工房・講習

手織のためのチェック講習会


今月末11月30日(金)12月1日(土)の2日間、
京都で手織りのためのチェックデザイン講習会をいたします

詳細はこちらをご覧ください

この講習は「チェックを手織りするためのデザイン」という条件が付いています
機械で織るのであれば、複雑なデザインでも機械に指示を出すだけですが
手織りにするためには、間違えずに織りやすいとか、
使う糸の太さによってデザインに制約がついたりします

センスの良い方が作られるものは、あっと思わせるものになりますが
そのようなセンスを持ち合わせていない方も多いものです
そういう私も・・・・無難な線へ流れやすく、冒険は苦手

それでも、せっかく織るチェックは、ほかの人に「いいわねぇ~」と言ってもらいたい
人が心地よさを感じる物に共通しているのは 何かしらの規則性を感じさせるもの
色の規則性やデザインの中にある規則性・・・
規則性があると落ち着きます~

雑誌に出ていたチェックを織れるデザインに変えたり
本の中に人物が来ていたチェックから実際に織るデザインにするのも有りですね
以前、本の隅っこに出ていたチェックのティーポットをマフラーのデザインにしました

色やデザインが複雑なタータンを簡単にしてマフラーにしたりもできます

どこかで見た風景や印象をもとにチェックをデザインすることもできます
      
チェックキットNo17はスコットランド旅行中に見た景色をチェックにしました
緑の木、ごつごつとした岩山の色、そしてヒースが咲いて赤紫になったハイランドの山

先日娘が教科書の中に、
「人は横長より縦長のほうが心地よいと感じる」という1文を見つけました
チェックもそうですね

そんな時に役に立つヒントがたくさんあります~
糸の比較をしたり、実物の布のサンプリングもします
オリジナルデザインを作っるために、工房にある色を全部持って行きます
(通販で扱っていない色もたくさんあります~)その糸を12月2日(日)に販売いたします

講習会の申し込み締め切りは15日です
お待ちしています~

関西方面に縁がないのですが、ひょんなことから日曜日ツイードウォーク&ライド神戸を知り
ツイードを見に行くことにしました
ホームページで見ると、かなりマニアックな方々の集まりな様で・・・
スコットランドツイードを手織りしている物としては一度見て起きたいと
時間もお金も、体力もタイトであるにもかかわらず、この機会は逃せないと決行です
自分で織ったジャケットを着て息子1も同行します
私は自分で織って今着られるものがないので、ジョンストンズで買ったエステートツイード地のスカートで行きます~

次の日は大阪民族学博物館の織り機の展示を見てきます~

あれこれ確かめながら書いていたら日付が変わってしまいました
最後に苫小牧のNさんから頂いたメールの1文を紹介します~

11/4、ウトナイ湖の白鳥達の大型団体出発日だったらしく、前夜から、たくさんの編隊が、声高く啼き交わしながら、どんどん飛び立ち、翌5日の朝方までの1日半の間に、2千~3千は飛んだのではないでしょうか。

日中も夜も、声が聞こえるたびに、窓の外を見ては応援する私ですが、寝てからも何度も何度も賑やかな声に、目を覚ました夜でした。

さすがに、ほとんどの群れが、旅立ったらしく、湖は、とっても静かです


こんな経験してみたい~~

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チェックデザイン講習会のお知らせ


2009年3月に織り友のYさんの後押しで始めた手織のためのチェックデザイン講習会』
回を重ね、7回目の講習会を京都で行うことが決まりました

日時 2012年11月30日(金)12月1日(土) 2日講習
        10:00am-5:00pm 最終日は個別に終了
場所 スペース ノイエブリーゼ
    〒606-8301京都市左京区吉田泉殿町61
    http://neuebrise.web.fc2.com/

講習会の詳細はこちらをご覧下さい講習会修了後糸の販売を致します
実際に糸を見てみたい方、端是非お出かけ下さい~
通常販売していない色も持っていきます
多色・少量など自分で欲しい分だけ巻いて頂けます

  12月2日(日) 10:30am~5:00pmずっと暖めていた企画が、やっと実現します
時々リクエストも頂いていました

自分の中では、まず札幌での作品展で、2つを同時進行できませんが
今回の経験が役に立つと思います~

来年1月か2月頃、東京で開催したいと思っています

申し込みはイベント情報のページからお願いいたします
お待ちしています

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最近の作品 9月後半

少し気温が下がり、冬支度を始めているようです
これは、1人息子さんが結婚され、新しく家族になるお嫁さんへのプレゼントにWさんが織られました
前に織られた息子さんのモノトーンに合うようにデザイン、
ちょっと派手目のピンクが他の色を引き立ててくれました

学校が夏休みの間、お仕事が忙しくて休まれていたAさん
9月にはいってその分を一気に織られました

1つの組織を、織り方を変えて1本のマフラーになりました
良く見ると、とっても面白い

Tさんは、レースの様に同じ色の異素材や太さの違う糸を混ぜてストールを織る4本目
今回は黒の経糸に、横はラメを入れて華やかになりました
仲良し3人で、白、生成り、黒をお揃いで使いたいと織られました

Mさんは11月に息子さんが結婚されるのを機にご親族に差し上げたいと、マフラーやストールを次々織られ、あげる方のイメージを思いながらデザインを考えました
これも、華やかな色にしたいと、以前織ったマフラーを参考にしました

続けてチェックを織られ、打ち込みが安定して、チェックのサイズが揃っています~ 札幌でのチェック展の為に色々出来ていました
バックは八ヶ岳のイーゲルコットさん、がま口やポーチは娘の作品
    

11月30日(金)12月1日(土)と京都で
 「手織のためのチェックデザイン講習会」をする事になりました
12月2日(日)は糸の販売をする予定
詳細を近日中にお知らせいたします

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ペットボトルカバーを編む講習会のお知らせ

*・*・* スコットランドチェック展in札幌のお知らせ *・*・*

ペットボトルカバーのキットの販売を始めましたが
それを編む講習会をします

日時 10月10日(水曜)10:00 ~ 12:00 延長可
場所 手織工房タリフ
費用 キットの代金+講習料¥1000
「ネット」¥2000「華」¥3000
講師 帯刀貴子


この日は午後、タリフの月1回のニットの日なので、
ご希望であれば午後も続けていただけます

申し込みはメール、電話でお願いいたします
weaving◎jcom.home.ne.jp
   ◎を@に変えてくださいねスコットランドチェック展の情報が、観光文化情報ステーションのサイトで紹介されました

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編みフェルトペットボトルカバーのキット

キットの販売を始めます

『ネット』¥2000

これは通常販売している糸よりも太い糸を使っています
太い分目数がすくないので、割りに速く出来上がります
『華』¥3000
フェアアイル伝統の柄
いつかフェアアイルを編んでみたいと思っている方にお勧め

通常販売している糸を使っています
沢山ある色の中から、きれいなグラデーションになるものを選びました

柄が細かくて大変だと思われるかもしれませんが、伝統的な柄は編みやすく、柄が出てくるのがわかるので楽しく編み進むことが出来ます『華』は色数が多いので、編む時に扱いやすいように箱に入れました
タリフで扱っている糸は編みフェルトにも適しています
編んでから洗ってフェルト化させて行くことで、目がつまり厚みが出て、しっかり保温と保冷します
特に夏の冷たいペットボトルの持ち歩きにウールのパワーが発揮します
バックの中に入れたペットボトルの結露で周りの物が湿ってしまったことは有りませんか?
ウールのカバーはそれが有りません。湿り気はウールが吸収してくれるのです

このキット、明日、明後日と三軒茶屋で開催されるアートフリマに出展されるbaru先生のブースでご覧いただけます。お近くへお越しの方は、是非足をお運び下さい~

このキット販売開始を機に、これまでたくさん有ったマフラーが織れるグレンチェックタイプキットの数を見直しました。 初めてキットを作ったときに試し織りをたくさんして、あれもこれもと作ったままでしたが、勿論全部人気があるわけも無く・・・ 全く売れなかった物もあります。
その中から少しですが期限付きで特別セールを致します

赤のタータンタイプのキットは、デザインに少し手をくわえ、新しい色を作りました

ウェブショップでご覧いただけます
 ~・~ご注文お待ちいたします~・~

22日 世田谷アートフリマで「華」が1つ売れたと嬉しい知らせが有りました!

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最近の作品 9月

私自身はまとまった物が中々織れないのですが
生徒さん方は着々と作品を織り上げていらっしゃいます~

これはHさんのブランケット

ブランケットは補助糸を使っているので、330本の経糸を機結びにします
Hさんは初めて機結びをしましたが、1日目は途中で時間切れ
2週間後に続きをした時に迷わずに出来ていてびっくりしました~
忘れないように、ご自宅で練習されたそうです
機結びが出来るようになっていると、とても便利ですね

次は、夏休みを利用してリジット織機を自宅へ持ち帰っておられたねじりが入ったストールを織られたTさんの作品です

最初に長く残しておいた経糸を、最後の所では緯糸として織り込みます




これが参考にした本『手織り大全』です


色々な織がでているので、「何を織ろうかな~」という時に
ヒントを頂きます~
この週末にペットボトルカバーのキット2タイプ6種類の販売を始めます~
明日、写真撮影の予定なので、明日には見て頂けると思います

チェックマフラーキットも新しく準備中、近日中にお知らせします

先日のニットクラスの様子はbaru先生のブログをご覧下さい

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ロゴ入りエコバック

タリフのロゴ入りエコバックが出来ました

新工房移転の際に関係者に差し上げたこのエコバック、評判がよかったので
販売できるように当工房の手仕事スタッフ(長女)が製作しました
丁寧に縫ってロゴをシルクスクリーンでプリントした手作りです

先日から Web shop で販売を始めました

寸法:縦35cm 横36cm まち10cm

たたむとかさばらず、レジのかごの半分くらいは
軽く入り 使い易いサイズです

肩にかけられるように持ち手は長めになっていますが
下げて使う時はもち手同士を縛って、そこを持つと底を引きずることも有りません

数は少ないのですが、ロゴの色が違うもの、横型も有ります

Turriffというのはスコットランドのある街の名前です
私の先生がすんでいて、何度も通ううちに私の第2の故郷になりました

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ニットのキットに向けて2

編フェルトのペットボトルカバーのキット販売に向けて試作が続いています

原案が出来たところで、何人か違う人が編んで頂きました
気が付かなかった点が色々見えてきて、訂正を重ねています

先日はBaru先生の新しい工房にお邪魔して打ち合わせをしました

糸の種類や編みこみの模様を変えて、レベル分けをしての提案を考えています

ウールのペットボトルカバーは寒い時に保温が良いから冬向きと思われるでしょう
勿論保温もいいですが、夏こそウールがいいんです
冷たいペットボトルを入れると周りが湿ってしまったことは有りませんか?
ウールはその湿り気を全部取り込んでくれるのでバックにそのまま入れても大丈夫
夏こそウールのカバーです!

このキットの特徴は編んでからしっかり洗ってフェルト化すること
編みこみは後に渡る糸のたるみが難しいし、目が揃わないと・・・
と思いがちですが、この糸はどんどん縮んでくれるのでそれが気にならない
でも不思議と初めからこの話しをすると余りいい顔をなさらない方が多いですねぇ
編んでいる時からきれいに編みたいという気持ちが強いのでしょうか

きれいに編めないから、織れないから楽しめない~という方はいませんか?
そんな方、是非この糸をお試し下さい
編みこみが初めての方でも楽しく編めるように工夫を重ねています~
そのためにも準備頑張ります

少し涼しくなり良く眠れました 
久しぶりの鍼灸治療も効果ありいい気分、でもやること山積
どう楽しめるかなぁ・・・

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楽しかった~

毎日暑い日が続いている東京です~

久しぶりに工房で1人で過ごす1日でした
家でも工房でも1人で過ごすことが余り無いので、
講習の予約が無い日、それが他のスタッフが休みだと私1人です

新しいエアコンが入ってから1人で過ごすともったいないと思っていました
それと使った後でとっておいた大きなビニール袋が沢山有り、ゴミになるかぁ~

思いついて、その袋を切り開いてテープでつなげて、大きな幕をつくり
部屋の真ん中辺りの天井にピンで留め、部屋は半分のサイズになって作戦成功! 
エアコンを1台止めても程ほど涼しい

つぎはぎだらけで、ちょっと恥ずかしくてほかの方には見せられません~
私が1人の日に使うから、まあいいか
廃物再利用の作業、適当だけど、なぜかとっても楽しい時間でしたその後は、少しずつ進めている資料の整理、
色の関係をあれこれ考えていました
チェックのデザインには色の組み合わせが布の表情に大きく関係しています

工房にある糸をこんな風に並べました

これを元に色の組み合わせをあれこれ考えました
昨年10月の作品展の時も色の組み合わせを取り上げましたが
こんなに広げて並べるスペースは有りませんでした生徒さんの最近の作品です

ウールと絹のストールに挑戦していたKさん
私が織ったものと同じにしたので、経糸は全部で500本くらい
全てに手間がかかり、織るのも大変でした
洗って絹が波打って、成功です~
Kさんが大好きなオレンジですが、私のカメラでは色が出ませんでした


絹糸を扱うのがとても大変だった様で
「もうスコットランドの糸しか使いません~」だそうです
それくらい扱いやすく、結果が良い!!
チェックを楽々織っておられました

新しく月3回講習のレギュラーの生徒さん募集しています
詳しくはこちらをご覧下さい

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最近の作品 8月

手間がかかるタイプの織に取り組み始めると
とても根気が要るし、ずっと同じ調子を保つのはとても大変

そんな作品は出来上がった時の嬉しさは格別ですね

Yさんのオーバーショットのストール
図案は本から。組織図も全部自分で書いて取り組みました
多少の直しがあったのですが、それも「自分でやります」という頼もしい~
織りながら「楽しい~」と聞けるのはうれしいですね
Iさんがお友だちに仕立ててもらいました
平織りですが、太さと色の変化がかわいい
(横が経糸です)


昨日は久しぶりに暗くなる前に家路に付きました
夕焼けがきれい、思わず駅前で1枚

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