明日 オープン工房

明日 オープン工房をします
教室があるときは工房を見に行きにくいという声があったことから
月末の教室の休みに、誰でも来ていただける日としてオープンします

糸をゆっくり見る
好きな色の糸を自分でくるくる巻いて買う
織りの話をする 色の組み合わせの話もしましょう~
千鳥格子を織ってみる
織ったものを洗ってみる
スピンドルくるくる毛糸を作ってみる 
紡ぎ車もありますよ~

通常販売していない半端糸も引っ張りだせるかも・・・

良かったら、ランチや手仕事をもってお越しください~

お待ちしています

昨日の一区切りの記事を見てくださったか
教室や講習についてのお問合せが続きました
楽しんで織るお手伝いをしたいと思います~

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これで一区切り

随分ご無沙汰してしまいました
毎日お知らせしたいなぁ~と思うことはあるのですが・・・

先週後半に母を連れて、土佐まで父の納骨に行ってきました
何度か体調を落としている母が行かれるかどうか、不安でしたが
程よい刺激と母に合わせた予定配分で、体調不良もなく帰ってきました
ホテルのトイレの段差が少しきつかったのですが
それを何度となくしたことで少し足腰鍛えられたようで
行く前より早く歩けるようになったり・・・
ベッドで休む時間が多かったからか、足のむくみも少なくなりました

お墓が山の上の方で、車から降りて細い山道を登らなければなりません
この写真は帰り道
3年前父が行ったときはこの道を登って心臓に負担がかかり体調不良になりました
なので、今回は車いすを借りて乗せて若者が手伝って登りました
(道が狭くデコボコが多く所々急な坂)
上までは行かれないと言っていた97歳の叔母も母の車いすでお墓まで行きました
帰りは下り、デコボコは大変なので、ゆっくり歩いて下りました

周りので栽培されている文旦が大きく重そうでした
12月末に収穫してしばらく貯蔵して出荷されるそうです
父方の祖父に関係した碑があるところに植えてくださった栴檀の木に沢山実がついていました

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洗い方 新発見です

長くタリフの糸でマフラーを織って、洗ってきたのですが
最近、その洗い方に新発見がありました
きっかけは、この秋に新しく作ったキットの見本のマフラーをHさんに織って頂いたのですが
それを洗って持ってきて下さったら、なんだかいつもよりふぁふぁ~

写真ではお伝えにくいのですが、明らかに柔らかく暖かそう・・・
左はこれまでの洗い方、右はHさんが洗ってくれたもの
今までとあまり変わらないけど、振り洗いをしているということなので、
久しぶりに自分で織ったマフラーを洗う機会があり、試してみました

実際私の洗い桶では振り洗いをしにくかったので、
マフラーのりょう房の方から30㎝位のところの両端を両手で持って、
洗剤液がジャバーというくらい10回~ 上下させます
ちょうどマグカップの中でティーバックを上下させる要領です10回くらいしたら、上にあげた時に下の位置の辺りを持って
また ジャバーというくらい 上げたり液に浸けたり・・・
これを端まで続けます

写真はないのですが、今までより柔らかくふんわりした風合いになりました

お湯が熱い場合はやりすぎないように気を付けてください
一度フェルト化してしまった羊毛は決して元に戻すことができませんから

幅が広いものを織って洗ったら両端がひらひらになってしまったということはありませんか?
タリフの糸で織った幅の広いものを洗う場合は
まず縦に半分に織って、お湯につけた後、布の耳の部分だけ軽~くもみ洗いします
普通に洗った場合、耳よりも真ん中の方が縮みやすいので
そうやって耳を先に少し縮めておくとひらひらになりにくいです

タリフの糸で織ったものの洗い方はこちらのページを参考になさってください
ページの下の方にあります

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オープン工房のお知らせ

11/28 火曜日 10時〜16時まで 手織工房タリフのオープン工房をします。

普段は手織教室をしているため、糸をゆっくり見て選んでいただくのが難しいかったりするタリフ。
今月末28日はお教室をお休みしてみなさんに解放致します。
色選びのちょっとしたアイデアや洗い方についての疑問、
ほんの少量の糸が欲しいなどなど、
当日はタリフ講師と私makikoが1日居ますので、ぜひ遊びに来てください😊
もしかしたら手織体験もするかもしれません。

手織工房タリフは西武池袋線の清瀬駅から徒歩3分ほど、ビルの2階にあります。
タリフのHPにアクセスが載っています。迷ったらぜひお電話を!

                               makiko


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初めて織ったタータン柄

写真の探し物があって、スコットランドへ行った時の写真のファイルを色々開いてみました
パソコンが新しくなる度に、フォルダーごと移動させるだけで
これ、と思うファイルを最初から最後まで見ることに・・・

そしたら、2005年9月の最後のスコットランド手織りコースの写真の中にこれを見つけました
これが、今の私のタータンタイプのチェックのデザインする基礎になった
初めてタータンを意識したチェックです
ここが出発点となり、沢山チェックを織った積み重ねが今の私につながっています
デイビットと日本人のための講習をした最後だったこの年は
参加人数が少なかったので、私も受講者の一人として一緒に織りました
87歳だった父が、ダンディーに繋留されているディスカバリーという船を
もう一度見たいというので一緒に行きました
手織り講習をしている間に一人でバス電車を乗り継いで1泊旅行に行き、
コースが終わったあと、ハイランドの山を見にレンタカーで小旅行をしました
思えば良い親孝行をさせてもらったなぁ~と思います日曜日にオーバーショットの講習をしました
冊子に掲載する作品をずらりと並べ、度々話がそれながら、
お二人の様子を見ながら進めましたが、解っていただけたでしょうか・・・
回を重ねるたびに、よりわかりやすい道筋を探し、説明が練れてきて
直したいところが出てきてしまいます
試して、掲載したいことも出てくるので、どこで区切りをつけるか・・・

楽しみに待っていてくださる方々の声も届いていて、後押しをしていただいています
ありがとうございます~

1月にはチェックデザイン講習会のリクエストが届いています
「手織りのためのスコットランドチェック」の内容での講習になりますが
詳細はまだ決めていません
興味がある方はご連絡ください

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手袋のレシピの重要なお知らせと イベントのご案内 by makiko

9月にありました新・東京スピニングパーティーで
新しく販売させていただいた「三角柄のミトン」ですが、
レシピ内容が一部間違っていることがわかりました。

始めの増やし目と、親指の上部減らし目の部分で間違いが見つかりました。
お買い上げいただいたお客様には、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
訂正したレシピをご用意しましたので、レシピやキットをお買上げくださいました方は、大変お手数おかけしますが、どうぞご連絡ください。新しいものを送らせていただきます。

Web shopのお問い合せのフォームやその他電話Faxでのご連絡、お待ちしております。

色々な綾織りの本でも訂正ヶ所があります。
毎回間違いのないように制作させていただいていますが、
どうぞご不明な点やお気づきの点がありましたら、お気軽にご連絡ください。

イベントのご案内

明日となってしまいましたが「ヒトハコ毛糸店」に今回もまた
私、スタッフmakikoが手織工房タリフとして出展させていただきます。

浅草橋にある夢のような毛糸屋さんKeito。世界各地から取り揃えた毛糸が並ぶお店です。
そこに1日限定のショップ「ヒトハコ毛糸店」がオープンします。
つむぎや織り、編み物などなど…
手仕事をする人たちが長年おうちでアトリエで大事にあっためてきた毛糸や道具、本、作品等々。。
ヒトハコに詰めこんで集まり、マーケットをひらきます。
ヒトハコ毛糸店 出展社紹介第1弾
        出展社紹介第2弾

前回と同じく手織工房タリフでは、5gの少量パックをメインに
50g巻きやマフラーの今季新作キット、オリジナルの冊子などを持っていきます。

織りの詳しいお話への対応は難しいですが、タリフを知っていただくきっかけになればと思います。
他の出店者さんの掘出し物の毛糸や、糸にまつわるお話などを聞くのも楽しい時間です。

台風接近と芳しくない天気予報ですが、ぜひ一緒に手仕事の話を楽しみましょう。
上記でご案内した「三角柄のミトン」の訂正したレシピも持参いたします。
ぜひお声をかけてください。

makiko

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オーバーショットの冊子遅れています

構想を温めて2年、この秋には冊子を完成させたいと
夏から少しずつ具体的な準備を進めているのですが・・・

秋風が吹くころになって、糸の注文も沢山いただくし
教室も、皆さん熱心に取り組まれ、私も忙しい・・・

母が一人になって、遅くまでほっておくこともできず
残業ができなくて、思うように準備が進められません~

先週急に体調を落とした母は、1度試した点滴で見事回復
いつも誰かに食事の世話をしてもらって、良く食べられるようになった母
どうやら食事がちゃんと取れていなかったのが原因のようです

いつも家にいて世話をしてあげれれば、
きっと母は気分よく過ごすことができるのでしょうね
でもそれは自分を犠牲にしなくてはできないし、したくない
母もそれを望んでいない

介護の仕方と仕事に、ジレンマですね

冊子は丁寧に作りたいので、お待ちくださいね

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オーバーショットの講習

土曜日に教室とは別のオーバーショットの講習をしました
受けてくださったのは、ご自分でもオーバーショットを織ったことがある方3人
この秋には仕上げたいタリフオリジナル冊子のテキストを使いました
説明に時間はかからないのですが、同じことを繰り返して理解していくので
実例を使って、ノートを書きました
本の通りに織るときも、自分のノートを書くことがとても大事です

説明を聞く方々も集中して考えてお疲れだったと思いますが
説明する私の頭もフル回転でした~

リクエストをいただき、今月末に再度講習を予定しています

オーバーショットの講習 残席1名
10月29日(日曜)10:00-16:00
講習料 6000円 
お申込みはWebshopのお問合のメールでお願いします

今週は学生さんがチェックを織るための糸の注文をいただき
一人ずつ配色のチェックをして、アドバイスなどさせていただいています

スピニングパーティーでもたくさんの方にお話しした
チェックを織るときの色の組み合わせのヒントがありますので、
ご紹介しましょう

主役の色を選び、
その主役を引き立てる脇役の色を選ぶ
主役は2色いらないし、両方が同じくらいだと、メリハリがない
少しくすんだ色を主役にしたければそれよりきれいな色は組み合わせない


タータンタイプのデザインは、
主になる2色のアンダーチェックに他の色を乗せていくので
アンダーチェックの2つの色や分量に強弱があると
表情がつけやすく変化があるチェックのデザインになります
例えば、片方のアンダーチェックはシンプルに
(オーバーチェックを加えても目立たない色を使う)
もう一つは賑やかな色合いや複雑なものにするなど

1本の糸に色が混ざっているタリフで販売している糸は
隣に来る色で見え方が違います

例えば、きれいな青と一緒では青味のグレーに見えるのに
赤っぽい色の隣だと、しっかり青に見えるW-020は不思議です
この組み合わせがとても良くでたのが、
スコットランドチェックの本の表紙に使った赤の大きなチェックです
(webshopでキットを販売しています)

彩度が低い色が多いので、名脇役の色がたくさんあります
目立たずに入っているけど
その色があることで、他の色をきれいに見せているというような今日は高校生から、タータン登録したタータンを織りたいということで
お問合せをいただきました
どのようにお手伝いできるか検討中ですが
若い人たちの意欲にわくわくします~

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新しく作った50g玉巻棚

8月から始めた100gのコーン巻きと50g玉巻きの販売
コーンは7月に棚に少し手を加えて全色をが並ぶようにしてあったのですが
50gの収納はこんな感じ


これでは欲しいものが見つからないし、取りずらい
どうしたら良いか、しばらく前からあれこれ考えていました
玉が小さいことと色数が多いので、横向きに収納できたらいいかなと思いつつ
先日、自分で1色探し出す必要があったとき、これは何とかせねば・・・


昨日ホームセンターに寄ったついでにアイディアを探しました
そして思いついたのがこれ!
適当に柔らかいプラ板を丸めてテープで止めて筒をたくさん作って
それを横に並べて色ごとに糸を入れる!
ちょうどよかったのがクリアファイルA3サイズ
少なくなったものも手を入れて引っ張り出せるし、こんなに並んでいると可愛い!!
段ボールを間に入れて3段重ねたため下が少し潰れ気味
これから少しずつ手を加える予定です

なかなかブログで紹介することができずにいるのですが
工房では毎日楽しく、忙しく、過ごしています
パソコンが新しくなり、これから慣れるようにブログも書きたいと思います
これで、書いたものがアッと消えたなんていうことはないでしょう

・・・て自分でセットアップしたわけではなく、すべて息子頼みです

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スピニングパーティー 大盛況

これまでに撒いた種の実りの収穫と、そして次につながるたくさんの種撒き
いつもはメールや電話でつながるお客さんや
30年以上会っていない古い友人と思いがけない再会
初対面の方と海外の共通の友人を見つけたり と様々な出会いを頂きました
これが、スピニングパーティーの凄いところ

今年のテーマは「藍染」 多くの人が興味を持つテーマに
これまでで最高の来場者を記録したそうです
タリフのブースにも沢山の方が足を止めてくださいました
私達の今年のテーマは玉巻きからコーン巻きに変更した定番全色(54色)を見て頂くこと
手作りの棚に並べました
もう一つはスコットランドの紹介
今年のツアーの写真を見て頂きました
「日本の人たちに見せて欲しい」とお世話になった方に託されたHawick Tartanのブランケットを背景に盛りだくさんだった旅の写真を並べました
右に見えるのはKnockando Woolmilが再現した1775年のタータン

そして、沢山の方に手に取って頂いたのがタリフのオリジナル冊子です


熱心に見て下さる方が多く、たくさん話もさせて頂きました
綾織りと柄が織りだせるということに興味をお持ちの方が多いと感じました
当ブログでも綾織りや4枚綜絖に関する記事のアクセスが続いています

2枚綜絖から4枚綜絖へ進むのは、確かにハードルはあります
そこで立ち止まって迷われる方々へお薦めしたのは
1.千鳥格子を同じ糸(色は違っても)で間違わず、迷わず出来るようになるまで沢山織る
2.色々な行程(ノートの書き方から機掛けの仕方、通し方、綜絖の動かし方など)自分の基本を持つ
洋書も含め、色々な書き方や綜絖の番号の付け方、ペダルのつなぎ方など、実に様々な情報があります
それをこれはこの本を見てその通り、次は違う本の通り・・・としているだけだと
同じことをしていても、それが見えてきません
自分の基本を持つと、それと比較してどうなっているかが見えてきます
1、の同じ設定で何度も繰り返すと、どこが間違ったのか、やり難いのか、など気が付くのですが
糸を変えただけで、扱いが変わり、糸の扱いの違いに迷子になってしまいます

迷子にならずに4枚綜絖を覚えられるのが千鳥格子
なぜって、4枚綜絖は4の数の繰り返し 
経糸は4本ずつ色を変える(綜絖通しで迷子になり難い)
緯糸も4段(綜絖1と2,2と3、3と4、4と1の4通り)の繰り返し
自分がどこにいるのか解れば、迷ってもすぐ戻れます

迷子にならずに織れるようになると、何か違うものが見えてくると思います
同じことを繰り返す内に頭の中にこの思考回路が構築されて
「あ~そうか」と思えるときがあるでしょう~

最後になりましたが、このイベントのために心を尽くしてくださった青島さん
リーダーを助けて細かい心配りで働いてくださったスタッフの方々に感謝いたします

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