寒くなってチェックが人気です

涼しくなって、お友達からのリクエストなどが多くなったのでしょう
生徒さん方の作品にも熱が入ります
他の方に差し上げるものというのは、より良い物をという向上心が働いてとてもいいですね

最近、またチェックが人気
手織りを始めて間もないお二人がェックを織っているので、それを見て刺激されたのでしょうか・・・

千鳥格子をベースに応用デザインを織りながら、織機の使い方に慣れて行きます



次がグレンチェックです

Kさんのウールと絹のストール
とても苦労してきれいに織られました

一度8枚綜絖に挑戦してみたいと大きな千鳥格子
目の前のレバーの操作なので難しくないです~

Yさんのブランケット
Kさんと同じ組織なのですが、色が違うと、とても和の雰囲気、


Wさんはカシミヤでお友達のリクエストに合わせた色で織りました


Iさんの布がバックになりました

ご自宅で織られたマフラーに合わせてバックも一緒に妹さんにあげたいと、しばらく前に織った布がバックになりました。

きちんと織れているので柄合わせもきれいですね

仕立てはミシンの腕前を上げている私の娘M
皆さんが頼んでくださるり経験値を上げています~
お陰様です~~
**予告**

リクエストを頂いているので
来年1月に手織りのためのチェックデザイン講習会をする予定です
日程は決まり次第お知らせいたします

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作品展 3つ

今週、休みの月曜日と講習予約が無かった今日、作品展を3つ見てきました

まず月曜日は、手織教室はたおとを主催されている丹治好一氏の作品展
この教室の生徒さんが2年前の私の作品展に来てくださったことから、教室のことを知り
ちょっと興味を持っていました
ウールも織られるということですが、今回の作品は絹の着物
経糸に色を入れ、畝織にすることで、格子にみえるとてもきれいな作品でした
ちょうどお客様が途切れていて、、いろいろとお話しを伺うことが出来ました

少しずつ解ってきた絹のこと
経糸は群馬200という糸、緯糸は座繰りの糸を使って織られているということ
手で、引いた糸の方がふくらみがあって良いものが織れるそうです
男性らしく、緻密に積み重ねられ洗練さが光っていました

さすが140人もの生徒さんを持つ先生だけあって、お話し上手で楽しかったです
今日が最終日でした

金曜日に予定していたお出かけでしたが、台風の影響で天気が悪くなりそう
それなら、と今日は講習予約が入っていなかったので、作品展をはしごしてきました

出不精の私にしては珍しい・・・

紡ぎやニットでお世話になっているBaru先生が始められたスプラングの作品展
2013スプラング展+ユパンキ工房展
詳細はbaru先生のブログ
ユパンキ工房のHP
スプラングについてはこちら 

ずっと前にデンマークのインが―に紡ぎを習いに行った時に話を聞き、写真を見せてもらったことが有ったので、スプラングの事は少し知っていました

でも、様々な技法を使うと、いろいろな模様を織りだすことがわかって面白い
違う種類の糸や太さを組み合わせると同じ技法でも全く違うものになります

昔々、機織りや編み棒を使って編むことが発達する前に工夫されたものだと聞いたことがあります
簡単な道具で糸から布を作る知恵だったのでしょうね

面白さに魅了されて続けてこられた作家さんの気持ちが伝わってきました~
こちらは26日までです

午後は、陶×布×フェルト展 こちらも今日最終日でした
松島しづさんと志織さん母娘と陶器作家さんの作品展

小さなマットを連れて帰りました

お目にかかったことは無いのですが、この方がきっかけでマットを織ることの楽しみを知りました
ピーター・コリンウッドの技法で織られたマット
それに、細い糸を手紡ぎされ、絹と合わせて織られた作品はとてもとても繊細
糸を愛おしむように布に織られた優しさがあふれていました

会場にいらした志織さんと沢山お話しさせていただいたら、
共通の知り合いの名前が何人もつながり、初めてお会いした気がしない・・・

志織さんが作られるフェルトの犬もまたとても繊細でやさしい

作品展のご案内を頂いても出かけられないことが多いのですが
出かけて良かったです~

気が付けば、5か月ぶりに電車に乗りました
なぜ解る? 
スコットランドへ発つ直前二出かけた後入金したsuicaにそのまま残っていました

気分も一新、沢山刺激を頂きました~

先日やってきた織機に経糸をかけたので、織り始めます~

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紹介して頂きました

10月10日発行のフリータウン情報紙『ほのぼのマイタウン』で私の手織りを紹介して頂きました

自分では余り手にして読むことが無く、お恥ずかしい限りですが、
住んでいる地域のことが良くわかります

Mさんが1人で取材(もちろん写真も)編集していらっしゃるそうです
しかも、長い間続けている・・・ 発行人の熱意は凄い

私と同じように、一つのことを続けている方にお会いできて嬉しかった

短時間にお話しできることは少ないのですが、
ホームページ等をとてもよく読んでくださって
上手にまとめて下さいましたそれに比べ、思っていることを上手に言葉に出来ない自分がとってももどかしい~
実は、このブログもとっても時間がかかっています
ネットに出す言葉の責任も思うと、とっても難しい、でも情報は出さないと伝わらない・・・

おっと、そろそろ切り上げないと。。。
今日も講習です~
ちょっとお出かけの折りに捜してみて下さい

置いてあるのは
小平、東久留米、東村山、清瀬、西東京市の金融機関(銀行、信用金庫)・
郵便局・スーパー(西友、ダイエー、いなげや、オザムなど)・
公共施設(市役所、公民館、地域センター・図書館、ホールなど)・
病院、喫茶店、ギャラリー、スポンサー店等

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糸が入荷しました

台風の雨風がひどくなる前に糸が届きました

在庫の箱から大きなコーン巻きが無くなり
商品棚から100g巻きを使って2カラーマフラーを準備していた色もあり
これでしばらく安心です

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賑やかに~

工房での手織講習は全て予約制なので、その日によって来る人数が違います
最近お仕事をされる若い方が増え、週末はにぎわっています

今日は6人で私の教室にするととても多い

初めて会う新しい生徒さんや、久しぶりに顔を合わせた方など
特にお昼はいろいろな話題で、とても賑やか
でも織っているときはみんな集中して結構静か・・・

出来上がった作品はとてもその人らしい
 ~作品の写真を撮るのを忘れてしまった~

大きな織機が1台増えて、他の織機の場所を変えたけど
結構収まって、使えそう6月に旅行の疲れで、編み物もしたくなかった時に
少しずつ始めた糸紡ぎ、やっと終わりました
随分前のことで、自分でもどうしようと思ったのか覚えていないコリデール1頭分
洗って、色別に分けて袋に入れてありました
このコリデール、毛足が長く当初思った紡毛糸向きでは無い事、
またカードをかけてしまうと毛の向きが混ざりとてもフェルト化することを知り、
ステープルを取り出して、梳毛糸紡ぎにしました

グラデーションで6色 合計666g だいたい3番手
テレビを見ながら、少しずつ、

時間を見つけて、少し残った脂をおとし撚り止めをするために一度洗います
1ヶ月も前にBaru先生にやり方を教えてもらいました~
編み物に使う予定です
さて、いつになることやら・・・

ず~っと紡毛糸を紡ぐことばかり考えていた私だったのに、
梳毛糸紡ぎが楽しめるのはとても不思議です

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生徒さんの作品  ~サンプル織り・ブランケット~

教室に通っているから取り組める課題が
組織と色をたくさん組み合わせるサンプル織りです

スコットランド手織コースでデイビットが教えていたように
この課題は、夫々に合わせて組み立てて進めて行くため、2つと同じものはありません

お子さんの夏休みの間集中して通ったTさん 通常机上講習で自宅で織られています
実物はもう少しきれいな色ですが、全体にナチュラル系の色でまとめられました


こちらは、Yさんの8枚綜絖の組織サンプル織り
8本が基準の模様なので、数を増やすために細い糸(チェビオット)を使いました
とても時間がかかる課題でしたが、間違えを見つけてはやり直したり、とても根気よく取り組まれました


職場が寒いのでみんなで使えるようにとひざ掛け(ブランケット)をたくさん織っているKさん
2弾目は地模様を入れました

Seedという組織ですが、通し方が違うだけで織るのは綾織なので難しくありません

小さなハートがいっぱいでとってもかわいい!

それをみた他の方も、『これがやりたい!』 
Kさんが終わったら、すぐ始められるように経糸の準備も済んでいます~

私もやりたい~と思っています
望みは口にするべきですね
生徒さんがゆっくり服地を織れる織機が欲しいと思っていました

昨日 不思議な縁で工房に来ることになった織機を引き取りに静岡まで行ってきました
つなげて下さったSさんに感謝!  Cさん、大事に使わせて頂きます~

往復500㎞のドライブ、トンボ返りはちょっともったいないとは思ったのですが
1人で運転は遊ぶ体力があるわけもなく、帰ってきました~

朝 富士川SAから見た富士山は最高でした

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一足早い紅葉

前からの約束でこの週末は両親を連れて八ヶ岳へ行ってきました

いつもより少し気温が高いらしく、殆ど紅葉していなかったのですが
母をドライブへ連れ出し、原村 農業実践大学校へ
小淵沢から原村への道の両脇に並んだ木がきれいに紅葉していました


紅葉の時期を逃したか・・・と思った母は大満足!


販売所でお野菜をあれこれ見て、セロリの株を花束のように抱え満足そうな母

その後、動物を見に行きました
ポニーやヤギやひつじ 人も少なく、寒くもなく、久しぶりにのんびり~


夕方になって餌の時間になり、同じ柵に入っていたポニーと羊が一緒に舎に戻ってきました

最初はポニーの後ろで待っていた羊は、ポニーが最初一口を食べ終わる頃、脇から首を突っ込んでいきました。

ポニーがシマウマみたいにみえるのは、柵を通して陽がさしているからです~



ハロウィンが近くなり、カボチャが沢山並んでいました~歳よりを喜ばせるのは、なかなか大変だけれど、良い気分転換になりました

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生徒さんの作品  ~マットとバック~

チェックを得意とする当工房としては珍しいマット Tさんの力作です~

左側が織り始め、下絵に沿って寝そべる猫が3匹
当初4匹の予定でしたが、とても時間がかかり3匹に

飼っている猫も3匹だらから、いいかな・・・

織りながらだだんだん上手になっていったのが良くわかります

Iさんが織ったマット
余り柄が良く見えませんね

こんな柄
今使っているマットがダメになってきた~ととても早く織りあげました



Wさんが自宅で織られた作品 ご自分でバックに仕立てれられました
以前織ったピーターコリンウッドの本を見て織ったマットと同じ織り方です


両サイドの柄が微妙に違います 
織った布を上手に使って素敵なバックをいくつも作られました~
スピニングパーティー以来大人気のリバーシブルのマフラーが織れる2カラーマフラー
沢山ご注文を頂いたIさんがブログに書いていらっしゃいます
こんなに楽しんでくださって、とっても嬉しい!



Webshopのこちらからどうぞ
ご注文を頂いてから準備させて頂くので、通常の発送より少し日数を頂きます

やり方がわかったら手持ちの糸を組み合わせても織れますからどうぞお試しください電話で2カラーマフラーを買ってくださった方からサイズについてのお問い合わせを頂きました
2カラーマフラーの糸はラムウールの双糸を複数色引きそろえにして70g巻いてあります
2m位を目安に糸が無くなるまで経糸を作って下さい
長ければ細くなるし、短ければ幅が広くなりますね

ポイントは緯糸を打ち込み過ぎないことです
織っているときは随分隙間が空いているようでも、洗うと糸が膨らんで隙間は無くなります

また織機と筬の都合で3羽/cmの密度で綾織りをしたけれど、どうしたらいいかということでした
ラムウール双糸の場合綾織は5羽/cmが織り易く良い風合いとお勧めしていますから
3羽では織るのが随分と難しかったでしょう
そのままお湯につけてしまうと崩れて固まってしまうこともあるので
タオルを重ねて巻き、そのうえから石鹸液をかけて少しローリング
まず経糸と緯糸を崩さずに少しフェルト化させてからお湯につけるようにお勧めしました

少しずつこの糸を楽しんでくださる方が増えて嬉しい!

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久々に生徒さんの作品 ~チェック~

こっちをすれば、あっちが出来ず・・・
何もかも思う様にはできない物です

気温が下がり涼しい風が吹き始めたと同時に糸のご注文が増え
発送担当の息子もあれこれ準備に追われ、なるべく早くお送りできるように努力しております~

8月末と注文した工場からの輸入は、当たり前の様に1ヶ月延び
そろそろ、『準備が出来た』と請求書が届くでしょうか???

久しぶりに生徒さんの作品です  チェック編


これは下の写真の右に移っているチェック(ペアマフラーの1本)の色が気に入ったので、同じ色の組み合わせでタイタンタイプのチェックにデザインしなおしました


Aさん初の幅広、しかも大きなチェックに挑戦 素敵なチェックです~




これはMさんが自宅で織ったチェック
残り糸をあれこれ組み合わせたのが、とても深い色合いになりました

地の所は平織、チェックの部分は綾織と、縮方が違うのに、とても上手に織れましたね

色をたくさん使うと緯糸の糸始末が大変です
他にも沢山作品が出来ているのに、写真を撮り忘れることが多くて残念

私もガンクラブの服地が織り終わりました 
ウールの季節は、とっても嬉しい!!

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スコットランド旅行報告 最後

随分間が空きましたが、5月末から3週間のスコットランド旅行の締めくくりは
嘗て織物の街として栄えたガラシールズの大学訪問でした

私はの興味はツイードの手織りからスコットランドチェックへ、
そしてその起源や歴史、手仕事の時代へと広がっていきました

前回の旅行の時にも手で紡がれ織られた布を探してみましたが、思ったようなものに出会えず、それは多分ガラシールズの大学にあるだろうという情報がありました
今回は紹介者を得て、アーカイブスを見せていただけることになりました

なるべく古い布というリクエストに大学にある物を並べて待っていて下さいました
でも、期待したような古い布有りませんでした
工場の生産記録のサンプルは紡績糸、でも手織りだろうとのこと
ホームスパンの様な普段着られていた布は残っていないのですね~

こちらからはお返しに絹のことをお教えしました
と言っても、こちらも絹の専門家ではありませんから、子供たちが小学校で体験した程度の事です

本の上では知ってはいたそうだけど、百聞は一見に如かず!
きっと学生さんたちと、あれこれ言いながら絹糸の繊細さを感じてくれているでしょう

その後大学の織り部門を見せて頂きました
嘗てはこの大学を卒業すればすぐ織物工場のデザイナーとして活躍出来るほどのレベルだったと聞きました
教室にあった織機は機械に近い機能があるようなもので、工場生産を意識した勉強に特化していたのが良くわかります

現在ガラシールズには織物工場もなくなったし、大学も織り部門は縮小されたとか
今回ハリスツイードで出会った若者たちはグラスゴーの大学で勉強したそうです

旅の最後、少々体調不良があったため疲れ切っていたのが残念でした
もっと、あれこれ聞きたいことがあったはずなのに・・・
いつも1度で済まない、私のリサーチです 次にいろいろ宿題が残りました

ハリスツイードを織るのは人力で機会を動かして織るハタスリー
帰宅後、その工程の詳細のDVDを見て、私の手織りの原点はこれだ!と思いました
糸の扱い、機掛け、経糸緯糸の関係、などなど 
これについては次回詳細をかきましょう
『訪ねたい』と連絡すると喜んで迎えてくれる友人たち、お世話になった方々

意せずして共に旅行することになった3人もほどほどお互いを縛らず、助け合い、楽しかった~これで旅行報告は終了です

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