手編み用毛糸で織りました

オーバーショットの冊子の編集作業を進めていますが、
そのテキストを使っての講習をしてみて、変えたい部分が出て来ました

新たに加えたい内容も出てきました

初めてオーバーショットを織る方のためのページです
一つのデザインであれこれ試してみる提案を考えながら
実際に織っていて、もう一つ気が付きました

タリフの糸を持っていない方は、きっと手元にある糸で試すでしょう
とすると毛糸なら手編み用の中細毛糸かな・・・

というわけで、手芸やさんで中細毛糸と並太毛糸を買ってきました

中細毛糸は、細くて長い羊毛がきれいに並んで撚りをかけられてた細い糸が4本合わせてあります
メリノのように長くて柔らかい羊毛が使われています

このタイプの糸を 梳毛糸(そもうし worsted(ウーステッド))といいます

初めてこの英単語と出会ったときに辞書でしらべたら
カタカナでウーステッドとしか出てこなかった為に
毛糸の何を意味しているのか解りませんでした

私が日本語訳を知ったのはその後しばらくして聞きに行った
ニュージーランドの先生の紡ぎの講演で梳毛糸との通訳でした

今はネットで検索するとちゃんと梳毛と出てきます 


余談ですが英語の勉強をしているときに読んだ
アメリカの子供の本「Railway Children」の中で
手編み用毛糸のことをworstedと書いてありました
そうか~ 手編み用の糸は梳毛糸なんだと、妙に納得でした

ちなみに織ってみた感じは
織り難い・・・というのは糸がしっかりしているので
経糸と緯糸が布としてなじんでない
お互い主張してくる感じがあり、それをきれいに織るのは注意が要りますね

次も糸の性格のことを続けたいと思います~

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小さな誕生日ケーキ 92才

今日は母の誕生日
いつもは手作りケーキですが、今年は娘も私も忙しくて
地元の美味しいケーキ屋さんのショートケーキにろうそくを立てました

夕食に天ぷらを食べたので、ケーキは明日食べることになりました
父や祖父母、ご先祖様の話が出て、穏やかな嬉しいひと時でした

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次へのステップをシェアできた1日でした

昨日のオープン工房、ひっそりと・・・と思っていたのですが
13人が来てくださいました
スピニングパーティーで糸を買って下さり織ったけれど荒いが心配で・・・
と持ってきて下さった方がいて、お湯を沸かして洗いの実演となりました
織りのために糸のことをお聞きになる方や、
キットをあれこれ見て、比べて、迷って・・・
チェックの本に掲載されているチェックの糸を自分で巻いていただいたり・・・
紡毛糸と梳毛糸の違いや、色の組み合わせのヒントの話も盛り上がりました

ちょっとスピンドルを回して糸ができるのを試されたり・・・
洗ってない羊毛を見て「可愛い♡」と言われた方は、とても新鮮でした

ソウマノリコさんの講習会でチクチク縫っている方々は
少量に巻いた糸を楽しそうに選んでいただきました
近くから、遠方から、何かを知りたいと思って来てくださった方々が
何か次のステップに役に立つものを拾って下さいました
こんな交流をまたしたいなぁ~と考えています
次は週末に・・・

そういう私たちも、次に進む良い刺激をいただきました
忙しい12月になりそうです

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明日 オープン工房

明日 オープン工房をします
教室があるときは工房を見に行きにくいという声があったことから
月末の教室の休みに、誰でも来ていただける日としてオープンします

糸をゆっくり見る
好きな色の糸を自分でくるくる巻いて買う
織りの話をする 色の組み合わせの話もしましょう~
千鳥格子を織ってみる
織ったものを洗ってみる
スピンドルくるくる毛糸を作ってみる 
紡ぎ車もありますよ~

通常販売していない半端糸も引っ張りだせるかも・・・

良かったら、ランチや手仕事をもってお越しください~

お待ちしています

昨日の一区切りの記事を見てくださったか
教室や講習についてのお問合せが続きました
楽しんで織るお手伝いをしたいと思います~

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これで一区切り

随分ご無沙汰してしまいました
毎日お知らせしたいなぁ~と思うことはあるのですが・・・

先週後半に母を連れて、土佐まで父の納骨に行ってきました
何度か体調を落としている母が行かれるかどうか、不安でしたが
程よい刺激と母に合わせた予定配分で、体調不良もなく帰ってきました
ホテルのトイレの段差が少しきつかったのですが
それを何度となくしたことで少し足腰鍛えられたようで
行く前より早く歩けるようになったり・・・
ベッドで休む時間が多かったからか、足のむくみも少なくなりました

お墓が山の上の方で、車から降りて細い山道を登らなければなりません
この写真は帰り道
3年前父が行ったときはこの道を登って心臓に負担がかかり体調不良になりました
なので、今回は車いすを借りて乗せて若者が手伝って登りました
(道が狭くデコボコが多く所々急な坂)
上までは行かれないと言っていた97歳の叔母も母の車いすでお墓まで行きました
帰りは下り、デコボコは大変なので、ゆっくり歩いて下りました

周りので栽培されている文旦が大きく重そうでした
12月末に収穫してしばらく貯蔵して出荷されるそうです
父方の祖父に関係した碑があるところに植えてくださった栴檀の木に沢山実がついていました

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洗い方 新発見です

長くタリフの糸でマフラーを織って、洗ってきたのですが
最近、その洗い方に新発見がありました
きっかけは、この秋に新しく作ったキットの見本のマフラーをHさんに織って頂いたのですが
それを洗って持ってきて下さったら、なんだかいつもよりふぁふぁ~

写真ではお伝えにくいのですが、明らかに柔らかく暖かそう・・・
左はこれまでの洗い方、右はHさんが洗ってくれたもの
今までとあまり変わらないけど、振り洗いをしているということなので、
久しぶりに自分で織ったマフラーを洗う機会があり、試してみました

実際私の洗い桶では振り洗いをしにくかったので、
マフラーのりょう房の方から30㎝位のところの両端を両手で持って、
洗剤液がジャバーというくらい10回~ 上下させます
ちょうどマグカップの中でティーバックを上下させる要領です10回くらいしたら、上にあげた時に下の位置の辺りを持って
また ジャバーというくらい 上げたり液に浸けたり・・・
これを端まで続けます

写真はないのですが、今までより柔らかくふんわりした風合いになりました

お湯が熱い場合はやりすぎないように気を付けてください
一度フェルト化してしまった羊毛は決して元に戻すことができませんから

幅が広いものを織って洗ったら両端がひらひらになってしまったということはありませんか?
タリフの糸で織った幅の広いものを洗う場合は
まず縦に半分に織って、お湯につけた後、布の耳の部分だけ軽~くもみ洗いします
普通に洗った場合、耳よりも真ん中の方が縮みやすいので
そうやって耳を先に少し縮めておくとひらひらになりにくいです

タリフの糸で織ったものの洗い方はこちらのページを参考になさってください
ページの下の方にあります

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オープン工房のお知らせ

11/28 火曜日 10時〜16時まで 手織工房タリフのオープン工房をします。

普段は手織教室をしているため、糸をゆっくり見て選んでいただくのが難しいかったりするタリフ。
今月末28日はお教室をお休みしてみなさんに解放致します。
色選びのちょっとしたアイデアや洗い方についての疑問、
ほんの少量の糸が欲しいなどなど、
当日はタリフ講師と私makikoが1日居ますので、ぜひ遊びに来てください😊
もしかしたら手織体験もするかもしれません。

手織工房タリフは西武池袋線の清瀬駅から徒歩3分ほど、ビルの2階にあります。
タリフのHPにアクセスが載っています。迷ったらぜひお電話を!

                               makiko


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初めて織ったタータン柄

写真の探し物があって、スコットランドへ行った時の写真のファイルを色々開いてみました
パソコンが新しくなる度に、フォルダーごと移動させるだけで
これ、と思うファイルを最初から最後まで見ることに・・・

そしたら、2005年9月の最後のスコットランド手織りコースの写真の中にこれを見つけました
これが、今の私のタータンタイプのチェックのデザインする基礎になった
初めてタータンを意識したチェックです
ここが出発点となり、沢山チェックを織った積み重ねが今の私につながっています
デイビットと日本人のための講習をした最後だったこの年は
参加人数が少なかったので、私も受講者の一人として一緒に織りました
87歳だった父が、ダンディーに繋留されているディスカバリーという船を
もう一度見たいというので一緒に行きました
手織り講習をしている間に一人でバス電車を乗り継いで1泊旅行に行き、
コースが終わったあと、ハイランドの山を見にレンタカーで小旅行をしました
思えば良い親孝行をさせてもらったなぁ~と思います日曜日にオーバーショットの講習をしました
冊子に掲載する作品をずらりと並べ、度々話がそれながら、
お二人の様子を見ながら進めましたが、解っていただけたでしょうか・・・
回を重ねるたびに、よりわかりやすい道筋を探し、説明が練れてきて
直したいところが出てきてしまいます
試して、掲載したいことも出てくるので、どこで区切りをつけるか・・・

楽しみに待っていてくださる方々の声も届いていて、後押しをしていただいています
ありがとうございます~

1月にはチェックデザイン講習会のリクエストが届いています
「手織りのためのスコットランドチェック」の内容での講習になりますが
詳細はまだ決めていません
興味がある方はご連絡ください

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手袋のレシピの重要なお知らせと イベントのご案内 by makiko

9月にありました新・東京スピニングパーティーで
新しく販売させていただいた「三角柄のミトン」ですが、
レシピ内容が一部間違っていることがわかりました。

始めの増やし目と、親指の上部減らし目の部分で間違いが見つかりました。
お買い上げいただいたお客様には、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
訂正したレシピをご用意しましたので、レシピやキットをお買上げくださいました方は、大変お手数おかけしますが、どうぞご連絡ください。新しいものを送らせていただきます。

Web shopのお問い合せのフォームやその他電話Faxでのご連絡、お待ちしております。

色々な綾織りの本でも訂正ヶ所があります。
毎回間違いのないように制作させていただいていますが、
どうぞご不明な点やお気づきの点がありましたら、お気軽にご連絡ください。

イベントのご案内

明日となってしまいましたが「ヒトハコ毛糸店」に今回もまた
私、スタッフmakikoが手織工房タリフとして出展させていただきます。

浅草橋にある夢のような毛糸屋さんKeito。世界各地から取り揃えた毛糸が並ぶお店です。
そこに1日限定のショップ「ヒトハコ毛糸店」がオープンします。
つむぎや織り、編み物などなど…
手仕事をする人たちが長年おうちでアトリエで大事にあっためてきた毛糸や道具、本、作品等々。。
ヒトハコに詰めこんで集まり、マーケットをひらきます。
ヒトハコ毛糸店 出展社紹介第1弾
        出展社紹介第2弾

前回と同じく手織工房タリフでは、5gの少量パックをメインに
50g巻きやマフラーの今季新作キット、オリジナルの冊子などを持っていきます。

織りの詳しいお話への対応は難しいですが、タリフを知っていただくきっかけになればと思います。
他の出店者さんの掘出し物の毛糸や、糸にまつわるお話などを聞くのも楽しい時間です。

台風接近と芳しくない天気予報ですが、ぜひ一緒に手仕事の話を楽しみましょう。
上記でご案内した「三角柄のミトン」の訂正したレシピも持参いたします。
ぜひお声をかけてください。

makiko

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オーバーショットの冊子遅れています

構想を温めて2年、この秋には冊子を完成させたいと
夏から少しずつ具体的な準備を進めているのですが・・・

秋風が吹くころになって、糸の注文も沢山いただくし
教室も、皆さん熱心に取り組まれ、私も忙しい・・・

母が一人になって、遅くまでほっておくこともできず
残業ができなくて、思うように準備が進められません~

先週急に体調を落とした母は、1度試した点滴で見事回復
いつも誰かに食事の世話をしてもらって、良く食べられるようになった母
どうやら食事がちゃんと取れていなかったのが原因のようです

いつも家にいて世話をしてあげれれば、
きっと母は気分よく過ごすことができるのでしょうね
でもそれは自分を犠牲にしなくてはできないし、したくない
母もそれを望んでいない

介護の仕方と仕事に、ジレンマですね

冊子は丁寧に作りたいので、お待ちくださいね

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