夏休みのおしらせ

工房の夏休み
8月1日から11日まで
糸のご注文などお考えの方は、29日までにお知らせください

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女の夢

女の人たちは『自分で身に付けるものを自分で織りたい』という夢を持っているようだ
それは、知らず知らず血の中に受け継いでいるものではないだろうか

最近、その夢を叶えるお手伝いをした
前から時々このブログにも登場してくださる、月1回机上講習に来られるMさん
私のところに来る前にも見よう見真似、
自分で色々考えて糸を選び織って、ご自分の着るものを作られたMさん

スコットランドから服地用の糸を注文販売する事になって
ご主人のジャケット地を織る事を思い立ち、糸を注文された

ご家庭の事情で工房に通う事ができないので
自宅の60cm幅の織機で服地を織る事になり、出来る手伝いを申し出、
今週火曜日、工房を臨時休業にして、その縦糸張りをしてきた

前もって縦糸を水振り機を使って10m 588本作り
当日は、織りながら縦糸のトラブルが起きるのを避けるため
仮筬と綾棒を使って、少しずつ櫛で整えながら巻き取った
撚り止めはしてあるものの単糸で双糸撚りからみやすい
大変だったけれど、とてもきれいに縦糸を巻き取る事ができた

70代半ばのMさん、病気もちのご主人のことを考えると、先延ばしに出来ない
後は織るだけとは言え、暑い時期無理はしないで欲しい
10mは、長い道のり・・・

こんな夢を持ちながら、出来なかったというのは残念、
糸を選べはできるのだから・・・
この夏工房で服地の講習をする事になった
先日手に入れた大きな織機も組み立て新しい綜絖枠をセットして
試し織りをする準備をしている

9月末の『インガーの手仕事展』のDMが出来上がってきて、又一歩進んだ
でも少々夏バテ気味、夏休みを楽しみにしている。

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素敵な出会い2

昨晩、いざ書き始めたら、言葉にならないことが沢山有り
それに眠気が加わり、遭えなくダウン
まだ言葉にするのが難しい気がするのですが、試みましょう

服飾デザイナーのUさんの「アトリエ・プチ・レ・テ」を訪ねたのは1週間前
作品が沢山あるのに、それはざっと見ただけ、
何をどう話したのか、思い出せない位、喋り続けた印象が一番強い
一つ一つは思い出せないけれど、物作りに対する思いが同じで
共通する話題が沢山有った


その時に着ていらしたのは勿論自作、明るい薄紫のギンガムチェックの布、
衿なしのUネック、丈は短めのワンピース、小さめの袖、横長の携帯がやっと入るほどのポケットが胸とウエスト下に左右2つずつ、そして前空きの打ち合わせに、沢山の白い貝ボタンが沢山付いている、それがサイズ、デザイン色々・・・・ 下は白っぽいレギンスだった

自由な発想で物を作れるセンスがとても良いと、無理なく思える自分に少し驚いた

 先日来、注文販売をした服地用の糸で試し織りをしている。糸を選ぶ時から、このチェックは織ってみたかった。しかし、思ったようになったものの、これを織りながら、この布はどんなものに仕立てられるのだろう。 定番のスコットランドチェックのツイード地で定番のスーツ? それしかないのだろうか・・・と何となく考えていた

それが、このUさんと話し、作品を見せて頂いている内に
何だか違う切り口が見えてきたような気がする
工房を始めて5年半、ずっと伝統的なスコットランドチェックだけを伝えたいと
思ってきたけれど、いつも同じようなものが並んでいる工房のウィンドーに、
自分がしている事がマンネリしてきた事を心の隅で感じていたらしい
それが、Uさんとの話で、心の表面に出てきて認識する事が出来た

手編みには向かないと言い続けてきた工業用の糸でニットをしたり、
絶対やらないと思っていた麻を織ってみたり、絹もちょっとやってみたいと思ったり
横糸しか見えないマットは楽しくないから織らないと決めていたのに
材料が流れてきて、試してみようかな?と心の隅で思ったり・・・
少しずつ何かが変化していたのかもしれない

こんな変化を教えてもらえた出会いはとても素敵

話のついでにモザイク編みのバックの事になり、お見せしたら
Kaffe Fassettと言う人のニットの本を見せていただいた
「色の魔術師と言われている人」というのはニット友だちが教えてくれた
1989年の Family Album というこの本の最初に
私がモザイク編みと言っているのと同じものが出ていた

ニットの作品はどれも色がとてもきれい、その作品を撮影している風景画もすばらしい
早速ネットで探し、中古の本を手に入れた
編まなくても、見ているだけでも、とても楽しめる本だ
色の組み合わせなどにとても役に立つ
楽しみが又一つ増えた

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素敵な出会い1

タイトルを入れようとしたら、前に同じタイトルを書いた事があるらしい
候補として同じ言葉が出てきた

何だかとても不思議なタイミングでその出会いがあったような気がする
先週金曜日、先日工房に織り体験講習に見えた方のお誘いで
ある展示会に出かけた
姉妹で洋服を作り、教えている方たちの『夏のTシャツ展』
既成のTシャツを買ってきてそれを色々にアレンジする
自分で着るとは思わないけれど、作品としておもしろい
作られる方々も、とても楽しい

私としては、とても珍しい、前から知っている人からのお誘いと言うわけでもなく
私とはちょっと趣向が違うとも、でも見てもらうのが一番だからと言われ
余り詳しく聞いて興味をそそられたわけでもなく
それでも出不精の私は嫌でもなく出かけていった

それが、これからの私の方向を示してくれたような気がしている
そのインパクトが強く、整理して自分のものにするのにちょっと時間がかかった

今晩は時間切れのため、明日写真と一緒にもう少し詳しく書いてみたい
水曜日は、昼間と夜の定期の講習があり、今日は夜更かしできない
どうも、直ぐ眠くなり困ってしまう

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一区切りつきました

3月から続けてきた服地用糸の注文販売の一連の作業が終わりました
在庫切れの糸も5月30日までに揃うと言われ、
それを待って送ってもらったのが、約130kg
その後2回に分けて不足分が届き、その最後が昨日でした
そして、それを小分けにして、今日発送。
後は工房の棚に残りの糸が並んでいます

そろそろ色遊びも区切りをつけて大きな織機に糸をかけましょう
糸屋から織り人になれるでしょうか

今日通りがかりに工房に寄られた方と、とても楽しくおしゃべりをしました
スコットランド、エジンバラに3年住んでいたことがあるといわれたことから
スコットランドの話、タータンチェックとエステートチェックの話
羊の話、糸の話・・・スコットランドと北欧の手仕事の同じところ違うところ・・・・

小1時間はなしていたでしょうか、帰られる前に
『この糸が好きで広めたい熱意でこの工房をしていらっしゃるんですね』
と言われたのが心に残りました
わかってくださって、嬉しい!

工業用が故に、誰でも扱い易く程ほどの結果が得られる
堅そうに見える糸が洗うとふわっと変る、こんな糸があることを知ってもらいたくて
手織工房タリフを頑張って続けている
時に家賃を払うのがやっとの月もあるし、1人ポツンと過す日もある

みんながみんな手紡ぎを楽しめるわけじゃない
みんながみんな染めが好きなわけじゃない、
みんなが色遊びを楽しめるわけじゃない
それぞれ何が楽しいと感じるかは違うだろう

勿論この糸が好きだから続けているけれど、
大きく見れば、型にはまった考え方で生きずに、
自分らしく楽しいと感じられる行き方をして欲しい
そんな心の体験のキッカケになれば嬉しい、と思っている
工房で体験講習しか受けない方が多いのも確か
『続けてきてもらうようにしなきゃ』ともいわれるけれど
それだけの人が一歩前に進めたのだから、大きな意味があるだろう

途中で母が来ておしゃべりしたら、書く口調が変りましたね
直している時間がないので、今日はそのまま失礼します

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今日は縫い物の日

今日の予定は、前からやろうと思いながら手がつけられなかった縫い物

手持ちの麻の布で中袋を作り、持ち手を作って形にしました

これがこれからキットにする『モザイク編みのバック』です
なんで、このサイズのバックなのか、色々意見はありますが
理由①初めに相談した方が使いやすいサイズとして勧めてくれた
理由②工房にある色を全部使ったモザイクを作りたかった
理由③クッションサイズにすると編むのが大変になるからバックが良いと思った
理由④大きめに設定しておけば、好みで小さくしたり、1色の目数、段数を減らすと
     小ぶりのものが出来る。 などなど・・・・

これは64色使ったもの、(一部同じ色が2つ入っている)
他に少し小さいサイズで、暗い色を合わせたもの、明るい色を合わせたもの、
そのほか同系色のセットを作りたい
9月15日16日のスピニングパーティーに間に合うように用意しま~す

何人かの方に相談すると、それぞれ使いやすい大きさが違うのでおもしろい
お買い物用にお財布とエコバックを入れるという考えだけれど
これじゃ大きいとTさん、彼女のエコバックは手のひらに入るくらい小さいらしい
母が使いやすい大きさといったのは、丁度このバックを縦にしたサイズだった
私はまとめ買いが多いので、大きな買い物袋(エコバック?)に
大き目のエコバックを入れて買い物に行く
帰りは大体両方の手に大きな荷物、自転車の時もあるけれど・・・

最近のCO2問題の報道に、エアコンを入れず大汗をかいて頑張った
これでどれだけのCO2を減らす事が出来たのだろうか???、

3月に注文を頂いた服地用の糸、遅れている2色が明日にでも届くようだ
それを巻いて発送して、一連の仕事は終了、次は自分で織らなきゃね
まだ色遊び、まだやりたい事があるけど、どうしようかな?

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まだ色遊びが続いています

新しい色が数色加わった64色を使ったモザイク編みのキットの作業を続けています

色が大好きな手編みをしている友人に試し編みをお願いしていました
他の人の配色や糸の長さ、編み棒の太さなどがどうなるか、知りたかったのですが
それ以上のことを教えてもらいました。

そんなヒントを考えながら、私も自分で編んで見ましたが
1作目ほど配色が上手く行かず・・・・
(この配色をした時は、かなり疲れていました)

でも、それを編み続けながら色々考えて、編み終えた所で仕切りなおし

かなり時間をかけて、デジカメで撮って確認をしたり、何度もチェックして
今度は納得が出来る配色になりました

決まった配色で編めるキットと自分で配色を楽しむキットの2種類を作りたいと思います
まだまだ作業が続きます
9月末に講習会をする計画があります

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紫陽花がきれい

昨日の朝の犬の散歩で見た紫陽花です



昔からある紫陽花と、新しいタイプ、隣同士に咲いていると何だか不思議です

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台所リフォーム

日曜日と月曜日、2日続けて工作をしました
我が家では、何処か変えたくなるとまず手作りできないか考えます

工房を始める時は娘が中心になって、物を置く台を5台作りました
スコットランドの糸を販売する様になって1年後、糸を置く棚を家族で作りました

今回は隣に住む母の台所
年を取って物の出し入れがやりにくくなり、
引き出しタイプの物入れが欲しいと言っていました
それを、聞き流していたら、『流し台一つ取り替えられないか・・・』と
それ程ならと一念発起、思い立ったら直ぐ行動、
やっぱり年寄り相手は、待たせるのはよくありませんね
私はアイデアはあるものの電気ドリルが出来ないので、娘と共同作業です

日曜午前中、寸法を測ってホームセンターに材料調達に
午後、2時間ほどでこれが出来ました

これに両開きの戸が付きます

でもちょっと待った、両開きの戸を開けて引き出しを出すのは、前からやりにくかった
それに、上の段に入っているお玉やフライ返し、ゴムべら等の収まりが良くない。
そう思って見たら、欲が出ました
いっそ戸を付けないで、3段の引き出しが出来ないものか

そこは、チームワークのいい母と娘、忘れないうちに直ぐ取り掛かろうと
夕方から再度ホームセンターに行って材料調達
6時半を過ぎても帰ってこない私たちに息子から『晩御飯どうするの?』と電話
そうだよね 我が家は殆んど毎日7時夕食です

昨日2時ごろバイトから帰った娘と作業を始めました

引き出しは割りに簡単に出来たのですが、
両脇に付けるレールの位置がとても難しい
全部出来て引き出しを入れたら、真ん中の引き出し右が少し下がっている!!!
でもそこ1箇所を手直しして、3段の引き出しが平行になりました
引き出しの取手は、手前の板に1cmの穴を2箇所開けて
タコ糸を太く撚ったものが付きました

これで83歳現役主婦の母は、しゃがんで物を取らなくてもよくなりました
一度はシステムキッチンにしたいと夢見て、でも費用がかかり過ぎてあきらめた母
これで少し思いが形になったでしょうか
後は上手に使ってくださ~い

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モザイククッション

5月始めのリッタの誕生日には、表だけしか編めていなかったモザイククッション
最近仕上げて、誕生日プレゼントをあげることが出来ました

今販売している糸とは別に、工房には色々なハンパな糸があるので
それを集めて、16×16のモザイクにしました

一番難しかったのは配色
明るい色、暗い色、目立つ色、沈んでしまう色、色々気をつけて並べたつもりが
実際編んでみると隣同士明度と色合いが似ていたり
でもとても楽しかったです

今年のスピニングパーティーでこのモザイク編バックのキットを販売したいと
見本つくりなど、準備を進めています。
色遊びですね

今アジサイの色がきれいですね
3年ほど前に病院のフェンス沿いに植えられた沢山のアジサイ
今年は大きく育ってとてもきれいに咲いています
新しい種類が多く、犬の散歩で脇を通って楽しんでいます

この色合いをヒントにモザイク編やチェックがデザインできないかな~

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