手織工房タリフは北西を向いていて、
冬の日照時間が短い2ヶ月を除いて
日が沈む前のしばらくの間、西日が差し込みます
晴れの日、工房が開いている日を数えると、それほど多くは無いと
日が差し込むたびに大きなチェックの布をカーテンのようにかけていましたが
それがとても面倒だし、見た目もすっきりしない・・・・
とずっと思っていました
工房も5年目に入り、織機が増えて布をかける作業がしにくくなったこともあり
思い切ってロールスクリーンをつけました
布に凝ると高くなるので、一般的なものになりました
勿論の事、これをおろすと外からは何も見えない
工房を始める時に娘が粘着シートを使って
シャッターに名前などを張ってくれましたが
ロールスクリーンにもしてくれるそうです
身の丈に合わせて少しずつの前進です
嬉しい笑顔
月に1回机上講習を受けにいらっしゃるMさん
ご自分で随分織られていらしたようだけれど、
綾織りのチェックとスコットランドの糸が気に入られて、講習が続いて、
次々と作品ができている
帽子を作りたいと布を織られて、次の時にはもう帽子になっていた
被っていらっしゃる写真を送ってくださったので、了解を得て皆さんにもご披露しましょう
昨日神戸から突然訪ねてくれた姪っ子
この前あったのは、じじばばの88と80歳のお祝いの時で大学生になったばかりの頃
今度4年生になる姪は、すっかりきれいになって、大人っぽくなっていた
何より彼女の笑顔がとてもいい
すっかり板についた関西弁で、ころころ良くしゃべった
『うちでじじばばが楽しみに待っているよ』と私が話せば
すぐ、『お父さんとおんなじことを言うね』とケラケラ笑った
兄が大学入学で家を出て以来時々しか会わないのに、
兄弟は言う事や言い方まで似てくるのだろうか
私は小さい頃から母そっくりだといわれ続けているけれどね
90歳の父が運転をやめないと、我が家も社会現象に漏れず
高齢者問題が押し寄せつつある
時間に追われている?
リッタが日本語でブログを書き始めて
一緒に日本語の勉強をする事が多くなりました
ブログは気持ちが伝わるのが一番なので、少々言い方が違っていても
発想をそのまま伝えられる文、又リッタがわかる範囲の日本語に気をつけています
知らず知らず使っている日本語も、改めて考えると難しいです
工房では、色々な事があり、楽しく過ごしています
最近新しい方々が織りにみえたり、糸が欲しいと寄られた方とか
夫々の出会いが嬉しいですね
小学3年の子供達と始めた羊手芸クラブも2回目でスピンドルの紡ぎを始めました
どうやら駒をくるくる上手に回せると、割りに細めの糸になるようです
みんな夢中でまわし、撚りがきつくて糸が伸ばせない・・・
楽しそうな様子が、とても嬉しいです
スピンドル1回目の成果です。一番右は一緒に参加したお母さん
最近、娘がスコットランドの糸を使って作った編みぐるみ
油が付いた糸をそのまま2本取りで編み、化繊綿を入れてパーツを作ってから
洗って、揉んで、しっかりフェルト化しました
ビオラがたくさん花をつけてきれいです
したいこと、しなければならないこと、たくさんあるのですが
追いかけられずに、進んで行きたいですね
気をつけないと、全速力で走らなければならないかも・・・
服地用の糸の回覧についても、丁度良い程度の反響をいただきました
ありがとうございます
又1日が終わる頃
今日も、楽しく工房の仕事を終え
ちょっと手をかけた夕食も、みんなが喜んで食べてくれて良かった
隣の年寄りの話も少し聞き、結構充実した1日だった
そして今日はリッタが日本語でブログに挑戦
私のパソコンで日本語を書いてみた
手伝いながら一緒に正しい日本語を考えた
同じ意味にするため少し分が変わってしまうこともあったけれど
書きたかったことは、そのまま伝わるように気をつけた
知らない漢字は平仮名で、文も理解できないものはない
音を交響曲にしてしまうのはリッタらしい
音楽は楽しい
今日は1日初めての人に織講習だったのに
終わってからリッタとジャズセッションを聞きに出かけた
いつもなら、初めて会う方に、しかも全く初めて織をする方に講習をするというのは
とても気を遣うし、疲れるのだけれど、今日は、全く違っていた
初めて会ったのに、私が話したい事で何の話題になっても、
私が言いたいと思ったことが、すぐ彼女の口から出てくる
それも、とっても暖かい口調で、上手な表現で・・・
人は自分の思いに共感してくれる人に会うと、沢山エネルギーをもらうもの
又、気づかなかった自分を気がつかせてくれる
そんな心のやり取りがとても楽しかった
そして、大急ぎの夕食作りも苦にならず
運動不足の折、となりの秋津駅近くのカフェギャラリーまで歩いていった
そこはギャラリーにピアノを置き、定期的、不定期に音楽活動をしている
第1と第3土曜日はジャズ好きな人が集まってセッション
これまでのリッタの音楽を度々聴いていたのが良かったのか
初めて聴くジャズ演奏も、演奏者達の息の合った共演がとても心地よかった
明日の講習は、今日の続き。 楽しみだ
明日になる前に早く寝なくては・・・・
珍しい、夜のお出かけ
今日は1日初めての人に織講習だったのに
終わってからリッタとジャズセッションを聞きに出かけた
いつもなら、初めて会う方に、しかも全く初めて織をする方に講習をするというのは
とても気を遣うし、疲れるのだけれど、今日は、全く違っていた
初めて会ったのに、私が話したい事で何の話題になっても、
私が言いたいと思ったことが、すぐ彼女の口から出てくる
それも、とっても暖かい口調で、上手な表現で・・・
人は自分の思いに共感してくれる人に会うと、沢山エネルギーをもらうもの
又、気づかなかった自分を気がつかせてくれる
そんな心のやり取りがとても楽しかった
そして、大急ぎの夕食作りも苦にならず
運動不足の折、となりの秋津駅近くのカフェギャラリーまで歩いていった
そこはギャラリーにピアノを置き、定期的、不定期に音楽活動をしている
第1と第3土曜日はジャズ好きな人が集まってセッション
これまでのリッタの音楽を度々聴いていたのが良かったのか
初めて聴くジャズ演奏も、演奏者達の息の合った共演がとても心地よかった
明日の講習は、今日の続き。 楽しみだ
明日になる前に早く寝なくては・・・・
リッタの手書きのお知らせ
昨年一年間音楽を通じてデンマーク文化をお伝えしてきた
リッタのワンコインコンサート、次回から趣向を変えるお知らせを
こちらにUPしました
清瀬西友の4階のエレベーターホールにある掲示板にはるために
先日から用意していました
デンマークはまだどんより曇った冬、最近暖かくなり、陽の光を楽しんでいます
服地用糸についてのお知らせ
スコットランド製の服地用の糸を注文販売いたします
現在販売しているスコットランドの毛糸と同じ工場で作っている糸です
一種類は、今扱っている糸の単糸、柔らかい風合いです
もう一つの種類はチェビオットという少しシャリ感がある糸
これまで糸を買ってくださった方々に限定してお知らせをしましたが
その後工場から糸見本が3セット届いた事から、
糸見本の回覧がやりやすくなり、ここでのお知らせとなりました
工場生産向けの服地用の糸で、機械で織る糸と同じものです
工場生産と同じ糸で織っるのは手織りではないという感じがするかもしれません
手作りにこだわる方はホームスパンにこだわれるかも、しれません
でも、誰もが手紡ぎが好きというわけではないでしょう
服地分の糸を紡ぐのは、かなり大変な作業であると思います
私は糸を作るより織る事をやりたかった
織を始めたころ、糸のことを考えずに織った服地は切ったらバラバラになるようなものだった
それから、手紡ぎをしなくてもいい服地が織れる糸が無いかと思っていた時に
英国の工業用紡毛紡績糸に出合った
あれからもう30年
工業生産用の糸を使って、いい風合いの服地が出来る
その1番のメリットは、自分で織るのが楽しいということ
スコットランドの色はとてもきれいだ
糸染めではなく、一本の糸に沢山色が混ざっている
工場から小口の購入は最小の単位がキロ、
でもその通り届くということは無く、そのあたりの調整が難しい
是非糸を見てみてください
詳しくはこちらをご覧ください
これでいいの?
大人がこれでいいのかと疑問に思うことが沢山ある
2・3日前に突然我が家の玄関先に現れたこのマーク
見るとあちこちに、逆三角のとまれマークも出現している
これを見てとても腹が立つ
見通しの良い小さな交差点、誰が立ち止まって左右確認をして歩くだろう
『注意』ならいざ知らず、なんでこんな無駄な事をするのだろう
年度末に向けて予算の消化?
無駄な事というだけではなく、世の中のためにならない
これから社会の秩序を身に付けいく子供達に、とっても悪い影響があるおもう
子供達は大人がすることを見ている
とまれの表示があるのに、誰も止まるわけではなく、意味が無い
それが当たり前になってくると、何でも決まりを守る必要が無いという観念が植え付けられる
そうやって、飲酒運転がどんなに悪く守らなければならない約束だとしても
それを守らなければならないという感覚が育たない
だからいつまで経ってもルール違反が後を絶たない
近くの緑地の入り口にある
『歩行者がいます。危ないので自転車は押して通ってください』の看板
誰も人がいないのに、自転車を降り押して歩く人はいない
常識的に守る必要が無い事が書いてあり、それを守る人がいない
それを見て育つ子供の心はどんなだろう
そんな時、デンマークのレゴランドでの体験を思い出す
椅子くらいのサイズの箱が線路を移動するアトラクションに
幼稚園くらいの子供が、1人で誇らしげな顔で乗っていた
さしずめ日本なら、危ないので大人が一緒にというところだろう
でも、決まりを守れば安全である状況で子供に任される責任は
とても意義深く、その真剣な表情が忘れられない
書いた規則で教えるのではなく、実体験の積み重ねで社会の秩序を教えたいものだ
ヤジが飛び、居眠りをする議員が居る国会をヤンキー先生は学級崩壊だと言った
そんな社会を代表する大人たちを見て育つ子供達を考えた事があるのだろうか
工房では、初めての方が体験講習を受けられ、都合により1日半だけだったけれど
小さいサイズの千鳥格子マフラーを織り上げ、仕上げまでされた
お仕事の都合で毎週1回という講習は出来ないけれど
月1回週末のペースで続けていきたいとの事
織りながら『楽しい』の連発、初めてで難しいこともあると思うが
楽しいと感じられるのは、とても嬉しい
珍しく何も予定が無い月曜日の午後、リッタと長いお散歩に出かけた
途中目にした梅がとてもきれいだった
青梅の吉野梅郷に今年も行きたいと年老いた母が楽しみにしている
メジロが梅の蜜をついばみに来ていた
先日工房で・・・
2月中旬から手織り講習を受けに工房に来る方が続いています
今週は、ちょっと遠くからまずは体験と講習を受けに来た方があり
『単純な作業の連続が楽しい』という事で話が合いました
縦糸のセットが終わり単純作業に入った所で色々な話をしました
私も自分の体験など、久しぶりに心に触れる話が出来ました
そしてその中でも一つ心に引っかかった彼女の言葉
文系の勉強をされたその方、私と違って本が大好きだとか
『本屋さんや図書館に行くと、読みたい本が、ピカッと光ってくれる』
よっぽど探している本がはっきりしていない限り、
本屋さんでも図書館でもこれという本と出合えない私には、こんな体験ありません
元々字から情報を得ることが不得手な私
この頃では小さい字が読み難く、説明書なども子供にこれ読んでと言ってしまいます
本が光っているのが見える人がいるということは
見えない人もいるということ
私には見えないものが娘には見えていることが多いことも知りました
動体視力の違いのようです
そういうことがあると知りえたことは、得がたい体験になりました。
見えている方々、見えない人もいることを頭の隅に入れておいて下さ~い
とかく人は自分と同じと思いがちな日本人、
姿形は同じようでも、みんなみんな違うのです
『ありのままのあなたがいい』そんなメッセージを伝え続けたいと願っています
それにはまず、ありのままの自分でいいと、自分で思えるかですね
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