2010年 10月 の投稿一覧

楽しみと忍耐

10日ほど前にWさんのスウィーディッシュレースのストールが織りあがりました

単糸を使いましたが、中盤から縦糸が度々切れて
とても忍耐を要する織りになりました

機から外して、修正する作業が大変でしたが、やり遂げて
次のレッスンには洗い上げて持ってきてくださいました
今度の作品展でごらんいただけます~

そして、パンフレットなどを手伝ってくれたティーさん
チェックの本から見つけたチェックでストールで織り始めました

初めて大きな織機で少々不安そうでしたが
やり始めたら、糸の上下もとても安定していて
筬枠が重たいので、打ち込みもやりやすいと、楽しんでいます~

先日お知らせした、月ぎめ講習の欠員は
不定期で来ていた方が、当面定期的に来られる事になり、補充されました
不定期の講習は、織機を1台確保して、随時受け付けています

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ウェブショップ・Open

1ヶ月掛けて準備をしましたタリフのウェブショップを開店いたします。
メールに商品名を書き込んでご注文いただくこと無く
クリックするだけで、糸などの注文していただけるようになりました

習うこと無くこの作業を成し遂げた息子に脱帽です

糸の色はとても難しく、ご覧になるパソコンによって変わってしまったり
こちらでも修正しきらない部分が残りました
実物とは違う色に見える物もありますから、必ず糸見本の番号を参照してください

会員登録をしていただくと、2回目からのご注文の際詳細を入力する必要がなくなります
もちろん登録しなくてもお買い物して頂けます

友人達の協力を得て何度も試して、不都合は修正しましたが
具合の悪い箇所や、問題がありましたら、なんでもお知らせ下さい

もちろん、これまでのようにファックスなどでのご注文も対応します

ホームページも新しく構築したいと準備していますが
これも、プロの手を借りず素人っぽくても自分たちで・・・がモットーです

追記

本日早速2件のご注文を頂きました
ご協力くださったお仲間の皆様、ありがとうございました

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かわいいニットフェルトのポーチ

11月の作品展会期中に、帯刀さんがミニ講習会で教えてくださる
編みフェルトのポーチの見本を持って来てくださいました


棒針編みで、編みながら好きな色を編みこみ、飾りをつくって
編み終わってから思いきり洗う
フェルト化しやすいこの毛糸だからとてもやわらかい風合いで
外も中も、とってもかわいい

講習会では丁寧に教えてくださいますよ~

お申し込みお待ちいたします
(非公開コメント、またはメールでお知らせ下さい)

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文化祭で織り体験

昨日、週1回金曜日に講師を務めている
地元の障害者福祉センターの文化祭がありました
利用者さんの作品展示と、手織り体験をしました

通販のカタログから織りたい物を見つけてくるKさんのおかげで
皆さん触発され、徐々に複雑な織りに挑戦するようになりました

今年はグレンチェックや千鳥格子が沢山並びました
どれも、時間を掛けて丁寧に仕上げた作品ばかり
その忍耐力には脱帽です

カラフルな縦糸を張って用意した2台の織機で手織り体験をしました
小さいお子さんから、大人まで11名が、楽しんでくれました
根気が続かなくなった後をお母さんが続けて織られたり
きっと子供たちもいつか思い出して、手仕事を楽しんでくれたらうれしいですね

物がなくて必然的にて仕事をしていた私の子供時代と違って
今は物作りの必要性がないくらい何でもすぐ買える
そんな現状で、どうやって手を使って物を作る楽しさを伝えていくか
私たち大人にその努力をする責任があるのではないだろうか

11月12日からの作品展に先立ち11日5時半から会場で行う交流会は
手仕事を楽しむ方々にお集まり頂きたい
既に出品する方々を中心に10人ほどの申し込みがあります
織りに限らず手仕事が好きな方々、是非来てください~

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チェックサイズ

9月の末に服地の仕立てをお願いしました
前からお願いしたいと思いつつ先方がお忙しく先延ばしになっていましたが
今回は快諾して頂き、コート1点、ジャケット2点をお願いしました

その内2点は大きなタータンタイプのチェック
織る時にサイズがそろうように均等な打ち込みにとても苦労した服地でした

昨日縫い終わった服にボタンを合わせる為に伺いました
夫々とても素敵なコートやジャケットに仕上がっていて感激!

そして、『どちらも柄あわせは苦労しなったわよ~』といわれて
感激
だって、その内1点は不ぞろいになってしまったチェックサイズを直すために
かなり解いたものだったから
こちらのブログを見てみてください

沢山縫っていらっしゃるその方に
『とてもいい生地ね』といわれ、それもとってもうれしい

工場生産用の糸を使っての手織りの意味は
原毛から手紡ぎにして織るホームスパンとは違うと思っている
けれど、同じ糸を使っても、機械で織るのとは違う手織りならではの
とてもいい布になる
最初は違いをはっきり見ることが出来なかったけれど
最近仕上げから帰ってきたツイードのサンプルを手にした時にその良さを実感

このごろお店では中々良い布に出会えないのも
そう感じさせる要因だったかもしれない

こんどのタリフの糸を使った作品展でお見せしたいと思います
他の方々の作品も、仕立てたものが数点あるようで、とっても楽しみ
私の出す物は、もちろん売り物です~

気がつかないうちに磨いた技術、沢山織ったからですね~
続けられるようにサポートしてくれた両親や周りの人々に感謝です

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名脇役の色

1年ぐらい前から目をつけていた色がありました
その色を使って服地を織りたいとずっと思って、糸も用意して
デザインを思い巡らして、その時を待っていました

仕事で他の用事や、ツイードの試し織りをしたり
スコットランド旅行があったり、スピニングパーティーの準備・・・と
今年の夏はとっても暑くて体力低下していたし
服地を始めるチャンスは中々来ない

しばらく前から生徒さんの1人が大きな織機を使っているので
終わるのを待ちながら、サンプルをいくつか織ってみました

ところが、色々やってみても、この色がきれいに出ない
いつもは割りに織りたいデザインが見えてくるのに
なんとなく、やる気が乗ってこない

いくつか織ってみたけど、この色は他の色を引き立てる、脇役に徹しています
スコットランド製の糸は、原毛を染めてから複数色を混ぜているので
他の糸とのブレンドがとても良いのですが、
中に名脇役といえる色がいくつかあり、これを主役にするデザインは難しい
逆に主役にしかなれないような色もありますね
どこにどう入れても、目立つから気をつけないと上手くまとまらない

この名脇役を主役にするには、無地で大きく使うタータンタイプしかない
と思ってデザインを考えたら、すんなりと出来上がり、結構気に入っている
試し織り無しで本番に行こうかなと思っていますが・・・・

どんな主役になったかは、は多分忘れた頃お知らせします

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作品展のご案内

タリフの毛糸を使った作品展の詳細をUPしました
こちらをご覧下さい

DMをご希望の方は非公開コメントでお知らせ下さい

2001年スコットランドでの手織り講習会のお知らせのために始めたホームページですが
その後、目的も内容も次々に変化し、手直しが必要になって日が過ぎていました
実態とホームページの内容が伴わない・・・
気になりながら、時間があれば手仕事のほうが魅力的

息子のパソコン技術サポートで、ホームページビルダーのバージョンUPをしました
これからのパソコンに対応できなくなっても困るしね
内容の手直しは、最近文書面でサポートしてくれているティーさんも関わってもらうのですが
このところのイベント情報などは、早くしないと先に勧めない
というわけで、見た目も新しくなったプログラムでホームページ作成に挑戦

久しぶりでしたが、割りにスムーズにできました
でも日付が変わってしまいましたね

札幌の講習会の申し込みが6人になりました
同時進行は難しいけど、切り替えを上手にして楽しみたい~~

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講習枠に空きが出来ました

工房の新規受講者募集します

月ぎめでいらしていたWさんが、地方へ転居されるために
止められることになり、連続講習の枠が1人空きました

連続講習の場合、織機に掛けた物が織り終わるまで
その方の専用になり、時間を掛けて課題に取り組む事ができます
通常は工房にある織機(主にペダル付きアッシュフォードの卓上機)を
使っての講習をしています
詳しくはこちらをご覧下さい

平織り専用の小型卓上織機をお持ちでお困りの方はいらっしゃいませんか?

私の工房に講習を受けに来る方々の中に
少なからず、ずっと前に小型卓上織機を買ってやってみたけどうまく出来ず
続けられなかったという方がいらっしゃいます
この種の織機は、手仕事を楽しむ入り口なのに、楽しめないのは残念です
糸のこと、技術面のこと、デザインのこと その織機とご希望に合わせた講習をいたします

・・・・と思っていることは一杯あります、が・・・
目下11月に続く公募の作品展とチェック講習会、
加えてホームページの再構築とWebショップ開始に向けてパソコン作業が沢山あるし
個人的には、服地が織りたい~と思い続けているし・・・・
どうやったら体力気力が続くかの勝負でしょう

早速このブログを見てくださっているという方から札幌の講習会の申し込みをしていただき
大いに力づけられています~

今日の工房の様子です

3ヶ月ぶりに織り講習を再会したKさん 
楽しんで組織織りサンプルを織り上げられました
横糸が飛んでしまったところを修正してから、洗います

タータンの本を見てデザインを選んだMさん
ラムウールの単糸で織っているので2日目で終わりませんでした
赤いタータン、とても素敵!! もう少しです

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チェック講習会 in 札幌のお知らせ

札幌で手織り教室をしていらっしゃる先生のお世話で
今年はじめから暖めていた企画が形になりました
詳細はこちらをご覧下さい

参加者が、夫々に自分のオリジナルデザインが作れるようになる事が目的の講習会ですが
今回は、1日講習として出来上がったデザインに色を組み合わせる勉強を考えました

すでに、いつもブログを見ていてくださる方々2人から問合せも頂きました
ありがとうございます~
11月には公募展もあるので、早めに準備を整えたいとおもいます

ちなみに札幌は、母の郷里、私も祖父母を尋ねて何度も訪れた事があり
とても懐かしいところで、とても楽しみにしています
11月末だと、もう雪が降るでしょうか?

今日、公募展(タリフの糸を使った作品展)のDMが届きました
カラフルな糸の写真がかわいく、またまたティーさんが上手に言葉にしてくれました
これから出品される方々に送ります。
ご希望の方はメールなどでお知らせくださいね

10日ほど前に仕上げに送った服地も戻ってきました
どれもこれも、とてもいい風合いに仕上げてもらって、とってもうれしい
特にデイビットのデザインをチェビオットの糸で織ったものがとてもいい風合
息子は夏の間織っていた大きな布が帰ってきて、うれしそう
自分でフードつきのマントに仕立てるらしい

ラムウールの単糸も在庫チェックをきっちりして
ホームページの在庫表を更新しました
お買い物が簡単に出来るようにWebショップの導入に向けて準備を進めています
ホームページの手直しもしたいので、頭の中をきちんと整理しなくちゃ・・・

今日もこんな感じで盛りだくさんの1日でした

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若者の意欲は?

今日、3ヶ月織機に糸を掛けたままお休みしていたKさんが工房に来てくれた
スコットランドから帰った頃、予約日直前に愛犬を見送り
『悲しくて・・・さびしい、もう少し時間が欲しいから』と講習を休まれた

今日お話を伺うと、ご主人のペットロスがかなり深刻そう
そのため彼女も仕事以外の外出が出来なかった
退職後長い時間を愛犬と過ごされたご主人の気持ちも察せられる
きっと時間が解決してくれるでしょう
今月から講習を再開できる事になった

昨日は5年ほど前に北海道で出会ったMちゃんと過ごすことが出来て
忘れていた子供たちが幼い頃の事を思い出す事が多かった
そして、若者のことをいろいろ考えるきっかけをもらった

何でも手に入る、そして学びの場ではあてがいぶちで育った今の20代
自分から積極的に成りにくいし、底力を出すこと無く、諦める
限られた方法しか思いつかず、型にはまっている方を好む・・・
でも、そう育てたのは私たち大人

学校の工作や家庭科の課題の材料をキットであてがわれる
同じ材料、同じような条件でしか教えられない先生
同じ条件の結果が出なければ、採点したり成績をつけられない
これも大人の都合
物作りに採点要らないし、手作りするのにみんな同じじゃ意味がない
こんな簡単な原理に上に立つ大人たちは気がついていないのかなぁ

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