先月の札幌での展示会ののお手伝いをして下さったいとみちさんが
直前のイベントで販売していたビーズ編みのキットを見せてくださいました
編んだことがなかったので、譲っていただきました
順番にビーズが通してあるので、編み図を見ながら編むだけです
編み方も丁寧に書いてあります手が緩いので、ガーター編みがちょっと揃っていませんが、
きれいに模様が出てきました
展示会の間にいとみちさんがタリフの糸にビーズを通してから
お花のモチーフを編んで見せてくれました~
洗うとフェルト化するので、ビーズが糸の中に埋まって可愛いですね
ビーズを通した糸を横糸に入れて織ってみたいと思います
先日の思いがけず糸が絡んでしまい
半日かけてほどきました
(何処かから流れてきた化繊の糸です)
なぜ、楽しいんだろう~
何も考えず、でもやり続けるといつか終わり
きれいになる
無条件に、眠くなっても止めたくない・・・
終わるまで止められない~
糸紡ぎも、織りも疲れると止めたくなるのにね
2012年 の投稿一覧
岩立フォークテキスタイルミュージアム
昨日雨が降る中、自由ヶ丘の岩立フォークテキスタイルミュージアムに
ウールの衣装展を見に行ってきました
先日ニットのbaru先生から「アジアにも黒と白に赤を加えたチェックがあったんですね」と聞いたから、自分の目で確かめに行きました
インド山岳部の寒い地方で織ったり編んだりされていた衣装はどれもアジアのものらしい
その中に1点だけ鮮やかなチェック
写真は撮れないので私がかつて織った物の中で似たものの写真です
これは、スコットランドのハイランド地方Aberchalderという領地のチェックで、エステートツイードの起原の一つと言われているチェックです会場で一つだけ際立っていたこのチェック、何とも不思議な感じでした
丁寧に解説をしていただき、人々の努力と工夫、そして喜びが伝わってきました
これらの貴重な品々を集められた岩立広子さんの
これらの品への愛情と出会いの喜びが会場にあふれていました
民博 と ておりやさん
前日の雨も上がって12日月曜日はとても良い天気でした
モノレールの万博公園駅を出たら、紅葉がとてもきれいでした
駅から公園の入り口まで延々と歩くようになっていますが、
万博開催時の大勢の人たちがここを並んで歩いたのでしょうね
遠くから赤いモノレールが近づき、ひょっと素敵なデザイン??と思ったら
鳥から揚げの広告でした
大阪万博が開催されたのは私の学生時代、
私は見に行きませんでしたから、今回初めてこの塔を見ました
思ったよりずっと大きかったです民芸学博物館の建物です
ここの織機の展示はアジアや中米等の原始的なものが沢山ありました
数多く集められた原始機は経糸がかかり、途中まで織られています
綜絖も組織も使わず複雑な模様を織りだす、その知恵に驚かされます
人々の暮らしに合った材料や手法、よそ者にはもっと違うやり方が・・・なんて思っても
その国、その気候、手に入る材料などによって発達の仕方が違うのでしょう
今、私は織機そのものにはあまり興味はありませんが
一つ一つを丁寧に見て、その昔の人々のもの創りの気持ちが伝わってきました
近年グアテマラの織りにはまっているYさんが3日も通ったという気持ちがよくわかります
いつもブログを見てくださるCMさんから「こんな展示会を見つけました~」とお知らせいただいた時には
わざわざ大阪まで行かれないし、興味もないなぁ~」とお返事してしまったのですが
何の巡り会わせか、見ることになりました
私をつなげてくださってありがとうございました
時間があれば行ってみたかったのが ておりや さんです
札幌の二の舞をしないように、行き方は息子に任せて連れて行ってもらいました
とても素敵なお店ですね
外からもきれいな色の糸がたくさん見えます
工房には毛糸はたくさんありますが、最近ほかの素材を使いたい方が出てきて、糸屋さんがあると木綿や絹、麻の扱いやすい、目的に合った糸の情報を集めています
端から糸を丁寧に見ましたが、他の人のために色は決められませんから、糸見本を購入しました
同業なので、黙って見るのですが、領収書を書いていただくとわかってしまいます
対応してくださったスタッフの方は手織工房タリフをご存じでした~
うれしいですね
糸が欲しくなるのをグ~~と我慢しました
まだ織りたいもののための糸もたくさんあります
ウール以外でも・・・
さあ、織るぞ~
明日が「手織りのためのチェックデザイン講習会 in 京都」の申し込み締め切りです
申し込みお待ちいたします
ツイード・ウォーク&ライド神戸2012
思い切って新幹線に乗って西に行ってきました
目的はこの2つ
ツイードを着て街を自転車で走るイベント 聞いたことはあったのですが、自分で見に行くという考えはありませんでした
それが、紳士物のツイードを織ることを考えていたら、Good timingで神戸のこのイベントのことを聞いて、がぜん見てみたくなりました。
11日日曜日
あいにくの雨でしたが、みなさん思い思いのツイードを着て集まっていました
自転車談義も楽しそうですね
順番に記念撮影もしていました
ご夫婦の様ですね ~ステキ~
こんな希望に答えられるのが手織りです
こんなペアーを織ってみたいですねぇ
神戸のテーラーがこのイベントのために仕立てたツイードです
使っているのはスコットランド製のツイードで、私がこのイベントで何を見て、何を感じたか・・・
簡単には言葉にできないものが色々です
チェックと、杉彩などの無地のように見えるものとほぼ半分ずつくらいでした
チェックはガンクラブタイプと、私が着て行ったエステートツイードのチェックが多く
布はやはりハリスツイードタイプの物
ニッカボカを履いているいる方々で素敵なおじ様たちが多かったですね
雨でなければ、そんな方々がかっこいい自転車でさっそうと街を走り
誰もが振り向いたでしょう
手織りという入口から入ったツイード、ずっとそこでうろうろしていましたが
違う一面が見えてきたことで自分の立ち位置がわかってきたような気がします
ちなみに、自分で織ったジャケットを着、自分で縫ったハンチングを被った息子と、
ガンクラブの帽子をかぶりツイードのスカートの私はどう映ったか・・・
まわりの人たちには目も向けられず、というか「なんでここにいるの?」目線を感じるのは
よそ者のひがみ・・・でしょうね
このイベントの取材に来ている女性にちょっと声をかけられ、
写真を撮られましたが、どうなったのやら
ツイードも自転車も楽しむ息子、次の機会には参加するかな?
手織のためのチェック講習会
今月末11月30日(金)12月1日(土)の2日間、
京都で手織りのためのチェックデザイン講習会をいたします
詳細はこちらをご覧ください
この講習は「チェックを手織りするためのデザイン」という条件が付いています
機械で織るのであれば、複雑なデザインでも機械に指示を出すだけですが
手織りにするためには、間違えずに織りやすいとか、
使う糸の太さによってデザインに制約がついたりします
センスの良い方が作られるものは、あっと思わせるものになりますが
そのようなセンスを持ち合わせていない方も多いものです
そういう私も・・・・無難な線へ流れやすく、冒険は苦手
それでも、せっかく織るチェックは、ほかの人に「いいわねぇ~」と言ってもらいたい
人が心地よさを感じる物に共通しているのは 何かしらの規則性を感じさせるもの
色の規則性やデザインの中にある規則性・・・
規則性があると落ち着きます~
雑誌に出ていたチェックを織れるデザインに変えたり
本の中に人物が来ていたチェックから実際に織るデザインにするのも有りですね
以前、本の隅っこに出ていたチェックのティーポットをマフラーのデザインにしました
色やデザインが複雑なタータンを簡単にしてマフラーにしたりもできます
どこかで見た風景や印象をもとにチェックをデザインすることもできます
⇒
チェックキットNo17はスコットランド旅行中に見た景色をチェックにしました
緑の木、ごつごつとした岩山の色、そしてヒースが咲いて赤紫になったハイランドの山
先日娘が教科書の中に、
「人は横長より縦長のほうが心地よいと感じる」という1文を見つけました
チェックもそうですね
そんな時に役に立つヒントがたくさんあります~
糸の比較をしたり、実物の布のサンプリングもします
オリジナルデザインを作っるために、工房にある色を全部持って行きます
(通販で扱っていない色もたくさんあります~)その糸を12月2日(日)に販売いたします
講習会の申し込み締め切りは15日です
お待ちしています~
関西方面に縁がないのですが、ひょんなことから日曜日ツイードウォーク&ライド神戸を知り
ツイードを見に行くことにしました
ホームページで見ると、かなりマニアックな方々の集まりな様で・・・
スコットランドツイードを手織りしている物としては一度見て起きたいと
時間もお金も、体力もタイトであるにもかかわらず、この機会は逃せないと決行です
自分で織ったジャケットを着て息子1も同行します
私は自分で織って今着られるものがないので、ジョンストンズで買ったエステートツイード地のスカートで行きます~
次の日は大阪民族学博物館の織り機の展示を見てきます~
あれこれ確かめながら書いていたら日付が変わってしまいました
最後に苫小牧のNさんから頂いたメールの1文を紹介します~
11/4、ウトナイ湖の白鳥達の大型団体出発日だったらしく、前夜から、たくさんの編隊が、声高く啼き交わしながら、どんどん飛び立ち、翌5日の朝方までの1日半の間に、2千~3千は飛んだのではないでしょうか。
日中も夜も、声が聞こえるたびに、窓の外を見ては応援する私ですが、寝てからも何度も何度も賑やかな声に、目を覚ました夜でした。
さすがに、ほとんどの群れが、旅立ったらしく、湖は、とっても静かです
こんな経験してみたい~~
スコットランドから入荷しました
今回届いたのは18色
在庫が少なくなってきていた人気のW-023 や W-033 が届いて一安心
昨年末に移転するまで、糸の在庫は自宅のロフトにストックしていました
届くのはもちろん自宅の居間
生活空間がなくなるので、届いたらその日の内に計量して
ロフトに運び上げるのが大変でした
その作業を心配そうに見ていた老犬を思い出します~
もうその子もいないし、新工房は広いので急いで作業する必要もありません
手伝ってくれたMさんと私は2人で組んで計量と記録を・・・
息子1が妹に手伝ってもらって、手際良くしまってくれました
どの箱に何色が入っているのかをきちんと書いておかないと
足りなくなったときに出せないのですが
紙に書いたり数えたり・・・息子1が一番信用しているのが妹のようです
糸の輸入を始めた頃は私が一人でしていましたが、
今は頼もしいスタッフしてくて大助かりです
さて、現在参加者を募集している京都でのチェックデザイン講習会ですが
実は、お問い合わせ1件、申し込まれた方はお1人という現状です
これまで糸を販売した方などから関西でしないのですか~と言われていたことから
1年以上温めていた企画だったのですが
どうしたのかしら???と原因をあれこれ考えてしまいます
やはり伝統工芸が根付いている土地柄、ほかのことが入る隙間が無い?
チェックを織る講習は魅力が無い?
締切までまだ日がありますが、ちょっと考えなければ・・・と思っています~
もう1週間
あっという間に1週間、時間はどこへ消えていったのでしょう・・・
毎日パソコンなど重い物を持ってホテルと資料館を往復をして・・・って10分くらい
会場ではほぼ立ちっぱなし、おまけに最終日には歩き過ぎ・・・
帰宅して休む暇なく片付け、後始末、スコットランドから糸が届き
講習も始まり・・・・と固くなった体をほぐせずに時間が過ぎました
昨日やっと鍼灸院へいってきました
「丸太みたいに硬いですねぇ~」と言われてしまいました
今日は講習がないので、届いた糸を広げて、
軽量作業と在庫整理をしながらしまう作業を4人でします
場所が狭いので大きな箱を積み重ね、出しやすくしまうのは息子が奮闘してくれます
最近は工場の状況を見ながらなるべくまとまった量を輸入するようにしているので
これからのシーズンはもちろん、当分の定番双糸の在庫を確保しました
いつものことながら、糸の輸入のスピードはすべてスコットランド流
前は、かなりイライラしましたが、今ではスピーディーな対応も期待せず
まあ、最初知らせてきた予定より1か月は遅くなるのが当たり前・・・
それなら、と料金が安いY銀行で送金したら、
なんと日本を出るまで5日もかかったことが判明しました
期待しないというのは何とも虚しいものですね
人はいつでも、より良い、より心地良い関係を求めて努力できる環境が
大事だと思います
今日の作業が終わったら、次のスタートです
帰宅しました
天気予報が外れ時折陽が差す札幌の朝
大通公園で1週間の間にすっかりきれいになった紅葉をたのしました
やっぱり写真ではきれいな色は出ませんね~夕方の飛行機だったので、それまで街を歩き回りました
でもことごとく出口が逆だったり、方向を間違えたり
足が痛くなったのに、思うほど目標は達成出来ず、空港へもぎりぎりセーフ
絶対行きたいと思っていた糸屋さんムーランルージュへでは変わり糸をあれこれ購入
店長さんのオバオバさんが手織りの講習中でした
様々な糸を使って短時間で仕上げる織り、一度織ってみたいという人にとっても良い入り口ですね
「すべて自己流ですよ~」というオバオバさんですが
その説明がとっても適切、わかりやすい
みなさん、気が付かないうちにぐいぐいと楽しさに引き込まれていきます~
あわただしく飛び立った札幌、羽田からはゆっくりバスで
久しぶりの家族、自分の布団と枕が心地よかった!
これからはやりたいことと家事のせめぎあいです(決意が要るぞ!)
スコットランドチェック展 in 札幌でお知り合いになったみなさん
これからもこのブログよろしくお願いいたします~~
作品展終了しました 感謝!
最終日も盛会でした
だんだん悪くなる天気をものともせず、お昼過ぎから終了30分前まで
ほとんど途切れることなくお客様が来てくださり
ギャラリーの中は熱気でムンムンでした
追って詳細をお知らせしますが
まずはこの展示会のことを書いてくれているブログを紹介します
講習に参加されたいとみちさん
ご都合で今回は出品されませんでしたが、会場のお当番に何度も参加してくださいました
札幌の糸屋さん ムーランルージュ
2年前の講習会の折にお店を訪ね、それ以来、細ーーーいけどおつきあいが続き
でも今回それが太ーーーい関係になりそうな予感が・・・
お忙しい中、お店のみなさんで会場を訪れてくださいました
ムーランルージュさんを中心にさまざま話が弾み、織っているものが違ったり、考えが多少違っても、壁を作ることなく一緒に手仕事を楽しむことができる仲間がとてもうれしい と感じる時でした
出品された方、されなかった方が手伝ってくださり、搬出はあっという間の40分、大きな箱に作品、糸、織り見本などなどが詰められて、東京に向けて発送できました
そして、今回のキーパーソンである米林先生を中心に講習を受けてくださった方々が
受講者と講師から仲間となり、たくさん助けていただきました
空っぽになった会場で仲間の記念撮影
ありがとう~
スコットランドチェック展の様子
長いと思っていた展示会の1週間、もうすぐ終わりです
大勢の方々に楽しんでいただいています~
会場の様子 <その2>
入口を入ると、正面に見えるのがこの服地
そこにパソコンを置き、バグパイプの音楽とスコットランドの写真を流しています
右のスーツ
スコットランドツイードが
おしゃれなスーツに
襟につけるお花3種類あります
そして正面から右側 チェックの色の不思議を見ていただくサンプルです
その隣は私のチェックの原点、スコットランド・エステート・ツイードについてのパネル
結構細かい字で書いてありますが、時々熱心に読んでくださる方がありうれしいです~入口を入ってすぐ右はマフラーキットの見本がかけてあります
そして、これが中央のテーブル
ポーチなどの小物や編みフェルトのキットが並んでいます今日は土曜日で、40人以上の方が来てくださいました
記名していただけない方もあるので、実際はもっと多いと思います
今日のミニお話会、2人で始めましたが、ちょっと遅れて6人が加わり
熱心に聞いていただきました
背広を着た年配の方や、カジュアル風の男性と珍しいなぁ~と思ったら
なんと、娘がお世話になった東京在住の方でした もう、ビックリ
奥様のご親戚を訪ねて札幌へ来たので・・・とお連れが背広の方
出展された方だけでなく、2年前に講習を受けた方々のお友達もたくさん来てくださいました
みなさん、たくさん、沢山、ありがとうございます~
さあ、明日は最終日
そろそろパソコンを終わりにして寝ましょう~
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