暮らし

忍耐仕事

先日から家の外壁の塗装の為にペンキ屋さんが仕事をしてくれている
ペンキを塗る前に、まずコーキングを修整、
外壁の汚れを全て洗い流し
マスキングテープやビニールシートで丁寧にペンキを塗らない所を覆う

このマスキングが、とても丁寧、根気と神経を使う仕事と見て取れる
このことを話したら、ペンキ屋さんから返ってきた言葉が
『忍耐仕事です・・・』

考えてみれば手織りも同じ
結果を見るまで長い工程を少しずつ進めるしかない
でも、その工程一つ一つが楽しい
好きだから出来るし、楽しめる・・・
最近はその仲間が増えつつあり、またうれしいなぁ

きっとペンキ屋さんもきれいにお化粧直しが出来てピカピカになっていく家を
思い描いて、仕事をしているのだろう

夜更かしが続き、体力消耗することもあり
中断している朝のウォーキング、いつ再開できるか・・・
いや、するか!でしょう



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新しい色

木々が葉を落としていた冬が過ぎ春になって新しい色が沢山出てきた
これは朝のウォーキングの時に楽しんだ春の色

ソメイヨシノは満開を過ぎ、今は枝垂桜がきれい

そして清瀬に多く植えられているケヤキの新芽がとてもきれい


元来運動が好きではない私は、色々試しても長続きしない
体操の先生をしている妹に、硬くなった身体のほぐし方を教えてもらっても
『教えてあげるけど続けてやら無いと効果ないよ~』と言われる

季節も良くなり、早寝早起きを励み朝30分ほどのウォーキングを・・・
今日まだ4日目 確かに身体は少し軽くなる
いつまで続くやら・・・

今日の工房は大入り満員だった

月2回のペース、でも先月と今月は仕事の関係で月1回ずつしかこれなった I さん
織りかけだった明るい藤色のタータンタイプマフラーを仕上げられた

3作目で広幅のグレンチェックに挑戦していた単発講習を続けている M さん
パソコン教室を探して道に迷い込んで工房を見つけ
これもしたかった~と始めて、結構はまっている

大きな織機で息子さんのモノトーンのブランケットを織り始めたのは W さん
前回 単糸を使って織ったスウィーディッシュレースのチェックのショールを仕上げて持ってこられた。 洗うと柄がよく映えて、とっても良い
『こんなのやりたい~』と他の人が刺激された

それにチェックサンプルを次々織っている T さんも織りに来た
基本は同じ、オーバーチェックを変えるだけでこんなに表情を変えるので、驚き

机上講習を受けられて自宅で織っている M さんが足りなくなった糸を買いに見えた
『横糸の打ち込みが入らなくてチェックが縦長になってしまう・・・』
など話しながらお茶を一緒に飲んで楽しまれた
他の人たちが織っているのを見るのもまた勉強になる。
とても、78歳になられたとは思えない
夜メールで届いた写真 早速見聞きした事を試すなんて凄い


今月は体験の方2人の予約も有り、講習がいつも大入り満員・・・
狭い工房がおお賑わいでした~

誰もが大震災の傷を心に抱え、日常を取り戻すべく前に進んでいるようだ

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女3人旅 3

旅行最終日、まずは朝食前に浴衣を着て外湯へ
目指す一の湯がお休みだったため、地蔵湯に変更
人が少なく、のんびり出来ます でも湯当りしないように短めに・・・

20品目はあると思われる和食の朝食、これももちろん完食
お留守番組にお土産を送ることになりました











紹介し忘れていましたが、今度の旅のお宿は三国屋さん
気配りが温かいおもてなしにお礼を行って、荷物を置かせてもらってチェックアウト

三国屋さんと同じく妹が訪ねたかったつばきの旅館のギャラリー花椿へ













温かいお顔のお地蔵さんと添えられた一言に心温められました

12時少し前に鳥取行きの電車にのりました
途中で最近新しくなった餘部鉄橋を通りましたよ~

鳥取では鳥取砂丘へ
入り口のお土産屋さんに母を残し二人で砂丘を登りました


青空がきれいだったので、海と砂丘のコントラストがとてもいい
自然の力を身体で感じました~

天橋立も、鳥取砂丘も、その他の地形も全て、少しずつ長い時間の後に作られた
その時間と小さなエネルギーの蓄積に不思議を感じる旅になりました
出来れば東北関東大震災のように
膨大なエネルギーで短時間に地球を変えることが無いといいのですが・・・
それも長く広い宇宙スケールでは小さい事なのかもしれません

鳥取空港から羽田へ
少しゆれた機内で妹が『地震のときこれ位揺れた、思い出すなぁ』と言った
きっと被災者の方々はしばらく飛行機に乗れないかも

非日常の時間をもつ事ができて、リフレッシュ
少々のことでは'へこたれない'ぞ ~ ~ 

昨日糸が成田空港で通関完了、今日届くかな???
糸が届く前の駆け足の旅行報告でした

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女3人旅 2

旅行の2日目はレンタカーで移動しました
まずコウノトリ公園へ
施設は休館日でコウノトリの姿も資料も見る事ができませんでした

それから出石(いずし)へ行って皿そばを食べました

1人分5皿ですが、朝ごはんを沢山頂いたので、2人分を3人で分けました
腰があって美味しかったです
お腹が減っていないというのに食べてしまいましたね~

山道をひたすら走って約1時間 
京都府にある天橋立へ

ケーブルカーで展望台に上って、上から眺めました
股覗きで見ると天に昇れるように見えるとか・・・
体が硬くてみっともないなぁ・・・
体操の先生をしている妹はかっこよく前屈してました

時間があまりないし、風がとても強かったのですが
ちょっと天橋立の端だけ見ようといってみたら、回転する橋が動き始めていました
『何度来てもみれない人もいるんだよ~』とおじさん

ちょうどニッケルを運んできた大型船から、小型の船に積み替えて
湾の奥にある工場に運ぶ最後の日だったそうで、短い時間に2度もみる事ができました

自然が長い時間を掛けて作った砂浜、日本三景の一つで
もう少し温かく、時間が合ったら砂浜を端まで歩いて
美しさを堪能で来たのになぁ・・・
ちょっと残念

帰りは海岸線をまわり、暗くなって城崎に戻りました
普段カーナビは使っていませんが、この日は沢山お世話になりました~
知らない土地でのドライブではとても助けてくれますね



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女3人旅 1

旅行の行き先は兵庫県北部、城崎温泉でした
妹がかつてお世話になった方々を訪ねたいという長年の願いがかないました

そこで、初めての経験が沢山ありました
その1 初めて浴衣を着て外を歩き温泉に入りに行きました

和服には全く縁がなく、浴衣を着ることも無かったのですが、妹の
『浴衣を着て下駄を履いて外湯に行かなきゃ温泉に来た意味が無い』の一言で迷いを払拭

浴衣を着て歩く時の歩幅は普段の半分、
浴衣のサイズがちょうど良かったので着崩れする事もなく助かった~
夕食前の温泉は、少々私には熱く湯あたり気味

その2 2時間掛けて頂いたかに三昧の夕食
お刺身、かにシャブ、焼きがに、ゆでがに、最後のお雑炊・・・
本場で頂くかにの味は格別でした
『そんなに沢山食べられるかしら~』と仲居さんに言いながら、完食しました
~~ 一生分堪能した気分です ~~

感謝、感謝。。。。


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UKからお見舞いメール

東北関東大震災の被害にあわれた沢山の方々
そして日本中の心を痛めていらっしゃる方々
心よりお見舞い申し上げます

東京では実害がなかったものの、
周りの人々が不安を感じているのが伝わってきます
手仕事だいすきな私たちの仲間の中からも、時間があるのに何も出来ない・・・
という声も聞こえてきていました
多少の不安要素を抱えていた方々はもっと不安でしょう

そんな方々へ、UKから送られて来たお見舞いメールに書かれていた
日本の皆さんへ向けられた暖かい応援メッセージを伝えたいと思います

スコットランドの片田舎で地学を勉強しているジェインは
常日頃火山や地震の情報がとても早く、その規模の大きさに驚きを隠せません
この言葉がとっても温かい~
Our hearts go out to you and to everyone in Japan

手織りコースの会場だったファームハウスのケイトはお嬢さんが日本に居たため
すぐ大丈夫か?とメールが来た 『連絡が取れないけど・・・』
すぐ様子を知らせたら安心してくれた

ロンドン南西部の田舎に住んでいるSusanからの長いメールの一文
I just wanted you to know that we in England are thinking of Japan
all the time

スコットランドチェックの本輸入元、大手の織物工場ジョンストンズのモエラから
心配しているとメールをくれた

お母さんを亡くしたばかりのナンシーは簡単に大丈夫??
でも、あったかい!

デイビットから来ないなぁ~ と思っていたらどうやらメールの不具合で届いていないだけ
出しても返事が無いので電話して地震の日に送ってくれたことがわかった
話しは地震のことよりメールサーバーの不具合?という話しが殆どだった

どの文面にも、私たちの心はあなたたちと一緒にありますよ~と伝わってくる

先日の天皇陛下の励ましの言葉にも、世界の元首からのお見舞いに
『私たちの心はあなた方と共にある』とあったことで感動されたという内容があった

それ程今度の地震は大きかった
地球規模で心を揺さぶられるほど大きかった
だから実害が無い私たちまで動揺しても仕方が無い

平気な振りをするのはやめよう
不安を感じていいんだと思ったら、ちょっと安心
こんな時こそ自分の心の声をきちんと聞こう
そう思ったら、少しずつ元気になってきた

みなさん~ 世界の人たちがパワーを送ってくれていますよ~

みなさまどうぞお大事に~~


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良かった~

森岡のお得意様《彩楽さん》から電話があった
ずっと気にはなっていたけれど、大変な時に電話は遠慮した方が・・・ 
と思ったら、単糸の注文販売の確認のことで電話をかけてくださった

「家の中のものは少し壊れてとっても怖かったけど、
電機も回復し水道ガスも使えるので、大丈夫です」との事

お元気そうな声で安心しました
でもまだ何も手がつけられない・・・と言っておられた

そうですよ~ 私たちの仲間の間でもこんな言葉を耳にします
原発の事も気になるし、それなりのショックを受けている

沢山の方々に気をもませ心配して頂いた父ですが
こちらから迎えに行こうという相談をしていた矢先
連絡もせずに行動開始、突然
「タクシーで山形まで来た、タクシーで新潟へ、新幹線で帰る」という電話
もうすぐ自宅に帰えってくると思います
せめて、歩いて10分かかる駅まで車を出しましょうか・・・

「どれだけみんなに心配掛けたかわかってる?」と言いたいといったら
母にたしなめられた 
これだけマイペースだから、自分で帰って来られたのでしょう

ホントに強運の人です


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強運の人

父の事でご心配をおかけしました
今朝、本人から電話がありました
地元でお世話になっている方の家が被災を免れ
そこへお邪魔しているそうです
食料の備蓄とプロパンガスが使えることで
食事も困っていない様子でした
息子さんも来ているというので、安心しました

どこかの避難場所の隅っこで小さくなっているのかとか
ボランティア精神に火が付いて年取っているけど医者として役に立っているのかとか
携帯をもっているのに電源を切っている(いつもの事だけど)し
自分から連絡をしてこないということから
かなり気力がなくなっている???と心配した
娘はネットで公開されている避難所の名簿の写真を熱心に探した

でも、多分これほどの事とは思っていないのだろう
自分はちゃんと対応できているから大丈夫と心底思っている

終戦直前の北海道の山日高でも命拾いしているし
戦争中も、一時的に視力を失ったけど、回復した
本当に強運の人だなぁ~

移動可能になれば、息子さんに手伝ってもらって帰って来るだろう
それまで、母ものんびりすると決めたようだ

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終電 そして 始電

一昨日の大地震の影響でスコットランドの2人の
たった1週間の日本滞在の最後の1日は散々の体験になった

英国では地震被害のひどさに加え原子力発電所の事故を大きく伝えているらしい
スコットランドの親御さん達から、一刻も早く日本を離れるようにと再三電話が入ったらしい
東京は、電車の不便以外殆ど通常と変わりが無いけど・・・
遠く離れた異国の人々はただただ心配なのでしょう  当然!

延泊した白馬から様子を見ながらバスで長野へ
宿を出る時は関空からの飛行便で帰国するから
残していった荷物を送って欲しいという連絡があった
しかし山から降りて来て人々の様子をみて、
ちょっと大げさに考えすぎたと彼女が気がついた
誰もあわてず、穏やかに毎日の暮らしを続けている・・・

電車で松本へ、タイミングよく動き始めた中央本線で新宿へ
荷物を取りに来て、夜の内に成田空港へ移動する・・・
ということになっていたのですが
新宿から池袋への移動の間にスコットランドの彼のお母さんから
「英国大使館が臨時便を飛ばすらしい、それに乗りなさい~」
と知らせが入ったらしい
それには急いで成田空港に行かなければ・・・

さてそれから
息子Yと2人で置いていった荷物を持って追いかけた
京成電車は動いていたけど、各駅停車のみ
それも折り返し運転をしていて、乗り継ぎが悪い
いつもより1時間の長くかかってやっと到着したのが10時過ぎ

大使館がチャーターした・・・なんていう便は無かったけど
ターミナルの入り口で彼女に会って抱き合って無事を喜んだ
ターミナルに泊まるけど、もうお店はしまっていて
「あるのはマクドナルドのチキンバーバーだけ、ポテトも無い」と彼
「それでもいいからかって置いて欲しかったなぁ~」ぼっそっとY
夕食抜きで飛び出したからね

ディズニーランドへも行かれず、散々の最終日
無事帰られるようになって良かった!!!

又必ず来るという約束をして別れを惜しみ
急いで帰りの電車に飛び乗った、それがアクセス線の終電、でも3駅先まで
その次に来た押上行きも終電、青戸で上野行きに乗り換えるが
30~40分待って、やっと来たのが終電1本前
青戸に着いたあたりで日付が変わり
12;18清瀬に帰れる西武線の終電に乗るのは無理
朝を待つなら上野?と思って行ったら山の手線終電池袋行きのに飛び乗れた

池袋へ着いたのが1:30am 西武駅はシャッターが閉まっていた
まっすぐ息子Kが調べてくれた池袋の24時間営業ファミレスへ
7時間遅れで食事をすることがで来た
始電は5時、それまで3時間くらい・・・
初めての朝帰りでした

長~い1日でした

彼らはほぼ定刻発の予定通りの飛行機で今頃空の上
待っている家族も安心するでしょう

その後父とはまだ連絡取れず、どこかの避難所にいるのかも
信じて待つしかない
ご心配頂いた皆様、ありがとうございます


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怖かったですねぇ

今日の地震、これまで体験したことが無い大きな揺れが長く続きました
もうすぐ手織り講習が終わる・・・という障害者福祉センターで
机の下にもぐろうか???でも車椅子の人もいるしなぁ~ と時間が過ぎ・・・
建物の特徴なのか、ぐるぐると回るようなゆっくり大きなゆれ
スタッフがすぐNHKラジオをつけて様子を聞きました

帰ってきてテレビで見た津波が押し寄せてくる様子は、ただ、ただ、怖い
何もかもが水の力で押し流され、あっという間に全てを破壊してします
ヘリコプターから見ているその先に車で移動しているのが見える

この最悪のタイミングで父が仙台に出かけて行っている
夕方間接的に、今晩泊まる宿に移動の車中という確認が出来た
ひとまず安心、でも予定通り帰って来れないだろうなぁ

スコットランドから来日中の二人は今日長野新幹線で東京に戻る予定
携帯がやっとつながり、まだホテルを出ていなかった・・・
新幹線が動いていないので、延泊することになった
明日のディズニーランドも取りやめかな?
自分たちで決めて行動できるので、時間が短くなっても行くかも知れない

情報を得るためにパソコンをつければ、
早速スコットランド2件と父の関係でインドネシアから安否確認のメールが入った
東京で大地震というニュースだったのだろうか?
その内の一人は地学を勉強していて、何時も世界の地震などを把握している
先日の地震の時も、すぐ「大丈夫?」というメールが来た

被災した方々は、本当にお気の毒
自分たちは大丈夫だったから・・・と思っていては申し訳ない
何か出来る事を行動に移したい



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