当初思っていたようには、過ごせなかった夏休みではありましたが
心身ともに、いい休養になりました
思っていたというのは、ネットもテレビも無く、手仕事三昧の夏休み
でも、もって行った羊毛は紡がず、
バスケット編みのベストをゴム編みをつけて仕上げる事もせず
バスケット編みをほんの少ししただけ・・・・
ホームページの手直しをしようと持っていったパソコンに障りもせず
何だか仕事を沢山残しているような気分です
でも、思い切り親孝行が出来ました???
若いときに大学の山岳部で日高山系の山を厳冬登頂した父
その山の会との関わりとずっと大事に楽しんできた父
そのお仲間が、山の家の場所でバーベキューをしたいと言ってくださり
9日に実現しました
若い家族も混じり、年代を超えた人の輪は、とても嬉しいものでした
3時ごろから始まり、暗くなっても続き、夜中になっても・・・
年齢的には父よりも20歳~30歳も若い方たちが
最後は共に思い出を作った寮歌を歌ってお開きになりました
こんな嬉しそうな両親、久しぶりでした
来てくださった方々ありがとうございました
2008年 の投稿一覧
高山へ
5日に、木工のサマースクールに参加した娘を迎えがてら高山へ行きました。
ここからは片道約150km3時間のドライブでした。
飛騨高山はいつか行って見たかった所、
とても楽しみにしていました。
でも体調は最悪!
涼しい所に来ても湿疹はひどくなるばかり、拡がるし腫れるし、身体がキツ~イ
でも迎えに行く約束を変更する程ではないと…
元気な時にもう一度ゆっくり行きたいですね。
湿疹は翌日地元の病院へ行きました。
薬が出ても直ぐには治りそうもありません。思い返せば、何度となく体が出していたSOSを無視していましたからきっとそのつけがまとまって来たのでしょう。
皆さまもお気をつけください。
気持ちいい朝
東京を離れ、自然の中で過ごしています。朝早くからセミがうるさいほど。
知らず知らず疲れをためていたのか、先週何かにカブレたのが直らず、
この休みは9月のスピニングパーティーにむけて、のんびり体力回復します!
一歩進んで
この間からやりたいと思っていた、新しくてに入れた織機の試し織りを始めました
ハンパの糸をやたら混ぜて縦糸にしたブランケットです
綜絖枠が傷んで割れていたので、新しくしました
ロクロなどのヒモは全部取り替え、それに伴い、まだ上手に吊れていません
バックビーム、フロントビームから棒につなぐために、
鉛筆ほどの太いロープが付いていましたが、
どう考えても縦糸を巻き取る時に紙を沢山使わなくてはならないので
布に替えました。でもありあわせのピンクの布・・・・
もう少し調整をして、服地など広幅の講習に使います
夏休み明けに服地を織りにくる方があるので、使ってみたいと思います
まだまだブログネタはあるのですが、いかんせん時間がない!
週末涼しい所でのんびりしてきましたが、未だ体力回復せず
汗拭きタオルについていたと思われるものにかぶれて
ふいた所にブチブチが出て、久しぶりにとってもかゆい思いをしています
ついでに人参のスープ煮のお鍋に指を引っ掛け、左手に少々ヤケド
もっとパワフルにやりたいのに、上手く行かないものです
夏休みがとっても楽しみ・・・
夏休みのおしらせ
工房の夏休み
8月1日から11日まで
糸のご注文などお考えの方は、29日までにお知らせください
女の夢
女の人たちは『自分で身に付けるものを自分で織りたい』という夢を持っているようだ
それは、知らず知らず血の中に受け継いでいるものではないだろうか
最近、その夢を叶えるお手伝いをした
前から時々このブログにも登場してくださる、月1回机上講習に来られるMさん
私のところに来る前にも見よう見真似、
自分で色々考えて糸を選び織って、ご自分の着るものを作られたMさん
スコットランドから服地用の糸を注文販売する事になって
ご主人のジャケット地を織る事を思い立ち、糸を注文された
ご家庭の事情で工房に通う事ができないので
自宅の60cm幅の織機で服地を織る事になり、出来る手伝いを申し出、
今週火曜日、工房を臨時休業にして、その縦糸張りをしてきた
前もって縦糸を水振り機を使って10m 588本作り
当日は、織りながら縦糸のトラブルが起きるのを避けるため
仮筬と綾棒を使って、少しずつ櫛で整えながら巻き取った
撚り止めはしてあるものの単糸で双糸撚りからみやすい
大変だったけれど、とてもきれいに縦糸を巻き取る事ができた
70代半ばのMさん、病気もちのご主人のことを考えると、先延ばしに出来ない
後は織るだけとは言え、暑い時期無理はしないで欲しい
10mは、長い道のり・・・
こんな夢を持ちながら、出来なかったというのは残念、
糸を選べはできるのだから・・・
この夏工房で服地の講習をする事になった
先日手に入れた大きな織機も組み立て新しい綜絖枠をセットして
試し織りをする準備をしている
9月末の『インガーの手仕事展』のDMが出来上がってきて、又一歩進んだ
でも少々夏バテ気味、夏休みを楽しみにしている。
素敵な出会い2
昨晩、いざ書き始めたら、言葉にならないことが沢山有り
それに眠気が加わり、遭えなくダウン
まだ言葉にするのが難しい気がするのですが、試みましょう
服飾デザイナーのUさんの「アトリエ・プチ・レ・テ」を訪ねたのは1週間前
作品が沢山あるのに、それはざっと見ただけ、
何をどう話したのか、思い出せない位、喋り続けた印象が一番強い
一つ一つは思い出せないけれど、物作りに対する思いが同じで
共通する話題が沢山有った
その時に着ていらしたのは勿論自作、明るい薄紫のギンガムチェックの布、
衿なしのUネック、丈は短めのワンピース、小さめの袖、横長の携帯がやっと入るほどのポケットが胸とウエスト下に左右2つずつ、そして前空きの打ち合わせに、沢山の白い貝ボタンが沢山付いている、それがサイズ、デザイン色々・・・・ 下は白っぽいレギンスだった
自由な発想で物を作れるセンスがとても良いと、無理なく思える自分に少し驚いた
先日来、注文販売をした服地用の糸で試し織りをしている。糸を選ぶ時から、このチェックは織ってみたかった。しかし、思ったようになったものの、これを織りながら、この布はどんなものに仕立てられるのだろう。 定番のスコットランドチェックのツイード地で定番のスーツ? それしかないのだろうか・・・と何となく考えていた
それが、このUさんと話し、作品を見せて頂いている内に
何だか違う切り口が見えてきたような気がする
工房を始めて5年半、ずっと伝統的なスコットランドチェックだけを伝えたいと
思ってきたけれど、いつも同じようなものが並んでいる工房のウィンドーに、
自分がしている事がマンネリしてきた事を心の隅で感じていたらしい
それが、Uさんとの話で、心の表面に出てきて認識する事が出来た
手編みには向かないと言い続けてきた工業用の糸でニットをしたり、
絶対やらないと思っていた麻を織ってみたり、絹もちょっとやってみたいと思ったり
横糸しか見えないマットは楽しくないから織らないと決めていたのに
材料が流れてきて、試してみようかな?と心の隅で思ったり・・・
少しずつ何かが変化していたのかもしれない
こんな変化を教えてもらえた出会いはとても素敵
話のついでにモザイク編みのバックの事になり、お見せしたら
Kaffe Fassettと言う人のニットの本を見せていただいた
「色の魔術師と言われている人」というのはニット友だちが教えてくれた
1989年の Family Album というこの本の最初に
私がモザイク編みと言っているのと同じものが出ていた
ニットの作品はどれも色がとてもきれい、その作品を撮影している風景画もすばらしい
早速ネットで探し、中古の本を手に入れた
編まなくても、見ているだけでも、とても楽しめる本だ
色の組み合わせなどにとても役に立つ
楽しみが又一つ増えた
素敵な出会い1
タイトルを入れようとしたら、前に同じタイトルを書いた事があるらしい
候補として同じ言葉が出てきた
何だかとても不思議なタイミングでその出会いがあったような気がする
先週金曜日、先日工房に織り体験講習に見えた方のお誘いで
ある展示会に出かけた
姉妹で洋服を作り、教えている方たちの『夏のTシャツ展』
既成のTシャツを買ってきてそれを色々にアレンジする
自分で着るとは思わないけれど、作品としておもしろい
作られる方々も、とても楽しい
私としては、とても珍しい、前から知っている人からのお誘いと言うわけでもなく
私とはちょっと趣向が違うとも、でも見てもらうのが一番だからと言われ
余り詳しく聞いて興味をそそられたわけでもなく
それでも出不精の私は嫌でもなく出かけていった
それが、これからの私の方向を示してくれたような気がしている
そのインパクトが強く、整理して自分のものにするのにちょっと時間がかかった
今晩は時間切れのため、明日写真と一緒にもう少し詳しく書いてみたい
水曜日は、昼間と夜の定期の講習があり、今日は夜更かしできない
どうも、直ぐ眠くなり困ってしまう
一区切りつきました
3月から続けてきた服地用糸の注文販売の一連の作業が終わりました
在庫切れの糸も5月30日までに揃うと言われ、
それを待って送ってもらったのが、約130kg
その後2回に分けて不足分が届き、その最後が昨日でした
そして、それを小分けにして、今日発送。
後は工房の棚に残りの糸が並んでいます
そろそろ色遊びも区切りをつけて大きな織機に糸をかけましょう
糸屋から織り人になれるでしょうか
今日通りがかりに工房に寄られた方と、とても楽しくおしゃべりをしました
スコットランド、エジンバラに3年住んでいたことがあるといわれたことから
スコットランドの話、タータンチェックとエステートチェックの話
羊の話、糸の話・・・スコットランドと北欧の手仕事の同じところ違うところ・・・・
小1時間はなしていたでしょうか、帰られる前に
『この糸が好きで広めたい熱意でこの工房をしていらっしゃるんですね』
と言われたのが心に残りました
わかってくださって、嬉しい!
工業用が故に、誰でも扱い易く程ほどの結果が得られる
堅そうに見える糸が洗うとふわっと変る、こんな糸があることを知ってもらいたくて
手織工房タリフを頑張って続けている
時に家賃を払うのがやっとの月もあるし、1人ポツンと過す日もある
みんながみんな手紡ぎを楽しめるわけじゃない
みんながみんな染めが好きなわけじゃない、
みんなが色遊びを楽しめるわけじゃない
それぞれ何が楽しいと感じるかは違うだろう
勿論この糸が好きだから続けているけれど、
大きく見れば、型にはまった考え方で生きずに、
自分らしく楽しいと感じられる行き方をして欲しい
そんな心の体験のキッカケになれば嬉しい、と思っている
工房で体験講習しか受けない方が多いのも確か
『続けてきてもらうようにしなきゃ』ともいわれるけれど
それだけの人が一歩前に進めたのだから、大きな意味があるだろう
途中で母が来ておしゃべりしたら、書く口調が変りましたね
直している時間がないので、今日はそのまま失礼します
今日は縫い物の日
今日の予定は、前からやろうと思いながら手がつけられなかった縫い物
手持ちの麻の布で中袋を作り、持ち手を作って形にしました
これがこれからキットにする『モザイク編みのバック』です
なんで、このサイズのバックなのか、色々意見はありますが
理由①初めに相談した方が使いやすいサイズとして勧めてくれた
理由②工房にある色を全部使ったモザイクを作りたかった
理由③クッションサイズにすると編むのが大変になるからバックが良いと思った
理由④大きめに設定しておけば、好みで小さくしたり、1色の目数、段数を減らすと
小ぶりのものが出来る。 などなど・・・・
これは64色使ったもの、(一部同じ色が2つ入っている)
他に少し小さいサイズで、暗い色を合わせたもの、明るい色を合わせたもの、
そのほか同系色のセットを作りたい
9月15日16日のスピニングパーティーに間に合うように用意しま~す
何人かの方に相談すると、それぞれ使いやすい大きさが違うのでおもしろい
お買い物用にお財布とエコバックを入れるという考えだけれど
これじゃ大きいとTさん、彼女のエコバックは手のひらに入るくらい小さいらしい
母が使いやすい大きさといったのは、丁度このバックを縦にしたサイズだった
私はまとめ買いが多いので、大きな買い物袋(エコバック?)に
大き目のエコバックを入れて買い物に行く
帰りは大体両方の手に大きな荷物、自転車の時もあるけれど・・・
最近のCO2問題の報道に、エアコンを入れず大汗をかいて頑張った
これでどれだけのCO2を減らす事が出来たのだろうか???、
3月に注文を頂いた服地用の糸、遅れている2色が明日にでも届くようだ
それを巻いて発送して、一連の仕事は終了、次は自分で織らなきゃね
まだ色遊び、まだやりたい事があるけど、どうしようかな?
最近のコメント▼