作り・・・・
パーツを1つずつ作っていく
合間に出る先生の一言二言が面白い
「指に針を刺しちゃうこともありますけど、ちょっと血が出るだけだから大丈夫ですよ」
普通、先生は「刺したら痛いですから気をつけてください」って言わないかな?
こう言われたら、「そうか、たいした事ないんだな」と思いますね
子供達はみんな小学3年生の女の子、足を4本作るあたりで、少し飽きてきた???
そこは大きなお姉さんに少し手伝ってもらって、乗り越えた
たまには大きなお姉さんと話をするのもいいでしょ!
細かい事を注意しないで楽しませてくれる先生だから、気楽でいい
それは、それなりに・・・ そして出来た羊は自分らしい
目をつけるときは、真剣そのもの
個性豊かな羊達の完成です
私は小学生のときに手織りを見て、やりたいと思い続け、
色々な事もしたけれど、最後に手織りだけが残った
今日の講師のHさんも小学生のときに、私の展示会を見に来てくれて
手織りをしたいという気持ちが芽生えたとか・・・
子供の時に、沢山の体験をしてもらいたい
これから工房で定期的に小さな講習会をしようかとHさんと話している
企画もしますが、2・3人のご希望があれば、講習会を計画します
お知らせください
今日から夜の講習を始めました
工房を開いて5年目に入った今年始めから
手織り講習の形態と料金を新しくしました
詳しくはこちらをご覧ください
これまでどおり織りたい時にその都度予約を入れていただくことも出来るのですが
そのほかに月単位で週1日の講習をするようにしました
その事で、これまで中々出来なかった時間がかかる、サンプル織りや
大きなものに取り組む事ができるでしょう
それに加えて、週1日夜の講習を始めました
早速、その時間に申し込んでくれたのは、
昨年後半から月に1回のペースで織りに来ていたTさん
これまでは週末に2日ほどかけてマフラーを織っていましたが
今日から始めた毎週1回の講習でチェックサンプルをする事になりました
6種類のチェックを、一つずつ自分の好きな色の組み合わせで織ります
2色から3色使いますが、どう色選びをするかがまた楽しくも難しい・・・
スコットランドチェックの雰囲気にするのか
それとも、少し雰囲気が違うビビットな色を組み合わせるのか、など
オリジナルサンプルが出来るのがいいところ
色遊びです
久しぶりにスコットランドチェックの話が出来て、とても楽しかったです
簡単なようで、一つ一つに意味があり、きれいに見せるトリックがあり、奥が深いです
しばらくチェックから離れていましたが、チェックが織りたくなってきました
遅い新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます
目の前の雑事に追われて、お正月を過ごしました
言い訳は、多々ありますが、
少々気力が欠けているいうのが本音でしょうか
心の中には色々溜まっているのに、頭の整理が追いつかないと言う感じです
それでも、何時も出来ない事をしました
1 前から気になっていた椅子の張替えをしました
3脚してから、他の椅子が残っていたのですが、今回帰省中の息子の手を借りて
残り5脚、やり直し1脚、嘗ての怖い体験を思い出させる1脚も
手直しをして1歩前に進めたような・・・
工房の椅子4脚を合わせて、12脚全部が私が織った布を使ってきれいになりました
2 家族で3日に鴨川シーワールドへ行きました
シャチ、イルカ、バルーガ、アシカとかわいい曲芸を楽しみました
その後立ち寄った伯母との夕食も楽しかったです
元気に立ち直ってきた子供達を見てもらいました
3 久しぶりにのんびり家に帰ってきた、大学生の次男
兄弟3人が楽しい時をすごしていました
普段つましく頑張っている彼、最後に体調を崩し2日延長
頑張った疲れが出たのでしょう
帰ってからじゃなくて良かった
自転車で66キロを4時間余りで帰ってきましたが、帰りは電車
近い内に自転車を取りにくるでしょう
4 北海道でお世話になった方々へのお土産にしたいと、もう一人の息子は手織りに挑戦
千鳥格子4枚、杉綾2枚の少し小ぶりのマフラーを織り上げました
元々手先が器用でこだわる彼、できばえは上々
喜ばれるでしょう
5 両親の600枚近い年賀状をパソコンで印刷
いつもの事ながら、間違えないように気を遣います
当然、彼らの年齢から毎年亡くなる友人が多く、出す数も減ったというが
新たに加える知り合いも増えている
1年1回の交流ながら、この人との関わりに助けられていることが多い
宛名を印刷してあげるようになって、父はせっせと加筆している
6 主婦としては、毎食みんなに食べさせることで
何といってまとまったことは出来ず 当然1人で集中して何かすることも出来ず
注文があったバックの持ちてを手縫いでつけるぐらい
これが、フラストレーションの原因か???
出来なかったことを悔やむより、楽しかったことを喜び、
自分らしい歩みを進めたい
今年もどうぞよろしくお願いいたします
1年の終わり
先日の手織りと音楽のイベントの後
頑張りが続かず失速気味に過ごして、とうとう今年も終わりです
3日間、合計12回のミニコンサートの折りに皆さんにお願いした募金は
合計19440円になり、早速『海外助け合い』に送金させていただきました
ありがとうございました
おいでいただいた方々にお礼をお伝えしたいと思いつつ
使い果たしたエネルギー充電がまだ出来ません
手抜きを続けていた家事は中々元に戻りません
でも、年末になって1人暮らしをしている大学生の息子も帰ってきて
母が作った松と笹と梅の門松を玄関先に付け
少しだけお正月気分になってきました
この1年、その時その時に一生懸命でした
良いと思うことは、駄目もとでやってみました
その度に、自分と向き合い何がしたいのか、納得しているのか
自問自答の時でした
スコットランドから輸入している糸の販売が少し伸びました
服地用としても使われ始めています
こうなると服地用の糸の輸入も考えなければと思ってきました
手織り教室も、来年から講習形態、料金設定を変えます
詳しくはこちらで週1回の講習を始めますが、
水曜日の夜のクラスにもう申し込みがありました
週1回の連続なら、時間がかかるサンプル織りも出来るでしょう
今は前に織った方のを借りていますが、自分で見本を織ろうと思います
自分の力以上のことは出来ないし、しようと思うと上手く行きません
身の丈にあわせた、でもあきらめずに歩みを進めたいと思います
来年もどうぞよろしくお願いいたします
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