Mさん頑張りました~ オーバーショット

時間がかかりましたが、Mさんが最後まで丁寧にオーバーショットの作品を織りあげられました


オーバーショットは細い糸で細かく織るほど、模様が繊細なきれいな模様になります
Mさんがオーバーショットを織ったのは2回目、ラムウールの単糸をベースに双糸を模様糸につかいました。 何度も間違えを直しつつ、そのため時々経糸が切れ、でも最後まで丁寧に織る手は変わらず、1段だけ平織が間違えたところは毛糸針でチクチク、ご自分で直されました~

自分の織り機と織り部屋を手に入れたMさん 自分で出来るようになるために着実に経験を積み重ねています~お得意様が作品の写真を送ってくださいました~


素敵なチェックですね


最近糸の注文、体験講習の申し込みが増えて、工房も連日賑やかです~

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Iさんが織った布のベスト

Iさんが夏ごろに一生懸命織られた服地が
ご主人のベストになりました

実は先日講習にいらしたIさんから出来上がった話を伺いました
縫ってくれたテーラーがブログに出されていると・・・

ipadで探しました~
石神井公園の洋服屋「ジェントル」さん
そちらの画像をお借りしました
実物はもう少し暗い色でとても暖かい色合いです
茶色と水色の組み合わせもいいですね

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Mさんのモヘアのコート

昨年夏にMさんが織られたモヘアループの服地がコートになりました

ラムウールの双糸が縦糸、ジャパンシープさんの段染めのモヘアループが緯糸
2色を交互に使いました

ずっと前からこんなコートが欲しかったという夢をもっていたMさん
軽くて暖かくて、みんなに褒められ、とても満足されています~


これは京都でチェックデザイン講習を受けられたKさんから届いた写真
ラムウールの単糸で織られた3つ目の課題タータンタイプのチェック
ステキですねぇ~


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今日は1日講習

やや宣伝不足ではありますが、今日は月1回の1日でマフラーを織る講習日

リジットでの講習申し込みはありませんでしたが
以前講習を受けられたHさんが、中断していた手織りを再開したいと
織機持参で参加されました

ご自分の織機で1日で終わらせる必要はないので、千鳥格子のマフラーに取り組みました

少し習っただけで中断してしまって、すっかり忘れてしまって・・・と
初めての時と同じように進めました
ちょっと面倒ですが、経糸は1本ずつ整経・・・
時間がかかるようでも、少しずつ進めることで手順やデザインを理解することにつながりますね
以前わからなかったことが理解できたそうで良かったです~

手前のリジットは、次回に向けてのポスターのために私が織り始めました

久しぶりにお会いするHさんと情報交換がたくさんあり、楽しかったです~

父に「コンビニで現金書留の封筒を買ってきてほしい」と頼まれて、帰りに寄りました
レジの若者、「それって何ですか~?」の顔 
一応レジに打って「ありません」の返答
次に行ったところは「封筒」と聞いて通常の封筒の売り場に案内されました
「現金書留の封筒を知らないのねぇ~ ありませんねぇ」と言ってそのまま出口へ・・・

そうですね、振込先も知らない相手にお金を送るって、お祝いとかお供えとか
若い人はそういう付き合いもないのでしょうね
そんな風に、かつて家庭で教えてもらうようなことが途切れてしまうのかもしれません

子どもの頃、母宛に来た祖父の手紙や知人からの手紙を読まされました
判読が難しい手書きを一生懸命読んだり、大人の手紙の書き方を知りました
このごろはこんなことも少ないでしょう
気が付かないうちに少しずつ文化が変化していくんですね

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お気に入りが次々と

年を越した作品が出来上がって来ています~

前回の記事はこちら

寒い日が続いて早く使いたいとKさんが頑張って織られました

3枚目と4枚目は同じ経糸で緯糸の色を替えて
また違う雰囲気のお花が並びました
続いて5枚目を始めています
ひし形がきれいに出てWさんのとてもお気に入りの作品になりました

この織り方で次はバックを作ってみたいと、緒戦してみたいものが次々出てきます~

紡ぎも始めたWさん、練習の半端糸を使って靴下を編んでいました
足りなくて左右ちょっと違う柄だけど、それも自分で作ったからご愛嬌
とてもかわいい~
写真を撮り忘れて残念!

私は・・・ 珍しくスコットランドの糸ではないもので織っています
糸屋さんに行く度に黒の色々な糸(太、細やモヘア、ループ、スラブ、スパンコール付など)を集めていましたが、それらを合わせて、ストールに・・・

それと、新入りの古い織機の試しをしました

織りたいと思ってずっと持っていた織関係の物を処分したいという方のお手伝いをしたときに、一緒にあった古い型のアッシュフォード卓上機
両脇のレバー操作をペダルで織れるように改造しました・・・って、したのは息子です

今の物とは違うけれど、慣れるとそれなりにきちんと織れますね
木がとてもしっかりしていますひざ掛けを織られたKさんの郷里のお友達が上京されて一緒に工房に来てくださいました
「手仕事が好きだから~」と展示会の時に販売し糸の多色少量セットをKさんがプレゼント
その糸で編んだお孫さんのベストを見せてくださいました


少ない分量を工夫されて、とても可愛くできていますね
洗って、ふわふわになって・・・とこの糸を気に入って頂きました~やっぱり休み無しに近い状況、頭を使う事柄が多く、少々down状態ですが、
一つずつ済ませていきましょう
久しぶりに目覚まし無しで寝坊したらもう12時ですね

年賀状をいただいて皆様から少しずつ力をいただきました
ありがとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします

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仕事始め

本日ウェブショップの営業を始めます      講習会のお知らせ

年末年始にかけてご注文下さった方々、大変お待たせいたしました
これまでのお休みは、度々工房へ出向きましたので、その都度発送ということができたのですが
今回は発送担当息子1が年末から風を引いて体調不良が続き
私はといえば、家のことで時間を取られついに工房に仕事に行かれず・・・

それでも、前日遅くまで400枚近い父の寒中お見舞いはがき印刷を頑張って
昨日は1日糸に触ってきました  楽しかった~
息子1も発送準備を少し・・・まだ本調子ではありませんね

そんなスタートですが、今年も皆様のご希望にスピーディーに対応すべく頑張ります~
どうぞよろしくお願いいたします

明日から講習が始まります

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1日でマフラーを織る講習

4枚綜絖の綾織でチェックを織るをメインにしている私の講習ですが
良く耳にするのは
*手編みの残りなど手持ちの半端糸を使うために織りをしたい
*手織りをしたくて、卓上の簡単な織り機を買ったものの、使いこなせずにしまってある
*本格的な織り機は難しそうで手が出せない
                    など・・・

この様な方々に手織りを楽しんで頂く講習を始めます
 
毎月 第2土曜日 9:30~16:30 1月12日 2月9日・・・
   ・この日は生徒さん向け講習なしの開放日 糸を見たいという方もご自由にどうぞ
費用 講習料 ¥3000+糸代¥800(糸をご持参いただいた場合安くなります)
目的 1日で平織りマフラーを織りあげる
   このため、経験や糸を考慮して内容を対応します
募集人数 毎回3人まで (リジット機2人+織機持参の方1人)
   前日までに予約してください

手織りを楽しみたいと思われた方がまず手にされるのは手編み用の糸だと思います
でも、玉に巻いてあるその糸の風合いを手織りに生かすことは、とても難しいことです
なぜって、手編み用の毛糸は手編みにしてよい風合いが出るように糸が作られているから

知らずに使って思うような結果が出なかった経験はありませんか?
私も手織りを始めた頃はそうでした
その経験から糸の性質を知って、工夫することでその糸が生きてくることを知りました

糸によっては平らな感じになる平織りですが、それも糸を組み合わせると
ふっくらした良い風合いに織ることができます~

14年間身体障害者の方々とこのタイプの織りをたくさんしてきました
2枚綜絖の織り機、片麻痺などの障害をお持ちの方々がなるべく自分で出来ること、
完成度を上げること、そして一番に作業を楽しみながら出来ることを
一生懸命考えて続けてきてたくさんのことを教えていただきました

持って帰ってご家族から「これちょうだい!」と言われて次の作品へ意欲になります
ご家族のみならず、奥様のお友達から頼まれたり
お友達のお孫さんへとリクエストが絶えない方もいらっしゃいます

話が横道にそれましたが、気軽に手織りを楽しんで頂くための講習です
4枚綜絖の体験講習も随時受付ております

2月には工房でチェックデザインの講習会をしたいと思っています
~日程確定まで少し時間を下さい~ 

87歳にして現役主婦を頑張る母、社会との関わりを持ち続けるもうすぐ95歳の父
確実に手助けが必要なのに、公的援助を受けられる可能性は無く
でも、現状維持のために手助けし始めるとキリがなく・・・
体力低下の自分もジレンマを抱えつつ、その1日を暮らしていきましょう
そんな Up & Downにも おつきあいくださいね

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新年おめでとうございます

毎日 日が暮れて、また新しい朝が来ます
この繰り返しの連続、そしてまた新しい年が明けました
当たり前のようでいて、感謝ですね

今度のお正月は、加齢と体調が万全でなかった母の代わりに
おせち料理(といっても煮物やなますなど)を作りました

かなりの時間を台所で過ごしました
いつも空っぽに近い冷蔵庫がいっぱいになりました
「何もしないで・・・」と言っていた母も、少しずつ準備して
この写真位できました

お料理は嫌いじゃないけど、他にもやりたいことが・・・
このお休みに少しまとまったものを織りたいと思っていましたが
結局、それをあきらめることで、バランスを取り戻しました

やっぱり、いつまで両親とこのお正月ができるだろうと思いますね

どんな1年になるでしょう
人の心に添える1年になる様な生き方をしたいです

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宮古市の小学校からの手紙

まだ暑くなる前の6月に震災被災地の子供たちへ送ったスコットランドから届いたの手紙に、宮古市の小学校から返事が届きました



少し前に届いた分は以前スコットランド手織りコースに参加されたKNさんに英訳をお願いしました。 高校の英語の先生をしていらっしゃった方です

そして右は今日届いたもの

送った手紙などを持って記念撮影してくださいました

小学生が書いてくれたロンドンの小学生に向けて書いてくれた手紙
1枚1枚読んでいくと、子供たちの気持ちが伝わってきます
その子供たちを取り巻く先生や大人たちのとっても暖かい心遣いも
たくさん伝わり、愛が溢れています~

今回のこの橋渡しのためにご尽力くださった宮古市の I さん
手織をされている方のお父様です

子供たちの手紙と一緒に送って下さった I さんのお手紙をご紹介します

 岩手の宮古の子どもたちの冬休みも間もなく始まります。子供たちはこの1年、震災の傷跡の残る地域の中で、仮説住宅が立ち並ぶ工程を目の当たりにし、教育環境の不十分な入相校舎の中でも、世界各地の方々からの温かい心に支えられ、精いっぱい頑張ってきました。県内外から素晴らしい評価をいただきました
 今年の世相、漢字一文字で表したのは「金」でした。清水寺の貫主様の筆の運びを追いながら、子どもたち一人一人にも金メダルを、そのような思いに駆られました。保護者にも、教職員にも、そして被災者、地域の方、ボランティアの方々、それぞれにこの一年頑張ってくださいました。子どもたちより一回りもふた回りも大きな金メダルを贈呈したいと思いました。もちろんのこと、ケイト・ファーガソン様、お嬢さんのリサ様、ロンドンの子どもたちと先生、明石様をはじめご家族様にも金メダルを・・・・。子どもたちや教職員の心を明るく、前向きにしてくださいました。学校のすべてを温かい心で包んでくださいました。ありがとうございました。
 宮古の冬は県都地区に比べ雪の量もしばれも比較的きつくないとはいえ、やはり東北の冬はこれからです。乗り越えます。頑張ります。


小さなことで思い煩っている自分がなんだか恥ずかしい
自分がいる場所で、自分にできる小さなことを、心を込めて努力しましょう
出来ないときは立ち止まる、それも必要ですね

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たくさん笑って・・・

今日の工房はとても賑やかでした たくさん笑いました~

時には、講習に一人というときもあるので、今日の5人はとても賑やかでした

しかも、大きな織機を含め、全部で13台の織り機に経糸がかかっている!
工房始まって以来かも・・・

マットを織り始めたWさん、カシミヤで吉野織りを始めたHさん
バック用の布をFinish Twillで織っているKさん
カシミヤでワッフルを織るMさん、それに今週体験講習に来ているTさん
8枚綜絖で組織を色々楽しんでいるYさんは急なお仕事でお休みになってしまい残念

それぞれ織っているものが違うので、あちこちで織りの話が広がります
ほかの方のを見て「次これが織りたいわ~」の声も・・・

お昼も大勢だと、あれこれ話が面白い
共通点は手織を楽しんでいるということだけなので、
生活環境の違いなど、体験や情報の交換もとても面白い

天ぷら粉のことから、ひとしきり大笑い!

なんで笑ったのか、あまり覚えていないのに
なんだか久しぶりに声を出して笑ったのはよく覚えている
笑うっていいですね

念願がかなって手織り体験ができたというTさん 織りながら「楽しい~」を連発

織りあがったマフラーを早速かけてみました
洗って、その変化に喜び倍増

お子さんとお仕事の調整をしながら続けられることになりました

前回からマットを織り始めたWさん
思った通り斜めの線がきれいに出ました

先日Kさんが織りあげたひざ掛けを洗って持ってきてくださいました
ふわふわでとっても暖かそう 
寒い職場で活躍するでしょう~




初めて大きな織機で幅広のストールを織り始めたTさん
鮮やかな黄色が入って少し緑が鮮やか過ぎ・・・と心配していましたが
織り始めたらとてもいい色合いになりました~

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