糸巻きで酷使した右腕、肩はそう簡単に痛みがとれず
未だ年末にパスした掃除と片付けはやる気にならず
痛いながら好きなことはしたいと糸はいじっております
そんな今年のスタートですが、工房での織り講習は順調な滑り出し
月4回の月極め講習を取り入れて1年
最初の週で、月極めの生徒さんが、めでたく4名になりました
勿論、単発の方の受け入れもしたいのですが
とりあえず、今そのような申し出があるわけでもなく
単発講習の申し込みがあったら、その時だけ自分の織機を空ける事にして
4人目の申し込みを受けました
卓上織機3台とロクロの60cm幅の織機、全て決まりました
月極めの講習の利点は時間を切られずに織りを楽しめることですね
これまでは2日、3日の制限の中で出来ることという枠がありましたから
1作目千鳥格子のマフラーの後は、
2,3点千鳥ベースの物を織ってもらいました。
でも、2回、3回、続けて出来るという状況が出来て、
2作目でグレンチェックを織ることも可能になりました。
根気が続く様なら、細い糸で薄手のマフラー、ショールなども出来るし、
マットが織りたいなどという希望も出てきます。
世の不安定要素が沢山あるのですが、そんな状況下で恵まれていますね
図に乗らず、これまで以上に心を遣って講習をしたいと思います
それにしても、隣の父に振り回されて・・・
年末ぎりぎりにはじめた年賀状印刷、父、母合わせて600枚
これだけしたら、自分のをやる気が失せてしまい、
まだ終わりません もう直ぐ寒中見舞いになってしまうぞ
今晩はやろう・・・と思っていたらまたまた
夢中になってまとめていた学会発表内容、
仕事中に携帯にかけてきて
父:原稿ができたからパソコンで打って・・・
私:仕事中だから夕食が終わったらね
なにやら専門用語が並ぶ難しい文章を打ってプリントして持って行った
私:確かめて直しておいて
父:すぐみるからちょっとまってて
ちょっとここ直して・・・
私:明日までにしておいて、明日の夜じゃダメ?
父:ちょっとだから今してくれないかなあ・・・
私:しょがないなあ
何度かやり直しをして、出来上がったら
父:これでいいから、ネットで申し込みしてくれない?
この日記を書こうを行ったり来たりしていたのを諦めて
申し込みサイトに行ったら、会員番号が必要とわかり、明日になりました
最近は携帯に電話をかけることを覚え、
仕事中でも、隣にいてもかけてきます。
段々待てない(と言うか、元々せっかちですが)
まあもう直ぐ91歳になるので仕方ないか
こんなエネルギー若い人に欲しいなあ
グレンチェック
昨日今年の講習初日でした
新年になり、月ぎめの生徒さんが3人になり、コンスタントに講習が続く様になりました
同時期に始まっていることもありますが
グレンチェックが人気です
以前は体験の千鳥格子の後は、2,3本千鳥ベースのチェックを織りましたが
この頃は理解出来る範囲で希望に合わせて進めています
ちょっと時間はかかりますが、これも月ぎめだから出来ること
チェックの講習会をしたいという案、ちょっと頓挫していますが
少しずつ固まってきて、形になりつつあります
110cm幅の織機にかけたブランケットの10mの縦糸、まだ4枚分残っているので
織るだけの講習も受け付けます
小さい織機しかもっていない方、幅広を織ってみませんか?
新年おめでとうございます
昨年、周りの多くの方々に助けられて、手織工房タリフは活動の輪を広げる事ができ
沢山、たくさん、ありがとうございました
思うほどに、体と頭が働かずにもどかしい事が多くなりましたが
与えられる様々な機会を自分と向き合う材料にして
自分で織りを楽しみ、それが周りにも広まるような年にしたいと願っています
始まったばかりの新しい1年もどうぞよろしくお願いいたします
と新年の挨拶を書いて、一生懸命に新年の気分に自分をはめています
今年のおせち料理、私の担当は煮物、伊達巻、昆布巻き、たたきごぼう、
なます、数の子、黒豆は隣の母が・・・キントンとかまぼこは既製品
今度は何にも特別はしないで・・・と言ってもこんな感じになりました
お雑煮は、父方のおばあちゃんから伝えられた土佐風
四角いお餅、豆腐、里芋、土佐のかまぼこ、青みにほうれん草、
澄し汁を注いで、おわんの蓋を開けてたっぷり削り節をかけます
1年に1度だけ使う<日出椀>でいただきます
この写真は、おとそを入れる亀です
息子が撮った1枚です
デンマークの肉料理
クリスマスも過ぎ、年末に向けて忙しいはず・・・
ですが、我が家ではちょっと送れてお楽しみがありました
1つ目はちょっと遅いクリスマスディナー
先日リッタの所にデンマークの友人から送られたデンマークの皮付き豚肉の塊り
それは皮をカリカリに焼いて、カラメルをかけたじゃが芋と一緒にいただきました
本当は紫キャベツの茹でたものも一緒にいただくそうですが、手に入りませんでした
初めてのことでしたが、食べ慣れているけれど料理したこと無いリッタと
作り方を聞きながら、試行錯誤の私・・・ 協力して、出来上がりました
後3回料理するチャンスがあれば、上手にできるでしょう
じゃが芋のカラメル絡めは、リッタが作りました
サラダなどちょっとデンマーク風にはなりませんでしたが
隣の両親も交えて、遅いクリスマスディナーをいただきました
美味しかったし、とても楽しい満たされた時を過ごしました
そして今日は、次男を迎えがてら、みんなでおでかけ
冬の富士山を飽きるほど見てきました
御殿場から、山中湖へ、河口湖で夕日を見て帰ってきました
最後は、東京へ戻ってからパン屋さんのレストラン、サンマルクで
生のピアノ演奏付き、とても美味しい、気分の良い夕食が締めくくりでした
ずっと運転手1人はちょっときついけれど、楽しい1日でした
全てに感謝の1年が過ぎようとしています
新しい1年、謙虚な気持ちを忘れずに大切に生きたいと希っています
皆様のご多幸をお祈りいたします
コーン巻き機
先日届いたアメリカ製のコーン巻き機です
細い単糸を巻きたいので、結構難しいです
もう少し硬く巻きたいのですが、テンションをかけ過ぎると
ちょっと引っかかっただけでプツンと切れてしまいます
400gくらい巻けるようなことが書いてありましたが
この糸は100gが丁度いいようです
注文販売の糸で、残った色、100gずつ全色、しかも2セットという
うれしい注文を受けました
途中で糸が切れなければ、100g巻くのに12分かかります
だから、うるさいなあ~と思いながら、織ったりします
お隣に迷惑になっていないかしら?
この先どのようにこの糸の販売が展開していくかわかりませんが
とりあえず、手動のコーン巻きからワンステップアップですね
来年は、6日火曜日から工房を開けます
コーン巻きについてお知りになりたい方は
silver needles electric cone winder で検索してみてください
時間は何処へ消えていく?
やっと、昨日第2便の服地用単糸がスコットランドから届き
今日、全部宅配便で発送しました
同時に、定番で販売している双糸の大口注文が入り、
このところ、糸巻きや準備に追われていました
9月以降、イベントなど仕事がずっと続きました
この糸の販売3年目で、売上がとても増えました
使って下さった方々から、予想以上の反響が聞こえてきます
工業用の糸なので、余り風合いにこだわる事はできませんが
その代わり、誰が使っても、程ほどの結果を出してくれて、失敗も少ない
ホームスパンほどの味は出せなくても
自分で織った布を身につける楽しみは、充分味わえますね
細い単糸を巻くのに、家庭用のコーン巻き器を使っていましたが
具合が悪く、手動のため、右手、肩が痛くなり、どうしたものか考えていました
娘がアメリカの通販で、電動のコーン巻き機を発見
ためしに取り寄せてみました
この機械に合う、紙のコーンも手に入れ、巻いてみました
なるほど、前の物よりは良いけれど・・・・
スーパーソフトの単糸100gを巻くのに約15分かかります
手が痛くならない分いいかな??
コーンに「手織工房タリフ」のラベルも貼り、少し商品価値が上がったでしょうか???
この糸の到着と新しいコーン巻き機のことに時間と気を取られ
我が家はクリスマスのために何もせず
みんなの予定が合わずにクリスマスディナーも、先延ばし・・・
何となく年末という気分でもなく、
でも確実に時間は過ぎてきますね
いったい、何処へ消えていくのでしょうネ
超忙しい2時間半でした
水曜日にスコットランドから届いた服地用の糸を発送しました
2回目になって、前回の糸とロットが違うものあるのがわかり
今後のことを考えて、巻きなおしたものにも全ていろ番号とロット番号を入れたシールを貼り
在庫になったものなどもきちんと計量、記録しました
そんなこんなに手間取り、やっと発送となりました
揃わなかった糸が来週スコットランド発送という連絡が入ったので
どうにか年内にお渡しできると思います
今日、金曜日の午後は、地域の障害者福祉センターの手織り講座指導です
身体障害者の方たちと手織りをするようになって、11年目
利用者さんは、8人のフルメンバー、でもボランティアさんは2人ともお休み
織っている間はお一人で出来る方々ですが、
今日は綜絖通しが1人、房撚りが1人、絵織りの図案を考えている方1人
他の方は織っていましたが、後10cmくらい残っていただけの方がすぐ終わり房撚りをはじめ
時間の終わりまでに、あと3人終わり、残りの1人はあと5cmくらいで終わり
どうして同時に織り終わるのでしょう???
いつもこの時間はとても充実しているのですが、今日は超忙しかった
おばあちゃんパワー
毎日忙しいのだけれど、前からの娘との約束で映画を見に行きました
マルタのやさしい刺繍
シネスイッチ銀座で上映しています
夫を亡くした80歳のマルタが、若いときの夢を実現させる事で
昔の考えに縛られる田舎町の人々に、自分らしく生きる喜びを気がつかせる
スイスで大人気だったそうだ
元気をもらって帰ってきた
同じ言葉が・・・
何度同じ言葉を口にするだろう
時間が欲し~~い
スコットランドから届いた服地用の単糸、注文量に合わせて
家庭用コーン巻き機で巻いているのだけれど
段々、右腕の不調が直らなくなり、セーターを脱ぐ時に腕が痛い
それでもだましだまし巻いていたら、ちょっと回しただけで、痛みが来た
それで今日はとうとう暇している息子殿に手伝ってもらうことに
糸巻きは、簡単なようで、実はちょっとしたコツできれいにもぐずぐずにもなるので
余り糸を触ったことが無い人にしてもらいたくないと思っていた
さすが器用な息子殿、しばらくしてコツを掴みきれいに巻いてくれた
手伝いの間の講釈が無ければ、もっと気分がいいけど・・・
自分の思うとおりに進まないと、ちょっと躓く性格は小さい時から変らないなあ
まあそれだけ自分の思いがあるということ、
流されっぱなしの人の言いなりより良いか
ところが、6月に買った家庭用コーン巻き機のガイドのプラスチック部分
糸の摩擦で変な所に溝が掘れてしまって、きれいに巻けなくなってしまった
最近のものはプラスチックが柔らかいのか、心棒もぐらつきもちが悪い
でも家庭用、これほど使うことは想定していないだろうなあ
でも、一番ガタが来ないのは30年前にマフラーを1本買っていただいて購入した玉巻き機
その頃の道具は今より丁寧に作られたのだろう
ともあれ、あと2色巻けば、注文してくださった方々に送り出せる
チェック講習会の構想
先日のわいわいワークショップで初めてチェックを織る体験講習を外でしました
短時間でチェックを織ってもらうのに
どのようにチェックが出来ていくかを理解してもらえるかが、焦点でした
私はチェックばかり織っているので、当たり前のことが
初めての方には、どう理解されるのか、いつも注意している所です
ところが、一生懸命考えて紙に書いていった物を見ながら織るより
口で、「何本ずつ、このように色を替えて・・・」と説明した方がわかりやすいようでした
縦糸と同じ順番で、と話したのも良かったようです
期間中の空き時間に、又他の時に、織り友だちのStudio Tessileさんと
またまた、沢山織りの話をしました
違う種類の手織りをしている私達、初めて彼女が工房を訪ねてくれた日から
ず~と前から友だちだったみたいに親しい付き合いが続いています
考えている事を何でも話し、聞いて、意見を言い合う中から沢山新しい発想をもらいます
そして今回、チェックの講習会をしたら・・・と言う話になり
スコットランドチェックの成り立ちから初めて、3回位で
自分でチェックのデザインが出来るようになる様な講習会の構想がまとまってきました
特別な才能があるわけではないけれど、とにかくスコットランドチェックが好き
そして、何度も行く機会を得て、知らず知らず見てきたチェック
沢山の文献を研究はしていないけれど、自分の目で見たもの、感じた事は
又、確かなものであるような気がしてきた
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