織り

模紗織りストール

工房で初めて綿糸で織ったWさんの作品が出来上がりました

レースの部分をアップで
手織りの本の中にこれを見つけて、
工房には綿糸がありませんから、その為に綿糸を購入して・・・
張りが有る、シルキーコットンの糸なので
打ち込みが結構大変でした

先日受けた半幅帯の講習をきっかけに、
少しずつみんなの興味が他の素材に向き始めました

今日は着付けグループの仲間に入れてもらって
目黒区にある民芸館にいきました
着付けの先生Kさんとグループの若手Tさんが着物で参加
暑さに頭が働かず2人の写真を撮り忘れてしまいました
残念!
Tさんはとても可愛かったし、
Kさんはとっても自然に着ている~

民芸館の特別展は 芹沢銈介と柳悦孝-染と織のしごと-
民芸の草分けとして良くお目にかかるお名前、
でもまだちゃんと作品を見たことがなく・・・

どれも、身に着けてみたくなる様な温かみが有ります

花織 浮織、吉野格子・・・
絹が主でも、ウールでも出来そうな組織を見つけては
『これできるかしら~』とみんなでわいわい楽しんできました

皆さんに『先生これ織れますか~?』と聞かれますが
自分でもしたことが無い
これから一緒に勉強です!!


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昼夜織りサンプル

先週末にみんなで伺った風あい工房で教えて頂いた
昼夜織り半幅帯のサンプル織りを始めました

糸はウールの梳毛糸 毛質の固いもので太さは2/20
大管に巻くことと6本引き揃えで整経するやり方を体験させて頂き
経糸を工房に持ち帰って参加された方々が
少しずつ織れるように考えてくださいました

といっても、問題が・・・
一つの経糸を複数の人がしたこと
複数の糸を引き揃えて整経すること、その綾の取り方が始めてで
糸をいじりすぎてしまったこと
おまけにとても暑くて手に汗をかいている・・・
当然、糸が先生の予想以上に毛羽立ってしまいました

帯が目的ですから当然のことなんですが・・・
経糸密度がとても高い

というわけで、結構大変な思いをして経糸を巻き取りました
このタイプの糸から始まった私の手織り経験
どう扱ったら良いのか多少の知恵が・・・
ウールで良かった~~ 
(木綿や絹じゃどうしたら良いのかわからない!)

木曜日に机上講習に来たKさんが一番に織りました
1段ごとにきちんと開くようにしながらでは有りますが
こんなステキな柄になって満足でした~

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次々織りあがります

工房に来られる方たち、みんなとっても熱心

次々と様々な思いが詰まった作品が出来上がります

綾織りの次に挑戦する杉綾、その応用編

タータンタイプのデザインは、実際のタータンの布をヒントにして・・・


この頃、工房の様子を外から見ていく人
興味をもって話していかれる方が増えています~
体験講習の申し込みも2件入っている

震災後不安要素が多くて、なんとなく空いてしまった心の隙間を感じる
実害は無いけれど、毎日ニュースを見ていると、気が遠くなる程の状況に
不安を感じ無い人はいないだろう

何か心を満たしてくれるものを求めているような気がする
そういう自分も『これだ~』と思える物が織りたい




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ストール織りあがりました

土曜日、日曜日と2日連続で講習にみえたKさん
スウィーディッシュレースのストールを織り上げました
その前に1日経糸をかけて少し織り始めていたので、計3日間かかりました

使った糸はラムウールの単糸
マフラーより少し長めで、最後半日ほど予想より長くかかりました

忙しいお仕事をしているKさんですが
『仕事と全く違うことがとても楽しい・・・』とても集中して作業を進められます
織り始めこそ足の踏み方を一つ一つ確認していましたが
その内に組織が理解できて、その後はひたすら迷うこと無く織り上げました

皆さん2年を過ぎた頃から細い糸もなんのその
腕を上げてきましたねぇ~
私がしたこと無いことなどの希望も増えて来ました~

月末にはみんなで風あい工房さんへ伺い、半幅帯を講習していただく予定

工房を見に立ち止まられたり、見ていらっしゃる方が増えています
講習のキャパシティーが無く、残念がる方も・・・

震災の後、何か確かな楽しみを求めている人が多いのだろうか?

昨日は久々の休日を取り、学生時代の友人達とお喋りを楽しんだ
お邪魔した友人宅、きれいなお庭と心のこもった手料理
ほっと、心が和む時間
アボガドと小エビのサンドイッチがとても美味しかった

長い間会っていなくても、通じ合える友人は心地よい~
子供たちのこと、仕事のこと、日々の葛藤を『偉い』と誉めてもらって
新たなエネルギーを充電してもらった
ありがとう



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ウールと絹

『ウールと絹、お互いに失礼ですねぇ~』
一つ前の記事、市松模様に織ったマフラーを見せたらこう言われた

言ったのは、絹を専門に織っている行松啓子さん
(言われても又織りますよ~)

東京に出るついでに、私の所に流れてきた絹糸を見にきてくれて
色々な糸についてどういうものか、どのように使えるかをいろいろ教えてくれた

この方、学会で発表したり、中之条大学の市民講座で話しをしたり
織った着物を出展して賞をもらったり(どこに出展したのか失念!)
5年滞在したタイでは英語で学会発表もした、実は、とてもすごい人

絹がそれだけ大切な素材だからこそ、上記の発言になったのだろう

先日の桜染めのことも
『布を入れたとたんにさぁ~と染まる
 参加した人たちは、びっくりするけど、
 時間と手間をかけて染液をそのように作ってあるし~』

話しを聞くとやっぱりやってみたくなる

流れてきた絹糸の中にあったとてもきれいな白の糸が
めでたく行松さんの元にお嫁入り
帯になるらしい
糸が生かされて、とてもうれしい

失礼度が少し少ない?綿と絹を合わせて織るアイディアも教えてもらった
何だかチェックから離れて違う方向へ道が開いてきたような・・・

いつか彼女が市民講座でしている講演を東京でもやってほしいなぁ
それにはもっと色々紹介しなくてはね
聞いてみたい人、この指と~まれ[#IMAGE|S49#]

スタッフのMさんが服地を織り終え
糸が外れた大きな織機は、何だかさみしそう
次に織るものは決まっているから頑張ろう


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異素材の組み合わせ

絹糸を巻きながら、試してみたいという組み合わせで織ってみた
パリッとした感じの絹糸はどういうものなのかなぁ
セルシンが付いたままなのか、糊が付いているのか・・・
失敗覚悟で双糸のウールと絹糸3本取りの組み合わせ


織っている時から、多少波うっている

洗ったらウールが縮み、絹は縮まないから面白い

この組み合わせにはまりそう


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オーバーショット

しばらく前から組織図を書いて準備していた
オーバーショットのマフラーを織りました

この織りは目が詰まっていないときれいに見えません
なので、糸はカシミヤ

2,3年前に自分用に織ったものがとても良いので
手間はかかるけど、模様が出てくるととても楽しい

生徒さんに教えながら何度か間違っては直し、
組織図を迷いなく書けるようになった

先日お見せしたニットのバック
この2.3日気温が下がり、娘が使いました

やっぱりベルト部分が延び、少し短くしたほうがいいみたい
アラン模様が斜めに出るのがいいですね~

最近いろいろな事が思わぬ方向へ道が開けていく
何だかとても不思議に感じる


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Mさんの服地

工房を始めた時からずっと手伝ってくれたMさん
服地を織っています

広幅になれるために、1枚ブランケットを織り
初めて長い物に挑戦しています

織った量はあまり多くないけれど、ずっとこの糸に触れてきたせいか
扱いにも慣れて、楽しんでいる様子
チェックのサイズを合わせる為にたびたび型紙をあて
丁寧に織り進めています~
先週1日織った日は1.1m織れた!!


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服地の経糸

一昨日服地を織り終えた織機に今度は息子が経糸をかけました

昨年双糸でマントの生地を織り
今度はチェビオットでジャケット地をと計画を立て、織機が空くのを待っていました
今日1日で、840本6mの整経と巻き取りをしました
前回は双糸で特に問題なく出来たのですが、
単糸は多少撚りが戻り糸同士が絡むのでちょっと難しい
無地のように見えますが、千鳥格子です
『初めて単糸で服地を織るならチェビオットで千鳥格子がいい』
と言うのを聞いていたのでしょう
柄合わせも無く、多少の打ち込みの不均等な所を隠してくれます
私も千鳥格子を随分沢山織りました

今日の大事なポイントは、均一に経糸を整経すること
少々トラブルが有ったところはやはり巻き取りで手間ががかかりました

いつも思うことですが整経は集中力が続かないと難しいですね
私は、なるべく1人でこの作業をします

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作品2点

連休の後半は、お仕事でした

手織りを始めて2年を過ぎたお2人が、相次いで織り上げられました
最近は細い糸が多く、今回は2人ともカシミヤです

何と言ってもオレンジが好きというKさん


本から見つけてスウィーディッシュレースに挑戦したMさん


気がつかないうちに細い糸も難なくこなせるようになったお2人
Kさんの今年後半の目標は服地ということになった
織機の空きを調整して、取り掛かることになりそう


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