マリア・オリバさんに来て頂いてカード織りの講習をして頂きました
共有する友人たちがいたり、スピニングパーティーでお会いするうちに親しくなった仲間です~
本を見て、その通りにはどうにかできるのですが、人に説明は出来ないし
もう少し詳しく知りたいと思っていたこともあって、タリフでの体験講習をお願いしました
結果、生徒さんのほとんどの方が都合をつけて集まりました~
6人と、7人の2回で13人です~
独学で研究して、一つ一つ丁寧に理屈もわかるように説明して下さるのが、とても良かった!
『人によって理解の仕方が違うので、何度も同じことを言いますよ~』の言葉がとっても嬉しい!
オリジナルで造られたボードやカードへの工夫も、一つ一つがとても生きている
太い色の違うロープを使っての説明はとてもわかり易かったです~
夢中になって過ぎる時間はあっという間
先生が提案してくださった3種類の中から選んで織った作品です
体験をしてみないと、その先を習うかどうかわからない~ と言っていたみなさんですが
上手なご指導と応用で織れる様になる見本をたくさん見せて頂いて、
すっかりやる気満々
早速2月後半に2回目、その後月1回の応用編の講習をすることになりました
やりたいけれど今は仕事の都合で・・・という方もあるので、
しばらくこの講習が続きそうです
工房・講習
最近の作品1月
次々と作品が織りあがっているのですが、つい見とれて写真撮るのを忘れています~
もうすぐ息子さんの所に赤ちゃんが生まれるWさんのベビーブランケット
ガラ紡綿糸をSeedの模様で織りました
ガラ紡は太いところと細いところの差が大きく、
織っているときはSeedのかわいい♥が余り目立ちませんでしたが、仕上げたら見えてきました
赤ちゃんにはちょっと地味かな~と話していましたが
バイヤステープで回りを仕上げたら、かわいい!
(私のカメラは紫系が苦手で、実物の色はちょっと違います~)太い糸でストールに取り組んでいるのはIさん
丁寧に織られています~
先日仕上がったオーバーショットのバックは職場で絶賛されたとか
そうでしょう~ お渡しするまで工房でピカピカ光ってました~
ミシンの腕を振るうのは私の娘、M
皆さんが頼んでくださるので、いつの間にか腕を上げています
有難い!
私が織っていた単糸のストールは織りあがりました
先日のブログにも書きましたが、
織り始めた後で、色を変えたり間違いを見つけて変更したりする場合のやり方
新しい経糸を長めに棒などに巻き、後ろで下げます
テンションが同じ位になるような重しをします
巻き取って短くなったら、経糸をほどいて伸ばします
手間はかかりますが、満足できる作品に仕上げるための一手間ですね
640本の経糸を4本×2の房に撚ったので、
後は洗うだけです~
片側を撚るのに2時間近くかかりました~
気にっていただけるでしょうか・・・・
チェックデザインは色遊び
今年初めての3連休、後半の11日12日は工房でチェックデザインの講習会でした
関西から2人参加され、工房の生徒さんも加わって6人でした
定員8人だけど、このくらいが丁度いいかな・・・
この講習会は、手織りのためという限定がついているので
織り易いデザイン、作品にするときにスッキリ見えるなど、計算が大事になります
今回は、チェックデザインの構築というより、
色をどのように組み合わせるかの話が多くなりました
工房にある糸を全て出して、色相環のようにならべました
例えば、緑でも青の色味が強い色と黄色の色味が強いもの・・・と
少し色を分析してみることが出来ると、組み合わせの参考になります
一度で素晴らしい色の組み合わせと言うのは難しいので
色々試してみることが大事ですね
工房にあるチェックをほぼ全部引っ張り出して、見て頂きましたが、
あっという間にテーブルに山が出来ました
他の教室で、ラムウールの単糸を使ってストールを織った方が、
経糸が切れて大変な思いをされたとか
クルクル絡まるのが難しかったという話を伺いました
そこから見えてきた事です
経糸を整経するときは、
慣れない方は1本、また2本程度にして、均一にきれいに作ること
やり直しをすると、糸を必要以上に障ることになりますから、
撚りが取れる原因にもなります
撚り止めは一応してあるのですが、
双糸に比べ絡みますから整経台から経糸を外すときに
要所をしっかり紐で縛り、巻き取りの時は束のままテンションをかけます
1本は弱くても、束にすると切れませんからピント引っ張って巻いてください
筬を通してから、織機の後ろに座って綜絖通しをするやり方も有りますが
この糸には向いていないかもしれません
慣れた方は余り糸を触らずに作業ができるのですが、
特に初めての時などは、経糸の切れや絡みにつながります
絹や綿の糸のように大管に巻いて、複数の経糸を同時に整経するのも
慣れている方は大丈夫でも、慣れないとトラブルの元
チェックのデザインによっては、1本ずつ整経することもありますから
簡単な方法から初めて、大丈夫だと思ってから試されると良いと思います
この糸は工業用の糸ですから、機械にかけて織ります
合った扱い方をしてあげれば、切れることは有りません
織る時も経糸に程々テンションをかけて下さい
やり方、考え方、色々ありますが
どれが絶対だということは有りません
人の好みや慣れも違いますから、大事なことは自分で考えること
理にかなった事は、いつも答えをくれると思います
それを自分で確かめると、自分のやり方が出来上がってくるでしょう
また、会いたいですねぇ~ と終った講習会
2日間で仲良くなりました
チェックの魔法がつなげる仲間でしょうか
クリスマスの日は・・・
長いと思う1年も、過ぎてしまうと本当にあっという間ですね
なんだかエネルギーが足りてない~ と思いながら年の終わりを迎えているのですが
それも、そのはず!
今年は冊子を2冊作りました
ホビーショーと、スピニングパーティーと二つのビックイベントに出店
秋には作品展、両親の旅行のお供と、疲れない訳ないか・・・
昨日は教室の最終日、
来年はひつじ年と言う話からか、ニードルフェルトでひつじを作ることになりました
都合が合ったお二人が楽しみました~
どちらも、ストラップの紐を付けた小さめな仔羊たち
教えるのは娘M 手仕事をあれこれ楽しむ彼女は、何度か教えている間に
しっかり、ニードルフェルトの理屈やポイントをわかり易く説明している~
前からいた羊たちも加わって集合写真!
クリスマスだったので、近くのメンバー3人も加わり、ちょっと豪華なティータイムで楽しみました
ときどき、集まってワイワイは楽しいですね
ケーキ屋さんのふんわりクリームのケーキもおいしかったけど、差し入れて下さった、お嬢さんお手製の本格的なフルーツケーキは格別
イギリスのクリスマスケーキを思いださせてくれました
来年は「手織りのためのチェックデザイン講習会」の後
Olivaさんのカード織りの体験講習をする予定です
タリフの糸を使って頂いている縁で以前から温めていた企画がやっと実現します
最近の作品12月
大好きなオレンジを入れて服地を織っていたKさんが、頑張って織りあげられました
始めての服地、千鳥格子ベースでオレンジを2色使っています
それだけでも色が複雑になって、深見が出ますね
1日頑張って、30~40cm位ずつ、丁寧に織りました
とても満足そうなKさんの記念撮影
Kさんはスカートとベストにしたいと、すでに出来上がりが見えているようです
服地を織るのは大変だけれど、達成感も大きいです~
もう一つ素敵な作品 8枚綜絖の2重織
弦楽器を弾かれるWさんが音楽仲間にあげたいと織られたテーブルマット
音符をニードルフェルトで付けてステキですね
本物のピアノを弾くように手が載せられるサイズです
以前私が織った見本があったのですが、
Wさんと組織図を組み立てるのがとても楽しかったです~
ここが、ド、次がド#、レ、レ#という具合に・・・
同じ経糸を使って、他の方も織らせてもらいます
こんな、課題の共有も楽しいですね
ステキなオーバーショット2点
夏の間、一生懸命にオーバーショットに取り組んでいる方の中で2点が織り終わりました
Kさん大好きなオレンジの反幅帯
これは着物が好きなお友達からリクエストだそうです
Mさんが織っていたのはリネンのテーブルライナーです
最初は模様の糸も白でという予定でしたが、
試しを織ってみて模様が見えないと織りにくいので、生成りに変更
落ち着いた素敵なライナーになりました
オーバーショットの魅力
夏前から教室で皆さんが織っていた綿糸を使ったオーバーショット
まだ続いています~
これはMさんの作品
経糸の残りを色と模様を少し変えて織りました
布が織りあがって最近バックが出来上がりました
がま口講習をしている娘とMさんのこだわりがいっぱい
とても上品で、高級ショップに並んでいてもおかしくないくらいのバックになりました
教室風景
休み明けの教室、当初3人の予定でしたが、午後から3人加わり6人
黙々と織りを楽しみました~
最近ウール以外の物を織る方が増えて、アッシュフォードのテーブルルーム以外の織機が人気です
それぞれに特徴が違うので、織る物に合わせて織機を選びます
ちょっと涼しくなって、織り体験申込みを頂いたり
ショップへ新規のお客様が増えたり
いよいよシーズン到来
今は、納期が大幅に遅れたスコットランドからの糸の入荷を待っています~
チェック健在
すっかり日が過ぎてしまいました
更新していなくても、毎日工房の活動は続いています~
写真を整理してみたら、チェックが沢山ありました
Hさんのガラ紡綿糸で大きなチェック
写真では白っぽく見えますが、実物はもう少ししっかりした色です
大きなチェックにしたために、終わりをはじめの部分と同じに終わらせたいと苦労されました
Kさんもご自分のお昼寝用綿毛布(タオルケット)
大好きなオレンジの糸はなかったけれど、思ったより黄色が効いてとてもお気に入り
Aさんのウールの薄手のストール
タータンチェックの本の中の写真をヒントにデザインしました
織りあがったばっかりで硬そうにみえますが、洗うとふんわりします
単糸で織るのは楽しいけれど、房撚りに中々手間がかかります
でもそれが大好きというMさんも織機一杯にかけたストールを織りあげました
写真を忘れてしまいました~
白とグレー2色のシックなチェックです
Wさんのウールと絹のチェック
これは洗ってウールを縮ませると絹が波うってとてもきれいです
紬の絹糸は自分で人参の葉で染めました
とっても丁寧、慣れない絹糸の細さも慣れたもの
私より上手だなぁ~
今日織りあがったMさんのバック用の布
大きなチェックがサイズも揃って、とてもきれいに織れています
どんなバックになるのか楽しみです~
もう一人のMさんは時間をかけてじっくりオーバーショットに取り組んでいます
大きながま口バックを作るために、綿糸を使って硬く打ち込んで織っています
お互いの作品を見て刺激を受けて、次々と発展する興味は止まらない~
織りながらのおしゃべりも楽しそうで、嬉しいです~
生徒さんの作品 ~6月~
自分のペースで織っています~
Aさん タータンチェックの本で見つけたチェックをオリジナルで
Yさんはお友達にプレゼントしたいとアルパカで羊飼いのチェック
2枚目の8枚綜絖の2重織ブランケットのHさん
1作目は模様を変えるときにタイアップをその時だけ変更していましたが
今回は両足を使って織るタイアップを自分で考え、見事成功!
綿糸でブックカバーを織っていたKさんもきれいに織りあがりました
初めてのオーバーショットは太い糸で挑戦したIさん
皆さんのかわいいオーバーショットに刺激を受けて私も織ってみました
これは撚りをかける前の糸を模様の糸として使っています
糸が見えないので、少し大きな写真で・・・
メリノの毛質で、手触りがとってもやわらか
まだ終わっていないので出来上がりが楽しみです~
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