先日久しぶりに工房に来てくれた
年が明けると85歳になる Kさん
1日半かけて、2m近いロングマフラーを織り上げました
2年程前と織機が違い足の踏み方がちょっと違うので
毎回、1と2、2と3、・・・と考えながら
でもちゃんと綾織りの織り目を確かめながら織るので
平織りの足になっていたりすると、何か変だと気が付くのですね
さすが、長い間自力で手仕事をして来た方です
久しぶりに伺う若い頃の苦労話も心地よく伺いました
お手伝いは多いけれど、母と同じ年の Kさん
出来るだけ希望をかなえてあげたくなります
『特別サービスするけど、友達連れてこないでねぇ みんなには出来ないから・・・』
とお話して、今回の講習を終わりました
若いお孫さんのお嫁さんの喜ぶ顔が見えたのでしょうか
とてもうれしそうでした
やったぞ でもまだ作業半分
重い腰を上げて、前からしようと思って先延ばしにしていた事をやりました
それは工房の出納帳をつけることと、領収書の整理
売上伝票があり、領収書があり、一応分かるようにはなっているのだけれど
その気になってしなければ、整理が出来ない
気がつかないうちに、毎月の出入りが多くなり(ありがた~い)
頭の整理に時間がかかり、でも広げたらやってしまった方が・・・・
とこんな時間になってしまいました
少し先に進んだなぁ~~ えらいぞ!
でもまだ、パソコンでの帳簿入力作業が沢山残っています
トホホ 手仕事やりたいのになぁ
おかげさまで1月からのチェック講習会の申し込みが定員になり
締め切らせていただきます
それぞれ希望にあわせてオリジナルデザインを作るため
人数が多すぎても、中途半端になるので、考えていてくださった方申し訳ありませ~ん
チェックの魔法が広がっていくようです
もう一つうれしい事
工房の生徒さんの中で一番年長のKさんが寄ってくれました
ついでがあった時には顔を見せてくださったのに、しばらく音沙汰が無かったので、気になっていました
年が明ければ85歳というのに、『織りを覚えたい』という意欲満々
覚えられなくても、何にも不思議はありませんよねぇ
毎回初めての時と同じ様にお教えしています
新しく家族になったお孫さんのお嫁さんに上げたいというマフラーを織りに来ることになりました
フェルト講習会のお知らせ
予告をしながら日が過ぎて失礼しました
大学生でひとり暮らしの息子が帰宅、すっかり巻き込まれて
少々疲労がたまりました
でも楽しかったです
何より、さりげなく助け合う兄妹3人の関係がいいですねぇ・・・
フェルト講習会 in 清瀬 のお知らせです
随分長い間、フェルトが流行しています
作家さんも、本も次々世の中に出てきています
羊の毛を編み物や手織りより、簡単に形にする事が出来るからでしょうか
フェルト講習会 in 清瀬
初心者の方を対象に、ハンドメイド・フェルトの講習会を開きます。
羊毛の種類、扱い方、特徴を理解し、フェルトの技法で羊毛クラフトを
楽しんでいきたいと思います。
講師 なかむらいづみ さん
羊の原毛からフェルト作品をつくる、ハンドメイド作家。
アクセサリーや雑貨などの小物から、バッグやショール、
ベストなどの身に着けるものまで
染色や手紡ぎなども取り入れ、オリジナルのデザインで展開しています。
また、タペストリー、マットなどのインテリア・ツールも…
会場は清瀬駅から歩いて10分ほどの、市民会館で行います。
月1回 基本は土曜日ですが、予約の都合で日曜になることもあります。
現在2回までの日程が決まっています。
●第1回 1月30日(土)13:00〜17:00/4時間
●第2回 2月28日(日)10:00〜17:00/6時間(昼1時間)
講習費は初回(4時間)4,000円
2回目以降は6時間 5,000円
材料費別(持ち込み可)
1回目に2回目の課題説明をし、当日までに色や模様など
デザインを考えてきていただければ、と思っています。
サイズや形は同じ物を作っていただきます。
2回目以降、多少の用具が必要になりますが、100円ショップで買える程度のものです。
具体的なカリキュラムは、こちらをご覧ください。
問い合わせ申し込みは なかむらさんまで
メール inin-woo-loo@pp.em-net.ne.jp
チェックの魔法の粉
11月末頃から糸の注文に加えチェックキットの注文が多く入るようになってきました
そして今日届いたメールです
こんにちは。
チェックの魔法の粉の中で、12月ももう中盤なのに、年賀状もお掃除も出来ずにいるNです。
今日、たまたまブログを拝見しましたら、なんとビッグニュース!
札幌で、講習会!!
東京や名古屋の講習会を大変うらやましく思っておりました。
日時など、決定しましたら、ぜひぜひお仲間に加えてくださいませ。
楽しみにしております。
早速のメール、とってもうれしく、やる気を出させてくれました
ありがとうございます
今日は福祉センターの仕事が終わってから
上田文子さんののシェットランドレースとフェアアイルの作品展を見に行ってきました
電車1本で行かれるので、冷たい雨が降っていましたが苦にはなりませんでした
ギャラリーも駅から近いし・・・・
手紡ぎのレースヤーンで編んだシェットランドレースには、ため息が出ますね
今日の写真は無いのですが、2005年に清瀬でしたチェック展の時に
展示してくださった写真がホームページにあります
上田さんとの話で、スコットランドにホームスパンは勿論手織りをする人がいなくなりつつあるのと同様、シェットランドで、このような手仕事をする人、出来る人がどんどん少なくなり、お年寄りだけになっている事を知りました。 上田さんが体験してきたのと同じような事を見聞きする事が出来なくなり、又私がデイビットに教えてもらった事をもう習うことが出来ない・・・そんな時の流れが続いています
ホームスパンも、レースやフェアアイルも技術は日本人の方が上でしょう
でも、日本には無い何かが現地にはあると感じます
明日は、来年清瀬で開催予定の本格的なフェルト講習会についてお知らせします
ええっ~?札幌でも?
いつも糸を買ってくださる織物教室の先生がお友達を紹介してくださいました
その札幌の手織りの先生にお試しセットを送ったら、
今日、早速試してみていると電話をいただきました
情報としてチェック講習会のご案内も入れたのですが、
『1月は札幌は気候が悪くて上京しにくくて・・・』と興味を示してくださいました。
色々話すうちに、条件さえ整えばこちらから2日間の講習に行きましょうという話に
まだ名古屋の講習会もしていないのに、その次は札幌でも出来そうな気配です
織友達も1人いるし、他にも糸を買ってくださる方がいたり・・・
その先生のお教室をお借りして講習会が出来るかもしれない・・・
出来たら、うれしいですね
札幌は母方の祖父母が住んでいたので少しなじみのある町です
そんな話を子供たちにしたら、『行くなら一緒に行きたい』ですって
おいおい、きみたちは費用自腹だぞ~
夜には5年タイで織関係の仕事をしてきた友人が帰国したと電話をもらい
なが~い話をしました 楽しかった~
一般の観光では体験できない事を沢山見聞きしてきた様子
詳しい話を聞きたいですねぇ
在庫切れのお知らせ
この秋は、赤紫が人気だったようで
定番で販売しているNo33の赤紫の在庫がなくなってしまいました
この色を使ったタータンタイプのチェックキット No17 の売れ行きも良く
9月に作った10セットが完売、
33番が無いので、追加を作る事も出来ません
他に、No7の茶色も残すところ あと100g2個
少なくなっている色も数色あります
1月末に入荷するように準備を進めていますので
それまでお待ちください
余り動きが無かったキットの注文を次々と頂いています
一つ試しに織っていただくと、色違いを沢山楽しめます
そんなチェックのデザインを自分で出来るようになる講習会もいたします
『手織りのためのチェックデザイン講習会』 あと2名参加可能です
今日はずっと前からいつかしたいと思っていた
織友達Yさんの講習を受けてきました
これから1ヶ月に1日のペースで、8枚綜絖の組織の勉強が続きます
教える立場ではなく、習う立場も楽しいですね
縫い物をしました
先日のチェック展の折、自分用に縫って頂いたコートは
サイズがちょうど良いという方に着ていただくことになりました
織た別の布で同じ形のコートを自分で縫う事にして、
縫ってくれたデザイナーさんの所で裁断して約1ヶ月、
今日は久しぶりに家にいられる休日
部屋にこもって縫い物をしました
この布は最初から着る物にする気は無く
固めでマフラーには使えない半端の糸で椅子の座面カバー用の布を織ったもの
柄が良くて、コート分ぎりぎり足りると思って服地用に仕上げをしてもらっていました。
布はぎりぎり、しかも打ち込みが均一でないために
柄あわせがかなり大変でした
細かくピンを打って縫えば、入ってしまうのだけれど
これは、左右の長さが違ってしまうほど・・・・
前のあわせ部分で、かなりチェックがずれています
でも長さが合わなければ、その方がみっともない・・・
柄あわせを断念しました
自分で織った布を自分で縫って良かったですね
私は、きっちり織って、楽に縫いたい・・・
チェックの服地はそれだけ難しいけれど
又それが楽しいのです
これは先日工房でWさんが織られたマフラー
いろいろな色が混ざっているループヤーンを横糸に使いました
横糸の味を壊さない縦糸で、良かったです
Wさんは来週までに同じタイプをもう1本織る予定
プレゼント用に織りたいという方が多いですね
手紡ぎの糸
11月に工房で、友人Baruさんがスピンドルで糸を紡ぐミニ講習をしましたが
今週は紡いだ糸を形にする講習をTさんにしてくださいました
初めて紡いだ糸が形になるのは、とっても意義深いと思います
私は何時が初めてだったのかも、初めて紡いだ糸もどこへ行ったのか・・・
これは初めて糸を紡いだTさんの作品
ガーター編みで、ピンクッションとマット2枚
作り目の仕方、編み始めの目の扱い方2種類
1枚ずつ編み進みながら、違うやり方を覚えるという、編み物の面白さを体験できる教え方、初めてでした
Baruさんは 羊の毛、下準備の仕方、紡ぎ方、撚り止めの仕方などなど
良く知っているし、理屈もしっかり筋が通っている
ずっと糸にこだわってきた私の疑問にピントが合った答えをくれました
一番興味深かったのは、編み物の為に紡いだ糸の撚り止めの仕方
撚り止めをしながらある程度の縮絨をさせて、糸として完成させるというのは
いつも私が手編み用の糸の特徴として言っている
『手編み用の糸は編んでから風合いなどが変わらないように糸が出来ている』ということと
全く同じ考えで、とっても納得
織り用としては私はあまり好きではない梳毛糸ですが
2年前にデンマークのインガーに教えてもらった紡ぎ方をしてみたくて
1年前に手に入れた、ひま研さんの原毛を紡いでいました2つのボビンいっぱいに単糸が紡げたところだったので、双糸にするやり方を教えていただきました
インガーのところでやった時とほぼ同じ300gの糸が出来上がりました
これは洗っていない原毛で紡いでいるので、こんな色ですが
洗うときれいになるでしょう 一年置いてしまったので、黄ばんでいますが・・・・
もう少し紡いでから、洗って染めて、手編みにしたいと思います
先週初めにYさんがチェック講習会の課題で織ったチェックを仕立ててもらったと
見せに来てくれましたとても暖かそう
良く似合っていました
来年1月14日31日2月14日のチェック講習会、まだ若干の余裕があります
思い切って試してみませんか~?
組み合わせる色で表情を変えるスコットランドの糸
これを使ってオリジナルチェックのデザインを作るための講習です
来年4月最初の週末名古屋でのチェック講習会がほぼ決定になりました
久しぶりの休み
まず、パソコンについてのご報告
もう修理依頼をするしかない、でも私は分からないので、息子に一任して私は工房へ
息子は再度ネットの情報や説明書をチェック、似たような症状のトラブルを見つけ
試して見て、修理に出すことなく、直してくれました
説明書で見つけた情報は、増設メモリーがうまく接続できていないと
今回と同じような症状が出るというもの
もともとメモリーサイズが小さかったので、息子が後で追加してくれました
それはうまく機能していたのですが、色々やってみた所
メモリーには問題ないけど、受ける側が駄目になっているみたい・・・
ということで、メモリーを一つ取り、パソコンが使えるようになりました
メモリーを一つ取ったらどうなるか、
作業をするときのテーブルのサイズが小さくなる、ということだそうです
一度にあれも、これもとプログラムを立ち上げたり
インターネットのページを沢山開いたまま、他のことが出来ない
なので、少し丁寧にゆっくりパソコンを使う様に気をつけています
外付けハードディスクも使いながら、次のパソコンを考えましょう
そして、11月最後の週末は前から父を乗せて車で出かける予定でした
でも、天候のこともあり、父は行く気がいまいち高まらない・・・
前日は夕方から、ある会に出かけ、10時過ぎに帰宅して
『日曜は天気が悪くなりそうだから、出かけるのはやめよう』
やっぱりね そうなるような気がしていました
でも私は歓迎、思いがけない休日が与えられました
ずっと休み無し状態が続いていたので、何もしないことを楽しみました
といっても、しばらく前に新聞の書評を見て買った本を一気に読みました
初めて、これだけの厚さの本を1日で読みました子供の頃から歴史は好きでなく、日本の歴史もおぼつかない、それがスコットランドチェックに興味を持ったことから、スコットランドの歴史にはまってしまった。 今年のスコットランド旅行の折に手に入れた、子供のために書かれたスコットランドの歴史の本を読んで、全体のことが少しつかめた頃、テレビでブレイブハートという映画を見ました。 13世紀にスコットランドを統治下に入れようとするイングランドと戦う平民出身のヒーローウィリアム・ウォレスの生涯の映画で、スコットランドの戦いの歴史を垣間見るようなものでした。そして今度の英国太平記は、ウィリアム・ウォレスの少し前から始まり、ロバート・ブルースがスコットランド王になり、スコットランドを一つの国家としてまとめるまでの詳細が書かれもので、書評にあったように、これを読むとスコットランドの見方が変わる、内容でした。スコットランドチェックとは直接関係ないようですが、その成り立ちを考えると、とても面白くなってきました。
読んでくださってありがとうございます
続きは又明日
やはり使えません
昨晩と今朝、パソコンが起動して使えたので
よかった~ と思っていたのですが
やっぱり、簡単な事ではなかったようです
午前中に文書を作るために工房にパソコンを持って行き
スイッチを入れても、何も起こらない
その後、息子がしてみたら、起動して
文書を書き始めたら、 いきなりプチーーーン
修理に出すしかなさそうです
外付けハードディスクをデスクトップにつないで
これまでと同じことができるようにしてくれたのですが・・・・
多分使いにくさを感じるのはモニターの位置と
老眼鏡をかけて見える距離が合わないのでしょう
それにしても、知らないうちにかなりパソコンに依存していますね
もしも、データーが全部消滅していたら何もできない
習わずにここまでパソコンに詳しくなっていた息子に脱帽です
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