3日間の『手織りと音楽』無事終わりました
毎回、丁度いい人数においで頂き、ミニコンサートの延べ人数155人
1回平均12.9人 一番多かったのが、お琴とピアノの共演、そして織り友だちがピアノを弾いた糸紡ぎ関係の小曲の回18人でした
楽しかった!
忙しい、寒い時期にも関わらず、お出かけくださった方々ありがとうございました
今回は、試み
続けられる形を見つけて、是非またやりたいと思います
最後のリッタのクリスマスソングのミニコンサートが終わり
さっと後片付け、子でもたちの手助けは、頼もしい限りです
また音楽教室は元の空っぽ状態に戻りました
整理したら少し飾らせていただこうと思います
手織り体験は、7人 ニードルも7人
手織り教室に通いたいといってくださる方もあって、これから楽しみです
ボランティアで演奏してくださった方々、聞きに着てくださった方々
本当にありがとうございました
手織りと音楽1日目の様子
金曜日1日で、音楽教室の飾り付けをどうにかこなし
夜は、関係者を招いてのオープニングパーティー
デンマークのパンとチーズ、
それにリッタお気に入りの”アンデルセン”(パン屋さん)のサンドイッチを味わい
今回の演奏者の内、4人の演奏を少しずつ楽しみました
高い台の上り下りの連続で少々腰が痛く、寝しなに何気なく飲んだコーヒーと
そして、何より初日の心配?中々寝付けず、
私らしくなく、意識している以上に気になっていることを実感しました
最後には「丁度いい人数の方々に来て頂いたね」となるとは思いつつ
ミニコンサートに人が入らなかったらどうしよう
増して音楽教室の先生には、聞く人がいないのは・・・と言われていたし
いつもの作品展示会とは違って、今回はミニコンサートめがけて人が集まり始めます
それも、丁度椅子に座り切る、12~15人くらい
音楽教室の先生の「最後の6時なんて暗いし来る人居ないでしょう」の
言葉に反し15人集まりました
「殺風景な部屋が織りの展示で変り、音の響きも柔らかくなって
残しておいてくれないかしら・・・」 と先生の嬉しい言葉
私のショールームにさせていただきましょうか???
お隣同士、よりいっそうお知り合いになれて嬉しかったです
1回目はリッタのデンマークの音楽
2回目はリッタのお琴の先生とリッタのピアノ
3回目は音楽教室の先生に習ている若いピアニスト
4回目は音楽教室の先生と、お友だちの声楽家の先生
毎回すばらしい演奏、聞いてくださった方々とのコラボレーション
双方の力が一つになる体験でした
毎回聞きにくれた両親と偶然上京していた兄、
複数回足を運んでくださった方も何人かて、嬉しくありがたい
隣の工房の織り体験3人、ニードルフェルト体験4人
時間に終われず、ゆっくり楽しんでいただけました
クリスマスリース
昨日写真を撮り忘れたクリスマスリースです
かわいい本物のジンジャーブレッドマンが付いています
食べたくなっちゃうわねという話に
作った彼女『死ぬほどジンジャーパウダーを入れたから、食べない方がいいよ』
日持ちするように、作ってあるそうです
生のもので作ってあるものは、やがて枯れて行ってしまうけど
やっぱり本物はいいですね
忙しい、楽しい1日でした
今日は朝から、何だか大忙しの1日でした
仕事量としてはたいしたことはないのですが
入れ替わり立ち代り人が出たり入ったり、お茶を飲んでおしゃべりして
全て今度の『手織りと音楽』の会につながっています
随分久しぶりに昔からの友人が手作りのクリスマスリースを持ってきてくれました
(写真を撮り忘れました)
たくさん情報交換、一つ一つは短く、でもたくさんの事柄を・・・
子供達のこと、自分のこと、年老いてきた親のことなどなど
勿論私が作っているものも見てもらいました
一番盛り上がったのは、2重織のピアノです
『1オクターブのピアノをバックにつけたいと思いながら間に合わなくてね・・・』と私
そしたら彼女、『今日こんなの持ってきたのよ、こんなの良いんじゃない?』
と見せてくれたのが、あるお店の黒いバック
早速手伝いに着てくれていたAさんに買いに行ってもらいました
それで作ったのがこれ
そしてミュージックルームではリッタのお琴の先生との練習が始まりました
しばらくして手仕事持参でお邪魔しました
通じない時にはお手伝いをと思っていたのですが
大体のことは、音楽家同士通じるのですね
上手に言葉に出来ませんが、とってもすばらしい音色です
2人のコラボレーションがすばらしい
知らずに聞いていれば、それなりですが、お琴とピアノの音階の違いなどを教えられて聞くと、それがいいハーモニーで合うという事はすばらしい事なんですね
洋楽の曲を邦楽に編曲してあるものを、ピアノで弾くためにまた洋楽に変える
元々洋楽なのに、難しいところがあったようです
演奏している2人が楽しんでいるのが、伝わってきました
マントとハンチングハット
先週、前に習っていた洋裁の先生の所へ出かけて教えてもらったマント
水曜日の夜、5時間くらいかけて裏地と身頃まで縫い
今日は衿を作って形にしました
この布は、2年前のスコットランドチェック展のためにデイビットがデザインしてくれて、
私が織ったもので、一番気に入ったチェックでした
急いでたくさん織ったために、シングル幅(75cm)2mしかないので
出来ればジャケットをつくりたかったのですが、足りません
ある日、ハーフ丈のマントを着ている人を見て、これを思いつきました
ミシンの作業は終わり、あとは手作業のみ、時間を見つけてやりましょう
それと前から用意してあったハンチングハットを縫いました
本を見て作っているのですが、型紙がきちんとしていると割りに縫いやすかったです
サイズを58cmにしたので、私には少し大きいのですが
これもサイズリボンを付け直せば、小さくすることもできます
思っていたものが形になると嬉しいですね
手織りと音楽
12月15日から17にまで3日間予定している、手織りと音楽を楽しむ会
やっとDMが出来上がり、この週末に発送しました
詳しい内容は、こちらをご覧ください
手織工房で、手織り体験とニードルフェルト
音楽教室で、1日4回30分のミニコンサートを予定しています
3日間で計12回ありますが、その時によって演奏者と内容が変ります
テレビや、ゲーム、パソコンが多くなり、実体験が少ないこの頃の生活
自分の手で何かを作り、生の音楽を聴く、そんな機会になれば嬉しいです
私が織りためた作品も展示、販売いたします
この秋には、色々な色のストライプのマフラーを織りました
新しい服地が3点、また椅子の座面用の布もあります
シングル幅2mしかない布で、ハーフ丈のマントも試作中
今から予定に入れて、是非お出かけください
(手織り体験とニードルフェルトは予約も承ります)
2つのホームスパンの作品展へ行ってきました
今年は秋から、次々と作品展を見に出かけています
今回は、もう無理かなと思っていたのに、突然1日空いたので
思い切って2箇所をはしごしてみてきました
一つ目はホームスパンの清野新之助先生の作品展
DMに『市販の網糸で色々な色合いのマフラーを織りました』とあり
手紡ぎの清野先生が、編糸をどうされたかが、興味津々
今日は最終日でしたが、余り人も多くなく、清野先生とたくさんお話をしました
スコットランドチェックの事、日本の人たちのウール好きとか、扱い方とか
伝統がない分、自由な発想で作品作りが出来るようです
フェルトの筒型マフラーの作り方も教えていただき
一度工房に伺って見せていただく約束をしました
若い頃、木彫や木工細工をなさっていたとのこと
手織りの作品に混ざって木の作品がたくさんありました
紡ぎ車が幾つもあって、先生らしいです
益々新しいことを挑戦なさる意欲に、こちらまでパワーをいただきました
お嬢さんのホームスパンの作品もたくさんあり、暖かさが伝わってきました
前に、『スピンドルで紡ぐように紡ぎ車で糸を作りたい』とコメントされているのを
スピナッツで読ませていただきましたが、
甘撚りのやさしい糸で織られた作品は、本当に軽く、ふくらみがすばらしかったです
そして、前にチェックサンプルを織りに見えたことがあるJoyceさんの作品展へ
とても丁寧な仕事を、また自由な発想で作品にしていらっしゃいます
中に、ブランケットや、ハーフコートなど数点のチェックがあり、
あの時の成果と伺って嬉しい限りです
ここでは、習う側と教える側の難しさ、作る楽しみとそれにまつわる人の心など
製作に至る、手織り技術以外の過程の意見交換が出来ました
羊好きは、結構自由にしたいことを、したいようにしているのかと思いましたが
習う側が、まだ先生に気を遣っている???
先生はそんな事望んでいないと思うけど、日本では元来師弟関係がはっきりしているから難しい
そして今日ついていたテレビから流れてきた、1頭の羊からどのくらいの長さの毛糸が出来る?という番組。 用事が入り、全部しっかり見たわけではないけれど、メリノ1頭から、5000m以上、セーター編んだら、5着と半分とか・・・
羊牧場から毛刈り、フリースの洗い、機会でカードして、10人で紡いで・・・
これを見た人から、また羊好きが出るかもしれません
羊は癒してくれるのです
自分を生きるための教育(デンマーク)
今日のリッタのミュージックルームで行われたワンコインコンサート
来てくださったのは3人、でも、みんなとっても盛り上がり、
気が付いたら、30分もオーバーしていました
これまで、たくさんあるデンマークのコミュニティーソングの中から
季節に合わせて色々な曲を紹介してきました
今日は、デンマークの教育について、そしてその原点となったグルンドヴィという思想家を紹介しました
デンマークの教育システムは日本と異なる点が多く、私は全てを正確にお伝えするには出来ません。 しかしながら、リッタが説明してくれたたくさんの事のを、力不足ではありますが、私なりに理解整理してお知らせしたいと思います。
19世紀初頭、のデンマークの学校は、厳しい規律と勤勉を子供達に強いて、
勉強は教られたことを覚えるという、楽しむとは程遠い、子供には厳しいものでした
その状況を良くないと思った、元牧師、心理学者のグルンドヴィは新しい思想を広め
現在のデンマークの精神の基礎となるものを作り上げました
それまで、勉学が良く出来る人が上流階級を占め、労働や手仕事を得意とする人や農民は貧しい辛い暮らしを強いられていましたが、人々は皆ユニークな存在であり、夫々得意とすることを持って、それら全てが相合わさって、健全な社会となり機能するという、キリスト教に根付く思想を広めました。
勉強は、強いられて覚えるのではなく、楽しく勉強することで、子供達の心に残り
その過程で自信を与えられ、夫々に合った人生を生きる事を目指す そんな学校が
自由な学校として始まりました。 教師は、生徒から出てくる様々な事を拾い上げ
自分の体験を通じて、どのように生きて行きたいかを見つけていく手助けをします。
彼のモットーは『School for the life』
15歳から17歳になると、1年または2年寄宿制の学校(私立)に行く生徒が多くいます
夫々の学校が得意とする分野あり、校長によって特色も違い、自分に合った学校を探します
試験もなく入ることができて、家を離れて生活する体験をしながら、
その後の人生の可能性を探します。
そこでの教師の役割は大きく、数学やデンマーク語といった教科を教える中でも
一人ひとりの状況に合わせ、向き合って自分らしい生き方を見つける手伝いをします
20歳から30歳くらいの若者を、3ヶ月または5ヶ月受け入れるフォルケホイスコーレという学校があります。以前は、種蒔や収穫など夏の忙しい時は働き、冬農作業がない期間にこのような学校へ行き、様々なことを学ぶ機会を与えていました。現在は、多くの経験をするために学びに集まるようです。 様々な分野にわたり、この種の寄宿制学校があり、その一つである、体操の学校へ妹が留学しました。
その一つGymnastikhøjskolen i Viborgにいたのが、リッタです
何処の学校でも、朝みんなが集まって歌うのがコミュニティーソング
夫々自分の声で、でもみんなで歌う事で同じ思いを共有し、感化しあうことが出来ます
500曲ほどが歌の本に納められていますが、その内100曲ほどはグルンドヴィの作詞のもので、今でも、全ての年代の人たちに親しまれています
若い人のために、リズミカルな曲に変えて、好まれているものも多くあります
そして今日のワンコインコンサート、話を聞いた方々の質問から、それに答えて
話はどんどん変り、お互いの心が通じ合っていきました
それこそがフォルケホイスコーレのあり方そのもの、とリッタは言います
夫々が、夫々そのままの自分でいい そういうメッセージをもらい
何だか元気になって、終わりになりました
自分と向き合って、ここまで来た私ですが、織を通して、私の行き方を通して
自分を生きる心地よさを周りの人たちに感じてもらえるなら、嬉しいですね
詳細をお知りになりたい方は、いい本やサイトがありますのでお問い合わせください。
一歩進んで
悪戦苦闘した、でも出来上がったらなんていうこと無いDMの作成を終えて、注文しました
前回みたいに画像いっぱいじゃないから、どうにかなりそうです
でも電話をもらって、やっぱりそのままじゃ使えない
バージョンの低いイラストレーターと低いパソコン技術を駆使して作ったからしょうがない
『画像のサイズが足りないから、すこしぴっぱって伸ばしたら良いけどそうするとバランスが変りますが・・・』
『もう既に実物とはバランスが変っていますから構いません』
『文字もアウトライン化、わかりますか?』
『わかりません』
『文字を画像化することですが、多少変ってしまうかも』
『そこまでこだわっていないので、変わっても構いません』
『こちらで直しても構いませんか?』
『なるべく早くしたいので、是非お願いします』
と言うやり取りの挙句、手直しを全部お願いしました
そこまでこだわって作っていないから・・・
昨晩はパソコンをしている脇で、子供達とDVDレコーダーの話
ビデオデッキが壊れて、修理より新しいものを・・・と
早速都内に出かける予定があった長男が、安いVHSだけのを買ってきました。
ゆくゆくはDVDレコーダーにしたいと品定めを始めているわけです
詳しく話してくれても、理解の限度を越えているんだけど・・・
ケーブルテレビの操作も出来ない母ですから!
ブログや、メールを書こうと思っていると隣の母が何度も話に来る状態で
とうとう時間切れとなってしまいました
やりたいこといっぱいあるのになあ・・・・
これが家族との暮らしでしょう
工房も、体験講習、1日の机上講習(デザインをしてたて糸を作って自宅で織る)
何時も手伝ってくれているAさんが2重織でピアノの鍵盤マフラーに挑戦中、と大忙し・・・
8枚綜絖の2重織も勉強する事ができて、充実していました
ピアノとお琴
今日は工房の隣の音楽教室でリッタのミュージックルームがある日でした
そして12月の『手織りと音楽』の期間中に演奏をお願いしているお琴の先生と、
織友だちでピアノの先生をしているHさんが夫々訪ねてくださいました
お琴の先生は、リッタのピアノと合わせるために来て下さいました
私はお琴のことを良くわからないのですが、
ピアノとお琴の音階が合わないと一緒に演奏できません
私は工房での講習もあるので、出たり入ったり・・・
お琴とピアノ、基準になっている音や考え方が違うために
どの点で合わせる方難しかったようです
リッタはピアノの音階も変えることが出来るので、お琴を基準にピアノを合わせて弾くのか
ピアノの音階にお琴を合わせるのか・・・・
結局お琴の先生がピアノに合わせてくださり、一緒に演奏が出来ました
当日は、『夕やけこやけ』『日本の歌のメドレー』をピアノとお琴で、
リッタのリクエストでお琴だけの演奏もお願いしました
〔12月16日(日) 午後4時からの予定〕
今回初めて、ピアノで弾くために、漢数字で書いてあるお琴の楽譜を5線紙の音符に書き直したリッタですが、これをしてみて、色々なことがわかったそうです
ピアノとお琴の基本がとても違う所にあるために、ピアノとお琴を合わせるのは大変でした
ピアノは鍵盤を弾けば何時も同じ音が出て、音符を見るとその音が聞こえるのに
お琴は、その時々に音階が変ることがあるので、音符を見てお琴は弾けない
お琴は数字で表している楽譜を使っているので、そんな時は♪を数字に置き換えるそうです
この間デンマークの曲をお琴で弾いてみたら、♪を見て弾く事はできず
思い出して弾いてみたけれど、とても難しい
数字で書き直したほうが簡単だそうです
数字はお琴のどの弦を弾くかという意味だから・・・
どのことをとっても、私は知らない事ばかりです
そして工房が終わる時間から、Hさんが来てくれました
糸紡ぎや織をしている彼女が選んだのは、そんな手仕事をモチーフにした小曲
エルメンライヒ「紡ぎ歌」 これは私も子供の頃弾いた事がある曲です
そしてその題を知って、この曲を聴くと、紡ぎ車がくるくる回る様子が見えるようです
リッタは、私が先日インガーの所で紡いでいた光景を思い浮かべて、
曲を聴きながら、その様子が手に取る様にわかると言っています
糸紡ぎをする方、是非聞きに来てください
〔12月17日(月曜) 午後2時からの予定〕
何だか上手に書けませんが、これはリッタと英語で話した事で、すっきり日本語になりません
疲れすぎて頭の中が空回りのようです
読まれる方、想像してお読みいただければ嬉しいです
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